「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
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12/31(水) の進歩 大晦日
今日で一 年が終わってしまう。今年を一言でまとめると、「いったい何をしたんだっけ?  本を書いたんだ」という年であった。本を書かなかったら何も残らなかったと いう、けっこう微妙な一年だ。でも、本を書いたことは大変立派なことであると思う。来年も頑張 ろっと。まさか、「これから○○をする若者のために」という 本を書くことは無いだろうけど。もう、ネタがないっつーの。
お節料理は最後の仕上げに入った。鰤の照り焼きとか鰆の西京味噌焼きとか、焼き物をした。 ちなみに、鰤の照り焼きは恐ろしい料理である。迂闊にガスコン ロで焼くと、タレがコンロにこびり付いて大変なことになるのだ。煙ももくもくと出 る。なんと、台所の火災警報機が鳴った。初めて音を聞いた。でも、美味しいから許す。
仙台駅に暁子を迎えに行った。あんは、久しぶりの対面に大興奮であった。でも、五分でぴたりと止む。数分して暁子の存在を思い出す と、また甘え出 す。これを 2-3 回繰り返して終了である。
紅白歌合戦を見ながら年越しの宴をした。「その歌を知っていたら勝ち、知らなかったら 負け」と勝負したところ、あまりに負けが込み、早々に投了と なった。紅白終了後、年越し蕎麦を食べた。前谷内屋という蕎麦屋で買った物である。盛りの 少ない店なので多めに買ったら、けっこうな量であった。食べきれ ずに 1/3 くらい捨ててしまった。反省。
12/30(火) の進歩 今日もお節料理 作り
今日も朝からお節料理作りに勤しんだ。昼過ぎ、 一段落付いたところでお出かけをした。あんを美容院に連れて行くのだ。あんの美容院代は 4000 円、私の床屋代は 1500 円であることが腑に落ちないが。さらには、朝市に刺身を買いに行く。ドックハウス花にあんを預け、その 足で朝市へと向かった。今日は大混雑、動くのも大変 だった。金華山という馴染みの店で、大トロとタラバガニを購入した。あんを引き取り帰宅。お節料 理作りを再開した。早めに済ませたいという心配性と、直前 に作る方が美味ということの葛藤の末、今日中に大半を終えることになりそうだ。
 今年のお節料理には、母が残してくれたレシピから三品を取り入れた。母は、自 宅で日本料理教室を開いていたのだ。そのレシピをいくつか貰い受けていたので、挑戦してみることにしたわけである。どんな味になるのか、正月が楽し みである(*)。

*私は料理中に味見をしない。面倒だから。
12/29(月) の進歩 端折らない
ネッ トで頼んでいた、セラミックの魚焼き網が届いた。包みを開けると、手書きの挨拶文が出てきた。

「この度はご注文をいただきありがとうございます。少し形の悪いセラミックを送らせ ていただきますので使って下さい。今後ともよろしくお願い致します」(太字は私)

喧嘩売っているのか。品を取り出してみると、セラミック網が二つ入っていた。一つだけ頼んだはずだが ………。察するに、「少し形の悪いセラミック」をおまけで付けてくれたようだ。せっかくの好意も、この挨拶文では台無しである。
台所前の花壇に煉瓦の縁取りを付けた。
 

これまでは縁取りがなく、芝生面に直に接していた(例によって、 改良前の写真は無し)。そのせいか、どうも見栄えが悪かった。玄関アプロー チの目の前にあ り、我が家で一番目に付く花壇というのにである。グリーンケア(我が家御用達の造園・外構業者)に相談したところ、えらくお洒落な煉瓦 を持って来てくれ た。おかげでぐっと引き締まった。嬉しい。
朝からお節料理作りに勤しんだ。手作りを初めて今年で五年目。もう慣れたもんだ。我ながら手際もよい。
 昼間から台所に立っていて気づいたことがある。 南向きの窓沿いの台所というのも考えものだ。陽が差し込んで、作業台の上に 置いてある食材に当たってしま うのだ。ブラインドを閉めればよいのではあるが、庭が眺められなくなるのが嫌だ。しかたなく、食材を奥の方に避難させつつ料理を進めていった。
12/28(日) の進歩 雪景色
朝起きて外を見ると、雪が 15 cm くらい積もっていた。

雪景色の我が家。他人の家の写真を載せていたら変である。

我が家の庭。西洋芝もバラ苗も雪に埋もれた。

これでもう三日も降り続けている。仙台でこういうことは珍しい。たいていは、一日降ったら翌日には晴れて、雪も溶けてしまうのだけれど。でも、雪が大好き な私としては嬉しい。「今日は休肝日にする」と牧に昨夜宣言したのであるが、雪見酒をしたくなってきた。
お節料理の食材を買いに朝市に行った。通り道(のはず)なので、「屋台亭 満天」というラーメン屋を探しながら進んだ。雑誌で一位になっていたので、一度食べに行こうと思っているのだ。しかし見つからず。街中に入るにつれ、我が 家の辺りと景色が全然違ってきた。雪は積もっていない。大して降らなかったのだろうか?
 朝市に着き、とっとと買い物をした。気のせいか、朝市の混雑は例年ほどではなかったように思う。これも不況の影響か。
 ついでに、研究室に寄った。修論生が心配だったーーーからではない。日 記の更新に来たのだ。更新を遅らせては、日本全国の読者の方々に申し訳ないではないか。ついでに、修論生も修論執筆を頑張って頂きたい。形になった物を 1/5 までに提出すること。
さてと、今夕からお節料理作りに励むとしよう。
12/27(土) の進歩 忘年会
今夜は、牧が遊びに来てくれる。忘年会をするのだ。というわけで、手料理でもてなす。
 まずは、買い物がてら、前谷内屋という蕎麦屋に行った。以前食べて美味しかったので、年越し蕎麦を注文することにしたのだ。しかし、美味しいけど高い ね、この店。
 食材を買い込んで帰宅。ぽちぽちと支度を始めた。この頃凝っている、手作り豆腐も作った。外は雪景色。良き、雪見酒となるであろう。
 夕刻、牧がやって来た。あんは、ケージの中で怯えた声で啼いていた。何度も会っているのに、どうしてこうなのか。でもその内に慣れた。
 いろいろと深い話をして、楽しい時間が過ぎていった。帰る頃には、本格的な雪になっていた。こりゃ、明日が楽しみだ。というわけで、また遊びに来ておく れ。
12/26(金) の進歩 今年の十大ニュース
今年も残すところわずかとなった。私にとっての今年の十大ニュースを書いておこう。

