【月日】 2003年(平成15年)3月18日 (火)
【コース】 日向大谷〜清滝小屋〜神社手前〜往路戻る
00、9、28 (金)掲載済みの新登山道を見に来たとき以来の両神山である。日向大谷への道路は狭く所々除雪された
雪も残っていたがが前回工事中で入れなかった奥の駐車場も出来停めることが出来た。(でも七台も停めると一杯)
又新たな駐車場と思われる工事をしていた。
今回パート1パート2とも全く人に会うことは無かった。雪が思ったより多く道も荒れ気味でやっと片足だけの所も数多く
雪崩れたところなどもあり注意が必要である。
雪が多くなってきた 雪崩の跡 ここも雪崩の跡が続く
清滝小屋は管理人は不在で素泊まりは出来るみたいで過去の中に三千円の張り紙があった。産泰尾根からは雪も一段と
多くなり、クサリ場は雪の為使えなくピッケルも無く苦労する。下る時には細引きのロープを出し安全に気を使う始末だった。
思わぬ時間と雪のため神社の手前で再訪を誓い下山する。
清滝小屋 産体尾根へ 産体尾根この先クサリ場
パート2
【月日】 2003年(平成15年)3月24日 (月)
【コース】 日向大谷〜清滝小屋〜山頂〜往路戻る
前回は時間切れで、途中で引き返したので七時に駐車場を出発する。
この両神山の表登山道である日向大谷のコースは信仰登山の色濃い、名残を今尚、数多い石仏に名残を留めなかなかに興味が
多いが近年、一部登山道の廃止問題で、山自体は人が少なくなっているような、気がする。今回はその石仏を写真に収めてきた。
登山口の鳥居を潜るとまず社と大きな上人像があり、檜などの植林地帯を登って行くと、最初の首が付け替えられた石仏があり、
やがて下りになって小さな沢を横切り、再び登りにナると、最初のクサリの掛かった場所に出る。その先に又石仏が現れる。
その後下りになり写真の@、Aと続きちょっと大きな沢に当たる、この辺りまでは日の当たる斜面で雪は殆ど無い。
この沢に着いた時前方の登山道をカモシカが登っていくのを発見したが、我々はその先雪の量、傾斜も増してきたので軽アイゼンを
着け、再び登り始め沢に添って進む、この当たりは日が差さないと見え、雪が多く何ヶ所も雪崩の後が有る。小さな雪崩だがまともに
食ったら下が沢の足元が狭い斜面なのできっと怖いだろう。それを過ぎ沢を渡り返し雪の少なくなった登りカーブを曲がったら、
先ほどのカモシカがこちらを向き佇んでいる。思わず立ち止まり、動こうとしないのでB写真を出し三枚ばかり撮り終えても動かないので。
上に行くので通してねと言って歩き始めたらゆっくり沢に降りていった。
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まもなくC八海山と名の有る岩が累積した場所に出る。その後D急登をこなしEまもなくF弘法ノ井戸とゆう水場に着く。
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水場から小屋までは20分ぐらいである。小屋の裏手にあるG石仏を見て雪の多くなった登山道を行くと産体(泰)尾根の標柱に出て
ここからはH山頂も良く見える。雪の多くなった登りからクサリ場に着く前回より雪が溶けていてクサリも使え二本三本と続くクサリを
越える。前回はこの先で引き返す。まもなく両神神社の鳥居を潜りお犬様の守るI社がある。そのすぐ横にもう一つのJ社があり、
立派な彫刻も見られる。廻りこんでK石像を過ぎるとこの先登山道閉鎖の影響で尾根を外してのきわどいトラバースが続く、
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出た所は本当に頂上のすぐ横でL鎖のついた岩場を越せば山頂である。N社がまつられた首の部分の無いM石像もある
山頂は遠く浅間の山から南アルプス、富士山等が見ることが出きる。
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帰りに登る時会った場所付近で、又もさきほどと同じカモシカと思われる可愛いカモシカに遭遇し両神山に
何度もいろんなコースで歩いているが初のお目見えとなった。