「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
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9/30(水) の進歩 ぎくっ
明日からぎくっとした。こうした記事が秋に出るのが恒例の我がクラブとはいえ、今年はありえない。

ヘ ルタ、成績不振を理由に監督を解任

よく見たら、ブンデスリーガのことであった。吃驚させるな。
今日も頑張って、Mathematica のプログラムを書いていった。計算はややこしいし変数はたくさんあるしで、書き上げるのが大変だ。プログラムの場合、たった一カ所の打ち間違いでも ---- たとえば、"f" を "g" とタイプミスするだけでも ---- 計算に致命的影響を与えかねない。これが論文なら、一カ所の誤植が致命傷となることなどめったにない。だから、プログラムを書くのには別種の神経を使う。 パソコンの画面上で確認するだけでなく、紙にも打ち出して慎重に確かめていった。
 ようやくにして書き上げたプログラムを実行したら、いつまで経っても計算が終わらない。参りますな。どうしよう。
9/29(火) の進歩 明日で九月も終わり
明日で九月も終わりらしい。あっという間に終わったというのとはちょっと違う。今月は記憶に無いという感じだ。月日の速 さ を嘆くというレベルを超越している。月日が過ぎたことも気づかない。
 「気づかない」といえば ---------。栃木県の那須にある草地試験場にいた頃、放牧場の黒毛和牛を眺めて過ごした。どころか、すぐそばで作業をしたりした。黒毛和牛は、堂 々としているというか鈍感そうというか、周りの状況にまったく反応しないか、せいぜい、大儀そうに動くくらいである。いつ見ても、同じような感じで草を食 べている。台風の夜、暴風雨に曝されている黒毛和牛を思ったりした。あの牛ら、台風 が来たことに気づいているのだろうかと、真面目に考えたものだ。
今日は充実していた。モデル解析をかなり進めることが出来た。場合分けが複雑で大変だけれど、地道にやれば道は開ける。頑張りましょうと、 Mathematica のプログラムを書いていった。計算式を一通り書き上げてさあ計算と思ったとき、モデルの改良点に気づいた。そこを直せばもっとすっきりする。これに気づい たのも、頑張ってプログラムを書いたおかげということで。
9/28(月) の進歩 書くことが無い
本日はそういう日であった。たまにはいいでしょ。
新しいモデルについて、うつらうつらと考えて過ごした。本当に、うつらうつらと。おかげで、ほとんど進まなかった。解析が難しそうな感触だけは、 しっかりと掴んだ。
9/27(日) の進歩 続編
ベガルタ仙台がロアッソ熊本に 1-0 で勝った。辛勝なんがか快勝なんだかわからない試合だった。いや、続快笑かもしれない。

