滑って転ばないために

2011年4月10日

先日県外の親戚の法事でホテルに泊まった時のことです。チェックインをして一休みしてから出かけようと思ったらドアの下の隙間に夕刊が入れてありました。床にそのまま置かれてはいるのですが、新聞より少し大きめの柔らかなクリアケースに入れられています。

中の新聞を取り出して、クリアケースは壁にもたせかけようとしましたが、柔らかいので滑り落ちてしまいます。仕方なくそのまま床に置いて出かけました。

外から帰って部屋に入ったときに滑って転びそうになったのです。夕刊の入っていたクリアケースを踏んでしまったのが原因でした。これまでも家の中で滑りそうなことはないか気にかけてきました。例えばフローリングに置いた座布団を不用意に踏むと座布団ごと滑ってしまいます。

この時ははホテルに入ってからずっと絨毯の上を歩いていました。それで次の1歩も絨毯のつもりだったのにクリアケースを踏んだので滑ったのです。年をとってくると少しのことでもバランスを崩して転ぶこともあるでしょう。転ぶと骨折する危険もあります。それで、いつもの癖で考えてしまいました。このホテルの新聞のケースの扱いをです。

ひょっとしたらそのケースの置き場があったかもしれませんが、おじさんは気がつきませんでした。どこに置いたらいいのかと一応悩んだのですが。

おじさんの考えた解決策は、ドアの内側か近くの壁にケースを入れるというか差し込むというか、とにかく状差しのようなものをつけておくのです。ケースの厚さから考えると夕刊と朝刊の2回分でも5ミリくらいの隙間があればいいでしょう。板状のものでなくてもL字型フックで壁に取り付ける方が5ミリくらいで、直角に曲がった先がケースを支えられるくらいの長さのでも使えると思います。

          

そしてそこに「新聞のケースはここに戻してください」とでも表示すると分かりやすいでしょう。もっと丁寧にするなら、ケースにも「このケースは入口のケース入れに戻してください」と書いておきます。全部の部屋が同じ設計ではないでしょうから難しいかもしれませんが、図で示すとさらに丁寧でしょう。

この方法だと少し費用と手間がかかるでしょう。もっと簡単にするなら、ケースにひもをつけ、壁には邪魔にならない用にフックでもつけてそれに吊すという方法もあります。どちらにしてもおじさんのようなドジな人が他にもいるかもしれませんので、検討の価値はあると思いますが、どうでしょうか。

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