「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
進行状況ホーム


12/31(金) の進歩 良いお年を
大晦日となった。2021年が終わる。例年以上に、あんと向き合った年であった。3月頃から、ドッグフードを食べなくなることがあった。駄目飼い 主の私は、腎不全による食欲不振であることに気づいてあげられなかった。好き嫌いが出たのかと思い、缶詰のドッグフードに替えたりしてみた。やが て、犬用のご飯は、乾燥のものも缶詰のものも食べなくなってしまった。鶏肉とか刺身とかは食べたので、それらを与えて過ごした。腎不全に高蛋白は いけないというのに。そしてとうとう、自分では何も食べなくなってしまった。やむなく、液状にしたご飯を注射器で口中に入れるようにした。これが 2ヶ月くらい続いた。この強制給餌をあんがあまりに嫌がるので、胃瘻という手段を決断した。液状ご飯を胃に直接注入する日々である。食の変化と並 行して足の具合も悪くなっていった。最初は後ろ足が覚束なくなった。それでも歩くことは出来た。しかしやがて、支えないと歩けなくなってしまっ た。そしてとうとう、自分では立つことも出来なくなった。完全に寝たきりになってしまった。目も見えない。微動だにせずベッドで寝ている毎日であ る。15歳と9ヶ月。回復することはないのだろう。一日でも長く、すこやかに過ごさせたい。
 悲しい日記となってしまった。皆様は是非とも良いお年をお迎え下さい。

一年の締め括りに秋保温泉に行った。今回は緑水亭に行ってみた。ここに入るのは始めてである。露天風呂が広くて良かった。しかし眺めはま あまあであった。
紅白歌合戦を見た。相変わらず、まったく知らない曲・歌手の連続であった。ま、良いか。日向坂46、どう見ても20人くらいしかいなかっ た。そういうものなの? そして唐突に、赤穂47とかどうだろうと思った。

12/ 30(木) の進歩 対策も進化しつつある
あんに、二日連続でお漏らしをされたので対策を練ることにした。まずは、オムツだけだと心もとないので、トイレシートの上に寝かせることにした。 そして、トイレに出すときにオムツを外すのは玄関においてとした。そして今朝、トイレシートをお尻に当ててあんを抱っこし、オムツを外すために玄 関であんを寝かせた。と、そこでしてしまった。されど、トイレシートの上に寝かせたのが幸いし、ほとんどを吸収してくれた。惨事とならず。しか し、オムツがほとんど役に立たない。隙間から漏れ放題である。付け方の問題なのか大きさの問題なのか。ともかくも、明日からは庭でオムツを外すこ とにする。
お節料理作りの三日目である。午前中に、叩き牛蒡や数の子などを作った。午後に朝市に行き、焼き物用の魚や海老を買おうとした。と、懇意 にしている店の方が、鰤カマをおまけで下さった。鰤の照り焼きをするつもりだったのだが、ちょうどよい、これを塩焼きにしよう。お節に鰤カマの塩 焼きというのは聞いたことがないが、ま、いいであろう。帰宅後、焼き物をした。これにてお節作り完了!
投稿中の論文が戻って来た。再投稿可であった。よし、年明けに頑張るぞ!
12/29(水) の進歩 朝の惨事が続く
この頃あんは、夜におしっこをしなくなった。そのため朝になると我慢の限界に達しているようである。お漏らしされたくないので、毎朝、起きたらす ぐに庭に出してトイレをさせるようにしている。昨日は、あんを抱っこして居間におり、そこでオムツを外した。外に出ようと抱っこして廊下を歩いた ら、玄関に到達したところで土間に盛大にしてしまった。ホースの水のように落ちるおしっこを見ながらどうしようもなかった。靴にかかるしの惨事 に、これからは玄関でオムツを外すと誓った。しかし今朝はそれ以前だった。あんを抱っこして寝室から階下に降りようとしたら、階段でしてしまっ た。オムツをまだ付けていたのだけれど、付け方が悪かったのか、防御ほぼなしに廊下に放水された。掃除のために洗面所に行かないといけない。しか し、おしっこを踏まずに前進できるのか。これまた惨事であった。かくして、毎朝30分、おしっこの処理に格闘している。明日こそ何事もないことを 祈る。
お節料理作りの二日目である。今日は煮物中心の予定だ。そのためまずは二番出汁を引いた。事情により鰹節が足りなかった。かといって、新 しい鰹節を使うのももったいない。そこで、近所で買った安い物を使うことにした。実は、あんが好き嫌いを始めた頃に、香味づけのために買ったもの である。もはや使うことなく残っていた。これを二番出汁に使ってみたところ、いつものと全然違うものになってしまった。この出汁で作った品を味見 するも ………。教訓、出汁は大切だ。いつも使っている鰹節の質の高さを確認しつつ、かなりがっかりしてしまった。