試合は夕方から。午前中は、芝刈りをするなどして過ごした。我が家の芝は、今年も無事に夏越しをした。しかし、すごく綺麗とは言えない状態であ る。枯れが目立つ部分がところどころある。メネデール(植物活力剤)をあげて改善を試みているのだけれど、どうも今ひとつだ。
昇格を争う大阪と湘南の試合を途中まで見て、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。
 試合が始まった。前半は互角の展開。熊本の二列目からの飛び出しに、仙台守備陣が良く対応していた。そして前半 44 分、梁の CK を渡辺がヘッドで決めて待望の先取点を取った。後半は、仙台の一方的な展開となった。老 骨に鞭を打たずにプレーしている平瀬に替えて中原が投入されると、サポの期待 は一挙に高まった。しかし、決定機を作れど作れど点が入らない。よくもこれだけ外し続けるものだ。栃木 SC 戦のお笑い劇(9/20 の進歩参照)の続編を見ているようである。さらには、ゴール前どフリーでも シュートを打たない新キャラも登場するなどし、前作を上回る笑い度である。続編というものは前作より駄目なのが普通だが(「「こ れ論」に比べ「これレポ」は」などと言う方はぶち殺します)、そんなこと全然無い。結局、追加点を奪えないまま試合を終えた。
 ともかくも勝った。二位の湘南が敗れたので、二位との勝ち点差が 4 に開いた。今週はシュート練習を頑張って次節に備えて欲しい。華麗に外す練習ではなく、決める練習をするように。
9/26(土) の進歩 温泉と DVD
どうも心身共によろしくない。休みというのに、何をしたいのか決められない。久しぶりに温泉に行こうか。DVD でも借りてきて見るか。しかし、どちらにも心が動かない。食欲もないし。気づくとベットで仰向けになっている。これではいけないと、強引に温泉に行くこと にした。
 というわけで、あんを連れて福島の高湯温泉に行った。とてもレベルが高い温泉である。いつもなら玉子の湯に入るのだけれど、気分を変えて安達屋旅館に 入ってみた。いかにもという硫黄泉が気持ちよかった。
 一時頃に帰宅した。ついでに DVD を借りてきた。ようやくにして見る「おくりびと」だ。さすがアカデミー賞作品、とても良かった。本木もさることながら、広末もとても良かった。評価が急上 昇した。
 本作を見て、一つだけ気になったことがある。納棺師に対する強い偏見が描かれていたことだ。友達からは、「変な噂が流れている」と忠告されるし、妻は実 家に戻ってしまう。そんなものなのかねえ?  「職業に貴賎無し」を持ち出すまでもなく、私は全然気にならないが。
 妻が戻ってきた場面も感動的であった。実家に戻って 3-4 ヶ月後、本木が帰宅すると、妻(広末)が台所で洗い物をしていた。まるで、昨日までもそうしていたかのようだった。そして、「赤ちゃんが出来たの」と嬉し そうに告げた。「俺、父親になるのか」と喜ぶ本木。いい場面だ。なお、「父親は、実 家で再会した幼なじみ。だから離婚して」と続かなかったことは言うまでもない。それじゃアカデミー賞は取れんって。
9/25(金) の進歩 明後日は熊本戦
ベガルタ仙台は明後日、ユアテックスタジアム仙台にロアッソ熊本を迎え撃つ(16 時試合開始)。むろん、勝ち以外ありえない闘いである。好調の FW ソアレスが出場停止ではあるけれど、気にしている暇はない。替わりに出る FW は誰か?  サーレスが怪我から復帰してくるのか?  中原をついに先発で使うのか?  中原はこれまで、途中出場をしては試合を決める得点を上げてきた。交替のために中原がピッチ脇に立つと、仙台サポが沸き立つ。もはや、仙台のラッキーボー イである。これだけ結果を残しているのだから 90 分使った方が良いとも思うのだが、手倉森監督は途中からの起用に拘っている。ここまで来ると、ラッキーボーイの烙印を押されているという気がしないでもない。中原本人も先発 を望んでいるはず。監督は、好きな物を最後に残しておくタイプなのか、先に食べてしまうタイプなのか、その性格診断が問われる。
大切なシャープペンシルが、机の下に落ちて行方不明となった。今となっては売っていない、すっきりしたデザインのシャーペンである。どこが良いか というと、机の上をころころと転がる点である。ふつうは転がらないよ うに作る(ポケットさしが、転がり防止を兼ねているとか)のであろうが、私の望みは違う。だから、必死になって救出を試みた。十分かかったけれど、無事に 拾いあげることが出来た。
モデルについて考えた。何だかわからなくなってしまい、いろいろと整理してみた。そうしたら、光明がさした。来週も頑張るぞ。
9/24(木) の進歩 くにっちが来仙したらしい
久しぶりに研究室に来た。と、くにっち(私の研究室の卒業生)からの伝言がドアに貼ってあった。もうすぐ結婚するとのこ とで、お相手と一緒に来てくれたようだ。会えなくて残念なり。機会を見て、また遊びに来てくれ。
 伝言は、レシートの裏に書いてあった。他に紙が無かった模様である。ともかくも、お 土産の値段(630 円)を残して去るくにっちが愛おしくてならぬ。
今日は一日中、新しいモデルについて考えた。Mathematica でちょこっと計算もしてみた。しかし難しい。いろいろに場合分けをして、丁寧に解いていかないといけない。モデルが完成したとしても、三ヶ月も放置すれば完璧にわからなくなっていると予想する。<--- 自分でも理解できなくなっているモデル論文がけっこうある。
9/23(水) の進歩 両者譲らず
ベガルタ仙台がヴァンフォーレ甲府と 1-1 で引き分けた。負けたくはない両者が、相譲らずの結果となった。

