おじさんの実家は商売をしていた関係で普通の家よりは部屋が沢山あります。昔の家ですので障子やふすまで仕切られていますが開け閉めに不便を感じたことはありませんでした。
今の家に住みだして、すぐに不便だと感じることがありました。それは部屋の仕切りの引き戸のうちの2カ所です。そこは3枚の引き戸になっています。その引き戸の引き手で不便を感じました。
2枚引き戸の場合は右側の戸は右に、左側の戸は左に引き手が付いています。溝は2つで引き手は両面に付いています。
押し入れの4枚引き戸は中の2枚が中央よりに、外の2枚が外側です。これも溝は2つですが押し入れの場合は中から開け閉めすることはないので引き手は片面だけです。
3枚引き戸は溝が3つで、2枚引き戸の間にもう1枚の戸があります。その真ん中の戸の引き手の位置が問題だったのです。
真ん中の戸の引き手がどちらに付いていたか忘れましたが右側に付いて左側に開けた場合は問題ありません。でも右側に開けていて閉めようとすると引き手がないのです。
いつも左側だけにしか開けない場合は問題ないでしょうが、その時の状況によって右側に開けることもあります。その場合に不便だと感じたのです。
このことを設計士に伝えると、すぐに対処してくれて建具屋から職人が来て、反対側にも引き手を付けてくれました。それで3枚引き戸の真ん中の戸だけは引き手が両側に付いています。これで不便を感じることはなくなりました。
この引手の追加は無料でやってくれましたが、機械を使わずにノミを使っての手作業だったので手間がかかっていました。下手をしたらそこそこの金額を請求されたかもしれません。
3牧引き戸にするときは引手に注意してください。