1. ベガルタ仙台が惜しくも昇格を逃す。
 入れ替え戦を闘い、仙台サポの絆はますます強まった。来季こそ昇格だ。

2. これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術を出版。
 3 月 - 7 月のほとんどを執筆に費やした。その甲斐あって、良い本が出来たと思っている。

3. 鈎取の旧居ようやく売却。
 売り出して一年半。ようやくにして旧居が売れた。ほっとした。反面、寂しくもある。

4. 庭の西洋芝が、見事な状態で夏を越す。
 西洋芝は高温多湿に弱く、夏に枯れてしまうことが多い。こんな綺麗な状態で夏越ししたのは、育成歴 8 年目にして初めてである。

5. 庭のバラが 37 本に増える。
 すっかり凝ってしまった。来春が楽しみだ。

6. あん、とくに変わらず。
 あんに関しては、とくに書くことがない。相変わらず、テーブルの上の食べ物を食べようとするし、窓の外を通る犬を見て「あんっ、あんっ」と吠え立てる し、散歩中に犬に合うと、すれ違ってから凄むし、何かを口に咥えた ら、奪われないようにと唸るし、庭の花を食べちゃうし、シクラメンが特に好物だし、高級パキスタン絨毯の上で粗相をするし、結局書くことがいっぱいあっ た。

7. ベガルタ仙台 DF 岡山が戦力外に。
 雰囲気的支柱だった岡山が戦力外とは。未だにショックが拭えない。

8. ベガルタ仙台 MF 関口が日本代表合宿に呼ばれるという話も、話だけに終わる。
 全仙台サポが浮き浮きそわそわしていたのに、ひっどーーい。

9. 庭の西洋芝が、冬になっても緑を保つ。
 西洋芝は常緑といえど、冬になると色がかなり悪くなることが通例であった。ところが今冬は、けっこう綺麗な緑を保っ ている。これでこそ常緑というものである。

10. 自分の研究進まず。
 来年こそ頑張らないといけない。
私は今日で仕事納めである。明日は牧と忘年会。明後日からお節料理作りに励む。それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。
12/25(木) の進歩 生協の売り上げ一位に
これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」 が、全国大学生協の理学書売り上げ一位に輝 いた。嬉しい。「これ論」も、一位にはなったことは無い(ような記憶が)というのに。お買い上げ、誠にありがとうございます。
昨夜、太平洋戦争開戦前夜の日本政府首脳を描いたドラマを見た。「統帥権の独立」を楯に政府に従わない軍部(とくに陸 軍)。信じられない話だ。大日本帝国憲法第 11 条「天皇ハ陸海軍ヲ統帥ス」が諸悪の根源であった(政府が統帥するのではないということ)。この条文が、「天皇ハ陸海軍ヲ泥酔ス」であったならば歴史は変わったであろう。昼間から酔っぱらっていても、 「泥酔権の干犯だ」と言って耳を貸さない。戦争どころではない。しかし、「イッキ撃ち」とか言って、かえって戦争を勃発させてしまうか。

昨夜はクリスマスイブだったようで。そんな夜を休肝日にした私は 寂しい人生を送っているのであろうか。
ひじりから、修論のモデルの章の修正稿が送られてきた。全部書き替えてやった。ひじりが書いた文章は、単語が三つ残ったのみであった。添削に、ほぼ丸一日かかってしまった。
12/24(水) の進歩 フキ
我が家の庭の片隅にフキが生えている。わざわざ植えたのだ。昨日様子を見たら、フキノトウが出ていた。なんだこれは。季 節はどうなっているのか。
ひじりがようやくにして、修論のモデルの章を持ってきた。即リジェクト。

・全体状況の説明をしてから細部の説明をする。これを常に心がけよ。
・図や表は、全体状況を示すのに有効である。適宜活用すべし。
・定数や変数の定義をしてから、それらを使った数式の説明をする。あるいは、数式を出した直後に、そこに入っている定数や変数の説明をする。
・無駄な定義はしない。一つに統合できる数式を、わざわざ複数の数式に分けない。
・最後に、どういう値を最大化するのか、どの変数を最適化するのかを述べて締める。
・書式もきちっと。見出しの文字とか、定数や変数のイタリック化とか。


いっときは駄目かと諦めたモデル計算が復活した。かっこが一つ抜けていた。修正したら期待通りの結果が出るようになった。かっこ一つで天と地ほど に変わるとは。
12/23(火) の進歩 今日も大掃除
台所の大掃除をした。室内で一番汚れるところなので、気合いを入れてやらなくてはいけない。まずは換気扇の掃除だ。数年 前に換気扇革命が起きて、構造ががらりと変わった。わかりにくいことを承知で書くと、舞い上がった煙や油が当たる部分に板があり、煙・油を拒絶するかのよ うな構造になっているのだ。そして、内部の溝にうまいこと油汚れが溜まる。おかげで掃除もしやすい。我が家の換気扇もこの新型である。それでも時間はか かったけれど、気分的にはちゃっちゃ と掃除を進めていった。換気扇を終えると、食器棚の壁とかを拭き掃除。さらには、冷蔵庫の中の掃除および粛正もした。賞味期限 2002 年の蒲焼きのタレなど、なんでこんなのが入っているのかという物を捨てまくり、すっきりさせた。4 時前に終了。台所が綺麗だと気持ちいいね。
手作り豆腐に再挑戦した。ネットで情報を収集し、三つのことを変えた。

1. 大豆を徹底粉砕し、完全なるクリーム状とする。これにより、よりすぐれた豆乳を得ることができる。
2. にがりを入れるとき、あまりかき混ぜない。かき混ぜすぎると、豆腐が分離してしまうらしい。
3. 出来上がった豆腐をしばし水に浸けてにがりを抜く。