試合は夜から。今日は街まで出かけることにした。ターシャ・テューダー展を見に行きたかったのだ。ターシャの庭として有名な絵本作家である。絵本 の印税で 30 万坪の土地を購入し、手作りの庭に仕上げた。30 万坪を手作りってありえない。日本のテレビで紹介されるようになったのは 90 歳近くになってからの頃(と思う)。のろのろとした歩行速度に、30 万坪の庭を一周するのに何年かかるのかと余計なことを思った。そのテューダー展が仙台に来ている。わくわくと見に行ったのだけれど、つまら なかった。絵本 が好きな方は楽しめると思う。しかし、ばあさんの服とか見て 何が面白いのか。再現されていた庭もちゃちかったし。がっかり。
試合が始まった。敵地なので CS で応援だ。両チームとも失点は避けたいという闘い方で、緊迫した展開となった。甲府の守備陣は高さがあり、仙台のセンタリングをことごとく跳ね返してしま う。一方の仙台も、いつも通り全員でよく守っていた。0-0 で前半を終えた。後半になると、両チームとも少しずつ前に出てくるようになった。そして後半 21 分、仙台 MF 梁の見事なパスから抜け出した FW ソアレスが、技ありのシュートを決めて先制した。一気に燃え立つも、直後に失点して 1-1。その後も白熱した展開となったけれど、ついに 1-1 のまま試合を終えた。疲れた。代表の W 杯予選並の緊張感で、生きた心地がしなかった。終了後、「負けなくてよかった」とほっとしつつ酒を進めた。
 首位の大阪と三位の湘南がともに勝ったので、大阪 84、仙台 80、湘南 78、甲府 76 になった。死闘は続くよどこまでも。次節の熊本戦は、FW ソアレスが出場停止である。替わりに入る選手が必ずややってくれるであろう。必勝あるのみ。
9/22(火) の進歩 床屋に行った
今日は自宅で仕事をする。地球化学若手シンポの講演準備を済ませてしまおう。そう思って取りかかると、案外と早く完成し てしまった。これで万端だ(たぶん)。あとは、担当の H さんにファイルを送って印刷配布をお願いするだけである。
 暇になったので、床屋にでも行くことにした。近所に新しい床屋が出来たので、そこに行ってみよう。この店は通勤路にあるので、建築中もほとんど毎日見て いた。何の店なのかわからず、美味しい食べ物屋が出来ることを期待していた。「○○イタリア」(○○の部分はよくわからなかった)という看板が立った時 は、イタリア料理の店かとそれなりに喜んだものだ(一番期待していたのは和食の店)。ところが床屋になってしまい、憤然として看板を読み返した。イタリア料理屋っぽい床屋(なんだそれ?)の名称であった。近所の住民がその開 店を願っていなかったことは確かなようで、客が入っている感じがしない。となると気になってしまうのが私の性分である。だから行ってみた。感想は省略した い。
テレビをつけるとたまたまやっていたので、「キングオブコント 2009」を見た。大嫌いなダウンタウン(こいつら、死ぬほど嫌い)が司会で不快であったが、コント自体は面白かった。エンタに比べるとはるかにレベルが 高かった。数十秒で自分たちのコントの世界に引き込んでしまうのだから、大したものだと思う。
9/21(月) の進歩 何するでもなし
ついつい、何するでもない一日を送ってしまった。日記を書いた後、ナナカマドを探しにガーデンガーデンへ。しかし在庫が 無く、代わりに草花を買った。帰路、ヤマダ電機に寄ってマウスを購入。庭仕事を少々してあんを散歩させたら、もう暗くなってしまった。三つ四つしかしてい ないのに一日が終わってしまうとは。
 しかし、気持ちの持ちようも大切である。こういう日をもったいないと思うのではなく、ゆったりと過ごすことが出来たと満足することだ。これぞまさに人生 の楽園と思うべし。
 「人生の楽園」(私が好きな番組)で思い出した。充実した人生、達成感ある人生ってどんなのだろう。私が思うに、青年期に「新婚さんいらっしゃい」に出て、壮年期に「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出 て、老年期に「人生の楽園」に出る。これは相当いけていると思う。幼年期に「お母さんといっしょ」に出ていたら、もう言うこ とない。
Windows ノートブック購入を契機に、自宅に無線 LAN を導入した。居間や台所でもネットを見ることが出来るようになって、すこぶる快適である。しかし、料理中や食事中までネットを片目に見るのは、中毒の前兆 か。気をつけよう。
9/20(日) の進歩 勝って二位を守る
ベガルタ仙台が栃木 SC に 2-0 で勝った。きっちりと二位を守った。
試合は昼から。景気づけに、朝から松茸ご飯を食べた。美味なり。
 昼食にはイタメシを食べ、ユアテックスタジアム仙台に入った。
 試合が始まった。前半 10 分に、CK からソアレスがヘッドで綺麗に流し込んだ。なんと。彼はヘッドが苦手で、今週は一所懸命に練習をしてきたのだという。それでいきなり決めるとは、練習の成 果が出たというか、わかりやすいというか。しかし、その後の仙台の攻めはちぐはぐであった。せっかくボールを奪っても、パスミスで栃木に渡してしまう。支 配するも決定機を作れないまま前半を終えた。栃木の唯一の決定機は、GK 林が見事なセーブで防いでくれた。後半になると、仙台はきっちりと修正をしてきた。後半 3 分にソアレスが、栃木 DF 二人がぶつかって転んだところを、ボールを奪って GK と一対一に。GK もかわして無人のゴールに流し込んだ。ソアレスは、DF が転ぶのがわかっていたというのだから、ちょっと変な能力である。その後は、仙台攻撃陣による、華麗なるシュート外し技の競演となった。関口が梁が中島が 中原が、日頃の鍛錬の成果を見せてくれた。この鍛錬が無かったら、5-0 くらいで勝っていたと思う。シュート 25 本で 2 得点という記録を達成し、2-0 で快笑した(もう、笑うしかないという感じ)。
 帰宅後 CS で、草津対甲府戦を見た。昇格を争う甲府には、何としても負けて欲しい。その思いが通じたのか、草津 MF 熊林(元仙台の選手)が、意表を突くスルーパスで先制点を演出した。熊、すごい。甲府は、決定機を何度も作るもののことごとく外してしまう。結局、1 点を守りきって草津が勝利! これで、甲府との勝ち点差が 4 に開いた。三位の湘南も負けたので、湘南との勝ち点差も 4 となった。目出度し。
 次節は、甲府との対戦である。今節、華麗なるシュート外しを魅せたクラブの直接対決だ。どちらの技が上なのか?  注目の一戦は、18:30 キックオフである。

