「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況
若手研究者のお経
進行状況ホーム
2/28(月)の進歩 まもなく開幕 早いもので、今週
の土曜日には J2
が開幕する。一方、遅いもので、ベガルタ仙台の調整はまだまだな予感がする。何しろ、練習試合を六試合やって、アマチュアに一勝したのみだ。守備重視のは
ずが連続二失点の試合が続いており、都並監督の、「守備は良くなっている」という言葉も何故か続いちゃっている。攻撃に関してはほんと、大丈夫かと思いた
く
なる。バロン・シュウェンクの 2
トップはともかく、中田・熊谷・千葉(菅井)・リャンで構成する中盤は、ちゃんとタメを作れるのかと不安になるばかりだ。当初はダイヤモンド型にするつも
りだったけれど、トップ下候補のシルビーニョが負傷離脱したとたん、ボックス型の中盤に変えるという安直さも「なんかなーー」である。開幕戦の相手は、
J2 に昇格した徳島ヴォルティスだ。あのノリヲが GK を努めるという噂もあり、昔のよしみでなんとか決して侮れない。去年は、軽く勝
つつもりで乗り込んだ開幕戦で、横浜 FC に 0 - 4
と大敗を喫し衝撃を味わった。今年はこんなことがないよう、確実に勝利して欲しい。しかし、あと五日で大丈夫なのかね、攻撃の練習。
食害があるときの最適種子生産のモデルを解析中。だいぶわかってきた。食害数の変動が大きいほど、小さな個体は多めに種子を作り、大きな個体は少なめ
に種子を作るということになるかも知れない。だとしたら面白い。現実の植物に合うか
どうかは別にして。
2/27(日)の進歩 草津国際スキー場 朝の三時に
じゅりに起こされ、夜中の散歩をさせられた。じゅりは、余所の家ではトイレをしないので、したくなると外に出してとせがむのだ。雪の中を大喜びで駆け回る
じゅり。夢中で遊んでいる。夜中の三時にそんなことしないでくれ。さらには、六時半頃には暁子にせがんで、またしても外に遊びに行っていた。
今日は、草津国際スキー場に行った。本当は昨日も行くつもりだったのだけれど、ネットでの評判が悪かった(リフトとコースが混む)ので、今日だけにした
のだ。確かに、リフトは混んでいた。だいたい十分待ちくらいか。しかし、天気が良かったせいもあって、良い印象を持った。何しろ、眺めが綺麗だった。コー
スも滑りやすかったし、混んでいるというわけでもなかった。昼に食べたカツカレーはぼったくりだったけれど。ロープウェーで一緒になった人に、「雪崩おた
く」の二人連れがいた。斜面を指さしながら、「あそこは崩れた痕だ」とか「あそこもそうだ」とか「あれはもうすぐ崩れるね」と、乗っている間中話してい
た。三時に滑り終え、大滝の湯に浸かった。「合わせ湯」が名物なのだけれど、そうとは気づかずに入るのを忘れた。風呂から上がり、高崎へと向かった。高崎
駅で暁子と別れ、私とじゅりは帰宅の途についた。カーナビに家への道を案内させると、「到着予定時間 0 時 42
分」とか出る。随時更新されるので、速く走ると、「到着予定時間 0 時 39
分」といったように短縮される。数値で具体的に評価されるので意欲が向上し、つい、ぶいぶいと車を飛ばしてしまう。帰宅記録は、11 時 40
分であった。帰宅後、よせばいいのにビールをがばがば飲んだ。そのために、温泉に入ってから水分をずっと我慢していたんだもん。午前二時に就寝、充実した
アウェー遠征を終えたのであった。
2/26(土)の進歩 万座温泉・草津温泉へ 朝五時に
起きて横浜の実家を出発、万座温泉スキー場へと向かった。早朝なのに結構車が走っているなと思っていたら、環八が大渋滞していた。これだから東京は嫌なん
だ。さらには、関越自動車道も渋滞していた。土曜の朝はこうなのか?
九時過ぎにはスキー場に着くつもりでいたのに、とてもではなくなってしまった。ようやっと軽井沢のインターを降りて、万座温泉へと向かった。しかしここか
らも遠かった。おまけに、有料道路がたくさんあって、250 円・310 円・1020 円と取られてしまった。1020
円の道路は帰りも取られた。ぼったくりだ。十時半頃にようやく万座温泉に着いた。スキー場がどこにあるのかわからず、車で右往左往、駐車場に停めるまでに
時間を取られてしまった。
今日は、じゅりにとって試練の日である。厳冬の冬山車中ビバークをするのだ。草津温泉に宿泊するので、宿に預けるわけにもいかない。一緒に滑るのも無
理。やむなく、スキーをしている間、車でお留守番なのだ!毛布にホカロンを貼ってケージに敷き、ケージの周りを他の毛布でぐるぐるに包んむ。「この中で寝
ててね」と言い、車を離れた。しかしじゅりは、いつものように後部座席の上に乗って私たちを見ている。大丈夫かなあ。
早めの昼食を摂るなどして、滑り出したのは昼前だった。初めてのスキー場なので、あちこちのゲレンデを探検した。しかし、雪が降っている上にガスで視界
が無く、なんか楽しくない。さらには、スキー場の上部は吹雪であった。顔が凍るように冷たい。蔵王に比べると標高が高いので、かなり厳しい感じだ。前が見
えない吹雪の中を手探りで前進。冬山で遭難するってこんな感じかなと思った。じゅりが待っているので遭難するわけにはいかない。二時に早々に切り上げてし
まった。
車に戻ると、ケージの中でじゅりがぐうぐう寝ていた。絶対に、じゅりの方が楽ちんだったと思う。天候のせいもあって悪印象を持ち、万座温泉スキー場を後
にした。三時頃に草津温泉に着いた。これがザスパ草津の町か。クラブのペナントがあちこちの店に飾られ、昇格御礼のポスターが店内に貼られていた。良い風
景だ。アウェー遠征に来ようと思うのだけれど、試合は、草津から遠く離れた前橋で行われる。残念。いつかここに、「草津湯もみスタジアム」を作って欲し
い。ゴールが決まると温泉が吹き上がるのが名物だ。
今日の宿は、ペットと泊まれることをウリにしているので、部屋にケージが備え付けてあったりと、あちこちにペット向けの配慮があった。こういう宿がもっ
と増えて欲しいものだ。宿にじゅりをおいて、西の河原露天風呂に行った。25 m
プールみたいな広さで、爽快であった。宿に戻って宿の温泉にも入った後、個室の食事処で夕食を頂いた。部屋の入り口に「酒井様、じゅりちゃん」と書いた紙
が貼ってある。他の部屋からワンワンと声も聞こえるし、良い感じだ。でも、山の中なんだから、無理して刺身を出す必要無いよ。仙台ではスーパーでも売って
いないような不味いマグロの刺身にげんなり。おかげでじゅりが得をしたのであった。<--- どういうことかわかるかな?
