この人を忘れてはいけない

この人を忘れてはいけない
このお方を誰と心得る!?
前は岩井の三十郎。今は坂東の三十郎。そしてその名は染谷三十郎というお人でございます。
なんだか歌舞伎役者みたいな二つ名を持ったこの人は茨城県坂東市で大衆演劇に意欲を燃やす83歳のおじいさんです。坂東市で絶大な人気を誇る。劇団夢の座長です。そしてその人はこそ・・・。数多くのレジェンドを持つ坂東市のひとつの市民文化を代表する男なのだ!
数年前の舞台では酸素マスクを持ち込んでまで芝居をやったり。熱演のあまり気づかずに大物を披露しまったとか、本物の柳を切り込んで舞台に上げたは良かったが、柳についた青虫が舞台の上を行進しだすは、終演間近に舞台監督と喧嘩を始めるなど、舞台のつど伝説を積み上げて行く、まさしく豪傑?である。
舞台に関わる者としても実に見上げたお方でございます。この方が今回の演劇の会MOOの「瞼の母」制作に当たっての監修を引き受けていただき、また衣装や道具など全面的にご協力して頂いております。
三十郎伝説がまた増えることを恐れつつ、畏れおおくも、一抹の不安と一縷の期待をしているところです。(笑)
坂東三十郎?
岩井三十郎?
染谷三十郎さんです!
2010年12月23日木曜日