9/19(土) の進歩 愛が冷めたわけではない
本日は、実に悲しい日である。初めて会ったときに運命を感じ、以来ずっと愛し続けて来たのに。その存在を真似たものが現 れ、誘惑の魔の手を伸ばしてきても拒み続けてきたのに。世間がどう見ようと私は変わらない。私が愛しているのはこの子だと。なのに何で、今になって、Windows のノートブックを買ってしまったのか。Mac を愛している気持ちに嘘偽りはない。しかし私も生きていかなくてはいけないのだ。生活関連の諸々が Windows のみにしか対応していないので、苦渋の決断をした。わかっておくれ。Mac を主に使い続けるから。
陸女寿司に行った。いつにも増してネタが美味しかった。ブドウエビ・マグロのづけ・サワラなどを堪能した。サワラって春の魚かと思っていたら、今 の時季も美味しいんだ。脂が乗っていて最高だった。
9/18(金) の進歩 明後日は栃木戦
ベガルタ仙台は明後日、ユアテックスタジアム仙台に栃木 SC を迎え撃つ(13 時試合開始)。前節、福岡に完敗してしまった我がクラブである。連敗などもってのほか。強い気持ちで挑んで、必ずや勝利して欲しい。ユアスタでの久しぶり の昼間の試合だ。心地よい秋空の下、思い切り走りまわって欲しい。
東京ベルディ 1969 が、クラブ存続の危機にあるらしい。読売新聞が 10 年前に逃げ出し、今度は日本テレビが逃げ出した。J リーグの理念を無視して、商売道具にしようとした挙げ句がこの結果である。テレビ放映権を私物化しようとしたり、「読売ベルディ」と名乗ったり、川崎から 東京に強引に移ったりと、第二のプロ野球・第二の読売巨人を作ろうとした。おかげで、ベルディサポ以外からは敵視されることになってしまった。ベルディサ ポの方々とて、内心は複雑だろう。
 J リーグに残る条件は、来年度のスポンサー料収入として 5 億 4000 万円以上を集めることだそうである。なんとか達成して欲しい。そして、J2 標準の経営規模から再出発して欲しい。
地球化学若手シンポの準備は峠を越えた。あとは、連休中にちょこちょこと直していこう。それにしても、シンポの日は 10/3 である。私って、準備に取りかかるの早過ぎるか?  心配性なので、先に先にと進めたがるのだ。
9/17(木) の進歩 来仙
来年度に私の研究室の M1 となる、信州大学の M 君が研究室にやってきた。そして、どういう研究をしたいのか話をした。明るく元気に頑張っていこう。ちなみに、弟さんが本学理学部生物学科とのことだ。吃 驚。
今日も、地球化学若手シンポの準備をした。イントロの骨子の練り方の説明で悩んでしまった。地球化学分野の研究動機には、1) 人類の役に立つことを調べる、2) 知的好奇心を満たすの二つがありうると思う。1) の場合、その問題に「どうして取り組むのか」の説明は割と簡単である。かたや 2) の場合には難しい。たとえばピカソの絵の価値を説明するのに、「時価一億円である」という説明は簡単だけれど、「どうして惹き付けるのか」の説明は難し い。このように、「人命」「利便」「利益」といった明確な評価基準がある研究と、「面白い、つまらない」「好き、嫌い」といった評価基準の研究とでは、説 明の難しさが全然違う。後者の場合、ある人には「面白い研究」も、別の人には「それが何なの?」である。では、2) の研究動機の場合、「どうして取り組むのか」をどう説明するべきなのか。私の考えを整理し直す必要がありそうだ。
9/16(水) の進歩 本日の悩み
今日は一日中、日本地球化学若手シンポジウム 2009 の講演の準備をした。例によって Nature で、地球化学関係の論文を探した。そして、自称日本語の要約を読んでいった。相変わらず、受験英語のような訳し方である。日本語になっていない。それでも 何とか、例として紹介する論文を決めることが出来た。世話役の H さんの助言も参考になった。
 講演では、ベガルタ仙台の研究例と実際の研究例を併用するつもりである。その併用の仕方について悩んでいる。

1) ベガルタ仙台の例は、エッセンスを掴んで貰うために出す。以降は出来るだけ、実際の論文の例を使う。
2) ベガルタ仙台の例と実際の論文の例を、常に両方とも示しながら話を進める。
3) ベガルタ仙台の例を中心とし、実際の論文の例は極力使わない。

