呉羽近辺を自転車で探索していたのですが、飽き足らずに車に積んで県内をうろうろしてます。増山城、守山城、放生津城、松倉城etc古城を探訪しようと思います。
 【ホーム】

富山県内探訪編No1(H20/3-)

2009/5/03
増山城 砺波市増山町 増山城地図
増山城跡
南北朝期から一国一城令で破却(1615年)されるまで約300年間。富山県西部の要衝。
標高119.5m南北1.4km 東西0.9km 増山城では、主郭などに珍しく方形の隅櫓台を残すほか、広大な閣群と谷を跨いで伸びる大規模な横堀などに特徴がある(富山県中世城館遺跡総合調査報告書より参照)
 草餅を作り砺波の親戚を訪れた帰りに立ち寄った。359号線は頻繁に通っているので、何時かはと思っていた。和田川ダムの堰堤を越え駐車し女房と登り始める。(4-5台駐車可) 本来の登り口は、城下町跡から増山大橋を渡って七曲りから登るべきなのでしょう。途中の道路標識を見落としたのかダムから登りました。
登り駈けると、ラジオを鳴らし熊よけ鈴を付けた青少年自然の家の方に出会う。熊注意の看板が立っているとのことで。あわてて先週出雲大社参拝のお土産の鈴を着けた。
昨年登った松根城に比べてほぼ整備がされておらず十分な準備が必要です。 「三の丸」には道がわからず到達できなかった。亀山城の横を通り駐車場に戻ってくるのに約2時間のコースでした。途中二の丸の上でカモシカを見かけました。カモシカを見かけるのですから当然熊もいるのでしょうね。連休中でも6人程の方に出会うぐらいの程度なのでせめてラジオぐらい持って行かれるとよい。
5/15国史跡に安田城に続き指定されている。




増山城来歴案内図
2008/4/06
土山御坊・御峰城跡 南砺市土山(旧福光町)  土山御坊地図
土山(どやま)御坊・御峰城跡
蓮如が越中布教のため、土豪杉浦万兵衛宅に逗留し土山御坊とし教化に当った。
また、1584年佐々成政がこの地に城を築き対前田の防衛戦に備えた。
加賀藩政期は杉浦万兵衛の屋敷として栄える。 …南砺市教育委員会案内版
 金沢からの復路に久しぶりに国道304号線を通った。途中、松根城跡行の案内標識を2か所見つけ国道304号線からも松根城跡を訪れることが可能なことを知った。どちらの指示に従うのがベストなのかは不明です。どなたかチャレンジください。
 県境を越え、南蟹谷で土山御坊跡の案内板を見つけ女房を唆し右折した。道路は狭く急坂とカーブが多そうだったが、対向車もなく要所に指示板がありスムーズに到着できた。
 標高238m御坊跡には、「蓮如上人○旧跡」碑文と南砺市の案内版があった。その他、蓮如の像、句碑、杉浦氏子孫の墓所、庭石跡がみられ、古塁の跡は御坊のものか成政が築かせた御峰城の土塁一部なのか判らない。碑文の○の文字が読めず1字か2字なのでしょうか。
 御峰城(標高261m)は現在部落の貯水池になっているそうです。農作業をされている方からい伺い、難とか登り口を見つけ登ろうとしたのですが、急斜面でズックなど足回りの準備をしてきていなかったので断念、次回に譲った。
 小又に向かって南下し県道27号線より旧福光町街並に入り、役場裏の小矢部川河原にて弁当をとり帰宅。  
  成政の夢を偲ぶと御峰城 俊な坂にともに齢をしる
蓮如上人碑文御峰城祉案内標識
2008/3/20
松根城跡 金沢市松根町 (金沢国際ゴルフ場横)
 越中・加賀の国境に佐々成政が築いた山城(標高309m)。非常によく遺構が残っていました。加賀と越中を結ぶ最短距離の道として利用された小原越の峠上にあり、源平の時代から利用されてきている。
 国道359号線に松根城跡の標識あり。金沢国際ゴルフ場に向かって走りクラブハウスの手前で左折、峠にむかうとすぐに城跡です。小矢部市との県境にあります。
359号線は角間にある息子の下宿に向うときは大概通っているのですが、なかなか機会がなく、何時か探索したいものと常ずね思っていました。今回、21世紀美術館へ「安宅コレクション」を見に行く道中、女房が突然、歩いてみようかと後押しをしてくれた。これまで昆虫(特に蜘蛛)が嫌いと散策を嫌っていたのですが!!
 くもり空のなか本丸跡は尾根ごえの風が肌寒い気候で、夢の跡をしのぶには格好の風情で、遠く河北潟を眺めました。
戦国末期の城を知るにはよく整備されており、駐車場も10台ほどは駐車できそうでトイレもあります。金沢に行かれる折は小矢部インターで高速道路を降り1時間ほどの散策をお勧めします。
松根城遺構
2008/3/16
萬福寺山門・九本杉 (萬福寺)砺波市苗加781 (九本杉)砺波市苗加 苗加(東)交差点横 
萬福寺山門
 城端町善徳寺より移築されたもので、もともと、城ケ端城の城門であった場所に1688年建立されていたもの。 富山県指定文化財

九本杉
 県道20号線沿いの苗加(東)交差点の横に現在は、伐採され大木の切り株のみとなっています。
尼僧が死後一杉を植え九枝に別れれば九品浄土に往生と言い残し。年ならずして杉は九枝に別れたという。

 砺波市苗加に親戚があり日曜日自転車を車に積んで散策に出かけた理由です。砺波市の郷土博物館を見学しょうとチューリップ公園まで走ったのですが、第3日曜日休館で事前の調べが悪く失敗でした。
 途中BookMarketがあり、「サラダ記念日」「かすみ草のおねえさん」その他を420円で購入。俵万智さんは福井県武生の育ちで漠然と親しみを持っていたのですが、歌人なんぞ軟弱そうで読んだことはありませんでした。動機は1冊100円の興味ではあったが、”なんの”感性のきめ細やかな人でした。かすみ草のおねえさん「初めての腕時計」は、40数年前の我の情景を瞬時に思い起こさせるものです。「サラダ記念日」はもう少し後で読むつもりです。
ここ当分は、俵万智に嵌まりそうで、また本箱を増設しなくては…。
 ※(3/20) BookOffではなくBookMarketでしたすみません。
萬福寺案内版九本杉碑文
by k-kidani