越中・加賀の国境に佐々成政が築いた山城(標高309m)。非常によく遺構が残っていました。加賀と越中を結ぶ最短距離の道として利用された小原越の峠上にあり、源平の時代から利用されてきている。
国道359号線に松根城跡の標識あり。金沢国際ゴルフ場に向かって走りクラブハウスの手前で左折、峠にむかうとすぐに城跡です。小矢部市との県境にあります。
359号線は角間にある息子の下宿に向うときは大概通っているのですが、なかなか機会がなく、何時か探索したいものと常ずね思っていました。今回、21世紀美術館へ「安宅コレクション」を見に行く道中、女房が突然、歩いてみようかと後押しをしてくれた。これまで昆虫(特に蜘蛛)が嫌いと散策を嫌っていたのですが!!
くもり空のなか本丸跡は尾根ごえの風が肌寒い気候で、夢の跡をしのぶには格好の風情で、遠く河北潟を眺めました。
戦国末期の城を知るにはよく整備されており、駐車場も10台ほどは駐車できそうでトイレもあります。金沢に行かれる折は小矢部インターで高速道路を降り1時間ほどの散策をお勧めします。
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