1 やや前かがみに座った姿勢をとり、顔を下向きにする。
寝ると血液がノドの方へ流れるので寝ない。
口の方へ回った血液は飲み込まずにそっと吐き出す。
2 綿を親指の先ほどの大きさに丸め、出血している側の鼻に入れる。
化粧用のコットンでもよい。(ティッシュペーパーは溶けて鼻の中に残ってしまう可能性があるので、詰めるのはやめましょう。)
3 小鼻(鼻の穴の周りの柔らかいところ)を親指と人差し指で強く押さえる。
10〜15分間押さえ続けてください。
普通の鼻血であれば、ほとんどがこれで止まります。
綿は出血が完全に止まるまで取り替えないでください。
綿を取り替えることで止まっていた出血がまた出てきます。
2日くらいは入れたままでも大丈夫です。
4 上の方法で押さえても新鮮な血液が流れてくるようであれば、耳鼻科の診察を受けてください。
一番下手な止め方は、ティッシュなどを入れては出してすぐに取りかえる方法です。せっかくできた『かさぶた』をはがしてしまう事になり、出血がなかなか止まりません。