「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
進行状況ホーム


9/30(金)の進歩 明日は鳥栖戦 ベガルタ 仙台は明 日、敵地でサガン鳥栖と闘う。五試合負け無しで三連勝と波に乗りつつある仙台。きっちり勝って、三位山形との差を詰めたい。敵地は 30° 位になりそうで(試合は午後二時から)、すっかり秋の仙台から乗り込むと辛いであろう。しかし、背水の陣を闘う仙台に、暑さにばてる暇は無い。背中に水が あったら涼しいのではないかとか、そういう場合ではないのだ! 必勝あるのみ。
 今日は、カタクリの実習レポートの提出締切日である。三年生が続々と、私の部屋に提出しに来ている。櫻井君は、レポート内容について質問してくれた。質 問の質の高さにびっくり、まるで院生と話しているみたいだった。夕刻近く、伊藤君と小嶋君も登場した。彼らもいろいろ、質の高い質問をしてくれた。「デー タが足りなくて議論しにくい」と言われてしまった。ごめんよ。前回に続き、各種表彰。

先陣(一番最初に提出) うー君
最優秀枚数賞;最長部門 櫻井君
同賞;最短部門 中村さん(二回連続受賞)
最優秀紙質賞;豪勢部門(紙が高そう) 板橋君・小平君
同賞;エコロジー部門(紙がやすっぽい) 高橋君
しんがり;候補者多数(新学期は来週から始まるためか?)

*都合により、最多ホッチキス賞は取り止めとなりました(一名にウケ る)。

 昨日の夜、「世界の中心で愛を叫ぶ」を見た。あんまり評判なので、試しに見てみたのだ。しかし、最初の一時間くらいは、話にのめり込めずに辛かった。そ れを過ぎると面白くなってきたけれど、「長いなあ」と思いながら見ていたことも確か。「瞳を閉じて、君を描くよ」と流れたときは、「ようやく終わった」と 思った。瞳を閉じて ……………?  瞳を ……………?  そんなこと可能なのか?  瞳は瞳孔、黒目のことだ。明るいところでは小さくなり、暗いところでは大きくなるけれど、閉じることあるのか?  「瞳孔を閉じて、君を描く」姿は、かなり不気味だと思った。
 科研 費の申請書類を書いた。研究目的も研究計画もほとんど出来上がった。我ながら面白い計画が立った。来春が楽しみだ。

9/29(木)の進歩 謎の行動 みっちーの、 キバナアキギリの食害のデータを見せて貰った。花序の先端の果実ほど食害を受けやすいという結果がはっきり出ていた。というか、先っぽの果実ばかり食害さ れている感じだ。となると、花序の数を増やすよりも、少数の長い花序を付ける方が食害率は下がるのか?  面白い。謎は、先端の方が食害されやすい理由である。みっちーの観察によると、食害者は、花序の根元から登って行くという。それならば、根元の方の果実ほ ど食害を受けるような気がする。でも逆だということは、果実を食べずにやり過ごして花序の先端まで登り、そこから食べながら降りてくるということか?   なんでそんなことするの?  じゅりなら、目の前の物をかじらずにやり過ごすことなどあり得ない!
 モリナガが、ウケ路線へと歩み始 めたようである。まずは、苛烈なる虫との闘いを報告だ。こういう、わざとらしくないけれど、そこはかとなく面白い文章が私は好きだ。しかし、まだ直さなく ちゃいかんね(と、横柄な編集者調に)。まず、「夏だからかな?と思っていたのですが、冬になっても普通に家の中にいて」は、今の季節 (秋)のことを考慮して欲しいよ。いつの夏・冬を語っているのかとまどうね。「富山にいた頃 に買った小麦粉」が、七年以上も前の物であることを書いておかないと、一般読者には伝わらないな。「時間が止まりました」「撲滅運動」を二回使うのは駄目 だ。そこら辺修正して、もう一度持って来てみて。でも、「そして納得しました」は良い味出してるよ。
 今日も、科研 費の申請書類を書き進めた。大夫書けた。こうなると、精神的に楽になる。ちょっと余裕を持ちだして、中断していた論文読みに戻ったりした。それにしても、 今度の論文(余剰胚珠の進化に関する新仮説)ほど、関連論文を集めたことは無い気がする。通常の 2-3 倍集めている感じだ。これを全部読むのかと、ちょっと茫洋中。

9/28(水)の進歩 誰でもいいんです 科研 費の申請書類を書き進めた。締め切りはだいぶ先だけれど、十月は忙しそうなので、今の内にやってしまうのだ。研究目的を書き終え、予想される成果を書こう とした。ここでふと思った。何か生物学的な問題があり、それを解決するからこそ成果が得られる。研究目的の所に、どういう生物学的問題があるのか書いたっ け?  読み直してみると、書いているような書いていないような。「これじゃ駄目かなあ」とぼんやり考えていて、ふっと思いついた。異性に交際を申し込むのに、「誰でもいいんです」と言ったら確実にふられるであろう。研究にも通じそうな気 がする ……………。無意味な研究(「やられていないからやる」というだけの研究)を批判するのに、「「ここに穴を掘って下さい。なぜならここに穴が無いからで す」と言っても誰も穴を掘らないでしょう」と、長い間説明してきた(「これ論」 p. 66)。これにとって変わる説明となるか? どう膨らませたらよい?  少なくとも、異性との交際は、すごく真剣に熱意を持って申し込むはず。「やられていないからやる」(「(付き合っている人が)いないから申し込む」に相当 か?)てな、いい加減な気持ちで申し込みはしないであろう。今日の成果はここまでであった(科研費どうした?)。そういえば、「論文を書き上げることと、 それをアクセプト(掲載決定)させることには、恋愛と結婚ほどの違いがある」(「これ論」p. 167)と書いたな。関係ないか。

9/27(火)の進歩 悪徳商法 頼みもしない 品物を勝手に送りつけておいて代金を請求するのは、悪徳商法以外の何ものでもない。Annual Reviews という立派な(と思っていた)出版社にこれをやられたので、ここに告発する。私は、この出版社の Annual Review of Ecology, Evolution, and Systematics という本(年一回発行)を、1997 - 2003 年の間毎年購入していた。しかし、電子雑誌で読めるということもあり、2004 年は購入しなかった(注文しなかった)。ところがなぜか、2004 年の号が送られてきた。「何かの間違いかな、ラッキー!」と喜んでいたら、しばらくして請求書が送られてきた。頼んでもいないのに何事かと無視すると、頻 繁に督促状が来るようになった。「私は注文していない」とメールを送ったら、しばらくの間督促状はやんだ。しかしこの所またしても、督促状が来るように なった。頭に来たので、「私は注文していない。私の注文書があるなら見せてみろ」とメールした。そうしたら、「過去数年間購入していたので、請求書 SI0414762 を添えて 2004 年の号も送った。この注文をキャンセルします。本が不要なら送り返して」だと。申し込んでもいないのに、「この注文をキャンセルする」とは何だ! 送り返せとは何だ! 「アメリカから私の研究室に取りに来い」と返事してやった。それにしても、繰り返される督促に辟易して金を払っていたら、まさに悪徳 商法にはまったことになるな。
 今日も一日、、科学研究費の申請課題を考えた。昨日の日記を読んだキメグが、「オダマキ(キンポウゲ科)で DNA を調べるのですか?」と聞いてきた。いやそれは違う、私の意図は別・・・・・・・、じゃ、ないっっっ! それはいい案だ、頂戴しましょう(でも、材料はキクザキイチゲにするつもり)。どうもありがとう。審査員の方々へ:大変安直に考えているように見えます が、それは違うのであります。深く深く考えての申請課題です。