2/25(金)の進歩 第四紀研究に書評 産業技術総合
研究所の佐原 研さんという方が、第四紀研究に
掲載された「これ論」の書評を送って下さった。二ページに渡り、拙著を詳細に紹介して下さっている。論文執筆に対する佐原さんご自身の考えも述べてあっ
て、勉強になった。それとやはり、異なる分野の方からの評価は参考になる。分野を越えての論文執筆の極意が見えてきそうだ。どうもありがとうございまし
た。付記;封筒に「産業技術総合研究所 佐原研」とあったので、差出人はどなただろうと思った。佐原研究室のどなたなのか名前が入っていない
‥‥‥。ではなく、「佐原 研」さんというお名前でした。
昨夜料理をしていて、塩と砂糖を間違えそうになった。危うかった。Wowow
で「鬼龍院花子の生涯」をやっていたこともあって、「なめたら甘いぜよっっっ」てな感じだった。
編集委員の仕事を少々。訪花昆虫の違いを調べるのが目的の論文を却下した。だって、肝心の訪花昆虫を全然調べずに、樹種だけを調べ、文献から、「だから
訪花昆虫はこれ」って終わらせているんだもん。なめとんのか。
今週末は、草津温泉までアウェー遠征に行って来る。でもまだシーズンは開幕していない。だからつまりは、下見を兼ねての温泉スキー旅行だ。早くも私は浮
き浮き。午後は休暇を取って、車で横浜に行こう。そして暁子の実家から、明日の早朝に草津へと出発だ。というわけで、しばらく更新はお休みです。
2/24(木)の進歩 何やってんだか うーむ、ボケた
ことを二つもやってしまった。一つ目は生物教官会議。占部さん(学科長)に議長を頼まれていた。「わかりました」と了解し、明日は忘れずに出席しようと
思っていた。しかし、残念なことに会議は今日であった。よりによっ
て、皆の注目を集める時に日にちを間違えるとは。議長が会議に来なかったのだから、相当目立ったろうな。今まで、そんなの一度も見たことないし。占部さ
ん・石澤さん(急遽、議長を務めて下さった模様)・学科のみなさま、まことに申し訳ありませんでした。二つ目は、「理学部物語」(理学部の広報誌)の編集
委員会。昨日あったらしいのだけれど、これもすっぽかしてしまった。「理学部の広報誌の委員をしている」という意識はあって、「Aoba
Scientia」という広報誌の編集委員会にはちゃんと出ている。しかし、「理学部物語」(両者は別物)の方の編集委員でもあったか!
似たようなものが二つあったので、無意識の内に一つに統合してしまっていた。人
とはほんに、節約的であるものよのう。
りんかの論文セミナー。雄器官への投資と雌器官への投資に遺伝的なトレードオフがあるのかどうかを調べた論文を紹介してくれた。一応、トレードオフはあ
るという結果になっていたけれど、トレードオフの形の回帰の仕方が怪しげであった。それと、実験に使った植物の現実の性表現と、検出されたトレードオフか
ら予測される進化的に安定な性表現が合わないように思えた。
食害がある元での最適種子サイズの解析を進行中。だいぶ追いつめた、見えてきたという感じ。それと面白そう。もう少し詰めれば全貌が明らかになりそう
だ。みっちーのデータと連動できるモデルになると良いが。
2/23(水)の進歩 冤罪 みっちーが、キバナアキギ
リのデータを見せてくれた。花や種子への食害が繁殖にどのような影響を及ぼすのか調べようというものだ。とくに、花の時期の食害に着目して研究を行ってい
る。しかし思ったより、花の時期の食害は少なかった。やはり食べるなら種子か。でも、伸び始めの花序に対する食害は結構あるようで、しかも、開花に致命的
な打撃を与える雰囲気らしい。ここらへんを攻めてみるか。それと、個体の大きさ・個体密度などと食害の関係をきちっと抑えることも重要だろう。来年以降、
どういう調査をするのかを考えながら、今年のデータを整理していってくれ。
みっちーのデータを見ている間、私の視線は、データ説明のために書き込まれた、みっちーの丸文字に注がれていた。見覚えがある。あれに違いない。信じた
くないが、みっちーが犯人であったか! 昨日、私が苦労して作った文献検索マニュアル「Ovid
で行う文献検索」が捨てられているのを発見したのだ。「文献検索法を覚えてね」と、全学生に配っている物だ。それを捨てるとはなんということか。ページを
開いてみると、丸文字の書き込みがあった。両者の丸文字は完全に一致していた。意を決してみっちーに問いただすと、「えーー、捨てたりなんかしてません
よ。大切に取っています」と言う。ならば証拠を突きつけようと、捨ててあったマニュアルを探しに行った。------------
しかし無い。おのれ完全犯罪か? ではなく、真相は、M1
で中退し就職した学生の持ち物を処分したのであった。疑ってごめんよーー。でも、字はとても似ていたと思う。
続いて、かとぅもデータを見せてくれた。「じゅりの方が可愛いので六時に帰る」という脅しが効いたのか、五時半に見せに来た。かとぅは、ニッコウキスゲ
など数種で、花序内での開花順に依存した、蜜量・花粉量・胚珠数・種子数の変化を調べている。まだ全部のデータが出ているわけではないのではっきりとはわ
からないが、はっきりとはわからないデータだった。全種に共通した傾向があるというよりも、種ごとに別の傾向を示すみたいだ。でも、トリカブトやニッコウ
キスゲなど、面白そうなデータになりそうな予感がする。出来るだけ早く、全データを揃えておくれ。それと、サンプル数を増やせば有意差が出そうなものも結
構あった。来年以降は、作業を絞ってサンプル数を増やす必要があるであろう。
ベガルタ仙台の年間指定席が届いた。よーーし、今年も頑張って応援するぞ! 一方、チームの方は、未だメンバーが定まらない感じだ。昨日の練習試合のメンバーを見ても、
開幕メンバーがさっぱり見えてこない。開幕まで 10 日ほど。早くメンバーを固めてくれ。
2/22(火)の進歩 この姿勢を見習おう ベガルタ仙
台は今月 27日に、十周年記念フェスティバルを催す。そのおり、「過去在籍選手のグッズを中心とした「10周年記念感謝セー
ル」」を行うらしい (OHP
より)。小村・山下・藤吉・リカルド・岩本ら、過去の選手の T
シャツなどを売るようだ。こういう前向きな姿勢は評価できる。「倉庫に埋もれている、過去の選手のグッズをなんとか処分しなくては」と言うのと比べると、
何か有り難いことをしている感じである。過去在籍選手の「缶バッジ掴み取り
1回/小・中学生 50 円 大人 100 円」に至っては、とにかく持っていってくれという姿勢が好感を呼ぶ。
ちのが、ノコンギクとヤブデマリのデータを見せてくれた。ノコンギクの方は、舌状花が誘引に効いているのかを実験的に調べたものだ。舌状花を取り除いて
昆虫の訪花頻度を見たら、1) 植物パッチ単位での誘引には効いている、2)
パッチ内での訪花植物の選択には効いていないという結果になった。また、去年の調査では、訪花昆虫(アブ類)が植物の場所を記憶してしまうのではないかと
いう印象を持った。パッチ単位での誘引において、パッチの位置を覚えてしまえば、舌状花による誘引は不要になるのか?