年賀状をようやく書き終えた。すっきりした。
Mathematicaお試し計算。パラメータの値を変えたところ、面白い結果が出た。これは良い。
12/28(火) の進歩 オムツ生活
寝たきりになってしまったあん。寝たままお漏らしをするようにもなった。以前ならあり得なかったことである。してはいけない所で粗相をすることは あった。しかしそれは、自分でそこに歩いて行って、おしっこの姿勢をしてするものであった。それが寝たままで ………。もう、オムツが欠かせなくなっている。外してみると確かにしている。漏れることなく吸収している性能に感心しつつ、こんな状態になってし まったな んてと悲しくなる。夏くらいから、月単位で悪くなってきている。何より辛いのは、あんの目を見るときだ。何を感じてしまうのかは書きたくない。

熊本方面からお歳暮が贈られてきた。とても美味しいお菓子である。いつもありがとう。皆、とても喜んでいます。

今日からお節料理作りを始めた。まずは例年通り田作りから。ごまめを気長に炒っていく。ついで、鶏と卵の博多寄せや松風焼きなどを作っ た。 「博多」とか「松風」とか、どうしてそういう名前なのかと思いつつ淡々と作業を進めた。今年は、三日くらいかけてのんびりとやる予定だ。
Mathematicaお試し計算が今日も続く、はずが、計算が勝手に止まっていた。この症状が時々出るな。原因を知りたい。
12/27(月) の進歩 ふるさと納税
今年の所得が確定したのでふるさと納税をした。ふるさとチョイスにログインし、去年の返礼品を参考にしながら納税をしていった。経験的に生ものは 当たり外れが大きい。なので、米・日本酒・ビール・味醂などを選んでいった。お気に入りは干し帆立貝。つまみとしてとても美味しい。魚の西京漬け も選んだ。焼き物なら問題なしだからね。
 ふるさと納税には実は大きな問題があるという。税金として納めるべき金が返礼品として消えていくのだ。その分だけ税収が減ってしまう。確かに、 言われてみるとそれは問題だ。かといって、返礼品の魅惑には勝てない。同じ額を納税するのなら返礼品を貰える方がいい。納税者個々人に意識改革を 求めるのではなく、やはり、制度の改革の方が必要であろう。

あんをエビス動物病院に連れて行った。胃瘻手術後の定期検診である。経過は良好であった。次回は二週間後で良いとのことである。
 心配事もある。ここ数日体重が減り続けている。昨日は、とうとう7.75kgになってしまった。記録に残る限り、11月29日とならんで最軽で ある。毎日120gのご飯を食べているというのに。もうこれ以上減らないことを祈るばかりだ。

まだまだ続くMathematicaお試し計算。今行っているお試しは期待通りの結果が出てくれない。いったいどうしてか悩み中である。
12/26(日) の進歩 雪見酒
数年に一度という寒波が来ている。仙台でも雪が降り始めた。我が家のあたりでは10cm弱積もっている。というわけで、今冬初の雪見酒をすること にした。部屋の電気を消してブラインドを開け放ち、外を見ながら晩酌をする。雪が弱く、街灯に照らされた部分だけちらちらと白いちりが見えた。で も、降ってはいる。庭の木々も白く化粧をしている。針葉樹の葉に被る雪っていいね。今年は何回雪見酒が出来るのか? しんしんと氷った空気を感じながら呑みたい。