9/26(月)の進歩 科研費 ちょっと早め に、科学研究費の申請課題を考え始めた。今取り組んでいる、余剰胚珠の進化に関する研究を発展させた課題で申請しようと決めてはいる。では具体的にどう発 展させていくか。Nature に載るようなびびっとした実験をするのだ。そして思いついた。キンポウゲ科の植物を使うと良い。私の目的にぴったりではないか。
 基盤研究 C で申請すべきか、基盤研究 B で申請すべきか。貴重な税金なのだから、自分の研究に必要な「だけ」の額を申請すべきである。しかし東北大の生命科学研究科は異常なところで、より多くの 額を取る人が偉いそうである。実際、某お偉いさんに、「あなたはなぜ、基盤研究 C しか取っていないんですか。世間の評価が現れている(評価されていない)のではないですか」という趣旨のことを言われたことがある(しかも、私の人生を決 める場で)。私の研究を行うには基盤研究 C の額で十分だから、C しか申請してこなかったのに。基盤研究 C しか取っていないと、「評価されていない」ことになるとは!  意地でも、基盤研究 C しか申請すまいと思った。しかし今度は、基盤研究 B の額が必要かもしれない。
 今日もみっちーと、キバナアキギリのデータについて議論した。花序の先端の花ほど食害を受けやすいという傾向が見えてきた。これを手がかりに、今年の研 究を進めていくことにしよう。
 東北大・生命科学研究科の後期試験を受けようとしている人が、研究室見学に来てくれた。植物生態を受けることは決めているとのこと。精一杯説明いたしや した。

9/25(日)の進歩 断腸の思いで 北側の庭 の西洋芝を高麗芝に替えた。断腸の思いであった。日当たりが悪く湿気も多いためか、西洋芝の生育が悪く、苔だの藍藻だのが生えて気持ち悪くなっている所 だった。西洋芝の種子を蒔いてもなかなか根付いてくれない。この場所に西洋芝は無理なのかもという思いが募っていた。高麗芝に替えるしかあるまい。高麗芝だと根付くかどうかはさっぱりわからないが。高麗の方が手入れも楽だし ね。というわけで、心で詫びつつ鍬を入れ、西洋芝を掘り起こした。藍藻で気持ち悪くなっていた地面が消えて気分が良くなった。ここでいったん作業を中断 し、ネットで、芝の張り方を調べた。雪印種苗の ページを見ると、高麗芝などの暖地型芝は、五月中旬から七月中旬に張ることと書いてあった。がーーん。西洋芝を掘り返してしまったのに、来年まで待てと。 ならば、芝は止めにして、お洒落なウッドチップとかを敷き詰めるか。ダイシンに行って物色してみよう。ところがダイシンでは、高麗芝を売っていた。売って いるのだから根付くのではないだろうか?  私は植物生態学者か?  てなわけで、砂と高麗芝をたくさん買い込んで帰宅した。そして砂を撒き、高麗芝を敷き詰め、その上から目土をかけた。最後に水を撒いて完了だ。無事に根付 きますように。
 どうかなったのかとすごく心配している。モリナガが、「スーツ一式を揃えました」だって(9/24 の日記より)。何があったの か。心配だ、というか不安だ、というより不吉だ。だって、こんな写真の人で、「人前ではヒゲを剃る」と机の前に貼っていた人だぞ。
 最後になってしまったけれど、壁やん、結婚おめでとう。末永くお幸せに。学生の結婚はこれで四人目なのに、一度も式に出たことがない、ぶ つぶつ。

9/24(土)の進歩 湘南に快勝 ベガルタ仙台が湘南 ベルマーレに 2-0 で快勝した。内容も伴った勝利であった。正直なところ、知将植田監督を恐れていただけに、嬉しさも倍である。
 試合は二時から。午前中ごろごろし、昼過ぎに家を出た。観客がどれくらい入るかと心配していたけれど、1,4521 人とまずまずであった。
 今日の仙台は、気迫に充ち満ちていた。前線から鋭いプレスをかけ中盤を支配。こぼれ球の競り合いでも圧倒した。特に、右サイドバックの中田とボランチの 菅井が良かった。前半は仙台がほとんど支配して進む。コーナーキックから根引がヘディングシュートを放つもゴールを外れる。良かった。根引がヘッドで点を とると勝てないという言い伝えがあるからな。そして前半 18 分、財前がエリア内で倒され PK。財前いわく、PK を取りにいったんだって。そんなこと言ってはいかん。以降の試合で審判に警戒されるぞ。この PK をバロンが決めて仙台が先制した。その後も仙台は攻めまくる。ゴール前に再三迫るも、なぜかゴールが決まらない。つきも無かったと思う。普通なら 2-3 点入っていたはずだ。後半になると、一転して湘南が支配しだした。しかし、GK 高桑を中心とする仙台守備陣は集中して守り、ゴールを許さない。追加点を取って安心させてくれと思い続けた後半 37 分、速攻からシルビーニョがシュウェンクへ絶妙のパス。これをシュウェンクが「今後こそ」と決めて 2-0 となり(前半、同じような位置から外していた)、試合は決まった。
 2 - 0 の快勝。内容も良かった。全員が、攻守に気迫溢れる働きをしてくれた。しかし不満も残った。何といっても左サイドバックの村上だ。後半は、せっかく左サイ ドでボールを奪っても、フォローすべき村上が突っ立って見ている場面が目立った。サイド突破もほとんど無かったし。磯崎の復帰が待たれる。でも村上、 シュートはうまくなったと思う。「ふかしの村上」と呼ばれ、シュート体制に入ると、「打つな」と声がかかる唯一の J リーガーであった。しかし最近は、抑えたシュートが出来るようになっている。もっとも、枠の上ではなく横に外すという、新たな可能性に挑戦しているのやも しれぬ。もう一人の不満は財前。試合中、財前はどこにいるんだと探すことがしばしばだった。梁がいるのに財前を先発に使う理由がわからない。次節からは、 是非とも梁を先発させて欲しい。不満というわけではないが、右サイドハーフでは大柴の良さは活きないように思う。真ん中にいて、縦横無尽に走り込むのが彼 の持ち味ではないか。右足に故障を抱えていることもあってか、今日は、交替させられても怒らなかった(いつもは、蹴るは投げるはである)。納得いくプレー が出来ていないことを本人もわかっているのであろう。
 三位の山形が敗れたので、三位との勝ち点差が 3 の五位に浮上した。なんか、その気になってきた。今日の前半のような試合を続ければ三位も夢ではない。最後にすさっと昇格を掠め取った、2001 年の油揚げ昇格の再現だ!