今年の調査ではこうしたことを詰めていこう。ヤブデマリは、オオカメノキとの比較ということで、装飾花の意義を調べている。なんか、ヤブデマリとオオ
カメノキでは装飾花の意義が全然違いそう。どっちの種がとは言い難いが、片方は雄繁殖成功に寄与し、もう片方は雌繁殖成功に寄与していたりして。こちら
も、今年の調査が楽しみだ。
友蔵が R
の相談に来た。分散分析に相当する解析をしようとしているのだけれど、深く突き詰めると疑問がいくつも出てくる。私とてほとんど初心者なので、一緒に考
えるしかない。R に限らず、学生にものを聞かれ、すぱっと答えることはまずないの
が特徴である。一応こんな感じで行こうということになったけれど、専門家に相談するのが一番だと思う。
食害がある元での最適種子サイズのモデルを解析中。はっきり言って難しい。はたして解けるのか?
公募書類を送った。今宵は出陣の宴だ。寒鰤と牡丹蝦を肴に気勢を上げるのだ。
2/21(月)の進歩 植樹マン現る 山の中で修行して
いるのは義経だけではない。聖なる森に籠もり、座禅だのうさぎ跳びだのの修行を積んでいる若者の存在が明らかになった(河北新報よ
り)。その名も植樹マン。修行の目的は植樹である。なら、座禅よりも
植物の勉強をしてはどうかと思うが、修験者なのだからやむをえない。植樹には体力が必要なので、うさぎ跳びは効果があるかも。環境破壊帝国との闘いに挑む
植樹マン。負けそうになったとき、植樹マンの父に、「その土地本来の植生に合った植樹」(潜在自然植生というやつ)という帝国撃退方法を教わる。そんなことも知らずに環境破壊帝国に挑んでいたとは。「修行=どっかに籠もって
座禅」という発想は捨て、やはり、植物の勉強をするべきであったのではないか。ビデオを作った輪王寺は、「感受性豊かな子どもたちに森の重要性を理解して
もらいたい」と語るが、もっと他に効果的な方法があるのではないかという疑問は拭えない。なお、4/29 に輪王寺で、植樹マンと環境破壊帝国の使者とのチャリティー試合が行われるそうである。
昨夜飲み過ぎて、今朝は寝坊した。平日に、はなまるマーケットが終わってから家を出るのは自己嫌悪だ。研究室に来てみると、ヒラガの修論が机の上にあっ
た。審査員の意見を採り入れ修正したやつだ。それをざざーっと読んで、最終 OK
を出した。英文校閲に出して投稿だ。ついでに、教務に修論も提出しておこう。午後からは、先週思いついた、食害がある元での最適な種子サイズの解析に取り
組んだ。さてどうなることか。
2/20(日)の進歩 山形蔵王にドライブ 朝一番に、
山形蔵王までドライブに行った。例によってスキーに行ったのだけれど、着いてみると、スキー場全体が雲の中でみぞれが降っている。下の方のゲレンデも視界
がなさそうだ。これはやってられない。上の方のゲレンデは雲の上に出ていないだろうかと思ったけれど、標高 1841 m
の山じゃあそんなこと無さそう。結局、5000
円も払って辛い目に遭いたくないと、そのまま帰宅してしまった。今更研究室に行く気にもなれず、二日連続、家でまったり過ごすことになった。
折良く CS で、仙台対大宮の練習試合を放映していた。新チームの試合を見るのは始めて。期待を込めて見入った。----------------
一昨日まで私は、今期の仙台は期待できそうと思っていた。ベルデニック監督の元で若手が育ったし、即戦力も補強できた。しかし昨日今日と、私を不安にさせ
ることが続けて起きた。まず、シルビーニョの負傷長期離脱。これは本当に痛い。中盤の要を失って大丈夫なのか?
そして今日の練習試合。攻めがてんで駄目だった。いったいどうやって攻めるのか、選手自身もどうしたらいいのかわかっていない感じ。財前は前線で孤立し、
厚みのある攻撃がまったく無い。しょうがないから、単調なロングボールを蹴りこむだけになってしまっていた。一番がっかりしたのはシュウェンクだ。一人で
なんとかしてくれるタイプかと思ったら全然違った。突破力は無いしタメは作れないし、ファビオヌネスの方がましに見えた。あれがエースでは不安一杯だ。
CS は、大宮のことのみで、仙台は眼中に無いようだった。「大宮のキャンプの一日」という趣旨の番組だったとはいえ、なんかなーー。去年の、「CS
は、仙台戦を全試合生中継」という燃えぶりはどこへ行ってしまった? 「懲りた」
(CS 担当者の回答の想像)。
2/19(土)の進歩 まったりと過ごす 一日家にい
て、まったりと過ごした。大学院生の頃は、土日も祝日もなく研究室に出ていたけれど、もうそんな年でもないか。雪でブランメル生態のサッカーの練習も無し
(今日は行こうと思っていたのに)。ウジエスーパーに行って食材を買い、気長に料理に励んだ。実家から食器をたくさん貰ってきたのをきっかけに料理に凝る
ようになった。目指すは本格的な会席料理だ。しかし、近所で手に入らない食材が多くて困るわ。
2/18(金)の進歩 衝撃の写真掲載さる 河北新報の
朝刊に、衝撃の写真が掲載された。閉館日の東北大学自然史標本館で、二人きりの逢瀬を味わう姿が偶然にも写っていたのだ!
