やはりビールは温度が大事

2005年3月31日

築地の市場で行列で書いた東京旅行の時に、フレンチバーベキューの店に行きました。飲み物はワインが中心で、ビールは「ヒューガルデン」と「ギネス」だけだったとおもいます。まずはビールが飲みたかったのでヒューガルデンを注文しました。ビールもワインも結構高かったのですが、ビールに口をつけたとたんに高いとは思わなくなりました。

「うまい」と思ったのです。充実した仕事の打ち上げでの乾杯や、夏場のキュッと冷えた一杯など、「うまい」と思って飲むことはこれまでにも数多くありましたが、このときは本当に「美味しい」という思いでした。普段口にするビールよりは高めの温度がビールの味を引き出していると感じました。

いつも行く酒屋でヒューガルデンを見つけたので、もちろん買って帰りました。すぐに飲みたかったのですが我慢をして冷蔵庫に入れました。翌日の夕食の少し前にテーブルに出し温度を戻しました。そうして飲んでみると「美味しい」のです。これまでにもヒューガルデンを飲んだことはありますが、こんなに美味しいと感じたことはありませんでした。ビールは冷やしすぎない方が美味しいということは知っていましたが、こんなに味が違うとは、驚きです。

2週間ほど前に近くのお好み焼き屋で生ビールを注文すると、グラスが白くなっていました。そうです、グラスが冷え過ぎなのです。それも相当冷たくて、飲んでいるうちにグラスの周辺のビールが凍ってシャリシャリという感じがするほどでした。

桜前線が北上すると、暑い夏がやってきます。キュッと冷えたビールも格別ですが、今年は温度にも気を遣ってビールを飲んでみようと思っています。

← 前    目次    TOP    次 →