9/23(金)の進歩 しっぽり料理 暁子が昼過ぎに 帰ってくるので、久しぶりに凝った料理の夕食を摂ろうと思った。山田のイトーヨーカドーに行って、松茸だの本鮪大トロだの鴨だのを買った。ヨーカドーの斜 め向かいの広大な空き地では工事が始まっていて、鈎取ショッピングセンターというのが出来るらしい。隣同士に似たようなものが出来るのか?  利用者としては嬉しくない。もっと色々なものが出来れば良いのにと思う。私の希望:生け簀のある鮮魚市場とペット屋と園芸屋とベガルタ仙台の店が合体した 巨大施設。
 帰宅した暁子と、しばし暖炉の話をした。結局のところ、テレビを置いてある所に暖炉を据えて、窓の前にテレビを置くことになりそうだ。やはり、新築の時 に暖炉を作るべきであった。後から据えると、色々問題が生じて大変である。じゅりの散歩がてら、近所を歩いて煙突のある家を探した。その気になってみる と、そこそこには見つかる。全部で五軒見つけた。設置率は 1/50 位か。でも、五軒とも薪が置いていないのが不思議であった。あまり使っていないのか、冬になったら薪を買うのか。
 家に戻ってしばし休憩後、暁子と一緒に料理を始めた。松茸の土瓶蒸し・鴨の治部煮・秋刀魚のわた焼き・天ぷら・お造りなど。どれも美味であった。ちょっ とした料亭気分となった。

9/22(木)の進歩 祝、開設 祝、モリナガの HP 開設! 自分の研究を積極的に宣伝していて良い。若手は、こうやって自分を売り込むべきだ。 一方、師弟(私は一応、モリナガの師匠なんだよ)で、こんなにも HP の雰囲気が違うのかという驚きもある。何しろ私のページは、「これ論」を取っ たら科学的な物は何も残らない! ウケを第一の目的としているのである。かたやモリナガのページは、非常に科学的になりそうだ。でも、修士修了時にインタビューを受けたとき、「ユニークな 研究者になりたい」と言っていたはず(2004.2.18 の進歩参照)。「ウケを目指す」ということだと思っていたが、「独自な着想で研究をする」という意味であったか?  とは言いつつ、「皆様の日記に紹介され始めたので、お礼を述べてみました」 (太字は私)というあたり、そこはかとなくていい。
  9700 万円をどぶに捨てたと思ったら、2 億 6 千万円持ち腐れにしていたそうだ。ベガルタ仙台の名川社長が、「強化費のうち約2億6000万円が使われなかったことを明らかにし、この強化費を生かして 来季に向けて積極的に選手補強を進める考えを示した」そうである(河 北新報より)。「補強選手をリストアップしていたが、現場の要望で獲得を見送った」とのことだ。まったく。補強すべきポジションはいくらでもあっ ただろう(サイドバックとかボランチとか)。現場もアホならフロントもアホ。選手の補強とアホの解雇は早い方がいい。
 余剰胚珠の進化に関する新仮説の論文を書くため、遺伝的負荷の文献を探しつつ読んだ。とは言っても私の目的は、種子:胚珠比(胚珠が種子に発達する率) が低いのは、遺伝的負荷だけでは説明できないということ。遺伝的負荷を検出したという論文がいくつかあったけれど、たいていが、人工他家受粉に比べ人工自 家受粉では、種子:胚珠比が低いことを根拠としている。受精後の近交弱勢が出ているという論理だ。でも、人工他家受粉をしても半分くらいの胚珠しか種子に なっていない。この低さも、遺伝的負荷だけで説明できるのだろうか?  他家受粉した場合でも、有害遺伝子は発現しうるだろうけど ………。

9/21(水)の進歩 名川と田中は、自分の給料で全額弁済せよ  ベガルタ仙台が、ベルデニック前監督に 9700 万円の違約金を払って和解した(河 北新報より)。仙台が契約に背いて途中解任したのだから、当然のことである。前監督を解任してしまった名川社長と田中 GM の責任は重大だ。2005 年の収入見通しが 16 億円(河 北新報より)のクラブが、9700 万円もの無駄金を払ったのだぞ!  年収 16 万円の人が 9700 円無くしちゃった場合を想像してみなさい!  しかも、実りつつあったベルデニックサッカーを捨て、都並なんかを監督にしてしまった。夢と共に 9700 万円をどぶに捨てた後、インチキ商品を買ったようなものだ。名川と田中は、自分の給料で 9700 万円を弁済すべし。株主は、二人を背任で訴えるべし!
 嬉しい報せもある。右足を骨折した富澤がランニングを開始したのだ(サンスポよ り)。都並監督によると、「復帰は10月中旬ぐらいになるだろう」とのことだ。本当に十月中旬に復帰できるのかよりも、それまで仙台が三位争いに残っているかどうかが心配であるが。7/9 の京都戦で、梁が上げたゴールの歓喜の輪に加わろうと全力で滑り込み骨折(7/9, 10 の進歩参 照)。当初は、「ピッチに足元をとられ転倒し退場」(7/10 のサンスポより)と事実を隠した報道がなされてきた。しかし面倒になったのか、「梁のゴールに喜び過ぎたオーバーアク ションでアクシデント招く」と結構そのまま書かれるようになった(今日のサ ンスポよ り)。当初から真実の報道をしてきた「これ論」としては、世間はようやく認めてくれたかという心境である。
 心なし元気の無いみっちーが、キバナアキギリのデータを再解析して持ってきてくれた。しかし、もう一声解析が必要であった。あと一息頑張っておくれ。
 「種子生産における 雌雄の対立モデル」改め「余剰胚珠の進化に関する新仮説」論文のイントロがかなり進んだ。ある程度進んでくると、必要な部品を当てはまるごとく、穴の空い た部分に文章と引用文献を埋めていく感じになってくる。こうなると作業も楽だ。明日は、遺伝的負荷の部分を組み立てるとしよう。

9/20(火)の進歩 中田洋介 ベガルタ仙台 MF 中田洋介は、右サイドバックにコンバートされて絶好調である。もとより、果敢な攻撃参加能力とチーム一の運動量はサイドバック向きだ。手応えも感じている ようで、「サイドバック (SB) というポジションには伸びしろがある」(ベガルタモバイルより)と語っている。伸びるのは自分の方であるべきだと思うのだが、ポジションの方に伸びろと言っているのだから態度がでかい。ともかくも、このと ころ若手が活躍し始めて嬉しいかぎりだ。中田と同期の梁は、既に中心選手となっている。菅井も、「千葉の守備能力に攻撃センスを加えた選手」となりつつあ る(千葉;中盤での守備能力は仙台随一の選手)。そしてこの中田だ。後は、伸びかけてはいる関口が一皮剥けてくれれば。J2 に残留してしまったら、J1 クラブにみんな引き抜かれるのではないかと心配なくらいだ。「現役で東京の大学に行かないで、浪人して地元の大学目指してくれ」と、親の都合を 強いるのであった(9/18 の進歩参照)。
 種子生産における 雌雄の対立モデル論文のイントロに今日も悶々とした。Snow (1990) の論文(花粉選択は、種子の遺伝的質の選択に結びつかないという論文)を手がかりに、イントロの構成を考えようと思った。そして Web of Science で、Snow (1990) を引用している論文を全部調べてみた。55 回引用されていた。それを一つ一つ見ていき、ときどき机に突っ伏して頭を整理するつもりが熟睡していたり、部屋の中を歩き回ったりと、ま、色々あったけれ ど、全部見るだけで一日潰れてしまった。さらに悪いことには、これら一連の論文は、私 の論文とは実は関係ないというのが本日の結論であった。薄々気づきながらも、頭が囚われてしまって抜け出せない。そんな蟻地獄の世界には まってしまった。

