KATOAYUの全国鮎友釣漫遊記

鮎シーズンオフ釣行記

2009/5/19-20:西伊豆 アオリイカ (雲見温泉泊)






今季2回目の西伊豆釣行である。前回の4月の釣行で西伊豆のエギングポイントが大体把握できたので、今回は良さそうな港だけを回った。朝6時に自宅を出て、一路西伊豆へ。東名から伊豆中央道、修善寺道路を経て修善寺で狩野川の状態を見ながら、船原を超えて西伊豆土肥へ出る。更に南下して宇久須港へ、堤防付け根の地磯で30分程投げたが見込みなく、直ぐに撤収。前回ヤエンで釣れていた田子港へ向かう。堤防を見ると先端外側でヤエンが1人、内側でエギング2人でそれ程混んでいない。準備をして堤防へ向かうとエギングで丁度取りこみをしている所で、キロクラスであった。又先端のヤエンでも既に500gが釣れたとの事で期待しながら先端で始めるがアタリなし。1時間程で横風となり、堤防外側へ場所移動、しかし根掛かりが多く、エギ2本ロスト。風が追風になる港の反対側、赤崎の船着き場へ移動して、先端沖の藻場を中心に探るがアタリなし。最後に横風になるが右側の船着き場へキャストしてシャクルと小さいながら初めての乗りがあった。昼を取りつつ更に南下、仁科港を見て、前回やはりヤエンで釣れていた石部港へ。今日もヤエンは3名だが1人で2、3本づつ竿を出していて、置き竿で混んでいるせいかエギングは1人もいない。聞くと既に数杯釣ったとの事。前回より藻が繁殖しており、根掛かりが多いので、中層を中心にシャクる。ヤエンの人たちが夕方の休憩を取っている時に外側の沖に遠投して、数回シャクって糸ふけをとろうとすると急にラインがシャーと出ていく、慌てて合わせるが乗らなかった。直ぐに同じ所に投入して、数回シャクリを入れると今度はガツンと乗った。そこそこ引きが強かったので慎重に寄せて、高い堤防で届くか心配したが何とかギャフ入れできた。
次の日は朝食前に雲見漁港で1時間程投げたが、アタリは無く早々と宿に戻り、朝風呂、朝食を取り、ゆっくりと出発した。南、東伊豆を回る事も考えたが、昨日のアタリをもう一度と言う事で石部港へ向かった。昨日からのグループがヤエンを続けており、その間でエギを投げるが、昨日のポイントは空いていない。付け根外側で投げるが根掛かり多く、エギ3本ロスト。2時間程で諦めたが、その間にヤエンで3杯釣れており、型も全てキロ前後と良い型であった。次に仁科港、田子港と回ったが釣れる事は無く、時間はやや早いが、西海岸沿いに下道を通って夕方に帰宅した。


エギ自作 - 鮎釣のオフシーズンの暇つぶしとしてエギの自作

ネットショップ購入品
ライガ製のスターターキットを購入
06では比重がやや重く、05が良い



型取りした後、アンダーコート塗料に
3回ドブ漬けして耐水性化を図る

型取り方法はライガのHPを参照


鉛と針用グラスファイバー軸を2液性エポキシ接着剤で取り付け
ホームセンターで調達した材料と工具
下地テープ貼り
なるべく薄手のテープを細く切って貼りつける
塗装後、全傘針、羽根とアイを取り付けて完成
自作エギ1、2号(3.5号、25g) ちょっと重くなりすぎ、超ディープタイプ
100円ショップで調達した材料と工具
上布(洗濯ネット)貼り
スプレーのりを薄く均一に付ける事がコツか
付け過ぎると手がべたついて作業困難になる
自作エギ3、4号(3.5号、21g)
 3.5号用の鉛では重くなり過ぎるので、ニッパーで適度にカットして、ヤスリで成形


2010/3/29:焼津港


昨年秋から何度もエギング釣行したが、昼間のちょこっと釣行ではアオリイカの型を見る事は無く、何時も直ぐにカマス釣りに切り替えて楽しんでいた。
今日は自作したエギを試す為に焼津港へ釣行した。先ずは自作エギ1号(24g)を足もとに沈めてみると沈降姿勢は良いが、予想通り速度がかなり早い。試しに航路側へ投げて見ると、潮の流れがかなり早いにも関わらず、簡単に底が取れる。風がある時や潮の早い時には使えるかもしれない。次に自作エギ3号(21g)に替えて同様に足もとに沈めると市販品と同じ位の速さで沈降し、沈降姿勢も問題なく十分使えそうだ。
そこで自作エギ3、4号を主に使って焼津新港から釣り公園へランガンした。新港、魚市場前、釣り公園と回るが当然アタリは無く、時間も11時を回ったので帰りながら、ちょっと気になって魚市場港へ自作エギ3号を数投した所、シャクリを入れて底でステイさせていると、竿先が引かれるアタリがあったので合わせを入れるとガツンと乗った。巻き上げる途中、重い割には引きが弱いので、もしやと思った途端に水面に浮いてきたのを確認すると、やはりコウイカであった。それでも今期初のイカであり、しかも自作エギ3号で釣れた事に満足であった。その後外港の赤灯台でも投げたがアタリは無かった。ただ先着の釣人が朝早く先端でやはりコウイカが上がったとの事であった。