二人は、O. Y. さん(27)と Y. Y. さん(20)と見られる。Y. Y.
さんは、「修論発表を聴いて研究室に帰ろうと歩いていたら、河北新報の記者に呼び止められ、「閉館日で
誰もいないから見物人のモデルになって下さい」と頼まれた。私は二十歳にしといてよね」と事実を否定しており、真相の究明が望まれている。*
どの事
実を否定しているのか? 発言は、私の記憶によるものです。
午前中、牧が来室して久々に雑談した。法人化に伴い、人間ドック等の検査結果を当局に提出しなくてはいけなくなったそうだ。それって人権侵害ではない
か?
Mathematica
を睨みながら、最適な卵サイズのモデルが本当に面白いのか吟味した。その結果、やっぱびりびり来ないという結論に達した。このモデルの解析を突き進めるべ
きか、それとも見切るべきか。とりあえず全く他のことを考えようと思った。とは言っても、ネットでサッカー情報を探したわけではない(<--
これはいつもしていることだ)。今までの思考を打ちきって、他に面白いテーマはないかと考えてみることにしたのだ。そしたら、ウバユリの果実の食害が思い
浮かんだ。みっちーのデータも食害のすごさを物語っているし、前から、食害ってまったくもって無視できないと感じていた。というわけで、食害がある元
での最適種子サイズを解析してみようと思った。新しい道が開けたら嬉しい。
2/17(木)の進歩 ヒラガ好調 ヒラガが好調だ。修
論発表を終えさっぱりしたのか、学問に対する高らかな意欲を見せている。今日の講座セミナーでも、鋭い質問を連発し、議論を盛り上げていた。さらには、
「他に質問はありませんか。それではお疲れさまでした。連絡事項がある方どうぞ」と、司
会進行まで始めてしまった。進行役は理一だぞ。理一が、「それでは鈴木さん(りんかのこと)お願いします」と始めたのを忘れたのか?
セミナーが終わった今も、自分が進行役ではないことに気づいていないと思う。
その講座セミナー。一人目の石川は、説明が足りないのではないかと心配していた。そんなこと無い、ちょうどよく ----------
無い、くどい。続いてりん
かの講座セミナー。フキの性表現の話をしてくれた。つくづく、フキの性表現というのは不思議だ。特に、オスメス花序の謎は深まる。遺伝的背景を含め、この
花序の正体をきちっと調べることが大切と思う。そして、生態的には、「雄花序に比べ損はしていない」ことが示せたら、その存在理由がわかったと言えるであ
ろう。*「性表現」と変換しようとするたびに現れる「製氷源」。苛立つ。お前はどういう意味のつもりだ?
彩子の論文セミナー。ランの花の香りを調べた論文を紹介してくれた。香り成分に対する生物反応を調べる実験は、真似すると良いと思った。それと、ガスク
ロの実験頑張ってね。
久しぶりに Mathematica
を起動して、最適な卵の大きさの解析を行った。しばらく頭を冷やした恩恵は特に無く、この前に見たとおりの世界が広がっていた。
森林総合研究所の八木君が突然の来室。セミナーを聴きに来てくれたのだ。わざわざありがとうございます。今度セミナーをして下さい。
2/16(水)の進歩 牛タン定食仮説の検証始まる つ
いに、勝利を呼ぶ牛タン定食仮説(*)の検証が始まった模様である。ベガルタ仙台に仙台市が、牛タン 10Kg と 仙台牛 20 Kg
を贈ったのである(スポニチよ
り)。そして藤井市長は、「ひと回りもふた回りも大きくなって、仙台に戻ってきてく
ださい」と激励したそうだ。はたして本当に、牛タンを食べて強くなるのか。「ひと回りもふた回りも大きくなって」の意味を文字通りに捉えてはいけないぞ。
延岡市も、宮崎牛 5 Kg・ポンカン 30 Kg・ミネラルウォーター 120 本・空飛ぶたまねぎ 10 Kg を贈ったらしい(スポニチよ
り)。さりげなく添えられた謎の物体。本当に空を飛んでいるのか見たくてしょうがない。
*勝利を呼ぶ牛タン定食仮説:ベガルタ仙台が強いのは、牛タン定食を食べているからであると高らかに歌い上げる仮説。「これ論」の p. 60 の例
1 にその全貌が語られている。J2 に落ちてしまった上に J2
中位に沈んだことから、既に否定されているという多数意見もあるが、その検証が待たれている。
修論発表会の最終日、動物生態関係の発表があった。緊張のせいか、私の質問に舞い上がってしまった森君が、終了後研究室に来てちゃんと答えてくれた。お
かげて良く理解できた。わざわざありがとう。
りんかが、明日のセミナーのスライドを見せてくれた。最後に、これからの研究計画がまとめてある。ぱっと見、数年かかりそう。本人の意志とは逆に、博士
進学の決意を示す研究計画であった。
ヒラガが修論を片手に、「ちょっと余談があるのですが」とやって来
た。「発表が終わったらこの余裕かい」と思ったら、「相談があるのですが」の聞き間違いであった。
外は大雪、もう 20 cm
くらい積もったか。私はおかげて、わくわく興奮気味だ。地面が凍る前に帰ると言い訳して早く帰宅しよう。ヒラガの修論も合格した。今夜は、雪を見ながらやけ酒だ。
2/15(火)の進歩 修論発表会 昨夜は、ヒラガの修
論打ち上げを我が家でやった。バレンタインデーの夜という微妙な時に研究室の全員が集結するという結束力であった。刺身や豆乳鍋、その場で手作りしたチョ
コレートなどを堪能し、大いに盛り上がった。やはり、研究室の全員が揃うというのは楽しい。繰り返すが、一人とて欠けることなく、このみんなが揃うことは