9/19(月)の進歩 二つの悶々 二つのこと に悶々としている。この場合、悶々々々と言うべきなのか。一つは、種子生産における 雌雄の対立モデルの論文のイントロをどういう構成にするのかということ。selective abortion 仮説との違いをいかに示すかが鍵なのだけれど、なかなかうまく説明できない。この仮説と私の新仮説は表面上は似ているので、困ってしまっているのだ。似て いるのはあくまでも表面上、本質的には随分違うのだけれど。もう一つは、このところずっと悩んでいる暖炉のことだ。テレビの所に置くとして、テレビはどこ に移すか?  和室との境に置くと、庭に背を向けて座ることになる。窓を半分潰す覚悟で、窓の前に置くか?  ネット上で、「暖炉は非実用的な飾り、薪ストーブにすべし」という論調が多いのも嫌な感じだ。「成金趣味」なんて書くのはあんまりではないか。それと、煙 害の心配がかなりの棘となっている。この心配がなければ、もっと明るく元気に暖炉設置に取り組めるのに。
 ようやく、学生実習のレポートを読み出した。「アオキの性比はなぜ 1 対 1 からずれているのか」という課題について、みんな、色々考察してくれている。私の反省としては、もう少し他のデータ(地上茎の年齢や成長速度など)も取ら せるべきだったということ。手持ちのデータが少なくて、議論するのに苦労している人が多かったのだ。中には、データが無いことに全く拘らずに、見事なオーバーディスカッションを展開している人も いたけれど。

9/18(日)の進歩 振り出し  暖炉設置が振り出しに 戻ってしまった。積水ハウスに、和室との境に据えるのは止めた方がよいと言われたのだ。軒に手を加えることになるので、将来的に雨漏りの可能性があること が最大の理由。上の敷地(我が家は斜面を切り開いた所にあり、我が家の屋根と上の敷地が同じ高さになっている)と煙突の距離が近く、煙害の可能性もあるら しい。結局、最初の案に戻って、テレビを置いてある所か、じゅりの家が置いてある所に据える案を検討することになった。この二案なら、上述の問題も回避で きるようなのだ。それにしても道は遠い。近所迷惑になりかねない物をそこまでして据える必要があるのかという気持ちが、徐々に芽生えつつある。
 昨日、ベガルタ仙台はザスパ草津に 2-0 で勝った。内容は褒められたものでは無かったらしいが、ともかくも、敵地で二連勝である。24 日のホームでの湘南戦に、上昇気分で臨めそうだ。
 サンフレッチェ広島の佐藤寿人(元ベガルタ仙台)が、浦和戦でハットトリックを達成した。嬉しい。仙台サポにとって寿人は唯一の自慢、東京の大学に行っ ている孫みたいなものだ。東京(じゃないけど)で元気にやっているという報せを、誇らしげに語るのであった。爺さん婆さんは、「東京の大学出たら地元に 戻って来る」と信じ込んでいるけれど、多分戻って来ないあたりも、ほ んとの孫みたいである。

9/17(土)の進歩 天気予報が掛かってきた  研究室の電話が鳴ったので、「もしもし」と出た。そしたら録音音声に、「波の高さは 1 m 60 cm でしょう」と言われた。???、いきなり教えられても ………………。NTT の天気予報(177)が、向こうから掛かってきたのだ(ほんとだって)。直前に、八甲田山植物実験所(017-738-0621)に電話を 掛け、話し中だったのですぐに切った。017-738-0621 なので、ダイヤルインがどうのこうののああなってで、177 から掛かってきたのか?
 がんちゃん来仙。変わらず元気な姿を見せてくれた。そして、最近取っているマツのデータも見せてくれた。がんちゃーーん、まず、目的を言ってからデータ を見せないと、研究の意義付けを理解して貰えないよ。
 種子生産における 雌雄の対立関連の論文を読んでいて思った。花粉管の伸長速度と実生の成長速度の遺伝相関の文献も調べないといけない。同じ遺伝子がけっこう関与しているら しいのだ。しかし馴染みの無い世界で、茫洋としている。試しにちょっくら検索してみたけれど、いきなり未知の海に投げ出された感じだ。
 さ、今夜は、がんちゃん・友蔵と飲みに行ってくる。濃い飲みになりそうな予感がする。

9/16(金)の進歩 明日は草津戦 ベガルタ 仙台は明日、敵地でザスパ草津と対戦する。勝ち以外は論外だ。守備はちぐはぐで、流れの中から点を取れずに苦しんでいる仙台ではある。しかし相手は、 最下位と苦しんでいる上に、センターバックが二人とも出場停止なのだ。きっちりと爽快に勝って、草津温泉に浸かって欲しい。明日はまたしても生中継無し (憤然)。携帯で速報を見守ることにしよう。そういえば、三位を行く甲府は、主軸のバレーが負傷離脱したんだ。にも関わらず前節は、徳島に 3-1 で勝った。「『バレーがいなくなって弱くなった』と言わせたくないという気持ち」(J's Goal よ り)が強いらしい。バレーがいなくなって 2-3 試合は良い闘いをすべし。そうすれば、その後 11 連敗しても、『バレーがいなくなって弱くなった』とは言えない!  物事をどのように捉えるかが大切なのである。
 「物事をどう捉えるか」で思い出した。ブルーダイヤの CM、「嬉しい白です、ブルーダイヤ。金銀パールプレゼント」は、私が子どもの頃からずっと流れていた。これはもちろん、「金」や「銀」や「パール」をプ レゼントするという意味である。しかし私は高校くらいまで、「金のパール」「銀の パール」をプレゼントすると言っているのだと思っていた。だって、「パール」は貴金属の一種で、金色や銀色があるような気がしていたんだも ん。
 今日は一日、集めた文献読みに没頭した。論文の流れは固まっているつもりだったのに、主眼を変えた方が良いのではないかという気もしてきた。 selective abortion(9/14 の進歩参照)では説明できない現象が多いと華々しく書くつもりだったのに、説明できている論文が盛りだくさんであったのだ。これは参りましたな。

9/15(木)の進歩 サーバ身投げ  新しいサーバが稼働したと安心していたら、いきなり身投げされてしまった。ハードディスクが壊れたのだ。何を儚んだのか、よりによって、これでサーバも安 定しますと世間様に宣言した矢先に壊れるとは。夜逃げされる(9/12 の進歩参照)は身投げされるはで、家庭 の苦労が耐えない。生協で新しいハードディスクを買ってきて、交換しようと試みた。しかし、ちゃんとやったつもりでも、何故か新ハードディスクが認識され ない。四苦八苦しているところにみっちーが来たので、遅い じゃないか良く来てくれたと、診て貰った。そしたらうまくいった。さすがみっちーだ。その後、OS を入れてサーバを構築し直して貰った。みっちー、お疲れさま。
 そのみっちーが、「データを見てくれないとサーバを直しません」と脅迫してきた。「サーバを直さないとデータを見ない」と脅迫返しをしようかと思ったけ れど、何やってんだかこの師弟となりそうなので、やめておいた。で、キバナアキギリのデータを見た。うーーん、花序の大きさと数は、食害数に影響しないか ………。何らかの傾向があるのではないかと期待していたのに。もう少し解析を加え、キバナアキギリの調査を続けるかどうかを決めることにしよう。
 昨日集めた文献を読みながら、イントロをちょこちょこ書き出した。イントロの構成は決まっているので、必要な文献を探し出して引用に加えていけば良い。 これなら書くのも楽かも。しかし、読まなくてはいけない論文が10 cm ほど積み上がっていてげんなりである。

9/14(水)の進歩 科学的熱意  "selective fruit abortion"(花を多めに着けておいて、質の良い果実になった物だけを選択的に残すという仮説)の文献を調べていたら、同じ著者のこんな論文が出て きた。

Vaughton and Carthew 1993.  Evidence for selective fruit abortion in Banksia spinulosa (Proteaceae).
Vaughton 1995.  No evidence for selective fruit abortion in the Australian shrub Grevillea barklyana (Proteaceae).

