明けましておめでとうございます。 2016年も、よろしくお願い致します。
新年をどのように過ごされていますか?
私は毎年、元旦に近所の神社へ初詣に出掛けます。 破魔矢やお守りを買って、
それを家に飾って、一年の幸福を願います。
今年は退院したばかりなので、ちょっと人混みを避け、時期をずらして参拝に
行こうかな。
昨年のお正月に行った神社に、黄金色の壁がきれいな能舞台がありました。
学業の神様を祀る神殿に、たぶん高校受験だろうなぁと思われる男の子と、その
お母さんが一緒に、真剣にお願い事をしていましたっけ。 きっと、あの子も今は、
高校生活を楽しんでいることでしょう。
この神社では、アニメキャラ風な絵柄の巫女さんが、絵馬やお守りに描かれていて、
可愛いかったです。 アニメと神社のコラボって、全国に結構、ありそうですね。
羽子板、こま回し、凧揚げ、餅つき・・・、お正月らしい遊びに興じる子どもたちの
姿も、あまり見掛けなくなりました。 日本のお正月風景を、物語にちょっとだけ
託そうと思い、ニューファミリー新聞で連載中の『ゆめみ荘ご一泊』 1月掲載分は、
餅つきの話にしました。 餅つきって、体力が要りそうですね。 つきたてのお餅は、
美味しそう。
上の写真は、お正月に遊ぶと雰囲気が出そうな、富士山けん玉。 真っ赤なたまが、
おめでたい感じです。 けん玉は海外でも、密かなブームらしいです。
ストリート系にアレンジして、踊りながら自由な発想でケン玉の技を決めていく
ニューヨークの子どもたちを映像で見ました。カッコイイです。 まだ上手に出来ない子
たちが、基本の「もしかめ」(もしもし亀よ、の歌に合わせて、けん玉のお皿にたまを
乗せていく)を練習しているところも映っていて、海外でもこの歌で、この練習は
欠かせないのだなぁと、ほほえましく思いました。
けん玉、我が家にもあります。(私のではないけれど) 日本けん玉協会認定の
競技用けん玉で、ネーミンングは『大空』。 たまが、メタリックグリーンで、きれいです。
新年は、真新しいカレンダーを飾る瞬間も、気持ちが改まりますね。
カレンダーを全部めくった時には、どんな未来が待っているのでしょう。
日本には、太陽暦の他に、古代中国で作られ日本に伝えられた自然の暦、
「二十四節気」というのがあります。
太陽の動きを基準にしていますが、太陽暦よりも誤差が出ないよう、季節の
区切りを約15日単位に分けています。
「立春」「雨水」「啓蟄」「春分」「清明」・・・。季節ごとの名前を追っていくだけで、
日本の風景が浮かび上がるような気がします。
上の写真の本『えごよみ』は、そんな日本の暦を、松尾たいこさんのモダンな絵で
表した、美しい本です。
1月はじめのページは、こちら。 「しかのつの、おちる」という季節の言葉が
書き込まれ(英文つき)、七十二候も添えられています。 この「七十二候」と
いうのは、「二十四節気」では大まか過ぎるので、更に各節気を三つの単位に
細かく分けたものです。 昔の人たちは、この暦をもとに、農作業(田植えや種まき)の
目安にしていたそうです。 風情がありますね。
今年も、良い出会いがあり、明るい出来事にあふれ、幸せな毎日だといいな、
と思います。 本も、たくさん読みたい。( 上の写真は、花で出来た本)
私も、創作に力を入れて、皆様に共感していただけるような物語を創っていき
たいです。
どうぞ、よろしくお願い致します。
この一年が、素晴らしい年になりますように。
2016年 1月
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