楽しい。来年度も、一人とて欠けることがあって欲しくない。もしもいなくなるつもりの人がいたら、ヒラガが全力でその企てを阻止するであろう(よね?)。
付記;折良く、カリブ海で休学中(こう書くと遊んでるみたいだが、真相は、青年海外協力隊員としてカリブにいるのだ)の熊ちゃんからメールが来た。慣れな
い環境に苦労することもありながら、頑張っている模様だ。とても嬉しいことも教えてくれた。ありがとう。
午前中に、修論審査を一つ。この学年が三年生のときに講義をしたとき、大変印象が良かった。そして今 M2
となり修論発表をしている。ちょっと感慨だ。
2/14(月)の進歩 修論発表会 とうとう修論発表会
の朝となった。朝一番に最後の練習に付き合い、最終修正を行った。昼頃、ヒラガ行方不明の報。「今生の別れに、豪華な昼食を食べに行ったのではないか?」
「いや、弁当を持っていました」「その弁当を誰かに食べられて儚んだのでは?」などと憶測が飛び交った。しかしごく普通に戻ってきて、行方不明疑惑は消え
た。
午後 3 時 20
分、とうとうヒラガの発表が始まった。次のスライドを映そうとしたヒラガ、いきなり右クリックしてしまった。次のスライドは現れず、替わりに何かのウィン
ドウが出ている。自ら招き入れた苦境に固まるヒラガ。「修士二年間がこれで終わった
か」と私は思った。しかし十秒ほどで、ウィンドが消え次のスライドが現れるという奇跡が起きた。起きなくても良いのにねえー。この動揺が尾
を引き、しばらくは緊張あらわに話すヒラガ。しかしやがて緊張もとれ、立派な話しぶりに変わっていった。一方の私は、学芸会の我が子を見守るような心境で
あった。気がかりな所に来ると、「頼む、うまくやって」と目をつぶった。ちゃんと乗り切ってくれてほんに良かった。時計係をしていたので、ヒラガの進行に
合わせ疑惑の鈴を鳴らした。12 分に鳴らすはずの一鈴(発表は 15
分)の時間が迫る。しかし話はまだ、一つ目の途中だ。ここで鳴らして焦らせてはいけないと、12 分 30 秒まで鈴を遅らせた。14 分 30
秒に、ついにヒラガはまとめに入った。焦らせてもいけないが、くどくどやられてもいけない。15 分 15
秒という微妙な時間に二鈴をならし、「もうそこでやめなさい」とメッセージを送った。質疑応答はかなり緊張した模様。質問の意図をちゃんと捉えることが出
来なかったらしい。そして、「あの質問をするなんて、かなり詳しい人ですよね」と言う。「当たり前だ、牧だよ」と言うと、「えっ、全然気づきませんでし
た」と驚いていた。何はともあれ、無事に終わって良かった。よく頑張った。お疲れさまでした。今日わかったこと。ヒラガに、しゃきっとした話し方は似合わ
ない。
質疑応答で、ヒラガより面白い人がいた。質問者にすごい勢いで突っ込まれて、「どうしよう〜〜〜」と嘆く声がマイクを通して会場全体に流れる。つい、
「確かにそうです」と質問者に屈服。主査の河田さんが思わず「いやそんなことない」と言ったら、「いえ、そんなことないです」と急に元気良く繰り返す。こ
のまま卒業させるには惜しい人材だと思った。
りんかが、今度のセミナーで話すデータを見せてくれた。オスメス花序から出来た種子を蒔いたら、無事に発芽し、さらには立派に花を付けたという!
しかし、外見はオスなのに葯の中に花粉が全くない。花をつけたところまでは偉かったのに。わけがわからない。
2/13(日)の進歩 残り 24 時間 起きたら筋肉
痛。昨日、いろいろ練習しまくったので、腹筋とか背中とか股とかが痛い。午前中はだらだらして、昼にラーメンを食べ研究室に出てきた。「四年のヒラガ」
(*) も、はや「M2 のヒラガ」となった。そして、修論発表まで後 24
時間となってしまった。もう一つ寝ると修論発表だ。そして今日、三回目の発表練習をした。もう一つ寝られるか、それとも寝られないかは、今日の出来にか
かっている。「休日にもかかわらず来て下さりありがとうございます」とヒラガ口調で言うので、「発表口調でぴしっと言ってごらん」と命じた。言い直すヒラ
ガに、「ピリっとしゃべって」「アナウンサーになった気持ちで」といったブーイングが飛んだ。やっぱみんな感じているんだよ。しゃべりが発表口調になって
いないんだ。発表は 19 分かかった。本番は 15
分なので、中身を削らないといけない。いろいろ助言をして、三回目の練習は終了となった。「えーー、あと 24
時間しかないの!」と驚く理一。その叫びには、「そりゃ絶望だ」という悲痛が込められている気もした。でも理一は、「いや大丈夫だよ」と言ってくれた。頑
張れヒラガ、私は帰るから。
*二年前の四月、M1 になったヒラガが、「四年のヒラガです」と名乗ったことは記憶に新しい。研究室の皆は、来年度になっても「M2
のヒラガです」と名乗ってくれること、ではなく、本当にそうであってくれることを
願っている。それほど、みなに愛されているんだよ。出ていかないでおくれ、ヒラガ先輩! 「D1
のヒラガ」でもいいのか、そういう意見は聞かないけど。
2/12(土)の進歩 ラストサムライ 前から気になっ
ていた映画、ラストサムライを見た。合成着色料てんこもりの気持ち悪い菓子を食べた感じ。嫌な感触がいつまでも残るへんてこな映画だった。だいたい、あの
侍集団と集落は何なんだ? 武田の騎馬軍団の落ち武者の村か?
とてもではないが、明治初期の武士とは思えない。鉄砲が伝来した当初じゃあるまいに、鉄砲は使わないという拘りは訳がわからない。武器が、刀と弓だけとい
うのも謎だ。なぜ、槍を使わない? 合戦では、刀より槍の方が強力だろう。槍も武士道に反するとでも言いたいのか?