やる気が感じられん!  調べた植物の学名を入れ替え [Banksia spinulosa (Proteaceae) と the Australian shrub Grevillea barklyana (Proteaceae)]、"Evidence" を "No evidence" にしただけとは。著者は、証拠が見つかって嬉しいのか、逆に証拠が無くて(仮説を否定して)嬉しいのか、仮説は正しいと思っているのか、間違っていると 思っているのか?  なんというか、どうでもいい感じが 漂ってくる論文だ。
 こんな風に色々文献を探していると、関連文献が結構出てくる。探し落としは無いかと不安になってしまう。今日は一日、ovid とにらめっこであった。
 ラモスが柏レイソルのコーチになった(サンスポよ り)。この記事、仙台サポの目を捉えて離さぬ一文がさりげなく入っている。「J2のあるクラブから監督就任の打診も受けていたが」。「J2 のあるクラブ」とはベガルタ仙台のことではないのか?  あるいは、とも かくあの頃の人々を集めている横浜 FC か?  仙台で無いことを祈ろう。J での実績が無い監督はこりごりだから。
 昨日のテレビに泉ピン子が出ていたので思い出した。大変失礼ながら、私はかなり長い間、「泉ピン子は、男性から女性に性転換手術した人」だと思い込んで いた。今でも微妙にこの思いは残っている。

9/13(火)の進歩 新サーバ稼働  みっちー のおかげで、研究室のサーバーは一応の復旧をみた。新しい PC にして Mac OS X で動かしているので、動作は安定するのではないかと期待している。何しろ以前は、しょっちゅう止まってしまい大変であった。酷いときは、再起動しても 1-2 時間しか保たなかった。「この日記が読めなくても実は大したこと無い」ことは確かであるが、これか ら論文を書く若者のためのお経集も一応あるし、研究室の他の人達のページにも重宝されているものがたくさんある(たとえば、彦ちゃんの光合成の生理生態学 講座とか)。そりゃ、サーバが落ちて真っ先に思うのは、「せっかくウケを狙って書いたのに、日記を読んで貰えなくなる」ことではある。しかし対外的には、 「有用ページが読めなくて皆さんお困りではないか」と事態を憂う発言をしてきた。この心配(「日記を読んで貰えなくなる」じゃなくて、「内心と表向きの発 言が違うこと」じゃなくて、「有用ページが読めなくなること」。ああややこしい)もこれで無くなるであろう。
 暖炉設置に激しい暗雲が押し寄せている。総費用(暖炉本体+煙突+施工費)は暖炉本体の値段(40 万円くらい)の数倍になると覚悟はしていた。しかし、私が色々好き勝手に希望を述べたためなのか、暖炉業者が積水ハウス担当者に、「500 万円くらいかかりそう」と言ったらしいのだ。500 万円!  こっちは衝動買いしようとしているのだぞ(8/21 の進歩参照)。500 万円衝動買いするくらいなら、こつこつ貯めて別荘を買う方がいい。積水ハウス担当者が、「もっと簡単に出来る案を提示します」と言ってくれたので、それに 期待することにしよう。
 種子生産における 雌雄の対立のモデルの論文の、モデルの説明の章と結果の章を一通り書き終えた。イントロを書くために、文献をじっくり読むことにした。種子側の資源吸収能 力の違いに着目した研究はあるようだ。しかし、私のモデルの主な着眼点はこれでは無いので問題なしだ。今週一週間は、文献集めと読みに集中することにしよ う。といいつつ、こういう誘惑がある。

9/12(月)の進歩 サーバ夜逃げ  それでな くても不安定だった当研究室のサーバが、とうとう夜逃げしていた。つながらないので再起動したら、「?」が出て立ち上がらない。CD から立ち上げてみると、ハードディスクの中身がもぬけの空になっていた。容量ゼロ、システムさえ入っていない。???。昨日まで人が住んでいた家を訊ねた ら、人も物もきれいさっぱり無くなっていたって、こんな感じだろうなあ。私ではさっぱりわからないので、みっちーを呼んだ。なんかのファイルが壊れると、 こういうことが起こるらしい。みっちーが色々やってくれて、とりあえず、別の PC で仮にサーバを立ち上げることにした。
 種子生産における 雌雄の対立のモデルの論文の、結果の章を書き進めた。もうほとんど終了だ。これで一段落して、文献集め・読みを始めることにしよう。

9/11(日)の進歩 北の零年 DVD を借りてきて、「北の零年」を見た。面白かったけれど、想像していた内容とはちょっと違った。開拓の苦闘を純粋に描き上げた映画かと思っていた。それと、 吉永小百合があの役というのはどう見ても不自然だ。十歳くらいの子がいる母親役なんて、年齢的に無理と思う。 しかし、私の最大の疑問は別のところにある。英語の題名が、"Year one in the north" であるのだ。"Year zero" ではないのか?  日本語だと「零年」で英語だと "year one" とは。「以上」と "more than" とか、西暦何年から 21 世紀かとか色々思い浮かべたけれど、疑問は払拭されなかったのであった。
 夜は、自民圧勝の選挙速報にげんなりし、またしても DVD に逃避してしまった。今度は、「グリーン・マイル」というやつ。あの能力(病人に触れると病気を治してしまうという能力)いいね、商売になる。さらには、 その病気を他の人に移してしまう能力もいいね、恐喝に使える。
 ベガルタ仙台は、水戸ホーリーホックに 2-0 で勝ち、昇格争いに踏みとどまった。札幌が負け山形が引き分けたので、三位争いは、甲府 (47)・札幌 (46)・山形 (44)・仙台 (41)(かっこ内は勝ち点)となった。数字だけ見ると、仙台にも可能性はある。でも、実力も加味すると、甲府 ・札幌 ・山形・・・・・・・・・仙台てな気もする。さらには、札幌と山形は一試合消化が少ない(雷雨で中止になった)。今週の水曜日に行われる、札幌対山形の再 試合の結果にどきどきだ。