大掃除の第二弾である。まずは、窓拭きの残りの部分をやろうと思った。高圧洗浄機にホースを繋げ電源を入れた。ところが噴射しな い。???。なんと、ホースが氷っていて水が出ないのだった。融けるのを気長に待つ?いや、この気温では融ける気がしない。とりあえず床掃除の残 りをしよう。ちゃっちゃと進め、全部終わってしまった。されど、ホースは氷ったままだった。台所をやろうかと思ったけれど、代わりにやるには重労 働過ぎる。結局、窓掃除の残りは明日以降とすることとし、本日の大掃除を終えた。
12/25(土) の進歩 大掃除第一弾
今週末は大掃除の日である。今日はまず窓拭きを行う。高圧洗浄機で噴射していくのだ。ところが起きてみると雪模様であった。こんな天気の中ではや りたくないので、室内の床掃除に予定を変更した。我が家の床は、あまり大きな声では言えない事情で汚れている。小さな声で言うと、元気な頃のあん が、そこら中でくしゃみをしていたのだ。そのしぶきが床に飛び散る。けっこう頻繁にくしゃみをするので、知らないふりをして過ごす。そして、年末 の大掃除で一挙に綺麗にする。あんは寝たきりになってしまったので、もう、こうやって汚してくれることもないだろう。悲しい気持ちになりながら床 掃除を進めた。午後になり天気もよくなった。ならば窓拭きもしよう。高圧洗浄機で、びしゃびしゃと窓を洗っていった。浴室もやった。高圧洗浄機を 持って浴室内に入り、天井に壁に床にと徹底的に噴射を浴びせた。実に綺麗になった。本日はこれにて終了。かなり進んだ。
皇后杯の4回戦があった。我がクラブは広島で試合をした。仙台レディース 0-2 サンフレッチェ広島レジーナ。うーむ。敵地の不利さがあったのか?

今年もあと一週間か。一日一日とその年の残りが無くなっていく。12月のこの感じがけっこう好きだ。切なくなるね。
12/24(金) の進歩 激しい夜泣き
このところ、連日のように夜泣きをするあんである。「あーん、あん」と悲しげに泣いて何かを訴える。それならまあ良いのだけれど、今日の明け方は 様子が違った。最初の頃はいつもの夜泣きだったのだけれど、突然に激しい夜泣きに変わったのだ。ずっと大きな声でかなり激しく泣きはじめた。どこ か痛いのか、苦しいのか。認知症による単なる夜泣きとは違う感じであった。しかし私には、身体を撫でてあげることしか出来ない。「大丈夫? どうしたの?」と声をかけながら撫で続ける。ようやくにして治まり静かに寝だしたときはほっとした。ひょっとして、発作と紙一重だったのだろう か? こんな夜泣きがもう起きないことを祈るしかない。

M1と卒研生と研究相談。皆、それぞれのモデルを頑張っている。今年はこれで最後のお話しであろう。来年も頑張っていこうね。
Mathematicaのお試し計算、昨日は、「年明けには本格計算に取り組みたい」と書いた。しかし冷静に考えてみると到底無理だ。お 試しがまだまだある。地道にやっていくしかない。
12/23(木) の進歩 目を離せない
出かける時は、あんのことが気がかりなこの頃である。今日も、セミナーのために研究室に出た。あんには、ケージの中のベッドで寝ていて貰う。寝た き りなので、お漏らしが心配ではある。しかし、出かける前にしたので大丈夫だろう。良い子で寝ていてね。セミナーを終えて帰宅した。車を降りると、 「あんっ、あんっ」という泣き声が聞こえた。あんが泣いている。慌てて室内に入りあんの様子を見た。ケージの柵に前肢がはまり、ケージに寄りか かったまま動けなくなっていた。這いずって動こうとしてはまったみたいだ。前肢を外しベッドの真ん中に寝かせた。いつからあの状態だったの? ずっとああだったとしたら ………。思い返すと先日の帰宅時も、ベッドから落ちてベッドと柵の隙間にはまり、仰向けのまま動けなくなっていた。もう、心配で目を離せない。

