伝えたいこと

2008年7月10日

携帯メールが当たり前の伝達手段となって久しいですね。現代っ子には「文通」とか「ペンフレンド」と言った言葉はもはや死語かもしれません。おばさんは、結構手紙を書くのが好きで、何人かの友人と文通もしていました。バースデーカードや礼状等を書くのも好きです。学校から帰って、ポストの中や、机の上に自分宛の手紙を見つけた時は何だか幸せな気持ちになりました。そんなおばさんも、今は携帯メール利用者です。とりあえずのことはすぐに連絡できるので便利ですからね。

若者の間では、メールが届いてから一定時間内に返信しないと仲間はずれになるとか、絵文字を使わずに文章を作ると、友人関係に微妙に影響を与えるといったことがあるそうです。

いつでも、どこでも、連絡できるのが携帯メールの最大の利点だと思うのですが、その分、感情的な気持ちのまま送信することで相手を傷つけたり、相手の高ぶった感情をよけいに煽ったりする怖さも備えているように思います。

その点、手紙だと、相手の顔を思い浮かべながら文章を考えるし、直筆で時間をかけて書くので、たとえ、感情が高ぶっていたとしても、徐々に気持ちも落ち着き、冷静になることができます。また、投函するまでにも時間があるので、いざとなれば出すのをやめることも書き直すことも可能です。

7月5日の朝日新聞のモニターアンケートで「パソコンメールと携帯メールのどちらを利用し、その利用する理由は何か」についての結果が出ていましたが、「携帯だと思いつきで送ってしまいそうだけど、パソコンだと考えて送れる」とか、「結婚報告がメールで驚いた」等、おばさんが思っている手紙と携帯メールとの違いに似た意見もありました。 伝達手段として何を使おうがそれは当人の自由。でも、本当に伝えたいことは、自分の言葉や文字で伝えるのが一番だとおばさんは信じています。

その手紙のおかげで、おばさんは貴重な体験をしたのですが、それはまたネタ切れした時にでも・・・。

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