9/10(土)の進歩 念を送る 残念ながら、 水戸戦への参戦は断念した。きっと勝ってくれるであろう。いや、絶対に勝たねばならぬ。仙台から念を送るぞ!
 竹中さんに 切り返されてしまった。がーーん。しかし、私が去年書いた、「初心者による初心者のための備忘録:R で行う一般化線形モデル」は、ネットで公開する気はそもそも無いんですよ。そんな代物じゃないです。今、「公開する」と入力しようとしたら「後悔する」と 変換されちゃったぐらいだし。学生とか、(私の統計知識を承知の上で)欲しいと言ってくれた人にだけあげている文書です。
 種子生産における 雌雄の対立のモデルの論文を書きながら、Mathematica で描く図の構想も練った。基本は、二次元図とする。やはりこの方がすっきりだ。

9/9(金)の進歩 明日は水戸戦 ベガルタ仙 台は明日、敵地で水戸ホーリーホックと闘う。勝ち以外認めない。万一負けたら都並解任、これで行こう。藤川 GK コーチは、「昇格に関しても100パーセントの確信を持って今日も仕事している。自信は、まだある。100パーセントある」(Fujikawa spirits の 9.8 の日記 より)と語っている。しかしこの人、ずーっとこの調子なんだよね。これじゃあ、「日本は神国であるっ!  絶対に負けないっ!」と絶叫し続けた、大戦末期の帝国陸軍と 変わらない。昇格できると考える根拠や、昇格のために何をすべきなのか等を具体的に語って欲しいものだ。一方、驚くべき事実も判明した。藤川コーチはジー コ監督らに会ったらしく、「みんな、ベガル タの事、心配してくれている。キーちゃんも祐二もジーコも。仙台にはJ1に必ず上がってきて欲しいから、頑張ってくれって!みんなに言われる」(Fujikawa spirits の 9.5 の日記 より)だと。なんとジーコが、仙台のことを心配してくれているのだ!  そんな暇あったら代表の両サイドバックの心配をしろとも思うが、仙台サポとしては素直に嬉しい。さらには、仙台 FW シュウェンクもジーコに会い、「J2は混戦だ。現在、勝ち点35以上のチームにはどこにもチャンスがある。がんばれ」(サンスポよ り)と励まされたらしい。「彼はJ2のすべてのゲームを見てるんだ」(シュウェンク談;サンスポよ り)。……………… ぜっっっっっったい嘘だ。代表の試合が終わった ら、すぐブラジ ルに里帰りしちゃうくせに。明日は、都合がつけば、水戸まで日帰りで参戦したいところだ。
 種子生産における 雌雄の対立のモデルの解析に飽きたので、とっとと論文を書き始めた。とりあえず、モデルの説明の章と結果の章を書き上げてしまおう。そうすれば、文献を集 めてイントロを書く元気も湧いて来るであろう。ところが、結果の説明が意外に面倒なことに気づいた。二次元図にすべきか三次元図にすべきか。 Mathematica で三次元図を描いてみると何だかわかりにくい。かといって、二次元図をいくつか組み合わせて説明するのも不正確な気がする。さてどうしよう。

9/8(木)の進歩 やはり日本最カス 昨夕、 宮城スタジアムの中に入って思い出した。ここは芝も最低だったんだ(2004.10.2 の進歩参 照)。アウェー側のエンド 1/3 位の枯れが酷い。こんな芝で国際試合をするなんて日本の恥だ。弁当を買おうと思ってもう一つ思い出した。売店も少ないのだ。数百人が並んでいるのを見て、 「30 分並んでも買えそうにない」と諦めた。宮城スタジアムは、一刻も早く取り壊すべきだろう。
 試合は面白かった。やはり、生だと 全体が見渡せて 良い。テレビでは、サッカーの面白さの半分も伝わらないと思う。とはいいつつも、ジーコ日本を初めて生で見て思ったのは、この代表、弱いというこ と。後半はともかく、前半の闘いぶりが酷 かった。DF の両サイドは弱いし、中盤の守備はぬるいし(特に、中田ヒデと稲本)、FW になかなかボールが入らないし。これなら(前半に関しては)、アビスパ福岡の方が強いと思う。<-- 8.3 の仙台戦で見せた福岡の強さは鮮烈だった。しかし、その福岡に引き分けた仙台はさして強くなく見えるのは何故か?
 私が購入した席は、カテゴリー 1(一番良い席)であった。しかし、自分の席に行ってみると、コーナー旗側の二階席のかなり後ろの方だった。発売開始から 23 分ほどで取れたのに、なんでこんなにはじっこなのだろう?  真ん中に座っている人達はどうやってその席を手に入れているのか、いつも不思議に思う。
 みっちーが、キバナアキギリのデータを解析して持ってきてくれた。本人はけっこう悲観的だったけれど、私の判断はまだだ。こういう解析をしてみたらどう かといくつか助言した。面白い結果が出ることを祈ろう。
 私が去年書いた、「初心者による初心者のための備忘録:R で行う一般化線形モデル」をアラマスとキメグにあげた。去年の今頃は熱意を持って書いていたけれど、この所すっかりほっておいている文書だ。理由は三つ。 第一に、所詮私は統計もコンピュータも苦手だということ。第二に、R がどんどんアップデートするので、新バージョンに合わせて改訂する気力が起きない。第三に、竹中さんが R の解説を 書き始めた。となるともはや、私の出番は無い。「その後、更新が止まっているじゃないですか」とプレッシャーをかけて、私は筆を置くことにしよう。

9/7(水)の進歩 日本最カスのスタジアム  台風で中止の可能性もあった、日本代表対ホンジェラス代表の試合(宮城スタジアム)は予定通り開催の模様だ。ただでさえ、日本最カスのスタジアム(陸の孤 島にある、ピッチと観客席が異様に遠い、屋根がほとんど意味をなしていない)に行くのは気が重いのに、台風か。しかし、代表の試合を生で見ることが出来る のだから、頑張って出かけよう。仙台サポは、たまにはリフレッシュしなくてはいけな いのだ。雨の宮城スタジアムと言えば、2002 ワールドカップの日本対トルコの試合を思い出す。あのときは、雨の中、合羽を着て入場を待った。今回はどうなることやら。ともかくも、宮城スタジアムでの 試合は今回が最後であろう。J リーグの発展と共に、私たちが試合を見る目は肥えてきた。同様に、スタジアムを見る目も肥えてきた。陸上競技場だろうと何だろうと良かった時代は終わり、 「試合がいかに見やすいか(雨に濡れないかも含め)」を厳しく評価する時代になってきているのだ。これに加え、交通の便が異様に悪いのだから、どうしよう も無い。事実、入場券は完売してない。日本サッカー協会もこれで懲りて、宮城スタジアムで代表の試合は二度と開催しないに違いない。J1 の試合ならどうかとも思うが、ベガルタ仙台が J2 に長期滞在の様相を見せている現状からして、これもありそうにない。宮城スタジアムという無駄なものを作った浅野知事の責任を追及しつつ、 その終焉を見届けることにしよう。
 レフリーの仕事を一つ。こんないい加減なモデルを投稿するでない。シミュレーション技術に溺れているわ。即、リジェクトしてやった。
 面倒なので午後は休暇を取った。床屋に行ってから代表の応援に出かけよう。しかし、ポンチョをどうしよう。ベガルタ仙台の黄金のポンチョを着るのも変 か? どういうわけか、横浜フリューゲルスの青いポンチョを持ってい る。これを着ようかな。