論文セミナーと研究セミナーがあった。Natureにあんなすごい論文が出ていたとは。気づかなかった。論文3号をよろしく! 二人ともお疲れ様でした。
 終了後に修論相談。頑張って頂戴。
今日も、Mathematicaのお試し計算が続く。年内はお試しを続ける覚悟である。年明けには本格計算に取り組みたい。
 「年内」「年明け」と書いてふと思った。日本語を学んでいる人が「年内」という言葉を知ったとする。そして、その意味が「今年の内」とわかった とする。では、年が変わってからをなんと呼ぶか。「年外」がふつうの発想ではないか。

12/22(水) の進歩 冬の煮物椀
輪島塗の冬の煮物椀が届いた。

節分草である。去年作って貰った椀に、本体部分に絵を描き足して貰ったのだ。豪華でお洒落なり。使うのが楽しみだ。

修論にコメント。頑張って!
術後の検査のため、エビス動物病院にあんを連れて行った。経過は良好だった。夜泣きが激しいという話をしたところ、認知症の可能性がある とのことであった。そして、不安を抑える薬を出して貰った。犬にもそういうのがあるのか。
 あんは、ますます薬ずくしになってしまった。心臓の薬・腎臓の薬・発作止めの薬・術後の抗生物質・不安を抑える薬。脳・心臓・腎臓と悪いとこだ らけだ。目も見えない。耳はどうなのだろう?足腰はすっかり弱まり、自分で立つことも出来ない。もはや寝たきりの生活である。お漏らしをするよう になったのでオムツも買った。可哀想に ………。私に出来ることは世話をすることだけ。全力で支えるからね。

Mathematicaのお試し計算。期待通りの結果が出て嬉しい。それにしても、計算時間のこの長さをどうするか。こんな調子では本計 算が思いやられる。
12/21(火) の進歩 気仙沼高校で講演
今日は、宮城県気仙沼高校において論文の書き方とポスター発表の仕方の講演を行う。14時からの講演である。
 さて、何時に出発するか。トヨタカーナビによると3時間30分かかり、Googleによると2時間30分かかるとのことであった。なんだ、この 違い。9時20分に出発し、両ナビゲーションを対決させることにした。途中まで、両者とも指示は同じであった。ところが、指示が異なる部分が出て 来た。Googleに従って進む。トヨタカーナビは、元に戻るような変な指示を出し続けた。そしてあるところで、両者の指示が再び一致した。その 時、トヨタカーナビの到着予定時刻が20分位早まった。そうか、トヨタカーナビは最短の道を見つけられなかったということか。やはりね。前から信 用できなかったのだ。これからはGoogleを信じる。結局、Googleの予測通りの時間に到着した。
 学校に着き、校長先生および担当のK先生にお会いした。そして60分の講演を行った。内容びっしりだったので、時間内に終わるかと心配であっ た。しかし58分で終えることができた。生徒さんも熱心に聴いてくれた。
 というわけで、担当の先生方お世話になりました。お声がけ下さればまた喜んで伺います。

帰路に着いた。あんのことで頭がいっぱいだった。17時30位に帰宅。まずはご飯をあげた。そして、トイレのために庭に出そうとした。そ の時、ベッドの上でお漏らしをしていることに気づいた。かなり盛大であった。ベッドでのお漏らし2回目か。元気な頃はありえなかった。床の上で粗 相をすることはあったけれど、自分が寝ているときになんて。ここ数日、自分で立つことも出来なくなっている。いよいよ、寝たきりになってしまうの か ………。

12/20(月) の進歩 二年生が見学に
理学部生物学科の二年生一人が研究室見学に来てくれた。三年生ではなく二年生である。9月のお二人に続き三人目だ。熱心でとても嬉しい。講義 資料等を使いながら酒井研の研究の説明をした。その後は先輩達ともお話しをした。酒井研の研究と雰囲気を伝えることが出来たかなと思う。また いつでも遊びに 来て頂戴! 酒井研に入ってくれたら大歓迎だよ。
あんは今日も、「あーーん、あん」と泣いた。1階の居間のベッドの上でである。お気に入りの場所なのにどうして? 泣きながら前肢を動かし、ベッドの外に出ようとしている。しかし、足腰がすっかり衰えており、自力で立つことができない。可哀相に。抱き上げて床 の上に立 たせ、私が支えながら室内を歩かせてみた。運動大切。1分ほど歩いた所でベッドに戻した。そうしたら大人しく寝てくれた。あん、さっきベッドの 上で泣いていたのは、ベッドにいることを忘れてしまい、ベッドに行こうとしたから? そして、歩いてベッドに行ったつもりになっている? もしそうならけっこう便利だ。歩かせると泣き止むの?

