九州の山へ
 5月29日 久住山 (九重山)

久住山の実際のGPSによる軌跡

2008年05月29日(木)午前中小雨模様午後晴れ
        午後から天気回復の予報なので垂玉温泉の宿を9:00に出て久住山の登山口のある長者原をめざす。途中で食料を調達し、
       10:30に長者原につく身支度を整え11:00に出発をする。同じ道の往復はさけ、出来るだけ周回コースをたどるために
       スガモリ越のコースを行くことにする。このコースはビジター横の舗装された道を暫く行ってから谷の右側の縁を通って行くが、
       石がごろごろしていて、上部で又林道に出る。「休むな落石注意」の看板が、立っていてその林道を左に暫く進むと今度は所々から
       噴煙を上げている石の道となってスガモリ越へとたどり着く、ここまではガスで回りもよくは見えないなかを進む。

       スガモリ越を越した所には避難所が立派な石組みで出来ていたが天気も回復してきて気分も乗ってきたので、立ち寄らずに、
      そのまま北千里ヶ浜に向かい下る。北千里ヶ浜は広く開けた気持ちの良い場所でまさに山上の楽園を思わせるがこの一帯は
      久住山へ向かって右手の山が今も激しい火山活動をしており激しい噴煙をあげているため、風の無いときなど火山ガスが滞留する
      ことがあるらしい。千里ヶ浜の平坦地を上流へペンキとケルンに導かれ進むと目指す山頂がおいでおいでをしているようだ。

       それにしてもこの山はガスのときなど道迷いが発生するのだろうか大きな石から小さいのまでいたるところにペンキ印がおびただしい。
      でもそのおかげで、ルートを外れることは無く山頂へ13:50につく。午前中の天気のせいか、人が少なく静に山を楽しめ
      一部は雲と火山の噴煙の為見えなかったが充分満足だ。

       できたなら法華院温泉小屋に泊まり、坊がつるを満喫したいと思ったがもし泊まれない場合の下山を考え14:20に山頂を後にする。
      北千里ヶ浜へ下り広い平地のはずれの傍らの山肌には消し炭をばら撒いたような岩がゴロゴロしていて面白い。
      又振る向くと噴煙を上げる星生山方面が望めれ気持ちが良い場所だ。はずれからは下りにかかり法華院温泉が見えてきた。
      良く観ると車がいる。工事の人などが車で入って工事をしているようだ。後で感じたが山小屋のわりにはジュースでもビールでも安いわけだ。

        小屋で宿泊を申し出ると明日は満室だが今日は空いているのでどうぞとのことで(これも予想済みであったが)
       個室(一人8000円)を申し込み泊まる事にして、 さっそく有名な温泉へ汗を流しへ、結構広い湯船にたっぷりのお湯が満たされ、
       それは気持ちの良いものだ。そのうえ展望デッキがついており、裸で出てみると坊がつると、大船山が目に飛び込みそれは
       開放感たっぷりで素晴しい、さすがに九州の岳人の憧れの山というだけのことはあり、山は変化にとみ、
       温泉は素晴らしいしゆうことなしだ。夜外へ出てみると都会には無い星空が一面に広がっていた。

   

5月30日 法華院温泉から下山 帰路へ