これまでの講演では 3) であることが多かった。先日の医学部での講演で 1) を試み、けっこう良い感触を得た。癌の研究(実際の論文の例として使った)なら、医学部の聴衆のどなたにも伝わりやすいからであろう。聴衆の研究背景の共 通性が高いならば 1) が有効と思おう(全聴衆に通じる実際の論文例を示しやすいので)。しかし、地球化学といっても、その内容はかなり多岐に渡るらしい。1) でいけるわけでもないのか?  さてどうしよう。
 一つだけ言えることは、こんな悩みの対象になっていると、ベガルタ仙台の選手は 思ってもいないであろうことだ。
9/15(火) の進歩 イメージが出来た
来月初めに、日本地球化学若手シンポジウム 2009 という会合で論文の書き方の講演をする。地球化学に関するイメージを作ろうと、ネットでちょこちょこ検索してみた。そうしたら、外国人の先生に "Volcane girl" と言われたことのある方が、浅間山の噴火に、「それにしても噴火って血沸き肉踊りますよね」と語っているのを見つけた。これは、覚悟を決めて挑まねばなら ぬ相手に違いない。すごいイメージが出来上がった。
 それで思い出したのであるが、アタック No. 1(アニメ版は古過ぎ:最近、上戸 彩主演のドラマ版が放映された)の鮎原こずえも、今思い返すとすごい子だった。何しろ、「ボールがうなると胸がはずむわー」だ(主題歌の歌詞)。「だけど涙が出 ちゃう 女の子だもん」なんて、嘘つけと思う。
今日も、新しいモデルに関する論文読みに勤しんだ。おかげでだいぶわかってきた。どういうモデルにするのかという構想も出来てきた。うまくいけば 面白いモデルになると思う。問題は、解析が難しそうだということである。でも、頑張ろう。
9/14(月) の進歩 東北大の工学部は広いのだ
会議のため工学部に行った。建物の場所はうる覚え、どうにかなるだろうと思った。ところがどうにかならず、遭難しかけ た。工学部の案内板を見つけたので、砂漠にオアシスの気持ちで駆け寄った。で、この案内板を作った人に尋ねたい。建物の配置だけを描いて、各建物の名称を描いていない案内板に意味があるのか?   なんとか、二分遅刻で辿り着けたからいいけどね。
昨日の試合は、内容的にも負けていた。選手も、そのことはわかっているようだ。たとえば MF 梁は、「きょうは負けの内容だと思います。ボールを引き出す動きが少なかったです…」と認めたそうである(サ ンスポより)。「位置的には、まだまだ(昇格の)チャンスがある」と語る梁(同紙より)。ええと、そこまで落ち込まないで頂きたい。「まだまだ チャンスがある」は、中位のクラブが言う言葉。我らは二位なのだか ら、もっと強気でいこう。
一昨日忘れて困った単語は "micropylar endosperm" だった。どこが "mul" なのか。今日は、"micropylar endosperm" で文献検索をして、新しい論文をいくつか手に入れた。ざっと目を通したところ、私が望んでいる成果が出ているようだ。大儀。これからも励め。
9/13(日) の進歩 完敗
はいはい、こうも思った通りになるとは。これだから世の中はつまらない。福岡に完敗して首位から転落。三日天下であっ た。
何とも気持ちの良い青空である。どこかに遊びに行きたい気分になったけれど、試合は 4 時に始まる。我慢して、庭仕事をすることにした。
 というわけで、芝刈りをしたり高山植物に肥料をやったりした。9/4 に蒔いた芝種子は、早々に発芽して高さ 5 cm ほどに育っている。それに気を良くして 9/10 にも蒔いたのだけれど、こちらはまだ発芽していない。大丈夫かな。
昼食後、泉パークタウンの住宅展示場に行った。家を買おうかと思ったの である。などと書いてもウケないと思いつつ、クローゼットの調査をした。どうも昨日から、クローゼットが気になってしょうがないのだ。積水ハウスのモデル ハウスで、我が家の営業担当氏に偶然会った。久しぶりだ。今年のカレンダー持って来なかっただろ。
試合が始まった。敵地なので CS で応援だ。ほぼ互角の展開ながら、福岡の方がしっかりとした試合運びをしているように見えた。前半 39 分、福岡の FK から失点。「まだ蹴らない」と気を抜いた隙を突かれてしまった。後半の頭から中原を投入し、反撃をしかけた。しかし組み立て段階でのミスが多い。正直、点 を取れる気がしなかった。後半 23 分に綺麗な速攻を決められて 0-2。これで勝負ありであった。
 気持ちの問題だろう。今日の仙台には、勝利を奪い取るという気迫が感じられなかった。首位に立った途端に気持ち負けしてしまうのだから、情けないったら ありゃしない。ともかくも、これを引きずってはいけない。命懸けで闘って、次の栃木戦に必ず勝利せよ。
9/12(土) の進歩 前代未聞
今夕、名古屋対柏の試合を見ながら途中経過を楽しんでいたのに。騙された気分だ(後段に続く)。

朝から雨模様である。庭に出ることも出来ない。暇だ。ならばと、新しいモデルのことを考えて過ごした。種子の発達過程について調べる必要もあると 思い、ネットで調べてみることにした。ところが、鍵となる単語を思い出せない。「mul なんとか」ではなかったかと、「seed mul」等で検索をかけてみた。ところが出て来ない。でもまあ、それなりに前進はしたところで、お昼時となった。
昼食に新しい蕎麦屋を調査した後、イオンに行ってハンガーを買い込んだ(ハンバーガーではないからね、お昼食べちゃったし)。クローゼットの使い 勝手が悪いので、何とかしたくなったのだ。しかし、ハンガーを買ってもさして状況は改善しないことが判明した。とりあえず、古い籠を捨てるなどして微改善 を試みた。
BS で名古屋対柏の試合を見ながら夕食を摂った。カシマスタジアムでは、首位鹿島対二位川崎の直接対決が行われている。そして、「鹿島 1-3 川崎」という途中経過の速報が出た。なんと!  名古屋対柏戦が終わり、速報 J リーグが始まった。鹿島対川崎戦の映像も流れた。首位決戦に相応しい死闘の末、1-3 となった場面まで来た。そのまま川崎が逃げ切ったのか?  と、なぜか岡田主審の姿が映し出された。そして驚きのひと言。大雨によるピッチ不良のため、後半 29 分で中止になったというのだ。岡田主審の判断だそうである。川崎側は猛抗議。鹿島の選手達も釈然としなかったらしい(たとえばこの記事)。 そりゃそうだろう。どんな状況下(雷等、危険な場合を除く)でもやるのがサッカーだ。プロ選手達は、ピッチが悪いなら悪いなりに闘うのだ。
 中止となった試合は、再試合(0-0 からやり直す)にすることが原則らしい。後半 29 分で 1-3 の首位決戦を白紙に戻してやり直させるとは。前代未聞。川崎側にはもちろん、鹿島側にも不幸なことだ。鹿島としては、残り 16 分で逆転する機会を奪われた訳である。再試合で勝ち点を取ったら、悪意を持って語り継がれてしまうであろう。
 岡田主審には引退を願った方がよいのではないか。ただでさえ、カードを乱発して試合を壊すことが常の人である。今回の愚行で、誰も味方がいなくなったに 違いない。
9/11(金) の進歩 明後日は福岡戦
ベガルタ仙台は明後日、敵地でアビスパ福岡と闘う(16 時試合開始)。首位に立ったとはいえ、ほとんど誤差の勝ち点差である。気持ちが受け身になってはいけない。冷静に熱く闘って、必ずや勝利しよう。

