駐車場のすぐ前が登山口で暫く登ると車道上部から登ってきた道と合流し道がいったん緩やかになると荒涼とした一帯に
ミヤマキリシマの群落地が現れる。その後も高原の風景を見下ろしながら歩きやすい道を進むと8:35には山頂に到着し山頂からは
新燃岳と高千穂峰が一寸霞がかかり見え、足元には大浪池が光っている。
空の火口の垂直の壁にヒカゲツツジ(珍しいらしい)という花が咲いているとのことで写真を何枚も撮る。
山頂も賑わってきたので大浪池めざして下り始める。最初は一寸解りにくく荒れてもいたが、まもなく階段の急坂になり、
ぐんぐん下り、下りつくと
避難小屋が立っていた。覗いてみたがきれいに掃除の行き届いた小屋だった。
小屋から西回りに大浪池の縁まで登り返すが、たいした登りではなかった。
縁の周りを一周すべく花をめでながら、ゆっくりと
半周した所で一寸した忘れ物にきずき、又避難小屋まで戻って、
今度は東周りの縁へ再度登り返す。お目当ては西回りからは見えない
新燃と高千穂峰をしっかり写真に収め、
又西の縁からの姿と違う
韓国岳を見てから、避難小屋へ三たび訪れエビの高原を目指す。大浪池からの下山口は
駐車場から10分ぐらい道路を下った箇所で、車道に出て右へ車へと戻る。
下山後、栗野岳温泉をへ泊まりたく電話をするも残念ながら満室で、近くの霧島温泉郷の
新湯温泉新燃荘に泊まることにする。
ここは、あまり調べもせずに飛び込んだが、
秘湯ファンにはお勧めの温泉宿だった。民営国民宿舎とあったがか第一に料金が安い。
いまどき一人7000円は、民宿、山小屋より安く、そのうえに温泉のお湯は、折り紙つきの名湯(各新聞とかに多数の記事)であった。
料理なども決して粗末なものではなく美味しく満開の庭先のツツジを見ながらで最高で、近いところにこんな宿があれば良いな〜
ただし部屋とか作り自体は古く雑然としているので近代的温泉ホテルとは違う旨はご承知を・・・