月日 2000年9月28日 (金)
所在地 埼玉県境
標高 1723m、
交通 自宅―秩父ー両神村-日向大谷
コース 日向大谷〜清滝小屋〜山頂
先日以来白井差のコースだけでなく
日向大谷のコースも頂上手前1キロが土地所有者により登山道が閉鎖され通れなくなっていたコースに付いて
2、3日前の同じ新聞に両神山の日向大谷からの登山道が新しくバイパスを作り前よりも
安全なぐらいで通れる様になりました。紅葉を楽しみにいらっしゃいとと書いてあったので
この目で確かめに今日行ってきました。
まず最初に日向大谷までは道路の路肩が川に流されていて車は入れません。
手前のバスの終点までで通行止めです。人が通れるだけです。復旧まではかなり時間がかかりそうです。
バス終点から日向大谷まで30分ぐらいです。(もっとも奥まで入ると駐車場が500円)
さて登山道ですが清滝小屋(11月半ばまで小屋番がいるそうです)両神神社本社までは
道が部分的に少し荒れていますが従来通りの道を歩きます。
本社から白井差方面には案内板にノゾキ岩より先は通行止めのテープがあり、山頂方面には
ここからが新道のバイパスです。
そこには新しく踏むと沈むふかふかの道が尾根の頂上に向かって右にズート着けられています。
でも歩く度に沈み方が一定では無いので何となく歩きにくい、 ちょいと左を見るとわずか1m〜二mもはなれずに
今までの登山道のしっかり踏まれた道が平行するような形で尾根を通っておりそれはちょっと異常な感じです。
その道には所々テープやロープで又は木を倒して通せんぼがして有り1キロの半分はそんな感じで登山道と
平行して歩きにくい道を行きます。本当の直下だけはぐるりと下を周るように付いていますが
雨の時など足元が滑りそうでこれが良く踏まれ歩きやすくなるにはかなりな月日がかかりそうです。
尾根の頭が境界線だと思いますが登山道も尾根をわずか右、左、しながら付いており
部分部分でその人の土地であったり違ったりする訳でわずか1キロぐらいの道まで
通行止めにしなければ為らないのかと、今まで多少の理解をしていたつもりですがこれは明らかに
このコースを閉鎖すると反響が大きく町や、国や、登山者にとっていかに大きな打撃に為るかを見越しての封鎖で
そのやり方には本当に憤りを感じました。
又町の対応にしても貴方の土地は通らなくても、この通り頂上へは行けますよと、ばかりに尾根をわずかにかわし
尾根のわずか左に新しい道を付けるとは、何たることか???
自然破壊意外の何者でもないの出は無いか、又それを許す県、とか国、根本的な解決をするでもなく
いたずらにただ道を付け替えたのでいらっしゃいで解決とでも思っているのか。
新しい道を付けたと言うことは話あって解決しようとはしていない訳で、
本当の意味の解決の時に元の道、新しい道はどうなるのか。
草花や切られたばかりの木が樹液を出し泣いているようでした。
この日も愛知から来たと言う人と会いましたし京都の車も止まっていました。
又山頂には8月登山の熊本県水俣市のご夫妻のプレートもかかっており
百名山になっていて全国の人が登りに来る山だけに同じ埼玉にいるだけに本当にこの
問題は何とかなら無いものかと感じます。
何とか一時も早く問題を解決とまでも行かなくてもこの1キロの間だけでも、
元の道で新しい道が使われ無い事を願う次第です
国・町などで使用料を少しだすとか所有者の方も、全国の人が訪ねる素晴らしい山である事を理解して欲しいのです。
こんな事を思うのは私一人でしょうか。皆さんはどう思いますか?
bP8