花の栽培方法
チューリップ植え方
・ 時期
チューリップは暑さがとても苦手なので、ちょっと寒くなってから植えましょう。
チューリップは寒さにさらすことが必要ですので、10月~12月には植えるようにします。
・ 深さ
鉢植えやプランターの場合は、球根の上に軽く土がかぶる程度に植え付けます。余り深いと、根がうまく張れなくなります。
庭植えや地植えの場合は、翌年用の新しい球根ができることを考慮して深めに植えます。深さ8~10cm程にうえます。
・ 植えたら
植え付けた球根の上に土をかぶせたら、下から出てくるまで水をたっぷりと与えてください。
球根は、寒さに当たることで開花します。植え付け後は、室外で管理してください。
・ 向き
チューリップの球根は底から見ると半円の形をしています。この半円の向きを一方向にそろえて植えこむと、チューリップ
が咲いたときに葉の広がり方がそろい、重ならずにきれいに楽しむことができます。
・ 肥料
球根類は、植え付けから開花までの長い間土の中で過ごすので、植え付け時に肥料をしっかり与えましょう。
・ チューリップの開花後
花が終わりましたら、めしべが大きく膨らむ前に葉っぱを残して切り取ります。そうして、球根を大きく育てます。
葉っぱが枯れたら球根を掘り起こして、日陰で涼しいところに保管します。
・ 分球した小球
分球した小球は、育てれば2~3年後には花を咲かせることができます。普通のチューリップの球根と同様、地上部が
枯れるまでまって球根を掘り起こし、分球した小球を分け、風通しのいい日陰に保存します。秋になったら、
それらを昨年同様に植えて育て、また地上部が枯れるころに掘り起こします。これを数年繰り返すことで、球根が大きくなり、
花を咲かせるようになります。