納豆狂騒曲 その後

2007年1月30日

1月21日(日)の朝、新聞の一面に「『納豆で減量』 番組で捏造」という見出しを見て、「やっぱり」というような思いと「良かった」という思いがしました。

その後おばさんの携帯に次のような内容のメールが来ていることを教えられました。前日の夜遅くにテレビを見てから送信してくれたものです。

「タッチの差だね、今日のつぶやき見たよ。さっきテレビで『納豆ダイエット』の放送はデータもとらない虚偽の放送だったと言っていたよ。旬の話題を取りあげたものの、明日になれば旬を過ぎた話題になっちゃうね。」

本当にタッチの差でした。テレビで納豆が取り上げられたために納豆が売り切れているという話を15日頃に初めて耳にしました。それからしょっちゅうその話を聴かされるので、今回はこの話題を取り上げようと思い、18日頃に書き始めました。何でも間際にならないとやらない(やれない)おじさんは結局20日の夕食後に書き上げてUPしたのです。

もしUPする前に捏造だったとのニュースを見ていたら、そのままUPできなかったでしょう。友人がメールに書いてくれたように、何を今更という思いで、慌てて他の話題を探していたと思います。12時までの数時間の勝負に、無い知恵を絞っている様子が目に浮かびます。

おじさんの「納豆狂騒曲」はギリギリセーフで何とか今年の初更新の役目を果たしましたが、新聞やテレビなどでははそれからが始まりでした。

朝日新聞では「裏切りの演出」という3回の特集が掲載されました。1回目は「願望つけ込み、あおるTV 踊る視聴者、乗る業者」という見出しで、まさにその通りと納得しました。

また29日には、味噌汁のダイエット効果と、レタスの催眠効果も捏造という記事が出ていました。まだまだ捏造問題が出てくるのではないでしょうか。

30日からは「テレビ番組はどう見たらいい。正しいダイエットとは。健康食品などの情報のよみとき方は。」として健康情報の「なぜ? なに?」についての3回の特集が始まりました。

今日の「番組ツッコミ術」などは是非読んで欲しいなと思う人がおじさんの周りにも沢山います。ただこれまでにもそのような話題を提供しながら、オイシイ話を鵜呑みにしてはいけないと言ってきたのですが、まったく効果はありませんでした。

もう少しふっくらした方が魅力的なのにと思う人までがダイエットの虜になっているようにも思います。今回の大騒ぎで、ダイエットの方法だけでなく、ダイエットの必要性についても考えてもらえればと思います。

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