H26.4.19 金剛山

甲子園に行ったついでに、金剛山に登ってきた。ついでといったら、金剛山にたいへん失礼なのであるが、せっかく遠出するならと、いつも近くにある山のどこかに登りたいと考えている。今回は、大阪府の最高峰金剛山を選んだ。金剛山は、修験道の開祖「役小角(役行者)」が修行した山で、頂上にある転法輪寺も開いたようだ。大峰山の修験道「奥駈道」で知ったが、この山もそうだったのか。

天気予報では、午後から雨の予報だったので、5時起き6時30分上本町のホテルを出発。難波から南海高野線で河内長野へ。河内長野駅前のバス停には、すでに10人程度の登山客が待っていた。7時45分のバスに乗って約25分。金剛山登山口到着。

いくつかコースがあるが、一番ポピュラーな千早本コースを選択。8時15分登り始めた。



登山口案内板


整備された登山道

登山道は、丸太で整備されていて歩きやすい。しかも傾斜が緩やかで、危険個所もない。登山者が多い。朝早いのに、もう次々と下山してくる人たちがいる。しかも、ほとんど手ぶらなのだ。えっえっと思ったのであるが、あとで納得した。

この山は、登山回数の記録システムがある。回数カードに頂上でスタンプを押してくれる。頂上にどなたかの登山1万回達成記念の記念碑があった。ほとんど日課にしている方が多いようだ。お互いに顔見知りの方が多く、知り合いどおしの山のあいさつ「こんにちは」だった。



楽な道を選んだ


史跡金剛山

さて、わずか1時間10分で頂上到着。9時25分だった。転法輪寺にお参りし、頂上広場に行ってみた。天気もそれほど良くないので、頂上からの展望もいまいちではあるが、大阪平野(?)を見下ろすことができた。



山頂標識


頂上から下界を眺望(ちょっと見えにくいですが)

 30分ほど頂上で楽しんでいると、小雨がパラついてきた。今日はここまでにしよう。ロープウェイで下山した。頂上からロープウェイ乗り場まで20分ほどかかるのであるが、これなら来た道を下山しても30分ほどだったかなっ?と。

まっ、ロープウェイ駅の近くでしゃくなげに出合えたからよしとしよう。

 
しゃくなげですね

 
登り1時間10分と下り20分、頂上滞在30分の山旅でした。