こうした古風さとは対照的に、首領親子は英語がぺらぺらという超超先
進性を持っている。誰か説明してくれ、私は頭がおかしくなりそうだ。あの集落も謎だ。捉えた米国人に、「峠は雪で閉ざされているので逃げられない」と言っ
ていたけど、集落には全然雪は降っていなかった(だいぶ後になって、雪が積もっている場面が出てきたけれど)。集落には雪が(ほとんど)降らないのに、雪で閉ざされ外に出られないって、どん
な地形なんだ? ------------- 所詮アメリカ人が作った猿芝居、まともに取り上げてはいけないのだろう。
山形蔵王にスキーに行った。三連休ということで、すごく人が多かった。リフトも結構並んでいた。私は、スキー教室で習ったことを一人練習した。だんだん
わからなくなってきて、かえって下手になってきている気がする。苦悶中だ。
2/11(金)の進歩 思ったより愛されているんだねえ
ヒラガが修論発表の練習をした。祝日なので何人聴きに来てくれるかと心配したら、十数人も来ていた。思ったより愛されているんだねえ。かく言う私も、ブラ
ンメル生態の人達とスキーに行くつもりであった。しかし今日発表練習をするというので、恩着せがましくもスキーを取りやめたのだ。構わずスキーに行ったらウケるだろうなあと思ったけれど、指導教官の鑑となる道
を選んでしまった。発表の方は、前回の練習の時とはまるで別の研究みたいだった。データの厚みは感じたし、今回の方がずっと充実していた。しかしまだまだ
修正は必要だ。第一に、言葉や概念の説明が足りない。聴衆の多くは専門外なのだから、基本的なこともきちっと説明するようにしよう。第二に、一つのスライ
ドの情報が多すぎる。複数のスライドに分けるべき所は分けて、一つのスライドでは一つのことだけを言うように心がけるべし。第三に、文章での説明が多すぎ
る。絵で説明する方がわかりやすいよ。第四に、研究のウリのアピールが足りない。「ここが面白い」という所を聴衆に訴える工夫が必要だ。たとえば、「予想
に反して、量的投資と時間的投資が一致しなかった」という結論は消極的。「予想に反した」と否定的になる必要はない。一致しなかったからこそ面白いのだ。
練習終了後、次の練習をいつやるのか確認した。「日曜日にやります」との返答なので、「明日はやらないね」と念押しした。指導の意欲に燃える私ではある
が、本人がやらないというなら仕方がない。明日はやむなく、スキーに行くことにしよう。
明け方、胃が気持ち悪くて目が覚めた。夕べ、鯛の唐揚げをたらふく食べたのでそのせいだろう。食べるそばから、油っこくて気持ち悪かったし。このところ
料理に凝っているので、揚げ物も随分するようになった。しかし健康のためにも、少し控えるようにしよう。
2/10(木)の進歩 ラッキーボーイ誕生 日本代表に
ラッキーボーイが誕生した。アメリカ W
杯予選の時の中山みたいだ。大黒が、私たちをドイツに連れて行ってくれるであろう。注;中山はアメリカに連れて行ってくれなかったけれど、細かいことは気
にしないことが大切だ。
昨夜は五時過ぎには帰宅し、事前情報番組を見ながら緊張を高めた。夕食を済ませキックオフを待つ。北朝鮮の国歌はかっこいいなあ。そしてキックオフ。北
朝鮮は、いきなり前がかりに来て日本陣に攻め込んできた。噂と違うではないか。しかし前半四分、三都主が倒されて得たフリーキックを小笠原が決めて日本先
制!。これで日本ペースになるのかと思ったら、逆であった。北朝鮮が良かったというより、日本が酷かったと言った方がよい。初戦の重圧のせいか、思い切っ
たパス回しが出来ない。パスミス・トラップミスの続出でピンチを招く。両翼は沈黙。早く二点目を取ってくれという願いは虚しいばかりであった。後半になっ
ても試合内容は変わらない。そして後半 16
分、北朝鮮の見事なパス回しで右サイドを崩され、フリーで切り込んだ南成哲に二アポストを割られてしまった。この失点は川口の判断ミスと思う。クロスを予
想して左前に動いたら逆を突かれてしまったのだから。北朝鮮が、どこからでもばしばしシュートを打ってくることはわかっていたはず。なぜにクロスと判断し
た?。この失点を見てジーコは、高原と中村を投入。北朝鮮が引き分け狙いの守りに入ったこともあり、試合は一方的な日本ペースとなった。中村はもう、格が
違うという感じだった。余裕のボールキープでためを作り、怒濤の攻めを演出した。さらには大黒も投入。勝ち点三を取るべく必死の総攻撃が始まった。しかし
あと一つが決まらずロスタイムに突入してしまう。もう駄目かと思った終了間際、小笠原のクロスを北朝鮮 GK
沈勝哲が中途半端なパンチ、ボールは福西の足下へ。福西がダイレクトで大黒に落とし、大黒が振り向きざまにシュート!。これが見事に決まって劇的勝利と
なった。
今日の試合、北朝鮮 GK に助けられた。小笠原の一点目だって、反応の良い GK
ならはじき出していたであろう。二点目もパンチングミス(というより、そもそもパンチングがすごく下手だった)。まともな GK
だったら試合結果はどうなっていたかわからない。
改めて確認したことは、やはり海外組はすごいということ。高原・中村が先発していたら楽勝だったのではないか?。同点に追いつかれたのは、ある意味で良
いことだった。おかげで彼らの出番が回ってきて、その質の違いを見せつけたのだから。これで、「国内組偏重」のジーコも考え直すであろう。
大黒はジーコに、「前に張って、シュートを打って、点を取れ」と指示されたそうだ。指示というより、そのまんまである。アシストの福西は、大黒をポストにして自分がシュートを打つ
つもりだったらしい。中村も、大黒のようなこぼれ玉からのシュートを、自分が決めるつもりでいたらしい。みなさん意欲満々で、大変頼もしいと思う。
及川・衣笠・オノダ・理一の博士論文発表会があった。みんな、堂々と発表していた。全員合格(だよね?)、おめでとう。
2/9(水)の進歩 決戦 とうとう決戦の日となった。
想像していたよりは緊張していない。「絶対勝てる」が八割、「侮れないかも」が二割だからだ。それと、1-0
でもいいから勝てば良いのだと思うと気が楽になった。今までは、心臓どきどきから早く開放されるために、前半で 3-0
位の差をつけることを期待していたのだ。それでかえって、「3-0
にならなかったらどうしよう」などと余計な心配を呼び込んでいた。しかし今は、「何でも良いから勝てばよい」-->
「まさか負けることは無いだろう」-->
「だから勝つ」と楽観出来ている。引き分けの可能性を無視している所が、テレビ朝日の、「絶対に負けられない闘いがそこにはある」と似ていると言える
(<--
勝つとは言っていない、引き分け可)。しかしここに来て、怪しい情報を掴んだ(発信暁子)。ジーコ監督の絶大の信頼を得ている遠藤が、実は北朝鮮の工作員ではないかという疑いだ。ヤ
フースポーツによると、「今年の2試合はいい形で来ているので、ここで(北朝鮮戦は)『楽勝』とか勘違いしないようにしたい。まずは相手の失点を
ゼロに抑えることを考えている」と発言したらしいの
だ。中盤の底を支える遠藤が北朝鮮に失点させないために動くとなる
と、その打撃は計り知れない。彼がどっちを向いて守備をするのかが、今夜の勝敗の鍵とな
るであろう。
ベガルタ仙台のリャン(北朝鮮国籍の在日選手)は今夜の決戦に興味津々で、「在日の選手がどれだけやれるのか見たいし、北朝鮮のサッカーは謎だらけなんで、そこを確認したいですね」と述べている(サンスポよ
り;太字は私)。自分の国に「謎だらけ」って言うかふつう。でも実際、謎だらけなんだろうな。
私がレフリーをした論文の、判定結果と他のレフリーのコメントが送られてきた。レフリーはみな(私を含め)好意的なコメントをしていた。ところが判定は
レジェクトであった。なぜ?。どうもこの頃、編集委員による闇の裁定が多い気がする。これこれならアクセプト、これこれならリジェクトと、誰の目にも明瞭
な判定基準にしないと、著者もレフリーもやる気を無くすのではないか?