2010/3/31:焼津港

昨日、今日も自作エギを持って焼津新港から釣り公園をランガンした。
昨日は非常に寒く、1時間ほどで切りあげ、何時も通りボウズ。
今日は寒さはそれ程でも無かったが西風が強く、投げる方向が東向きの航路へと限られた。最初は夢よもう一度と一昨日にコウイカが釣れた自作エギ3号を使用していたが、ラインが煽られて底が取れているの分かり辛く、思い切って超ディープタイプの自作エギ1号に替える。重い分やはり底は取り易く数投目にシャクリを入れるとズシンとした手ごたえでイカが乗った。しかし前回よりも重いのに引きが弱く、上がって来たのはやはり大型コウイカであった。そのまま引き抜く事が出来ず、リーダーを掴んでゆっくり慎重に引き上げた。
その後外港へ向かい西の追風に乗せて遠投で探っていたが30分程で痛恨の根掛かりで自作エギ1号をロスト、終了とした。



2010/12/9:焼津港(外港) カマス


鮎釣シーズンが終わってからは朝一は新港から釣り公園までのランガンエギング、続いて外港、新港でのカマス釣をする日課が続いたが、アオリイカの釣果は全くなく、カマスの釣果があったのみ。しかし今年のカマスの型はかなり良く25〜30cmが揃い、数匹から多い日で20匹程度の釣果が続いている。この日もエギングの後、外港で釣始めた。平均サイズがポツポツ釣れた後、良い引きがありなかなか魚が浮いてこず、横へ走るので、今年良く釣れているメッキと思いやり取りしていると何と浮いて来たのは大きなカマスであった。針を飲まれていたが、何とか3号のハリスも切られずに取り込むことが出来た。自宅で測定すると35cmと自己最大サイズであった。この日は合計10匹の釣果であったが他にも31cmを一匹、他はレギュラーサイズの25〜28cmであった。




2011/2/16:焼津新港 コウイカ


2月4日を最後にカマスの姿が全く見えなくなったので、風のない日の陽の高い暖かい時間を中心にエギを投げてコウイカでもと考えていたが、全く反応はなかった。この日もほぼ期待薄で新港から釣り公園をランガンしたが気配は全くなかった。再び新港へ戻ると、今日は停泊している船が多く投げる場所が少なく船の間を最後に数投して諦めるつもりであった。完全なコウイカ狙いでエギが海底からあまり離れないように小さなシャクリを入れて探っていると、急にガツンとアタリが来た。一瞬又根掛かりと疑ったが、久し振りのグイグイとした引きがあり、コウイカと確信した。慎重に寄せて見ると何とか抜き上げ可能なサイズであり、ガッチリとエギを抱いていたので一気に抜きあげる。今期初のイカであり美味しく頂いた。



2011/5/19:御前崎港 アオリイカ

今期は春先にコウイカを5杯の釣果後、アオリイカ狙いで主に焼津新港を中心に釣行していたが、他の釣人がアオリイカを釣りあげるのを見ているばかりで全く釣果はなかった。最近色々な場所での釣果が上向いているとの事で、心機一転で久し振りに御前崎港へ釣行した。
午前8時前に埋め立て埠頭に着いたが、途中で車止めがされて岸壁まで入れなくなっていた。既に20台以上の車が止めてあり、相当の釣人が入っていると思われたので、仕方なくお座敷へ向かうと、埋め立て埠頭側は餌釣りの竿がずらりと並んでいたが、角には釣人がなく、エギを投げ始める。最初はピンク、オレンジ系を中心に投げていたが、何の反応もなく1時間程が過ぎる。青色系エギに替えて数投目に大きくシャクった後カーブフォールで底へ沈める途中、竿先にアタリが出たので大きく合わせると、久し振りのジェット噴射が竿に伝わって来た。慎重に寄せて見るとそれ程大型ではないが触椀2本が掛っているのみであったので、ギャフで取り込んだ。その後30分程続けたが、反応が無いので、貯木場へ移動した。こちらは墨跡も殆どなく未だ早い様であったが、少し投げていると西風が強くなり、終了。ここで焼津新港で良くお会いする釣人と30分程情報交換をした後、再びお座敷へ戻る。こちらは斜め後ろからの風となり、何とか釣りにはなる。数投目に岸壁近くへ寄ったエギにシャクリを入れると根掛かりかと思う様なアタリがあり、暫くしてジェット噴射で同型が掛っていた。潮が引いてショートギャフが届かなかったが今度はガッチリとエギを抱いていたので、抜きあげようとすると、隣の餌釣りの釣人がタモで掬ってくれた。その後も暫く続けたが、2杯の釣果に満足して納竿とした。