9/6(火)の進歩 煙害の不安 物事を一つず つしか気づかない質なのか、昨日になって、暖炉の煙突から出る煙が近所迷惑にならないかと不安になってきた。ネットで調べてみると、近所の煙突のせいで、 「洗濯物に煤が付く」「家の壁が汚れる」と怒っている人もいた。彩子(実家に薪ストーブがある)に聞いてみると、「大丈夫ですよ」との力強い返答であった が、不安は拭えない。我が家は、斜面を段々に切り開いた造成地にあり、屋根と上の敷地が同じくらいの高さになっている。だから、煙突を屋根の上に付けて も、上の敷地から見ると、地面から少々伸び上がっている程度になってしまう。これは致命的か? 幸いにして、上の敷地の我が家に隣接する部分は空き地になっていて、一番近い家は 20 m くらい離れている。なら大丈夫なのだろうか? うーーん。業者に相談しても、「大丈夫です」という答えが返ってくるだけの気もするし(商売だからねえ)。ここは一つ、(煙害は)余所様のことと気楽に構えることにするか。殴られそうな予感。
 ちのが、八甲田植物実験所での長きの調査を終えて帰仙してきた。お疲れさまでした。オオカメノキの結実が悪いという衝撃的な事があり、狙っていたデータ を十分に取ることは出来なかった。八甲田全体で結実が悪いのではなく、ちのの調査地 だけで悪いというのは、何かを恨まないと気が済まない所ではある。しかし、花粉の持ち去り量のデータは取れたらしいので、これを中心に解析 を進めていこう。来年は、雄成功にもっと着目して、結実率がまたしても低かった場合に備えるようにしようね。
 今秋も、全学一年生向けのレポート作成法の講義を行う。図書館の佐藤さんが来室し、講義の打ち合わせをした。去年は右も左もわからず状態で講義をしたけ れど、今年はきっと進歩させようと思う。
 種子生産における 雌雄の対立のモデルを解析的に解く試みはうやむやの内に終了した。部分的には解析的に解けるけれど、他の部分は、無理して解析的に解いても、訳がわからな い答えが出てくるだけなのだ。これなら数値的に解く方がましかという感じだ。そのかわり、親による種子の成長制御について、新しい仮定を考えて解析してみ た。先日の談話会でキメグが質問してくれたことを取り入れたのだ。現実的には、こっちの仮定の方がありそうという気もする。

9/5(月)の進歩 この暖炉なら良いかも  「暖炉は全然暖かくない」疑惑に憤然としつつ、蛇のように諦めない執念を発揮してやった。ドブレモア G という暖炉なら、薪ストーブ並に暖かいらしい。なぜならば、炉が密閉されていて、早い話が、薪ストーブの周りをレンガで囲ったようなものだからだ。 これなら、灰が部屋に飛び散ったり、煙が室内に逆流する心配もなさそうだ。炉内に入る空気量を調節できるので、熾きにして長時 間燃やすことも出来るらしい(炉が開放されている暖炉の場合、空気量を調節できないので、薪は一挙に燃えてしまう)。業者に電話してこの暖炉が設置可能か 確認したら、可能であるとのこと。これで見積もりを出してくれと頼んだ。煙突の室内部分の周りはレンガで囲ってお洒落にする。本体は、壁の中に半分埋め込 むようにしてもらう。窓はずらすは、天井と屋根を突き破って煙突を付けるは、壁の中に埋め込むはで、居間をぶっ壊 さんばかりの勢いである。そこまでして何故暖炉を付けるのか。この疑問を真面目に考えるのが先か、暖炉が出来るのが先か、これが勝敗を決めるであろう。
 種子生産における 雌雄の対立のモデルの再解析を進めた。一応、数値的に解くことは出来た。欲を出して解析的に解こうと思い、挑戦してみた。そうしたら、えらく簡単に解けた ような気もするし、実は大間違いをしている気もする。後者の予感大だけれど、どうもわからない。明日もう一度、計算を確かめることにしよう。

9/4(日)の進歩 都並辞めろ、今すぐ辞めろ みちの くダービーは 0-0 の引き分けに終わった。仙台の得点の香りは無し。内容的には完敗であった。
 試合は夕方から、またしてもダイシンに行って木工コーナーを探索したり、ネットで暖炉情報を探したりして過ごした。今日の衝撃の一言。「暖炉があるけれ ど使っていません。全然暖かくないからです」。薪ストーブ(密閉され ていて熱効率が良い)に比べたら暖房効率は落ちるとは思っていたけれど、ここまで言い切られてしまうとは。私たちは、暖房機能よりも炎の雰囲気を求めては いる。しかし、「全然暖かくない」ではあんまりではないかと思った。暖炉羨望指数が少々低下してしまった。
 五時過ぎに仙台スタジアムに着いた。スタジアムの雰囲気はいつも通りだった(9/1 の進歩参照)。スタジア ムを半周する黄金と青の断幕もあり、選手応援の断幕もたくさん出ていた。練習のために選手が出てきた。どうなるかと緊張したけれど、何事も無かったように コアサポに挨拶し、コアも声援を送っていた。良かった。
 今日の仙台は、またしてもシステムをいじってきた。中盤をダイヤモンド型に変え、トップ下に財前、左に菅井、右に熊谷、ボランチにシルビーニョ。左サイ ドバックには村上が入った。第三クール半ばにして、未だにシステムが定まらないのが仙台の現状である。結果として、このシステムは全く機能しなかった。財 前は消えていて、ほとんどゲームを作れなかった。そりゃそうだ。彼は、走り込んでボールを貰うタイプであって、パスを出すタイプではない。トップ下では活 きない選手なのだ。菅井・村上の急造左サイドは、山形の猛攻に晒され四苦八苦であった。でも菅井は頑張っていたと思う。後半足が止まったことは反省点だけ れど。後半も半ばを過ぎ、選手達は、「勝たなくては」と焦ってパニック状態になってしまった。ロングボールを闇雲にバロンめがけて放り込むばかりで、攻め の工夫が無い。そのバロンは、山形 DF レオナルドに封じられていた。大柴は、裏を突く動きを狙っていたけれど、冷静になって大柴を活かすパスを出す選手はいなかった。挙げ句に大柴は、萬代に替 えられてしまうのだから、ベンチに目もくれず、コーンを蹴飛ばしてロッカー室へ消え去った気持ちもわかる。確かに、選手は必死に闘っていた。それは強く伝 わってきた。しかし如何せん、個々人が必死に攻め込むのみ。組織的な攻撃という物が無いのだから、点は取れない。つまり、監督が悪い。
 試合終了後、コアサポから、「都並辞めろ」「今すぐ辞めろ」の大合唱が起きた。ほんとに頼むよ、即辞めてくれ。確かに、この時期に監督を替えたら、いろ いろ混乱はすると思う。しかし、都並サッカーが続くよりはずっと希望が持てる。私たちは、希望を持ってスタジアムへ通いたい。都並監督の元では、J1 昇格の希望どころか、来期は良くなるという希望すら持てない。もう、我慢の限界に来ている。