改訂した論文を Evolution に投稿した。うまくいきますように。
 その後、新しいモデルのことを考えた。しかし全然進まない。何が面白いのかわからなくなってきた。
9/10(木) の進歩 牛タンの日
今日は牛タンの日だそうである(河北新報の記事)。 2006 年に定めたらしい。仙台牛タン振興会が、業界活性化の研究を宮城大学に依頼したところ、「牛タンの日」を定めるという案が出てきたそうだ。それくらい自分で考えつけとも思うが、ま、よいであろう。しかし、「これ論」が 定める「牛タンの日」は今日ではない。11 月 18 日(*)である。

* 2001 年 のこの日、牛タン定食を食べて力を付けてきた選手達が、ベガルタ仙台の J1 昇格を決めた。
昨日の試合、日本代表がガーナ代表に 4-3 と逆転勝ちした。1-3 で負けていたのを、後半 33 分から立て続けに 3 点取って引っ繰り返した。日本中が大興奮だ。もちろん私も見た。1-3 で負けていた後半 27 分までね。昨夕は、仙台カップの U18 日本代表対 U18 フランス代表の試合を見に行ったので、日本対ガーナの方は録画しておいた。帰路、「日本が 4-3 で勝った」という話を耳にしてしまった。残念、生中継同様、結果を知らずに見たかったのに。後半 21 分に 1-3 となり、「これから大逆転劇が始まるということか。それは楽しみ」とわくわくした。そうしたら、後半 27 分で「ぷちっ」と録画が終わってしまった。ハードディスの容量が一杯になったらしい。そこから先を見ないと意味がないというところで終わってしまうとは。 もうショック。
月初めの談話会があった。マツハシは、遺伝解析に挑む決意を示し、「応援よろしくお願いします」と力強く言い切った。「ベガルタ仙台は、そう言い続けて J2 に 6 年」などと余計なことを思ってしまった。真剣に 応援するので頑張ってくれ。みっちーは、調査種数を順調に増やしているようである。もうすぐ 30 種。かなり良い感じになってきた。イタポンも、問題解決に向けて頑張っている。私も自分の研究を頑張ろう。
東北大学医学部で行った講演の感想が送られてきた。とても好評であったようだ。出席下さった皆様、どうもありがとうございます。
9/9(水) の進歩 ヤマトヌマエビ
我が家の池には、ヤマトヌマエビが棲んでいる ------- はずである。7/25 に、ペットエコ仙台で買ったのだ。しかし、池に放して以来、一度も姿を見たことがな い。つまり、7/25 以来見ていない。夜行性なので、昼は岩陰に潜んでいるという噂である。しかし、池の底の方を目を凝らして探しても、ついぞ発見できない。夜に、懐中電灯を 照らして捜索したこともあるけれど、やはり発見できなかった。もはや、生きているのかどうかさえわからない。ところが今朝、脱皮した抜け殻を発見した。 7/25 以来、初めて見た痕跡である。生存はしているということであろうか。なんか、SF 推理ドラマのようになってきた。
久しぶりに、新しいモデルのことを考えた。しかし、悶々とするばかりで全然進まない。ああ、いらいらする。
9/8(火) の進歩 感謝状
昨夕は、東北大学医学部で、「これから論文を書く若者のために」の講演をした。教室に満杯、150 人もの方が集まって下さった。おかげで、私も乗ることが出来た。
 研究に紆余屈折はつきものの例として、「牛タン定食の効果を調べていたら美肌効果を検出してしまった」という話をした。non-no の表紙に、「牛タン定食で魅惑の女子肌」と載せたスライドも出した。そうしたら、最前列の女子が、口に手を当て、声を出さずに必死に堪えてくれていた。あ りがとう。
 終了後、なんと、感謝状を頂戴した。こんなこと初めてである。嬉しい。研究室に飾っておこう。

アルバムのように立派な装丁の感謝状。京大の卒業証書よりも立派で あった。「『一同得るところ大なるものがありました』と始めから書いてありますね」と突っ込もうかと、一瞬といえど思った自分を恥じ入りたい。