Mathematica計算。またしても新たなお試しを始めた。大変だけれど、確認しておかないといけないことである。それにしても時間 がかかる。
12/19(日) の進歩 夜泣きする
この頃あんが夜泣きをする。寝ていて起きだし、「あーーん、あん」と泣き始めるのだ。足も動かすので、何かをしたいのかと思う。寝返りを打とうと している? しかし、寝返りを打たせても泣き止まない。お手洗い? 外に出すと確かにおしっこをする。しかし、ベッドに戻すとまた泣き始める。2階寝室のベッドではなく、1階の居間のベッドに行きたい? 昼間はずっと居間で寝ているので、こちらのベッドを本拠と思っているのかもしれない。居間のベッドに移すと泣き止むこともある。しかし泣き続ける こともあ る。その場合はもうどうしようもない。ただ、泣き止むのを待つしかない。犬語の翻訳アプリを導入するか。

昨日のスーパー銭湯がちょっと残念だったので、秋保温泉に行くことにした。豪華な旅館が多いのでお風呂も立派なものが多いのだ。今日は、 秋保グランドホテルにしてみた。本館と別館にお風呂が一つずつあった。最初は本館の方に入った。渓流が目の前で、新緑や紅葉の時に綺麗だろうと 思った。次いで別館へと移動した。ここで失敗。身体がちょっと濡れたまま服を着てしまった。そのためか、別館へと移動中に湯冷めをしてしまった。 風邪をひく予感だ。嫌だなあ。
 我が家から秋保温泉に30分で行けることが判明した。これは便利なり。

12/18(土) の進歩 気づかれぬようにあげる
胃瘻ご飯の三日目である。ベッドで寝ているあんを抱き上げて床の上に寝かせ胃瘻ご飯をあげる。床の上が嫌なのか、暴れることがときどきある。昨日 は、ご飯の器を倒しそうになってしまった。そこで考えた。床上に連れ出さなくてもよいではないか。ベッドで寝たままあげてしまう。あんは、ご飯を 食べていることに気づくこともなく寝ているのではないか。さっそく試してみた。ご飯を入れたところ、ちょっと身体を動かした。気づいたのか? しかしそのまま大人しくしていた。これはよい。慣れてくれば気づくこともなくなるかも。いつの間にかご飯を食べている。便利だねー。
 あんを、エビス動物病院に連れて行った。術後の検診のためである。エコーを撮ったところ、胃瘻チューブはちゃんと胃内に入っていた。良かった。 次の検診は来週の中頃に。