おかげで上手に出来た。濃厚な味でとても美味しかった。しかし、いかにも手で押し固めたような感じになっていて、見た目があまりよくない。この点をどう改 善するかだ。
12/22(月) の進歩 手作り豆腐
昨日、手作り豆腐に挑戦した。道具一式を通販で売っていたので、ついつい購入したのだ。試してみると、ちゃんと豆腐には なった。しかし、あまり美味しくなかった。固まったというより、ぼそぼその小粒が集合したような豆腐で、しっとり感がない。何がいけなかったのか。情報を 集めて対策を練り、再挑戦することにしよう。
このところずっと続けてきたモデル計算。こりゃ駄目かも。根本的に考え直す必要がありそうだ。
12/21(日) の進歩 ユアテックスタジアム仙台の芝
今季終了後、ユアテックスタジアム仙台の芝(西洋芝)の張り替えが行われる。開設 10 年が経ち、芝の痛みが激しくなったためである。張り替えに先立ち本日、芝の無料配布(先着 1000 名)とピッチ開放が行われた。西洋芝が大好きな上に、仙台サポ聖地の芝だ。何としても手に入れたい。というわけで、開場 30 分前にスタジアムに行った。すでに 500 人位が並んでいる。開場時には 1000 人を超えていたような。入場者に対し、芝配布の整理券が一人一枚ずつ配られていった。直径 10 センチほどのポットになった芝が配られるらしい。どうせならたくさん貰いたい。私は、整理券を一枚受け取ると、そのまま列の最後尾にダッシュ。整理券をも う一枚貰おうという作戦に出た。こんなことしているの私一人だけだ。作戦が功を奏し、整理券二枚を獲得してピッチ内に入ったのであった。

ピッチから見上げるスタンド。ここに満員のサポが入って自分たちに声援を送る。こりゃ確かにしびれる。

ユアテックスタジアム仙台の芝。緑がびっしり。踏んだ感触は、思ったよりも柔らかかった。

整理券二枚を、「ビニールポット(芝を入れる)+ビニール袋(持ち運び用)」二組と交換して貰った。ポットは空である。どうやら、参加者が、道具を借りて 自ら芝を抜き取るらしい。

抜き取られた芝。直径 10 センチほど。帰宅後に撮影。

抜き取り道具の数に限りがあるため、抜き取り場所には長蛇の列が出来ていた。並んで待つ内に、新たな作戦が閃いた。ポットに一つ、ビニール袋に二つ芝を入 れれば、合計六つ持って帰れるのではないか。他の人はみんな、ポットに芝を一つ入れ、そのポットをビニール袋に入れている。おろかよのうと、 途端に思えてきた。私の番になり、作戦を決行した。係員と目を合わせないことが秘訣であった。首尾良く六つの芝を手に入れ持ち上げようと した。異様に重い。しまった、重さのことをちっとも考えていなかった。おまけに持ちにくい。50 m 歩いて力尽きた。やはり、ビニール袋は、ポットを入れるために生まれてきたのであろうか。しかし、気力を振り絞って、50 m 歩くごとに休憩しつつなんとか車に戻った。芝を六つゲット!

*私の行為を、せこいとか浅ましいと思ってはいけない。処分されてしまう運命の芝である。たいへん嫌な喩えであるが、ペット店が閉鎖されることになり ………。心ある人ならば、一匹でも多くのペットを救おうとするであろう。私は、芝の命を救ったのだ。そんなつもり、まったく無かったけどね。
帰宅後、三つを鉢植えに、残りの三つを地植えにした。鉢植えには、スタジアムの砂をそのまま使った。植え込みを終え鉢に水をやった。ところが、水 がまったく引かない。芝が水没したままである。鉢を持ち上げてみると、下の穴から水が全然落ちてきていない。普通の土ならば、あっという間に水が切れるは ずである。この異様な水持ちは何なのか。これがプロ仕様か。いや、土がこんな風になってしまったので、芝を張り替えることにしたのか。とりあえずこのまま の土で、様子を見るしかあるまい。
本日も大掃除。右手の痛さを堪えつつ、床の拭き掃除をした。疲労困憊だ。
12/20(土) の進歩 大掃除
大掃除を始めることにした。今日は窓掃除をする。高圧洗浄機(*)を使って、一年の汚れをぶっとばすのだ。高圧洗浄機に 水道ホースを繋げスイッチを入れた。そして、窓の外面に水を噴射した。ところが水圧が弱い。「どうしちゃったんだろう」と思いつつ、居間の窓の掃除を終え た。台所の窓を掃除するために、高圧洗浄機を持って移動した。と、コンセントが一緒になってぶらぶらと移動した。???。高圧洗浄機のコンセントを差すのを忘れていた。電気が来ていないので水圧がかか らなかったのであった。コンセントを差すと、あのすさまじい水圧が復活した。居間の窓をやり直しだ。それでも、午前中に全部の窓の外側洗浄を終えた。昼食 後、室内側の窓掃除を始めた。こちらは手作業である。と、高圧洗浄したというのに、外面にも汚れが残っていることが判明した。結局、外面も手作業でやり直 すはめになった。四時頃にようやく終了した。くたくただ。右手の掌に早くも筋肉痛が。痛くて指をちゃんと曲げられない。明日は床の拭き掃除をしようと思っ ていたけれど、こんな状態で大丈夫か。

*高圧洗浄機:高圧で水を拭きかけ汚れを落とす道具。ホースの先を指で絞って水を拭きかけるのとは桁が違う水圧である。

疲れを癒すために、近所の温泉施設に行った。入浴後、整体+足つぼマッサージを受けた。通常 40 分のところが、特別期間ということで 50 分になっていた。さらには、大掃除をして筋肉痛という私を不憫に思ったのか、60 分もやってくれていた。極楽であった。
12/19(金) の進歩 菅井が契約更改
ベガルタ仙台 DF 菅井が契約更改した。これで来季も仙台で闘うことになる。良かった。菅井・梁・関口の三人をクラブに引き留めることが重要課題なのだ。菅井に見習って、 梁・関口もとっとと契約更改して欲しい。
 かたや、続蹴が決まった手倉森監督は、「完全昇格する」(河北新報よ り)と、意味不明の言葉を用いて決意を語った。「昇格に完全も不完全もなかろ」と、意気込みが空回りしないことを願う声が上がっている。
クラブ W 杯準決勝をテレビ観戦した。大味な試合という印象は否めなかった。しかし、マンチェスター U から 3 点も取ったのはすごい。かたやマンチェスター U は、いとも簡単に点を取っていた。さすが「赤い悪魔」だ(チームカラーが赤であることから、こう畏敬されている)。チームカラーが赤といえば、J2 ではロアッソ熊本がそうだ。中盤でえげつないプレッシャーをかけないので、「赤い善 人」と呼ばれている(私に)。
 面白かったのは、「日産スタジアム」と呼ばずに「横浜国際総合競技場」と呼んでいること(*)。クラブ W 杯はトヨタが後援しているので、「日産スタジアム」はまずいのか?

