シニアの大学生活と研究成果 経済学を学びたいと思う人があこがれる大学の1つが、神戸大学だ。 工業高校を卒業し、化学会社、製薬会社で働いたシニアが行くのは 少し変だが、昔から夜間主コースがあり、働く人々に広く門を開放して いる、数少ない国立大学だった。高校時代、経済も好きだったので、 駄目元」で社会人枠(15名)に挑戦したら、まぐれで入学できた。 ⇒バットを振らなければヒットは出ない。 ただ、化学を勉強した人が、環境分野を目指すことは割合多い。 ゼミで一緒になった社会人枠で入学した人、過っての会社の同僚などがいる。 就職の心配がない年金生活者にとって、若い人と一緒に学ぶ大学生活は楽しい。頭が柔軟な若者たちは、習得が早いが、こちらは人生の入り口と出口を知っているので、良い勝負になる。 *教育を投資と考えると、シニアでは元は取れない。「青年老い易く、学成り難し」を体験させられたが、 学ぶことは楽しい。 研究成果:60歳から懸命に勉強したが、研究成果が出せたかと聞かれれば、まったく疑問だ。世の中に役に立つ ものはほとんどなく、むしろ、ごみ、廃棄物の類と批判されないか心配だ。 1.研究指導論文要旨:〈論文題目〉 地域の環境紛争に関する経済学的分析 石川 雅紀 研究室 2.卒業論文: 地域の環境紛争に関する経済学的分析―志賀町栗原地先における廃棄物焼却施設の紛争― (2006年1月23日提出) 3.修士論文・抜粋:公共関与の産業廃棄物中間処理施設の研究 指導教員:石川 雅紀 4.修士論文:公共関与の産業廃棄物中間処理施設の研究―滋賀県の中間処理施設計画に関する考察― (2008年1月17日提出) 5.課題研究:ソ連(ロシア)・中国の環境汚染―社会体制からの分析― 2006.8.18 6.研究報告:社会システムと環境汚染―Part1.ソ連(ロシア)の環境汚染― 2006.11.2 7.研究報告:社会システムと環境汚染―Part2.中国の環境汚染― 2007.1.11 8.研究発表:住民運動のエネルギーの源はどこか。―石川・竹内ゼミ― 2007.5.31 9.研究発表:環境問題と住民紛争―栗東RD問題の紛争事例― 2009.11.12 10.研究発表:改正・土壌汚染対策法とリスクコミュニケーションの現状 2010.11.11 11. 豊島問題論文 2013.7.31 12. 豊島問題論文要旨「論文題目」豊島・汚染土壌処理の紛争に関する一考察 *シニアの私を懸命に導いてくれた、石川先生、竹内先生等、諸先生方には本当に感謝申し上げます。 *写真は本館、向かって左側が経済学部、右側が経営学部 外観は美しいが、中は古い。確りした建築で、阪神淡路大震災 にも、びくともしなかった。 楽しい大学生活:工事中 |