泉ヶ岳にあった温泉が、一年くらい前に閉鎖してしまった。近くて便利だったのに。手近の温泉を開拓しようと、龍泉の湯というところに行っ てみた。いわゆるスーパー銭湯である。地底2000m位から引き上げた温泉だそうだ。でもまあ、そんな感じの施設だった。もう一度行きたいかと言 われたら、別にという所である。
12/17(金) の進歩 本格的な胃瘻生活が始まる
あんの胃瘻生活が本格的に始まった。1回の量を少量にして徐々に慣らしていくのだという。まずは、水100ccにご飯の粉末20g(これまでの半 量)を溶いてあげることにした。溶いたご飯を注射器に入れて胃瘻チューブに繋ぎ、押し子を押す。そうすると胃へとご飯が入っていく。今日は震えも ないようだ。昨日は吃驚して震えたけれど慣れたみたい。ご飯を終えたら庭に出してトイレをさせる。毎回、ちゃんとおしっこをしてくれた。しかしう んちをしてくれない。昨日はしなかったので、そろそろして欲しいのだが。と、夕方のトイレの時にようやくしてくれた。しかもけっこう多量である。 やった。これで一安心だ。
  胃瘻にしてよかったと思う。なにより、あんの苦痛がなくなった。強制給餌の時は嫌がって大変だったから。ただし、床の上に寝っ転が されるのが嫌みたいで、ベットに戻ろうと泣くことはある。私の負担も減った。1回の食事を2-3分で終えることが出来る。しかも抵抗なし。強制給 餌の時は抵抗付きで20分弱だったからねえ。徐々に慣らしていって、1日2回の食事にするのが目標である。
 胃瘻に関して一つ気になっていたことがある。唾液を介さない食事となるのだけれど、それで大丈夫なのかということだ。検索してみたところ、犬の 唾液には消化酵素が入っていないとのことであった。それなら問題なしだ。よかった。
昨日は、学生有志と焼き鳥に行った。街の居酒屋で呑むのは、コロナが起きてから初めてである。店は、コロナ前と同様に混んでいた。違うの は、客も店員もマスクをしていることぐらいであった。というわけで、楽しい時間を過ごすことが出来た。こうやって、日常を取り戻して行きたい。
12/16(木) の進歩 あんが戻って来た。
今日はあんを引き取る。午後からセミナーがあるので、引き取って帰宅し、それからまた研究室に出ようと思った。移動時間がかかるので、出来るだけ 早く引き取りたい。しかし診察は、早く受け付けした人からの順番となる。一番を取ろうと、診察開始の1時間前にエビス動物病院に行った。ところが すでに先客が。私はなんと6番であった。皆さん、何時に来ているの? 自宅に戻る時間があるのかと不安になる。会計は確定しているはずなので、先に会計を済ませ順番を待った。10時過ぎに私の番となった。これなら戻 る時間も ありそうだ。そして、色々と説明を聞いた。2-3日後に通院とのことである。あんを連れ帰宅した。

おかえり、あん!
ま、元気がないのはいつも通りである。
 胃瘻チューブを見てみた。

これが胃に繋がっているとは。これからは、このチューブがあんのお口。ここに美味しいご飯を流し込んであげる。昼になり、昼ご飯をあげることにし た。注射器にご飯を入れ、チューブに繋ぎ押し子を押した。しかし全然入っていかない。押し子が全然動かずだ。難しいなあと悩んでいたら、あんの身 体がチューブを押し潰しているのであった。身体の下からチューブを取り出したら、今度は楽に入っていった。ただし、ご飯が入るとあんが震えた。も う一度入れてみたらまた震えた。いきなり胃が膨れて吃驚しているのか。最初は少しずつ、徐々に増やしていこうね。
 あん、これで強制給餌からは開放されるよ。楽しい胃瘻生活を送っていこうね!