*「横浜国際総合競技場」は旧称のはず。日産が命名権を獲得して、「日産スタジアム」となっている。
モデル解析を進めている。Mathematica のプログラムがどんどん複雑になってきている。おまけに、期待している解が出て来ない。どうしよう。
12/18(木) の進歩 手倉森監督続蹴
手倉森監督が、来季も指揮をとることになった。ま、良いであろう。来季は J1 昇格が義務だ。万一失敗したら(失敗しそうになったら)解任ということで。
 マスコミでは「続投」と言っているが、これは野球用語ではないか。使うべきではない。かといって、他に適当な言葉が思いつかない自分に愕然とする。とり あえず、「続蹴」と言う言葉を提唱する。
こじの論文セミナー。種子繁殖とクローン繁殖への最適投資を解析した論文を紹介してくれた。こじのモデルの方がずっと面白いと思った。
 ついでマツハシと永野君の講座セミナー。マツハシの研究は、方向性が見えてきたと思う。やりがいがありそうだ。頑張れ。
自分のモデル解析を進めた。今日のところは、進歩したような気になっている。明日じっくり見直すことにしよう。
12/17(水) の進歩 手作り豆腐
ちほちゃんが、セミナー室で危険な物を作っている。美味しそうな生クリームに見えるのだが、水酸化ナトリウム入りだそうだ。物騒ったらありゃしない。でも、オリーブ 100 % の石けんになるらしい。これを見て私は、いささか飛躍かもしれないが、豆腐を手作りしたくなった。作ったことはない。すごく美味しいという噂を聞いたのみ である。ネットで調べてみると、案外と簡単に出来そうに思った(*)。にがりが手に入ったら挑戦することにしよう。

*いざ挑戦してみると、全然うまくいかずに憤然とするに違いない。そして、しばらく凝ることになるであろう。
ここ数日、この日記への訪問者が増えている。いろいろな動機で、入れ替え戦に敗れた私の様子を覗きに来ているのだろう。動機は三種類あると推察す る。

1. どうしているかな。
2. どうしているかな。
3. どうしているかな。

文字にしてしまうと全くわからないが、それぞれ読み方を変えて頂きたい。
この頃の、自分のモチベーションを高める言葉。「このままでは人間の屑だ」。 暗い。
モデル解析を今日も進めた。相変わらず暗澹としている。でも、わずかながら光が差してきたようにも思う。
12/16(火) の進歩 改めて悔しい
昨日、入れ替え戦に関する地方ニュースを見た。改めて、悔しさがこみ上げてきた。とくに、1-2 となってからの、磐田ゴール前での猛攻。MF 関口のセンタリングを磐田 GK 川口が弾く。そのボールがフリーの梁の前に転がった。トラップしたために川口に詰められ(その 1)シュートコースが無くなる。梁は、横にいた富田に流すもちょっとずれて(その 2)、磐田 DF がかろうじて足に当てる。そのボールが中原に渡り、右足で強烈シュート。GK 川口を抜いたものの、ゴール前に立っていた磐田 DF に弾き返された(その 3)。そのこぼれ球をさらに梁がシュート。しかし今度は、川口が必死に伸ばした手の指先で弾き出されてしまった(その 4)。1 - 4 の内の一つでも、ずれが無かったり運があったりすれば点が入っていたというのに。CS で実況した倉敷アナ(*)は、「みちのくの情熱を感じましたけどねー」と語ったのであった。みち のくの情熱で攻めるものか?
 悔しい。気分転換にこ んな写真を楽しもう。

