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今季初めての遠征である。今回の予定は山梨・釜無川、桂川、次に東京・秋川、埼玉・荒川を巡る予定であるが、昨夜来の梅雨で各地に相当の雨を降らせている様で予定通り釣行できるか心配であった。昨夜のネットによる水位調査では釜無川の水位はそれ程高くなっておらず、これ以上降らなければ何とかなりそうであった。既に石和温泉に宿の手配も済んでいたので、朝6時に自宅を出発した。国道52号を富士川沿いに上るが本流はもとより途中の支流福士川、早川何れもまっ茶色であり諦めの境地である。釜無川に架かる船山橋を渡る時、水位はそれ程上がってはいなかったがやはり茶色の川となっており、とても釣が出来る状態ではない。支流塩川も駄目である。やむを得ず更に笛吹川を見に行くと思ったほど濁りは酷くなく、何とか釣りは出来そうな状態であった。上流の万力大橋まで見に行ったが、状態はあまり変わりがなかったので、再び下の鵜飼橋まで戻り、たもとの釣り具屋で状況を確認するもここ数日は雨模様の低温で状況は良くないとの事であった。今日は天気も良く水温も上昇し好転するかもと考え、入漁券と囮を購入して上流の瀬に入った。長い瀬に先行者は数人と少ない。釣を始める頃には時間は既に11時を回っており、川の状況を確認するもののやや濁りがあり川底の石は良く見えず、適当な瀬脇から始める。数流し目で早くも根掛かり、竿を煽ってもも外れず、やむなく川へ入ると川底にはゴミが多く見られた。運が悪いことに囮が既に鼻管から外れ仕掛けだけしか回収できなかった。新しい囮を付けて更に釣下るも当たる気配もなく、掛るのは根掛かりばかり、しかも石に根掛るのではなく、ゴミや小枝に針が掛るので竿を煽っても外れず、その度に川へ入る必要があった。昼食後も2時間程竿を出したが、全く掛る事はなかった。地元の釣人はぽつぽつとではあるが掛けていたが、1日粘っても10匹釣るのは大変と思われる状況であった。河原にもゴミが多く見られ、いくら街中の河川と言えどちょっと気分をそがれた。早く終了してホテルにチェックイン、温泉にゆっくり浸かってで気分転換を図ったが、初日からボウズではこの先が思いやられる。 |