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先日の台風12号による大雨により、静岡県内だけでなく中部地方の多くの河川は増水により暫くは友釣りは出来そうもない。そこで影響の少なかった九州地方の状況をネットで調べると、丁度大鮎釣で有名な球磨川は釣が可能であり、又暫くは良い天気が続きそうとの事で、急遽宮崎フェリー、旅館の予約をして釣行を試みた。
大阪南港よりフェリーで7時半に宮崎港に到着、すると良いはずの天気予報が外れ、急に小型台風が近づいている影響からか人吉に向かう途中はずっと雨で嫌な予感、しかし県境のえびのトンネルを過ぎると急に明るくなってきて雨はパラパラ状態になり、人吉市内に入る頃には完全に上がっていた。今日の午後はポイント調査にあてるつもりであったが、台風が近づいおり、明日からの天気がどうなるか解らないので、急遽釣をする事にした。くまがわおとり店で日鑑札と囮を2匹購入したが、囮にもビックリ、静岡では考えられない様な大きさで、小でも22、3cm、大は24〜25cmもある大鮎である。ポイントに関して囮屋で尋ねると、球磨川が初めての釣り人でも比較的入川し易しいポイントに車で案内するとの事で案内して頂いた。ここは木綿葉橋の下流で川辺川合流点のやや上流になり、昨日静岡の釣人が10匹以上掛けたポイントとの事。合流点付近には数人の先行者がいるが、此処は誰もいない。ガンガン瀬の脇から始めるがアタリはなく、ガンガン瀬の開きのへ移動して30分程で待望のアタリがあり、凄い力で下流へ走り始める。流れが割と緩やかなので竿を立てて堪えるが、それでも止まらず下流へ引っ張られる。2、30m下のトロ場へ誘導して、何とかタモへ吊し込む。最初から26cmの大型が簡単に釣れてしまい、球磨川の凄さを感じる。しかしとてもおとりに使える大きさでは無いので、養殖囮はかなり弱っていたけれども、何とか泳ぎそうであったのでそのまま続ける。手ごろな野鮎が取れたらガンガン瀬へ戻って攻めるつもりでいたが、その前に他の釣人が入ってしまい、ポツポツ大型を掛けていた。そのまま深瀬で続けるが、その後あたりは無く、囮を2匹目の養殖に変えても一緒であった。その内に曇り空から止んでいた雨が落ち始め、しばらくすると本降りになったので納竿とした。明日からの釣が出来るか心配になる。
使用仕掛:水中糸複合メタル0.2号(付け糸0.8ナイロン)、鼻環フック付、鼻環廻りフロロ2号、ハリス2号、針無双8.5号3本錨、背バリ使用、使用竿:メガトルクV |