世話をして下さった K さん、どうもありがとうございました。
論文の改訂を終え、英文校閲に出した。おかげで本日は気分すっきりである。
9/7(月) の進歩 高速道路無料化
民主党の公約の一つに高速道路の無料化がある。賛否両論あるが、公約したからには実現しようとするのであろう。個人的に は ETC のことが気になる。「安くはない費用を払って設置したのに」ということだけではない。17 万円払って、19 万 5 千円分の先払い(2 万 5 千円が割引分)をし、高速料金一生払わない計画を実行したの だ。まさか向こうが、高速料金いりません宣言をしてくるとは。まだ、 15 万円くらい残っているはずである。ちゃんと返してくれるのであろうな。返金の仕方は、1) 17 万円 - 利用分、2) 19 万 5 千円 - 利用分、3) 1 案と 2 案の中間の三つが考えられる。1 案だと私は怒るけれど、これが一番ありえそうだ。最悪なのは、4) 首都高速・阪神高速は無料化せず、「使える道路があるので返金しません」と言ってくることである。仙台在住の私がこれらの道路を使うことなど滅多にない。 おまけに、一回の利用料金は数百円。4 案になったら、一生どころか孫子の代まで払わないことになるやも知れぬ。
論文の改訂を進めた。本文がだいたい出来たので、図の描き直しも始めた。PowerPoint のお節介に憤然である。
さ、今から、東北大学医学部での「これ論」の講演に行ってくる。
9/6(日) の進歩 首位!
ベガルタ仙台がファジアーノ岡山を 4-2 で倒した。首位にいたセレッソ大阪が引き分けたので、仙台が首位に立った!
試合は夕方から。6 時半頃にあんに起こされたので、別室にあんを閉じこめて二度寝に挑んだ。最初こそ騒いでいたけれどやがて大人しくなったので、朝寝を久しぶりに楽しむこと が出来た。
 その後、芝刈りをしたり、まる賛に昼食を摂りに行ったり、再び芝刈りをしたり、あんを散歩させたりして過ごした。そういえば一昨日、補修のために芝の種 子も蒔いたのだった。うまく育ってくれることを祈ろう。
四時半頃、スタジアムへと向かった。早めの夕食にと、利久で牛タン定食を食べた。「これ論」の著者が牛タン定食を食べている姿は絵になると思うの だが自意識過剰か。
 試合が始まった。開始直後、MF 千葉のロングパスに DF 朴が猛然と走り、ぎりぎりで追いついて CK を取った。気合い十分。まさに、今日の闘いぶりを予兆する場面であった。選手達は、「闘志躍動」のキャッチフレーズそのままに闘っていた。人もボールも縦 横無尽 に動き回っていた。ボールが動き回るあまり、仙台ゴールにも二回入った。2-2 で前半を終了。後半になって、守備面はきちっと修正してきたようだ。かたや攻撃面での躍動ぶりはそのままであった。後半 9 分、相手のクリアを拾った DF 菅井がダイレクトで強烈なロングシュートを突き刺した。これが大きかった。後半 17 分には、ラッキーボーイ化しつつある中原が決めて 4-2。中原はこれで四試合連続得点である。その後は落ち着いて守りきって 4-2 で勝利した。
 失点はむろんいただけない。しかし、試合内容は非常に良かったと思う。「涼しいと違うね」と思わせるものだった。MF 富田が、ボランチとして頭角を現してきたのも嬉しい。これからはレギュラーとして使われるであろう。FW はやはり、中島ではなくソアレスだろう。次節は、ソアレスとサーレスの 2 トップを見たい。
 首位に立ったとはいえ、二位の大阪との勝ち点差はわずか 1 である。これからも、地に足をつけてしっかりと闘って欲しい。しかしなんか、昇格するチームの力強さが漂ってきたように思う。
9/5(土) の進歩 思い出
昨夜、「ホストの女房」というドラマを見た。何となく見たのだけれど、けっこう面白かった。そしてなぜか高校時代を思い 出した。一学年上の野球部の主将に、強面で知られた人がいた。気迫にも満ちていた。三年生最後の大会には、坊主頭で飽き足らなかったのか、つるつるに剃り 上げた頭で挑んでいた。その強面氏と、京大で同学年となった。私は理学部、氏は農学部なので、交流はまったく無い。農学部から理学部に転学してきた子と話 をしたら、強面氏を知っていた。「京大生ホスト」として週刊誌に紹介されたそ うだ(*)。高校を卒業してから数年の間に何があったのかと思った。

*話すことが無いと、お客様に、「素敵なバックですね」などと言っていたそうである。営業成績はあまり良くなかったのではあるまいか。
あんを散歩させていたら、五歳くらいの外国人の女の子にあった。「Touch?」と言ってあんに手を伸ばしてくる。五歳児というのに、緊張して応 対した。「Does he bite?」との問いに、「My dog is a girl」と、微妙にずれた会話をしたのであった。
朝市に行って、豪華本鮪大トロと松茸を買ってきた。松茸の炭火焼き、堪りませんな。
9/4(金) の進歩 明後日は岡山戦
ベガルタ仙台は明後日、ユアテックスタジアム仙台にファジアーノ岡山を迎え撃つ(18 時試合開始)。下位に沈む相手であるので、確実に勝って勝ち点を積み上げよう。
 出場停止のサーレスに替わって先発するのは誰か?  中島か、中原か、ソアレスか?  好調の中原とも思うが、「ラッキーボーイは途中から出す」と監督は決めているらしい。そうすか。ならばせめて、中島ではなくてソアレスを使って欲しい。「ソ」「ア」「レ」「ス」というカタカナすべてに右上がりの部分があるというの も相当に目出度いと思う。
祝合格! おめでとう、はるか。仙台の緑化のために頑張ってくれ。
先日の NHK 討論番組で亀井静香が、「その気になって精査すれば、無駄な予算なんていくらでも見つかる」という旨のことを言っていた。本日、某会議に出てその通りと 思った。業者の言い値で買うばかりで、購入費用を削る努力をまったくしない。予算は全部使い切らないといけない。役所って、どうしてこうなのだろう?   こんな無駄を放置しておいて、削りやすいもの(人員・人件費とか)を削ることが改革では無いことを願いたい。