9/3(土)の進歩 芝生 今年の夏、我が家の芝は悲惨 なことになった。あれよあれよと枯れ始め、今では、10 % 位しか残っていない。暑さに弱い西洋芝なので、夏に枯れてしまうのが「普通」ではある。しかし過去四年間は、けっこう立派に夏を越していた。こんなにも枯 れたのは初めてである。おそらく、暑さに加え、雨が多かったこともいけなかったのであろう。湿気で病害が進んだのではないか。というわけで今日、西洋芝の 種子を蒔いた。綺麗な緑の芝を復活させるのだ。これから数日雨が続きそうなことも好都合だ。種子が吸水して発芽しやすくなるから。
 薪を置く棚をどうするか悩み中だ。まだ暖炉も出来ていないのに、どころか、まだ見積もりも出ていないのに、まだ発注もしていないのに、気が早いという か。薪棚を置く場所としては、駐車場の隅が良いとは思っている。しかし道路から丸見えで、可燃物を置くことを近所がよく思わないかもしれない。隣家には恨みがあるので、構わないが。また、駐車場は微妙に傾斜しており、倒れ ないように棚を設置できるのかという不安も拭えない。そしてそもそもの懸念は、棚を手作り出来るのかということだ。だいだい皆さん手作りのようだけれど、 私に大工仕事が出来るのか? ツーバイ材を使えば簡単らしいけれどねえ。ダイシンに行って木工コーナーを見て回り、「悩んでもしょうがない、試しに作ってみよう」とも思った。しかし、 「せめて、暖炉を発注してからにしよう」とぎりぎりの所で思いとどまったのであった。
 夜は、鹿島対浦和の試合を見た。トゥーリオが訳のわからない退場をくらい、審判の酷さに憤激した。それでも、10 人で、0-2 から追いつく浦和はすごい。金子さんは、大喜びか、中喜びか?  解説の加茂さん、はっきり言って金の無駄遣いだ。数分に一度しか話さないし、その内容も、誰でもわかるようなことでしかない。あれじゃ、寡黙なアナウン サーがもう一人いるようなものじゃないか。

9/2(金)の進歩 暖炉への道 私 が暖炉になるのではない、家に暖炉を据えるのだ。先日の打ち合わせのとき(8/26 の進歩参 照)、和室との境に設置するのは無理と言われた。窓があるために壁の幅が 100 cm しかなく、暖炉が入らないらしいのだ。現在テレビを置いてある所になら設置可能とのことだけど、ではテレビをどこへ移す?  悩んでいて思い立った。窓が邪魔ならば、窓の位置をずらせば良いのだ!  積水ハウスに確認したところ、50 cm ずらすことが出来るという。そうすれば、壁の幅が 150 cm 取れ、暖炉が設置可能となる。我ながら大胆な着想だ。

鳴かぬなら ずらしてしまえ 不如帰 (「設置できぬなら、ずらしてしまえ、窓を」の意)

信長になった気分じゃ。
 心は早くも、薪をどう確保するかに踊っている。自分で、丸太を切り薪割りをして作るのが醍醐味らしいけど、週末はベガルタで忙しい私にそんな余裕はな い。どこかで安く購入しようとネットで探したら、宮城県の登米町森林組合で安く売っていることがわかった。この組合、気に入った。長さ 45 cm と 30 cm の薪があると書けばわかることなのに、45 cm と 30 cm の定規を添えた薪の写真を載せるというさりげない意 味の無さ(このページの下の方)。見れば見る ほどに、「45 cm はこの長さ」と示すことの意義は何かと考えさ せられるのであった。
 種子生産における 雌雄の対立のモデルの再解析を進めている。どうにも理解できない部分があって、どうしてこうなるんだと悩み中だ。ほんと、どうしてなの、誰か教えて。と いっても、これじゃ教えようがないだろうけど。

9/1(木)の進歩 8.31 仙スタにて ス タジアム の雰囲気は異様だった。仙台劇場の象徴である、スタジアムを半周する黄金と青の断幕が無い。選手応援断幕も少ない。コアサポ域の前には、数本の断 幕が折り畳まれていた。練習のために選手が入ってきて、コアサポの前に並んで礼をした。その時、折り畳まれていた断幕が開かれた。「ツナミもヤメロ」「死 ね!  仙台の為に」「言い訳は聞きあきた!!  勝ち以外認めない」「これ以上仙台を壊すな!  俺達の仙台を 返せ」。練習が始まっても応援は一切無し。ざわざわとした静寂に、徳島サポの応援が時々混じるだけであった。試合開始が近づき、フェアプレー旗と選手が入 場した。しかし、カントリーロードを歌うこともない。入場する選手をただ見つめるだけだ。今日は応援拒否か?  キックオフ。その瞬間、「ベガルタ仙台!  Go!  行くぞ仙台!  俺たちと共に ready go!」の歌声がコアサポから一斉に沸き上がった。そして、一瞬たりとも途絶えることなく、「俺たちと共に」と歌い続けた。歌は 35 分間続いた。この強烈なメッセージ。
 しかし試合は、2-2 の引き分けに終わった。挨拶に来た選手にコアサポは、強烈なブーイングを浴びせた。そりゃそうだ。「勝ち以外認めない」って書いてあるんだから。そして、 ペットボトルなどが選手に向かって投げ込まれた。これに大柴が激高。コアサポ域に飛びかかろうとする。それを周りの選手が押さえつけて止める。しかし 大柴の怒りは収まらない。振り解いてコアサポ域に飛びかかろうとし続けた。都並監督とコーチ陣が選手の元にやって来た。大柴は、監督に抱きかかえられなだ められていた。これで収まったかに見えたが、怒りが再沸したのか、再び飛びかかろうとした。最後は、高桑ら 4-5 人の選手に抱え込まれ、ーー 大柴は、コアサポに飛びかかる姿勢のまま ーー 控え室へと戻された。この殺伐とした雰囲気。そりゃ、物を投げるのは良くない。しかし、投げ込み「だけ」を批判して終わりにしては、根元の病を見失 う。ーーーーーー 人気取りのために都並を監督にしたフロントと、希望のないサッカーを続ける都並監督の責任を問うべきである。
 月初めの談話会があった。八甲田滞在中の学生が多く、今回も、参加者は六人しかいなかった。友蔵先輩に叱られしょげ気味のみっちー。おやつの葡萄の最後 の一粒をあげて元気づけた。りんかと彩子の修論生二人組は、データ取りが結構長くかかる模様だ。ちょっと汗の私。ともかくも頑張って、一日も早く書き始め るようにしよう。友蔵は、大橋から真っ赤になって返って来た論文の修正に全てを費やす決意。その意気だ。キメグは、レンゲショウマ盗掘の衝撃に立ち向かい (8/23 の進歩参照)、新たな研究計画を立ち上げようとしている。私は、種子生産における 雌雄の対立のモデルの概要を紹介した。主題として、「余剰胚珠の進化を説明する新仮 説」と「種子生産における雌雄の対立」のどちらが目を惹くかを聞いた。そしたら皆、前者だという。がーーーん。悩んだ末、後者に替えたというの(8/19 の進歩参照)に。また考 え直すか。
 祝、田中 GM 解任(サンスポよ り)。仙台の癌が一つ消える。後は、名川社長と都並監督の解任を待つのみだ。それにしてもサンスポ、なぜ、誤解するようなことを書く?  大柴が「スタンドと“乱闘騒ぎ”」などと。こんな風に書いたら、乱闘したと思い込む人もいるやもしれない。煽って喜んでいるのか?