*倉敷アナは、試合に敗れ涙にくれる仙台サポの映像が映し出されると、「美味しい牛タン食べて」と慰めていた。
エレベータを降りたところで、携帯のストラップを留めるリング(直径 3 ミリほど)を落とした。姿勢を低くして床上を探したら、通りがかった人が、「コンタクトですか?」と一緒に探そうとしてくれた。そんなたいそうな物ではな いとえらく恐縮した。だって、数分間一緒に探して貰って、「ありましたよっ!」と銀 色のわっかを指し示す状況はちょっとではないか。ともかくも、人の温かさを感じた時であった。
自分のモデル解析。昨日よりはましな状況になったと思う。しかし相変わらず先が見えない。
12/15(月) の進歩 修論
修論生は、修士論文の執筆に取り組んでいることと思う。頑張って頂戴。修論は是非とも、そのまま投稿論文になるように書 いて欲しい(分野の事情もあるだろうが)。データをやたら盛り込んで厚くする必要など無し。必要最小限のことを書けばよいのだ。「そうすると、他の人より 頁数の少ない修論になって寂しい」と言われたことがある。そんなことはない。修論と 携帯電話は薄い方が良い。最高の情報が最薄の中に詰まっている。それこそが価値ある品というものである。
こじとひじりの解析結果報告。気づくともう 12 月の半ばだ。こりゃ、不眠不休で頑張らないとまずいぞ。
自分のモデル解析もした。泥縄。何をやっているのかわからなくなってきた。
12/14(日) の進歩 一夜明けて
正直、また J2 かという思いはある。しかし、それが我がクラブの実力。今日から新たな闘いを始めよう。入れ替え戦を闘ったことで、私たちの結束はいっそう高まったように 思う。来年は、きっと良い方に進む。
 今季は、「人もボールも動くサッカー」を目指した。しかしこれだけでは駄目なことがわかった。来季は、「人もボールも得点も動くサッカー」にしなくてい けない。人とボールが動くのは点を取るためなのだ。目的と手段をごっちゃにしないようにしよう。
手倉森監督解任の話が出ている。私は、目指すサッカーはそのままにという条件付きで、監督交代に賛成だ。選手起用・采配等、手倉森監督の力量に疑 問を抱いているからだ。彼のままでは、大きな進歩が望めない気がする。かといって、スポンサーが名指しするような監督を持ってくるのは大反対であるが。
選手の引き留めもしないといけない。梁・関口・菅井らは、J1 に引き抜かれる可能性が高いであろう。関口に至っては、「さっき寿人さんからメールがきて、ベガルタの11番を着続けてほしいけど厳しい所でやるのも大切 だから、迷うなって言ってました!」とブログで語っ ている(寿人;元仙台、現広島の佐藤寿人)。なんで、「!」で終わるのか。深刻さが伝わって来ない!それはともかく、寿人 よ、余計なことを言うでない。
12/13(土) の進歩 無念だが
ベガルタ仙台 1-2 ジュビロ磐田。今年の闘いが終わった。
決戦の朝となった。タクシーで JR 国見へ。レプリカを着込んだ私の姿を見て、運転手はひとしきり入れ替え戦の話を始めた。10 分ほど経過した頃になって、「えーーっ、磐田に行くんですかっ!」とえらく驚かれた。って、こういう服装をして駅に向かっているというのに、何のためと 思っていたのか。
 新幹線を乗り継ぎ磐田へ。車中で赤飯弁当を食べた。なんか順序が逆なような。新幹線の車中には、仙台サポが他にもちらほらと。掛川で東海道線に乗り換え たら、車中は仙台サポだらけであった。仙台サポに紛れ、磐田サポが居心地悪そうにしていた。ヤマハスタジアムに着いた。仙台サポが大集結だ。その数ざっと 5000 人(J's goal の写 真)。なかばホームと化していた。選手入場時、仙台サポは、「絆」の文字を一斉に掲げた(J's goal の写 真)。我らの思い、選手に届いたであろう。一人だけ、「袢纏の「袢」を一斉に掲げたら面白い」と思っていたサポが混じっていたのであるが、その思 いは届かなかったであろう。
 試合が始まった。立ち上がりから、仙台が攻勢に出た。前半 25 分には、磐田ゴール前で FW ナジソンがどフリーに。しかし、シュートをぼほっとふかし好機を逸した。これで決めていれば展開は変わったであろうに。そして前半 41 分、梁のパスミスからボールを奪われ、磐田 FW 前田がセンタリング。それを、磐田 MF 松浦が胸に当ててゴール前へ弾いた。何でもいいからボールを上げようというつもりだったのであろう。ところがそれが、ループシュートのようにゴールに入っ てしまうという不運。優位に試合を進めていたというのに、これで流れが変わってしまった。後半になると、磐田が試合を支配するようになった。後半 28 分、仙台のコーナーキックを磐田がクリアー。それが、前線に残っていた磐田 MF 松浦に繋がった。仙台はなぜか一人しか自陣に残っていない。松浦にドリブル突破を許し、二点目を決められてしまった。その後、仙台が猛攻を仕掛ける。ロス タイム、FK を梁が直接決めて 1-2 となった。あと一点取り 2-2 で引き分ければ、仙台が昇格する。仙台サポは一挙に盛り上がった。そして磐田ゴール前で大混戦。「入った」と思ったシュートを 2-3 本続けるも、ぎりぎりのところで弾き出されてしまった。終了の笛と共に、倒れ込む仙台の選手たち。
 負けた。選手はよく闘ってくれた。しかし、力の差があったことも確かだ。決めるべき所で決める磐田と、それが出来ない仙台。味方ボールを確実に繋ぐ磐田 と、ミスで自ら攻撃放棄してしまう仙台。もう一度やり直そう。苦難上等なり。
掛川で残念会をした。敵地だけれど、残念会なら構わないであろう。明日から、また新たな闘いが始まる。
お知らせ:「これから学会発表する若者のた めに:ポスターと口頭のプレゼン技術」「これから論文を書く若者のために:大改訂増補版」 「これからレポート・卒論を書く若者のために」の、「ベガルタ仙台 J1 昇格記念セール」は来年に延期となりました。
12/12(金) の進歩 共闘
明日、ベガルタ仙台の今季最後の闘いが始まる。今に及んで書くことはない。共闘。

12 月 13 日 午後 4 時 ヤマハスタジアム

現地に行くことが出来ない人たちは、パブリックビューイング(ユアテックスタジアム仙台にて開催)か NHK か CS で声援を送って欲しい。
仙台から新幹線で行く方への耳より情報だ。乗車券は、磐田までのものを買ってはいけない。二つ先の天竜川までの往復乗車券を買うのだ(または、一つ先の豊田町までの往復乗車券; 料金はどちらでも同じ)。なぜか。仙台から磐田までは片道 597.7 km。天竜川までだと 604.5 km である。片道 601 km 以上だと往復割引(二割引)が適用される。そのため、磐田往復だと 1,8060 円のところが、天竜川往復だと 1,6820 円となる。遠い方が安いというこの矛盾。のだめカンタビーレに、「あじ一尾 200 円 二尾で 150 円」という魚屋が出てきたが、まさにそれに匹敵する。
 なお、天竜川まで買うことは正当な行為である。なぜならばこれは、JR の職員から勧められた方法なのだ。宮城では、JR 職員も一丸となって、磐田遠征組を支援しているのである。
モンテディオ山形がクラブ名の変更を検討しているらしい(スポニチよ り)。カタカナ語を止め、漢字の名称にするとか。素晴らしいことだ。カタカナ語などというアホなものを崇め奉る風潮を、いい加減に撲滅しないといけない。 で、候補に挙がっているのが「月山山形」だそうだ。…………、正直、あまり格好よくないのでは。なんか、高速のインターみたいである。
 日本語のクラブ名で格好よかったのは、なんと言っても「京都紫光クラブ」だ。京都サンガ FC の前身である(ただし今も、アマチュアクラブとしての「京都紫光クラブ」は存在する)。「京都紫光クラブ」という名のままで J リーグ入りすればよかったのにと、他所様のことながら残念に思っている。
12/11(木) の進歩 ベガルタ仙台 1-1 ジュビロ磐田
昨日の決戦はすごかった。満員に膨れ上がったスタジアムに、地鳴りのような声援が響き渡った。これぞクラブの命運を賭け た闘い。この場に居 合わせる幸せを思った。