論文の執筆もだいぶ進んだ。来週の頭には完成するであろう。
9/3(木) の進歩 名解説者都並さん
昨日の試合は楽勝だった(ベガルタ仙台 2-0 東京ベルディ 1969)。前半終了間際にサーレスが退場となってしまったけれど、負ける気が全然しなかった。いったいどうしたのかと心配になるくらい、ベルディに歯ご たえがなかった。後半に 10 人で 2 点取って試合を決めた。どちらが 10 人なのかわからない試合内容だった。
 湘南と甲府が引き分けたので、ほんの半歩だけ抜け出した。この調子で、確実に勝ち点を稼いでいこう。
 昨日の CS 中継は、解説に都並、ピッチ解説に名波という、日本代表の試合中継級の豪華さだった。確かに、わかりやすくて良かった。名解説者必ずしも名監督ならず(*)ということであるな。

*都並 敏史:2005 年に仙台の監督をした。S 級ライセンス(J の監督に必要な資格)を取得していきなりの就任であった。「なんで都並?」というのが、就任決定時のサポの声だった。真相は、同年に悪天のプロ野球会社が 出 来てしまったため、それに対抗できるように人気者を呼んだということらしい。同年の最終戦、仙台が勝てば J1 との入れ替え戦進出であった。ところが監督は、引き分けても進出と思っていたら しく、見事引き分けて進出を逃した。一年でクビ。その後、セレッソ大阪の監督を務めるも、半年ほどでクビとなった。今度は、「一年でクビは嫌」と三年契約 で横浜 FC の監督となった。ところがやはり一年でクビになるとい う運命の人であった。
身内の話なので控えめに書いておく。暁子が、横浜国立大の准教授に昇任した。パーマネント職である。よかった。おめでとう。早く祝いをしようよ。
モデルに目処が立ったので、論文の改訂に着手した。正直、面倒くさい。でも、よい論文に生まれ変わると確信しているので、頑張ることにしよう。
9/2(水) の進歩 監督交替か?!
ベガルタ仙台は今夜、敵地で東京ベルディ 1969 と闘う。そんな中、手倉森監督の衝撃的な発言が流れてきた。

「手倉森監督は強い口調で言った。「民主党も圧勝したし、うちも政権交代のタイミングだな」」(ス ポーツ報知より)

うちも政権交代とは!  発言の真意はどこにあるのか?  「J2 も政権交代」(首位交替)と言いたかったのではという向きもあるが、それは違うだろう。「うち」はやはりベガルタ仙台を指すだろうし、「う ちも政権奪取」ではなく「うちも政権交代」と言っているし。秋になると監督交替の話が出るのがクラブのお家芸ではある。今秋は新聞がちっとも書き立てない ので、監督自ら煽ってしまったのであろうか?
 などと私は遊んでいるけれど、今夜も必勝あるのみ。
高校の同窓会の余韻にまだ浸っている。携帯電話もインターネットも電子メールもデジカメも無かった時代だ。今でこそ、こうした文明にすっかり浸っ ている私ではあるけれど、当時は、これら無しで平気だった(当たり前か)。ともかくも、楽しかった。
 携帯電話もメールも無いのだから、連絡したいときには家の電話をかけるしかない。そして、「○○さんいらっしゃいますか?」と、通話口に出た相手(たい ていの場合親御さん)に告げるのだ。つまり、恋愛するにも親御さんを介さないといけ なかった。こう思い返すと、けっこう難儀な時代だったか。いや、今の時代が異様に便利すぎるのかもしれない。
モデルの再計算は目処がついた。吃驚するぐらいすっきりとしたモデルになった。何で始めからこういう計算をしなかったのか。一度ある方向を向いて しまうと、なかなか方向転換できないものだ。
9/1(火) の進歩 渡さない
あんは、ボーンガムでも人参のかけらでも布端でも、自分の物と思った物は絶対に渡そうとしない。取り上げようとすると、 口に深く咥え込んで、すごい形相で「ううううーーーっ」と呻る(2008.8.31 の進歩参 照)。昨夜もそうであった。書斎でネットを見ていた時のことだ。あんは、丸くなって私の側で寝ていた。水を飲もうと私が書斎を出ると、寝ぼけ眼で私の後ろ 姿を見つめた。その目の前にいい物があった。そして、自分の物と思い込んだようだ。私が書斎に戻ると、それを固く咥え込んで「ううううーーーっ」と呻っ た。ーーーーーー 取られないようにしているのか。心配することはない。それを取り上げたりはしない。今おまえが咥えているのは自分のしっぽだ。痛くないのか?
 その姿を写真に撮ってやろうと、デジカメを取りに行った。と、あんは、通常防衛権(口を中心とした半径 20 cm 内の範囲)にしっぽを置き、お座りをして私の様子を窺った。しっぽは、お座りに合わせてくるりと後ろへ。通常防衛権から消えた。となるとけろりと忘れてし まうようで、嬉しそうに私に甘えたのであった。というわけで写真は無しだ。
American Naturalist にリジェクトされてしまったモデルの再計算を始めた。面倒だけれど、ま、いいわ。どうせ計算をやり直したいと思っていたのだ。