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静岡の河川は何れも水多く、あと一週間は友釣りは無理な状況である。東北地方の週間予報を確認するも猫の目予報で一時間ごとに変わっていてあまり参考にならない。それでも今週は割と雨マークが少なく、長く延期していた東北遠征を決行する事とし、日曜日の夜9時に自宅を出発しした。東京首都高の渋滞を避ける為に夜中に通過するつもりがETC割引の影響で東京に入る迄に渋滞、首都高も事故渋滞などに合う。それでも何とか東京を抜けて途中のPAで仮眠を取りながら、翌朝8時には舟形町のアユパークに到着。しかし川を見てビックリ、水が高く、かなり濁りがある。家を出る前にもネットで確認したが、増水は無かった。囮屋で確認すると昨日9時過ぎから激しい雷雨で増水したとの事、後で再確認したところ、やはり9時からの50cm程の増水であった。以前数回入川した事がある経壇原の瀬を見に行ったが、水か高くとても入れない。鮎釣大会がよく行われる一ノ関大橋下の瀬には2人が入っていたので暫く観戦していたが、濁りが強い為か全く釣れる気配はない。やむを得ず上流部を見に行くが、瀬見温泉でも薄くならない。更に上流部の満沢橋では底石が何とか確認できる程であったが、あまり磨かれている様子はない。ついでに時間つぶしの為に宮城県鳴子温泉の江合川も見に行ったが、こちらも濁っていて釣りは出来そうもなかった。もう一度瀬見温泉に戻ると濁りは笹濁り程度まで薄くなっていて、底石が良く見えるようになっていたが、瀬見橋、経義大橋とも殆ど磨かれておらず、鮎の気配は無かった。弁慶大橋上の瀬には所々磨かれた石があり、そこに既に2人が釣をしていた。水はまだ高く、どうするか迷っている時に、1人に鮎が掛ったのをたまたま目撃してしまった。直ぐに瀬見温泉の囮屋で囮と日鑑札を購入して橋下の瀬に入った。しかしやはり水が高くとても流芯には囮を入れられず、辺地を探るも全くアタリは無い。そればかりかアブが多く、特に囮の逆さバリを直す為に低い姿勢になると、顔の周りに10数匹の大群が集まってくる。まるで手で叩かれないのが解っている様なアブの行動である。1時間程して橋上の瀬が空いたので、そちらに移動、ここは広い瀬頭になっているので流れもやや緩く、何とか囮は入る状況で、しかも川に立ち込んんでいるとアブも少ない。黒い石をあちこち攻めるが追いは無く、時間ばかりが過ぎ、囮もヨタヨタに。そろそろ新しい囮に代えようかと思った時に突然にアタリ、下流に流されるも、何とか竿を立てて慎重に引き抜いた。18cmの囮ごろで直ぐに交換して同じように攻めると、10分程で2匹目が掛った。同じように下に走られ、慌てて引き抜くと、1m程手前に着水、慌ててタモを伸ばすが、囮だけタモの中、野鮎はハリス切れで痛恨のバラシである。掛け針を付け替えていると、何と無く手尻が長い、移動仕掛けの空中糸が伸びていた様だ。その後も30分ほどで又掛ったが、抜きの体制に入っている時に身切れでまたもやバラシである。その後はアタリもなく、アブに悩ませられて納竿。下流部の状況を見に行ったが余り釣れている様子は無かった。
使用仕掛:水中糸0.25フロロカーボン、ハリス1.2号、針一角の7号3本錨、使用竿:バーサトル90 |