妙義山

白雲山・金洞山


妙義山は、日本三大奇勝の一つに数えられる特異な山容をもつ山域で、白雲山・金洞山・金鶏山・相馬岳・御岳・丁須ノ頭・谷急山など、複数の峰を総称して呼ばれている。 切り立った岩峰が連なり、遠目にも強烈な個性を放つその姿は、他の山域とは一線を画す存在だ。

最高峰は表妙義の稜線上に位置する相馬岳(1,103.8m)。 妙義山は大きく南側の「表妙義」と北側の「裏妙義」に分けられ、なかでも表妙義は、一般登山道としては国内屈指の難度を誇ることで知られている。 表妙義縦走路は、岩稜帯と鎖場が連続する極めて緊張感の高いルートで、こぶ岩、鷹戻し、奥の院などでは、これまでにも多くの重大遭難が発生してきた。 その危険性から「山と高原地図」では、初級・中級・上級といった通常の分類には収まらない、分類外の最上級難路として記載されている。 技術的な性格は、北アルプスの大キレットや剱岳のカニのタテヨコバイとは異なるものの、一般登山道という枠組みの中では、 西穂高岳――ジャンダルム――奥穂高岳の縦走路と並び、難度・危険度の両面で肩を並べる存在とされる。

妙義山は、眺めるだけでも十分に異様で美しい。 そして一歩足を踏み入れれば、登山という行為の本質――判断力、集中力、覚悟――を、容赦なく突きつけてくる山である。










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山 名
(コース)
標 高 山行記録
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難易度
(5段階)
白雲山・金洞山(縦走)
(妙義神社→天狗岳→相馬岳→鷹戻し頭→東岳→中乃岳→妙義神社)
1104m 2015/6/13 【玄人】体力 4.5 技術 5
金洞山・白雲山(逆回り縦走)
(中乃岳神社→中乃岳→東岳→鷹戻し頭→相馬岳→天狗岳→見晴→中乃岳神社)
1104m 2015/7/11 【玄人】体力 4.5 技術 5
金洞山
(中之岳神社→石門→堀切→鷲返→東岳→中之岳神社)
1094m 2009/11/7 【玄人】体力 3 技術 5
白雲山
(妙義神社→大の字→見晴→天狗岳→相馬岳→堀切)
1104m 2015/5/30
2020/11/1
2008/12/13
【上級】体力 3 技術 4
大砲岩・金洞山
(中之岳神社→石門→堀切→鷲返→大砲岩→中之岳→中之岳神社)
1094m 2016/10/15 【中級】体力 2 技術 3.5(中間/大砲岩)
【上級】体力 2.5 技術 4.5(中之岳)
【裏妙義】丁須の頭
(国民宿舎→丁須の頭→赤岩→三方境→国民宿舎)
1057m 2009/5/16
2016/3/5
【玄人】体力 2.5 技術 5.5(丁須の頭)
【上級】体力 2.5 技術 4






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