ウバユリの論文を Oecoloiga
に投稿した。うまく行きますように。その後ついに、公募書類の執筆を開始した。これこそ(いややっぱり「これも」)、うまく行きますように。
2/8(火)の進歩 明日は北朝鮮戦 早いもので明日か
ら、W 杯最終予選が始まる。初戦の相手は北朝鮮だ。アメリカ W
杯の予選で対戦したときは弱い相手だった。その負けっぷりを見た金正日総書記が、「勝てるようになるまで国際試合しちゃダメ」と怒り、しばらく国際舞台か
ら消えていたらしい(と、テレビで言っていた)。それで普通はますます弱くなるところを、今大会では一次予選を勝ち抜いてしまった。情報が無いので、結局
の所、やはり弱いのか実は強いのかよーわからん。かの後
藤健生さんが、「メディアはなんだか騒いでいるけど、まったく日本代表の敵ではないな」と言っていたり、新聞の雑誌広告に「なでしこジャパンより
弱い」と書いてあるのを見たりして安心する一方、もし強かったらどうしようと心配もしてしまう。ああーもーー生きた心地がしない。早く試合が終わって、
「良かった、良かった」と安堵してしまいたい。*内のリャン・ヨンギ(北朝鮮国籍の在日選手)が代表に選ばれていたら、(可愛いリャンには悪いが)きっと
大して強くないと思えるであろう(仙台サポの言うことか?)。だって例えば、内の村上が選ばれている日本代表なんて、大して強くないであろう(これまた、
仙台サポが言うことか)。しかし在日選手は、J1 の二人しか選ばれていない。ついでに言うと、リャンのこと知っているのだろうか、北朝鮮の代表監督は。
ヒラガの修論発表練習。データ削りすぎ。もっとデータを出して、研究の厚みを示すべきだ。それと、結果と考察をまとめて話すのはよくない。
なんか、結果が軽くなってしまう感じがする。結果を全部話した後、考察を加えることにしよう。この場合、話の流れを良くするには以下を心がけることだ。
1. 序論:きちんと問題提起をし、研究の狙いを述べる。
2.
材料と方法:具体的に何を調べるのかを述べる。この際、どうしてそのことを調べる必要があるのかわかるようにする。そのためには、序論で示した「研究の狙
い」との関連づけが重要。
3.
結果:材料と方法で示した流れに従って結果を示す。序論と材料と方法での説明がうまくいっていれば、「どうしてこのデータが出てくるのか?」という唐突な
印象を与えることはない。
4. 考察:結果について考察し、序論での問題提起に答える。
5. まとめ:全体をまとめる。
2/7(月)の進歩 0 なんと、新四年生が一人も来な
かった。来年度の卒業研究生の配属ゼロだ。これまでは毎年 2-4 人来ていたのに、こんなの初めて。衝撃。何がいけなかったのか?
ちの・みっちー・かとぅは、来年度も四年生一
番下なので、不運に思うように。
アマゾンで、黒毛和牛上塩タン焼 680 円の CD を買ってしまった。1050 円するのに、ジャケットに「680
円」と派手に書くのは止めて欲しい。何度眺めても、詐欺に見えてしまう。ついでに。私がレコード会社を持っていたらデビューさせる歌手。直立不動、腹話術
で歌う歌手。しかも人形無し。じっと立ったまま口を全く動かさずにいる姿を
映し続けるテレビカメラ。なんだかわからないが、歌っているのだから映さないわけにいかない。
理一とオノダの博士論文発表練習。理一は、前回よりずいぶんと向上していた。オノダの発表は今日初めて聞いた。見かけによらず緊張するんだね。
2/6(日)の進歩 黒毛和牛上塩タン
焼 680 円
感動的な歌の存在を知ってしまった。大塚愛さんの「黒
毛和牛上塩タン焼 680
円」だ。昨夜のテレビで「えっ?」と思い、あわてて真剣に見入った。もう一度聞きたい。というより、正確な歌詞を知りたい。「網で焼いて」という
ような言
葉があったと思うのだが ‥‥‥。ただし、仙台の牛タン定食を歌ったものではないことは確かだ。せっかくだからその理由を徹底的に書いておこう。
・安すぎる。通常は輸入物を使っており、それでも値段は 1300 円ほど。黒毛和牛なら 2500 円は下らない。680 円というのは、肉が
2-3 切れしかないものと推察する。
・「上」など不要。仙台の牛タンには、上も下もないのだ。
・「塩」などつけない。「牛タン=塩」である。味噌味の牛タンを出す店もあるけれど、その場合は、「牛タン(味噌味)」と注意書きする。
・「タン焼」などと言わない。「牛タン」か、ただの「焼」である。「焼二(=牛タン二人前)」という風に頼むと通っぽくなる。
ま、それはともかく、この歌が素晴らしいことに変わりはない。「これ論」の著者としては、是非とも彼女と組みたいものである。なおこの歌は、アルバム
「LOVE JAM」に入っていた「黒毛和牛上塩タン焼 735 円」という歌をアレンジしたものだそうだ。なぜ値下がりしたのか? さらには、「735 円」の方は、本体 700 円+消費税 35
円の総額表示と思われるのに、「680 円」の方は本体価格のみの表示と思われる。総額表示が義務づけられたというのに、なぜ、あえて本体
価格のみ表示に戻すのか?