前半は、ほぼ互角と言ってよい闘いだった。仙台 FW 中島と MF 関口が切れ切れで、磐田の左サイドを蹂躙していた。そして前半 41 分、MF 梁からのパスを FW ナジソンが受けて、強烈なシュートを決めた。ナジソン偉い、今日の試合で役に立ったのはこの時だけだ(褒めてるのか?)!  得点の時のスタジアムの興奮といったらなかった。私も、ここ数年で一番嬉しい瞬間だった。後半になると、磐田ががつがつと出てくるようになった。前線から 激しく詰めてきて仙台の選手を追い込む。その圧力はさすがで、後半 8 分に痛恨の失点をしてしまった。その後も磐田の優勢は続いた。生きた心地のしない時間が過ぎていく。結局そのまま、1-1 の引き分けとなった。
 磐田側は、敵地で点を取って追いついたことを良しとしているであろう。ふっ。まん まと取らせたのだ。磐田が 16 位になってしまったのは、引き気味で消極的な闘いに終始してしまったためである。今日の試合では、失点して後がなくなり、それがゆえに攻撃的なサッカーを 取り戻した。しかし ーーーー。アウェーゴールという決まりがあるので、次の試合で失点しなければ磐田が残留を決める。「点を取られちゃいけない」という思いが募り、引き気味 で消極的な試合に戻ってしまうのだ。そこを仙台が一点取りリードする。むろん、磐田が負けたら降格である。途端に後がなくなり磐田は混乱。仙台が昇格を決 める。見事な策であろう。
 仙台としても、勝たなくてはいけないという状況の方がかえって良い。勝ちでも引き分けでもという状況は、難しいことを考えてしまので苦手な子が多いみた いである。というか、監督が一番苦手みたい。変な計算はせずに、命を賭けて攻め立てる。次戦は、仙台が必ずや勝利するであろう。
今日も一日モデル計算をした。どうもうまくいかない。しかし計算間違いはなさそうだ。さてどうするか。
12/10(水) の進歩 決戦
いよいよ今夜だ。私は昨夜から緊張している。この日記を書いている今も胸がざわざわだ。こんな調子で、試合を無事に見届 けることが出来るのか。
 FW の一角に、平瀬に替わってナジソンが先発するという噂がある。“磐田キラー”(サ ンスポがそう呼んでいる)のナジソンが爆発しちゃうらしい。それは頼もしい。でも、「磐田とは韓国Kリーグ・水原三星時代の05年に対戦し、決勝 点を挙げている」(サ ンスポより)というだけで磐田キラーとは、ちょっと心細い。もっとも、オフト監督(*)が、「北緯36度以北でのアウェー戦では6戦連続勝利中」 (日 刊スポーツより)という後押しも、なりふり構わない感じである。監督が寒さに強くてもなあ。

*豆知識。オフト監督は、94 - 96 年にも磐田を率いた。その前は、長澤まさみのパパが監督をしていた。
景気よくお知らせしておこう。ベガルタ仙台の昇格が決まったら、「これから学会発表する若者のた めに:ポスターと口頭のプレゼン技術」「これから論文を書く若者のために:大改訂増補版」 「これからレポート・卒論を書く若者のために」の、「ベガルタ仙台 J1 昇格記念セール」を実施する。当ページを見て下さっている 方々を対象に、お買い得価格で提供したい。出版社も承諾済みだ。理工系の真面目な出 版社が「ベガルタ仙台 J1 昇格記念セール」とは、変な方向に引っ張っている気もするが。
 というわけで皆様もどうか、ベガルタ仙台の昇格を祈って欲しい。
生物学科三年生向けの研究室紹介をした。去年は 3 人しか出席者がいなかったので、今年はゼロかもしれないなと思っていた。でも、15 人ほど来てくれていた。どうもありがとう。興味があったら、いつでも様子を探りに来て下さい。
今日もモデル解析をした。解の挙動がおかしいので悩んでいたら、あっと驚く間違いを見つけた。それを修正したら、納得のいく挙動となった。でもま だ先は長そうだ。
12/9(火) の進歩 MF 斎藤、仙台の昇格を保証
いよいよ明日、ジュビロ磐田との第一戦である。決戦を前に、仙台 MF 斎藤が頼もしいことを言ってくれた。京都サンガ時代に入れ替え戦を勝ち抜いた彼がこう断言する(サ ンスポより)。

