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前回の釣行で身切れバラシが多かったので、掛け針を少しキープ力があるスティングを初めて使って、大千瀬川に再挑戦した。前回より少し早く現地に到着したが、条件が良くなったのか先行者が3名程キャンプ場前に入っていた。前回に入った瀬の開きは空いていたのでそこで竿を出す事とする。前回よりかなり減水しており何処へでも囮が入る状態であったが、先ずは前回同様流心脇から囮を入れていく。アタリは無く徐々に流心へ囮を誘導して行くと開始15分程で良いアタリがあり、16cm程の囮ごろが背掛りで釣れる。囮換えがスムーズに出来たので期待したが、後が続かない。それでも10分程でアタリがあるが針掛りせずケラレである。気を取り直して続けると再び15分程で17cmが背掛りで、その後もポツリポツリと飽きないほどで同型が3匹掛るが入れ掛りは無い。10時を回るとアタリが遠のいたのでつり橋下へ移動したが、直ぐに掛かるがやはり続かない。一時間程で再び上流部の瀬へ移動して、針を管付きギア7.5号チラシに換えて始めると直ぐにアタリがあり、下流へ走られたので竿を立ててためて大石裏で引き抜こうとした途端にスッポ抜け。今日初めての身切れバラシである。それでもその次のアタリは何とか引き抜きタモに収めるが、やはり後が続かない。昼食後は他へ移動も考えたが、昼前頃から釣人が増え始め、結構竿2,3本間隔で並んでいる。どうも最近は午後に追いが良くなるとの事で、午後狙いの釣人が多いようである。仕方がなく午前中と同じ瀬へ入り、針をスティングに戻して再開する。30分程で午後最初のアタリがあり、18cmが背掛りで釣れるが、やはり続かず、彼方此方のポイントを探ると忘れた頃にアタリがあり、2匹を追加するが、午後に追いが良くなる気配もなく3時前に納竿とした。今日の掛かり鮎は全体的に細く痩せており、良い状態の鮎は殆ど釣り切られている可能性が高い。今日は何とかツ抜けを達成したが、アタリが少ない中では針の交換は効果があったのかはっきりとないもののスティングでは身切れバラシは無かった。ただしその分掛かりが遅いようで、針掛りしないケラレが数回あり、アタリの回数の割には多いように感じた。
使用仕掛:水中糸複合0.08号、ハリス0.8号、針スティング6.5号3本錨、背バリ使用、使用竿:競(ソリッド穂先) |