こうした点も、味わいが尽きない歌である。付記;「本マグロ中トロ三00円」という歌もあるんだって。スペインかメキシコの養殖物だな。
2/5(土)の進歩 何のための移動か 帰仙した暁子と
一緒に、山形蔵王にスキーに行った。下の方のゲレンデを除き雲の中で視界は極悪。こんな日は、スキー場上部に行くべきではない。しかし行った。なぜかとい
うと、昼食にドッコラーメン、おやつにおしるこという目的を果たすためには、そうせざるを得なかったのだ。とくに、ドッコラーメンに対する暁子の評価は高
い。「街中で営業しても通用する味」とのことだ。かたや私は、なぜかおしるこに執着している。おかげで、視界ゼロの中央ゲレンデを、手探りで滑り降りると
いう恐怖を味わった。いつも思うことだけど、雪雲に被われると辛い、被われないと雪が積もらないというジレンマ、どうにかならないかね。
2/4(金)の進歩 消えゆく最高の席、体験ツアー 北
部屋と呼ばれている学生部屋が、今年度末をもって実験室になってしまうことになった。北部屋は景色抜群で居室としては最高の所。教官の部屋よりも上であ
る。その北部屋の中でも、友蔵の席は、泉ヶ岳を見晴らす窓を目の前にするという絶好のロケーションで、研究室最高の場所と言われていた。外を眺めながら
ゆったりと味わう珈琲は、最高のひとときである(研究しろって)。なぜ友蔵がそこを占有しているのかを糾弾するわけではない(してもいいけど)。消えゆく
この最高の席を惜しんで、体験ツアーが実施されている模様である。今日は、修論発表準備中のヒラガがその恩恵に浴していた。明日以降も実施するので(決め
つけ)、希望者は私に申し込んで欲しい。
及川と衣笠の博士論文発表練習。お疲れさま、本番も頑張って。
最適卵サイズのモデル、面白いと思うことに決定した。今までの固定観念を捨てて別の見方をすれば、結構面白いことが言えると思ったのだ。
北朝鮮戦の日本代表メンバーが発表された。海外組では中村と高原が招集された。中村は絶対必要だろう。小笠原がまずまずの働きを見せているとはいえ、や
はり格が違うと思う。前日に帰国するいう強行日程が心配ではあるが。高原は控えだろうな。途中出場で流れを変える働きを期待されているのではないか。そん
な場面が訪れないことを願っているけれど。中田が招集されなかったのも納得。なんか、すっかり普通の選手になってしまった感じ。もう一度、平塚やペルー
ジャ時代の輝きを取り戻して欲しい。
2/3(木)の進歩 談話会 月初めの談話会があった。
四年生はみんなデータを出してきていて、いよいよ卒研発表も間近という感じである。ちののノコンギクの解析、「これこれのデータは無いの?」と聞いてみ
た。「あ、そういうデータは出していません。私の中には描いてみましたが」
とのことであった。どんな風に描かれているのか見てみたいものだと思った。修論を提出したヒラガは、しばらく帰省してゆっくりしてきたようだ。帰省中は、
読書などしてくつろいだそうな。そして先輩らしく、読むべき本を薦めていた。「ジョナサン・ワイナーの「フィンチの翼」」はお奨めです」。嘴が翼に変わっただけですべてががらがらと崩れる。感銘
した本を薦めるところまでは格好良かったのにねえ。その後、ケーメーの講座セミナー。獲得窒素量が多い種ほど、種子の総重量も多いという研究結果を紹介し
てくれた。ウバユリのデータと似ていて興味深かった。
2/2(水)の進歩 うーむ 今やっている解析(最適卵
サイズ)に関する不信感が募っている。はっきり言ってつまらないのでは。新しい結果が出ていないというか、直感的に「そりゃそうでしょ」という結果しか出
ていないというか。この解析を進めるべきか否か、冷静になって考える必要がありそうだ。
オノダと理一の博論発表練習。お疲れさまでした。私の頭は真面目に発表を聴いていたけれど、足はいつしか練習に励んでいた。先週のスキー教室で習った体
重移動を、気づくと復習していたのであった。
さ、帰って、シリア戦を応援しよう。今日の午後は取り込んでいて、この日記を真面目に書く暇がなかったよ。
2/1(火)の進歩 す、素晴らしい 友蔵が、このとこ
ろずっと取り組んできたマルハナバチの室内実験の結果を見せてくれた。マルハナバチは、どのような基準で訪花する花序を選んでいるのか?
マルハナバチが欲しいのは蜜だけれど、蜜の量は訪花してみないとわからない。だから、何らかの手がかりを元に訪花花序を選んでいるはすである(花が多い花
序を選ぶとか)。実験の結果、訪花経験の浅いマルハナバチは、花の多い花序(それだけ、蜜量も多そう)を訪花していた。見た目で選んでいるということであ
る。しかし訪花経験を積むと共に、蜜の多い花序のある場所を学習し、見た目ではなく位置で訪花花序を選ぶようになった。蜜の多い花序があった場所に蜜の少
ない花序を置いてやっても、その場所を訪れるのだ。---------
植物は、訪花昆虫を引き寄せるためにさまざまな戦略を進化させている。その多くは、「見た目を良くする」ためのものに思える。そして、植物の繁殖戦略の進
化に関する研究の多くは、「いかに惹き付けるか」という視点から行われてきた。しかし、位置を覚えてしまえば見た目はさして重要ではないとなると、これま
での研究の考え方を変える必要があるのではないか。「いかに惹き付けるか」という視点から、「いかに早く自分の場所を覚えさせるか」という視点への転換
だ。位置が重要であることをこれだけ綺麗に示したのだから、友蔵の研究は画期的と思う。おかげて、昨日の進歩の題「す、素晴らしい」をそのままコピペ出来て、私は大助かりだ。
かたや私の研究、昨日より進歩したようなしないような。てんこ盛り作戦の第二弾として、卵が孵化できずに死亡してしまう率も取り入れてみた。まだちゃん
と解析していないけれど、「大したことねー」予感がする。
昨夕、本鮪大トロをつまみに晩酌しようと楽しみにしていた。大トロを七切れほど切って器に盛り、食卓の上へ置いた。そして台所でちょこちょこして食卓に
戻ったら、テーブルクロスが何故か乱れていた。「ん?」と思い、視線がじゅりと捉えた。じゅりは、食卓の向こう側で、「ぺろぺろ」としながら私を見てい
た。大トロの器を見たら、何も乗っていなかった。!!!!!。大トロ
を七切れ全部食べちゃったのか!!!!。信じられない。付記;クロスが乱れていたのは、じゅりが食卓に足をかけたためと思われる。
どうでもいいが、草津国際ス
キー場のトップページは必見だ。