「J1に上がりたい気持ちを前面に出したほうが勝つ」

仙台はむろん、J1 に上がりたいという強い気持ちを持っている。よって、仙台が昇格することが保証された。なぜならば磐田は、J1 に残りたい気持ちは持っていても、「上がりたい」気持ちはもっていないのだ。目出度い。
ユアテックスタジアム仙台での試合(10 日)のチケットは、即完売したそうである。明日は、満員のサポが我らがクラブを後押しするであろう。
モデル解析に光明が見えてきた。つまらなく思えた時もあったけれど、新しい方向性を見つけたら面白くなってきた。頑張って、 Mathematica で計算中だ。しかし、解を得るのが大変そうな気がする。
12/8(月) の進歩 6 回目の増刷決定
これから論文を書く若者のために:大改訂増補版」の 6 回目の増刷が決定した。3000 部刷って第 15 刷となる。累計 1,9000 部、初版と合わせると 3,6000 部の出来だ。お買い上げ、誠にありがとうございます。
12/10, 13 の入れ替え戦に備え、クラブもサポも着々と準備を進めている。私も準備を始めた。参戦するのはもちろんだ。それに加え、昇格決定後の準備を始めたのだ。何 をするのか。「これ論」「これ学」「これレポ」の著者だからこそ出来ることをする。ご期待願いたい。万が一にも昇格を逃し企画が流れては いけないので、皆さんも仙台の昇格を念じて下され。
13 日の敵地での試合チケットは、発売早々に完売したそうだ。おそらく、かなりの数の仙台サポがチケットを獲得したと思う。アウェーゴール裏に入りきらず、他 の席種で応援する仙台サポも相当多いはずだ(私もそう)。となると、サポの隔離の問題が気になる。普段の試合以上に気合いが入るので、両サポが隣り合うの はまずいのではないか。磐田の運営サイドの配慮を期待したい。
 なお、ユアテックスタジアム仙台での試合(10 日)のチケットの一般販売は、本日(8 日)の 19 時から始まる(ベ ガルタ公式ページより)。満員の声援で我がクラブを後押ししよう。
昨日の進歩に書いた、敵地での試合開始時間(16 時開始)についてだ。仙台を朝出て、余裕を持って着く時間であった。磐田側の配慮か。「もっと早い時間にしてくれれば、敵地を抜け出し横浜か東京に出た頃 に、昇格祝賀会にちょうど良い時間となる」という点も、さほどには問題ではないかもしれない。静岡県は、西部と中部がライバル関係にあることを、のほほん日和を 読んで思い出したのだ。だから、磐田市を抜け出し静岡市に入ったら、もはやそこは祝賀会開催可能圏である。祝杯を挙げても怒られることはない(のでしょ、 静岡中部の皆様)。
遅ればせながら、優勝おめでとう鹿島アントラーズ。カメラ目線で胴上げされるオリヴェイラ監督
12/7(日) の進歩 チケット購入
入れ替え戦は、10 日(ユアテックスタジアム仙台)と 13 日(ヤマハスタジアム)に行われる。むろん私は、両試合とも参戦したい。ユアテックスタジアム仙台での試合は、年間チケット購入者の優先枠があるので問題 ない。ヤマハスタジアムの方を獲得しなくてはいけない。というわけで、販売開始の 10 時に近くのコンビニに行った。販売機には三人の先客がいた。皆、目的は同じであった。私の番になったのが 10 時 7 分頃。ところが、アウェーゴール裏は既に完売となっていた。やむなく、フリーゾーンという席種を購入した。それにしても、土曜日というのになんで 16 時試合開始なんだろう?  もっと早い時間にしてくれれば、敵地を抜け出し横浜か東京に出た頃に、昇格祝賀会にちょうど良い時間となるのに。
庭仕事をした。枯れた地上部が残った草を根本から切り取ったり、つるバラの剪定をしたり。西洋芝に肥料もやった。冬になると色が悪くなるので、ど うしたらよいのかと雪印種苗に相談したのだ。「本格的に寒くなる前の 11-12 月に液肥を与える」との返答であった。もう本格的に寒いけれど、それに実は先週に固形肥料をやったけれど、強引に今日、液肥を与えてみた。だって、冬も真 緑だと最高だよ。
12/6(土) の進歩 入れ替え戦へ!
ベガルタ仙台がザスパ草津に 1-0 で勝ちきり、J2 三位を決めた。入れ替え戦に進出だ!
 今日の試合は 12 時から。満員が予想されるので、駐車場確保のために 10 時には出ることにしよう。朝食後、ぱぱっと庭仕事をして身支度を調えた。今年一番の寒気が来ているので、スキーに行くとき並の防寒服であった。早めにスタ ジアムに入り、弁当を食べながら試合開始を待った。草津サポ席も満員。植木監督が今季限りで退任するので、最後を見届けに来たのか?  でも、湯もみ娘はいなかった。仙台のセンターバックには、千葉と渡邉が入っていた。なぜか、レギュラーの木谷は控えに回っていた。
 カントリーロードの歌声に包まれて選手入場。1,8807 人による人文字がスタジアムを彩った。

サポにより描かれた「絆」(きずな)の文字(スタンド中央部分)。袢纏(はんてん)の「袢」ではない。

 試合が始まった。今日の仙台は見違えるようであった。選手に硬さもない。奔放に動き回り、草津ゴール前に何度も攻め込んでいた。しかし、好機作りと決定 力にトレードオフ関係(*)があるというのが、今季の仙台の特徴、というか、今私が思いついたことであった。前後半を通して、好機を何度も外しまくった。 ゴール枠に当てたり、GK との一対一を外したり、どフリーのシュートを空振りしたり。前半だけでも 3-4 点は取れていたはずだ。結局、0-0 のまま前半を終えた。後半になると、草津がこぼれ球を拾うようになった。そしてだんだんと、草津が支配するようになってきた。「やられたっ」と思ったのが 二度ほど。しかし何故か、ボールがコロコロと外に転がって行ったりしてくれた。仙台の方も相変わらずであった。後半 11 分、MF 関口が、ゴール目の前フリーでのヘディングシュートをバー上にそらした。ついで後半 16 分、同じく関口が、ゴール目の前での右足シュートを正確にポストに当てた。そして後半 22 分、 その関口が、右足のシュートを今度はゴール内に決めた。「次は自分で絶対に決めようと思った」(河北新報よ り)と、他の人が外し続けたみたいに語る関口。「外 --> ゴール枠 --> ゴール内」と、射撃訓練のように徐々に照準を絞った得点であった。その後、草津の猛攻を凌ぎきり、1-0 で勝利した。終了の笛が鳴るまで、生きた心地がしなかった。草津 GK 本田は、「決定力の差が出た」(J's goal より)と敗因を語った。どういう意味か問い詰めたい。
 試合終了後、今季終了のセレモニーがあった。白幡社長、話が長い。戦力外となった岡山は、上を向いて涙を堪えていた。そして、最後の岡山劇場を披露して くれた。同じく戦力外となったシュナイダーも、今季初めてのシュナイダー劇場をやってくれた(今季は試合出場がなかったので、劇場もなかった)。セレモ ニーを終え選手が控え室に戻った後、千葉が一人コアサポの元に走って行った。そしてサポを先導し、「オーラ」(仙台の応援歌の一つ)を一緒に歌った。こう いうことをするタイプではないのに ………。まさか、引退する気では。

