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『ショウほど素敵な商売はない』['54] (There's No Business Like Show Business) | |||||
監督 ウォルター・ラング | |||||
ヤマのMixi日記 2010年07月18日22:53 “午前十時の映画祭”のモンロー2作の『お熱いのがお好き』は観られなかったが、こちらは未見作品だったので、観逃さずに済んでよかった。とても有名な作品だから、場面場面は部分的に観たことがあるけれど、映画として全編通して観たのは初めてだったので、ショービジネスものというよりも、家族愛を謳いあげた作品だと判って少々驚いた。 旅興行の職にあって子供の就学時にどう対応するかとか、親の思いとは異なる道に進もうとする息子のこと、子供たちの恋愛や結婚。親にとっての子供に継いで貰えることの喜び、自分の出番がなくなっていくことへの直面。もうまさしく全てがホームドラマであった。ホームドラマをステージショーを見せ場として運んで行っているところに感心したが、それにしても、芸人というのは、本来は芸達者な人のことなのだと改めて思った。 そして、目論見どおりマリリン・モンローに魅了されて、満足満足の帰宅(笑)。ベッキー・パーカーという役どころがまさしくモンロー自身の当時そのもののように見えた。 *コメント 2010年07月19日 19:27 (ミノさん) モンローは素敵ですよね。柔らかそうで。私も男性だったらかぶりつきたいもん 2010年07月19日 20:17 ヤマ(管理人) そりゃあ、かぶりつけるものなら、かぶりつきたいに決まってます(笑)。でもって、この作品、ベッキーの人物造形においてね、“自分がそういう目で見られることへの自覚”がいいとこ取りを望むのではない形で、彼女の中にきちんとあるってことが、さりげなく表現されているところが良かったですね。ある種の慎ましさも備えていて、操りにかかったりなどしないんですよ。それによって、恋人のティムのほうの幼児性が浮き彫りになってました。 実際のモンローがどうだったのかは、無論ぼくは知らないけど、彼女にはそんなふうに思わせるところが備わっていた気がしますね。やっぱ格別のオーラを発していたような気がします。一時期の沢尻エリカには、それに近いものがあったんですけどねー。 今や…(とほほ)。 2010年07月21日 16:22 (ムーマさん) 初めて観ましたけど、ほんと良かった~ (私も「家族愛」を描いた「ホームドラマ」だということに驚きました。) それにしても、マリリン・モンローもう最高 最後の舞台のシーンで、ドナヒュー5と並んで歩いてくるときに 彼女だけが最後の最後まで膝を高く上げて「マーチング」してくるの。 なんだか小さな子どもが一生懸命、でも楽しそうにやってる感じがして この人らしい?って思いました なんていうか、真面目で一途な所を感じさせる人だったというか。 なるほど、そーゆネコみたいな白桃みたいな ごろにゃんしてるような「かぶりつきたい」!ような 何を言っても何をしてもゆるしてくれそうな… そのくせ、どこか「考えてる」風情もある人でしたね。 元々大好きな女優さんだったけど この映画の彼女が、これまで見た中で一番(単純に)素敵だったかも 2010年07月21日 22:06 ヤマ(管理人) 真面目で一途なところを感じさせるっていうの、ありますよねー、モンロー。ネコと白桃というのもぴったりです(感心)。 確かにあの頃のモンローって、いちばん良かったのかも。 僕は『バス停留所』の彼女が、最初に魅せられた作品だっただけに忘れがたいんですけどね。 | |||||
編集採録 by ヤマ '10. 7.18. TOHOシネマズ3 | |||||
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