アメリカ放浪記U
07年4月29日〜5月5日。丸3年の月日を隔て、てらだっちは再びアメリカを訪れた。本当のBluegrassに出会うため。そして、分厚いステーキを食うために・・・。

The Dismembered Tennesseans
この日のトリがこのバンド。昔かなりブイブイいわしてた人たちらしい。でも、だいぶトシだし、どうかな・・・とか思ってたんだけど、すごかった。おじいちゃんとは思えないテンションの高さ。信じられなかった。この後、このバンドの人たちとジャムった。ものすごい緊張感だった。
The Dismembered Tennesseans

ステージは10時に終わった。フェスはこれからが本番。キャンピングカーのまわりで、ジャムセッションが始まった。実は僕たち、翌日の午前11時発の飛行機に乗らなければならない。かくして、命がけのEndless Jamがスタートした。
最後のジャムセッション
最後のジャムセッション

最後まで付き合ってくれた2人
夜も更けてくると、ちらほらと人はいなくなってくる。そんな中、この2人は最後まで付き合ってくれた。カメラマンのJameyと、大道芸人のSeanだ。息つく暇もなく、ほんとに朝の5時までぶっ通しのジャム。やっぱいるねえ。ブルーグラス狂の人って。でもこのジャムこそ、僕が求めていたものだった。2人はきっと、僕らが朝帰らなくてはならないから付き合ってくれたんだろう。カタコトの英語で必死に気持ちを伝え、彼らも必死にそれを分かろうとしてくれた。足りない分はBluegrassが補ってくれた。どこの国へ行っても、仲間を想う気持ちというのは変わらない。Thanks for everything
最後まで付き合ってくれた2人

彼の残した、最も心に残った言葉。
 
No JAZZ.
No Country.
Bluegrass,ICHIBAN !!
 
朝5時、そんな彼らに別れを告げ、真っ暗なハイウェイをナッシュビルへひた走る。眠気との戦いであった・・・。
Bluegrass,ICHIBAN!!
Bluegrass,ICHIBAN!!

5月4日 AM6:00 ガソリンスタンド
ハイウェイ走行中、ガソリンがなくなってきた。ガソリン食うな、この車・・・。そこでいったんハイウェイを降りて、ガソスタへ。アメリカのガソスタは全てセルフ。やり方は日本と同じ。クレジットカードがあれば超カンタン。ところが、機械がカードを感知しない。何度やってもダメ。「困ったな・・・、ん?そーいや、前回アメリカに来たときも同じことが・・・。」デジャブのように思い出されてきた断片的な記憶・・・。「そうだ!カード逆に入れるんや!!」そう、なんでか分からんが、アメリカのセルフはクレジットカードを書いてある矢印の逆の方から挿入するのだ。前回は同じことで1時間近く立ち往生した。そんなん知らんやん!よく分かったよ、あのとき・・・。そんなこんなで逆向き挿入一発OKで、無事ガソリンGET。
5月4日 AM6:00 ガソリンスタンド


BackIndexNext


戻る