トレードオフ;どっちかが良いともう片方は悪くなるという、苛立つ関係のこと。
帰宅後、札幌対鹿島の試合を見た。J1 の優勝争いを楽しみつつ、残留争いを見守ろうと思ったのだ。17 位の千葉が、0-2 で負けているとの報。千葉が自動降格、入れ替え戦の相手は東京ヴェルディかジュビロ磐田か。東京ベルディも、失点して 0-1 となった。と、なんと千葉が 2-2 と追いついた。どころか、3-2 と逆転した。いったい何が起きたのか。結局、千葉が大逆転残留し、東京 ヴェルディが自動降格となった。なんという劇的な 90 分であったことか。千葉サポは人生最高の歓喜、ベルディサポは人生最悪の悪夢であっただろう。入れ替え戦の相手はジュビロ磐田に決まった。王者磐田が入れ 替え戦に出るとは。原因ははっきりしている。萬代の呪いだ(*)。

*萬代 宏樹;仙台の元エース。今季、磐田に移籍した。
12/5(金) の進歩 決戦
いよいよ明日、三位を賭けた決戦が行われる(ベガルタ仙台対ザスパ草津;ユアテックスタジアム仙台にて 12 時試合開始)。仙台は現在三位である。しかし、前節に惨敗したため、四位のセレッソ大阪との勝ち点差は 1 になってしまった。明日の試合で仙台が勝てば三位確保だけれど、引き分けや負けだと逆転される可能性が高い。だからまさに、明日は決戦だ。前節に素直に 勝っておけば三位決定だったのに、一人で盛り上げてどうするのか。
 明日の対戦相手はザスパ草津だ。今季一度も負けていない。だから、とっても危ない 相手である。前節(44 節)では、今季一度も負けていない鳥栖に惨敗したし、38 節には、今季どころかこれまで一度も負けていない水戸に負けた。明日の試合も、「勝てるでしょう」などという甘えを捨て、全力で挑まなくてはいけない。
 決戦を控え、サポもマスコミも気持ちがはやっている。なにしろこんな状況なのだ(サンスポより)。


私が言いたいのは、チケットがはや完売に近いということではない。「5 日午後 6 時現在で約 1 万 8000 枚売り上げたことが分かった」と、5 日の午前 11 時 52 分に報じていることだ。明日は、宮城全体が生き た心地のしない一日となるであろう。
今日も一日中、新しいモデルについて考えた。なんか、面白みが薄れてきてしまった。さして新しくないというか、先行研究をちょこっと改変しただけ というか。さて、どうしよう。
12/4(木) の進歩 甘え方を間違えてはいけません
ベガルタ仙台の手倉森監督は、先週末の鳥栖戦での惨敗を反省しているらしい。「山形が負けてくれたらという甘えがあったかも」だそうだ。前節の試合前の時 点で、残り 2 試合で山形との勝ち点差は 5 であった。だから、順位を逆転するためには、山形が連敗(得失点差でも差がつけられていたので、一分一敗も駄目)、かつ、仙台が連勝することが必要だっ た。山形が負けてくれれば仙台も勝てなくてもなどどいう甘えの入る余地は無かった。甘え方を間違えてはいけない。
月初めの談話会があった。私は、このところずっと悩んでいるモデルについて話をした。みなが色々な意見を言ってくれて嬉しかった。参考になった。
こじの講座セミナー。モデルの説明がわかりやすかった。シミュレーションなのだから、ある程度網羅的に馬力で計算させるべきではないか。そして、 何が効いているのかを掴んでいく。その後に、的を絞った(変化させるパラメータを絞った)解析にしていけば良いと思う。頑張れ。
12/3(水) の進歩 秋春制はやめましょ
犬飼会長が突然言い出した、J リーグの秋春制への移行案。J リーグ 12 クラブに意見を聞いたところ、9 クラブが反対したそうだ(サ ンスポより)。「変えることによる決定的な“果実”がない。冬は練習、試合会場とも物理的に100%不可能」「雪や寒さ対策で試合会場などの整備 に「100億円単位の金が掛かり、現実的ではない」」(札幌の矢萩社長;後者の発言はこ ちらの記事から)。当然の反応だろう。付け加えるならば、秋春制は、新しいJ リーグクラブの芽を北国から奪うことになる。さまざまな地域で、J リーグを目指すクラブが草の根的に生まれていることはご存じと思う。企業の後ろ盾無く、地域の人々の力で生まれつつあるクラブだ。しかし、100 億円の金がかかるなんてことになったら、J リーグを目指すクラブが北国から根絶してしまうであろう。これでは、J リーグの理念と正反対だ。北欧も春秋制である。日本も春秋制でよいではないか。隙をみて、ウケ狙いの言葉を入れてやろうと思ったけれど、入 れる言葉が思いつかなかった。
このところずっと苦しんでいたモデル解析、ようやく光が見えてきた。最適戦略で考えていたのが問題だった。ESS で考えればすっきりする。そんなこと始めからわかっていたはずなのに、最適戦略的な考えに囚われてしまっていた。
12/2(火) の進歩 戦力外通告
ベガルタ仙台が戦力外通告とする選手を発表した。

GK シュナイダー潤之介
DF 磯崎 敬太
DF 岡山 一成
MF 佐藤 由紀彦
MF 田ノ上 信也
MF 金子 慎二

三位を賭けた決戦の前に発表するとは思わなかった。
 岡山が戦力外とは衝撃である。確かに、一対一で振り切られることが多いのは気になっていた。しかし今季のレギュラーセンターバックだ。それに、サポに対 する熱い気持ちを前面に出してくれる選手だった。ひょうきんに騒いで盛り上げてもくれた。精神的支柱というより雰囲気的支柱であった。岡山解雇を昨夜知り、ショックのあまり夢にまで見てし まった。岡山ではなく自分がクビになった夢である。
昨日に引き続き、Mathematica を使ってモデル解析を進めた。正直、難しくてわけがわからない。頭がおかしくなりそうだ。
さ、今から、論文の書き方の講義に行ってくる。
12/1(月) の進歩 ボールを囓らせておけばよい
先週末、庭であんを久しぶりに遊ばせた。


花を囓ってしまうので庭に出していなかったのだけれど、ボールを囓らせておいたら大丈夫だった。
久しぶりに Mathematica を起動して、モデル計算をしてみた。ささっと解析してみたところ、直感と合わない結果が出てしまった。困った。
栃木サッカークラブ ・カターレ富山・ファジアーノ岡山の来季 J2 入りが決まった。これでようやくチーム数が偶数となる。今季までは奇数だったので色々不便だった。来季はすっきりと ………、などと言っている場合ではない。我々は J1 に行くのだ!