三重方面からお歳暮が贈られてきた。とても美味しいクッキー・チョコの詰め合わせである。いつもありがとう。皆、とても喜んでいます。
論文セミナーと研究セミナーがあった。集団間・集団内のどのレベルに変異があるのかは面白い。お疲れ様。研究セミナーは私が担当した。お 試し計算中のMathematicaの話である。質問、ありがとう。
12/15(水) の進歩 胃瘻手術
あんの胃瘻手術の日となった。朝は、水と薬だけ飲ませてとのことであった。飲ませた後、トイレのために庭に出した。しかししてくれない。おかしい と思いながら室内に戻った。と、あんのベッドが濡れていた。ひょっとしてお漏らしをしちゃった? やむなく、お風呂場であんの下半身を洗った。上半身は何もしなかったけれど、半分入浴した感じである。半分でも入浴させたのがよくなかったのか? なんか元気がなくなってしまった。そして震えるようになった。大丈夫かと思いながら、エビス動物病院に連れて行った。待合室でもぐったりしてい た。診察室に入り、術前の説明を受けた。9割り以上大丈夫だけれど、命に関わる問題が起きることもあるという。「9割り以上」にびびってしまっ た。元気がない状態で大丈夫かと思いつつ、あんを病院に預けた。研究室に戻り、どきどきしながら時間が経つのを待った。手術は14時か15時に始 まるのではないか。その時間が近づくと緊張が増した。時間となった。何も連絡がないことを祈りながら、1分1分過ぎていく時計を見守った。17時 には午後の診察に入るので、その頃には終わっているだろう。何も連絡がないまま17時となった。無事に終わったに違いない。とりあえずほっとして いる。あんは、今夜は病院にお泊まりである。明日、迎えに行く。
四年生と卒研相談。卒研発表会は2月中旬となった。それまでに完成させよう!
帰宅した。無味乾燥な空白の空間のようであった。あんがいないとこんなになってしまうのか。微動だにせず寝ているだけのあんなのに。改め て、あんの存在の大きさを感じる。
12/14(火) の進歩 お口での最後のご飯
あんは明日、胃瘻の手術を受ける(昨日の決断参照)。胃瘻をつけたら、チューブで胃に直接ご飯を入れることになる。だから今日が、お口で食べる最 後のご飯となる(明日の朝は絶食)。最後なのか ………。なんか悲しくなる。とても可哀想に思える。しかしあんにとって、口からの強制給餌は辛いことのようだ。それから解放されるのだと前向きに 考えるし かない。そう思い、朝昼夕のご飯を注射器で与えた。相変わらず嫌がる。頸は振らなかったけれど、一際大きな声で「あーーん、あん」と泣き続けた。 3秒に1回泣く。泣く時に口を開けるので、それに合わせてご飯を入れる。味を感じる? 美味しい? お口で食べるのは今日が最後だよ。しっかりと味わって。あんはただ、「あーーん、あん」と泣き続けるだけだった。……… ご馳走さま。
学生および修了生と陸女寿司に行った。遅ればせながらの修士論文の慰労と、論文が通った祝いである。陸女さん、相変わらず美味しい。いや 今日は、いつにも増して美味しかった。鯛とかソイとかウニとか絶品だらけだった。日本酒も美味しかった。色々と飲んでしまった。もちろん、語らい もとても楽しかった。仕事のこととかを色々と聞かせてくれた。笑顔、最高だね。というわけで、修論の論文が通ったらまた行こうね。
Mathematicaのお試し計算が続く。しかし途中で止まっていた。最近、よく止まってしまう。いったいどうして?
12/13(月) の決断 胃瘻を行 う
あんを、エビス動物病院に連れ行った。そして、経管栄養の相談をした(12/9 の進歩参照)。自分で飲食を しなくなってしまっているので、ほ乳瓶のような注射器で、液状のご飯を口に入れて食べさせている。しかし、とても嫌がるのだ。強引に口 に入れられるので、あんは、とても辛い思いをしているのではないか。私の負担も大きい。これからの介護生活のことを考えると経管栄養も選択肢では ないか。訊ねたところ、食道に繋げる方法と胃に繋げる方法とがあるそうだ。長期的なことを考えると胃に繋げるのが推奨とのことであった。全身麻酔 に耐えられるのかと心配したけれど、短い手術だし大丈夫だそうだ。5分間考えた。ご飯時の闘いを毎日3回続けるのか。あんは、注射器を振り払うた めに、メトロノームの様に頸を振り続け、あんあんと悲しそうに泣く。これが、1回の食時につき20分弱続く。ご飯が口からこぼれるので、口周りが 汚れてしまう。目に入ってしまうこともある。何より誤嚥が怖い。思うと、危険で辛い闘いだ。それを1日に60分近くやっているのだ。…………… 決断した。胃瘻を行う。胃瘻チューブを外科的に胃に繋げ、そのチューブからご飯を流し込む給餌である。
 胃瘻というと、可哀相なこと辛いことという印象があった。口で食べさせてあげないなんてと。しかし、そんなことはないらしい。むしろ、犬にとっ ても飼い主にとっても良い給餌法だそうだ。なにしろ、嫌な思いをさせることなく確実に栄養補給出来るのだ。食に関する苦悩が消える。手術も簡単だ し、繋がったチューブを気にする子はいないらしいので、身体への負担もないようだ。一度繋げてしまえば1年くらい使えるというのも良い。
 15日に手術することになった。口からの食事はあと5回。そう思うと、ほっとするような悲しいような。

今月21日に、宮城県気仙沼高校において論文の書き方プレゼンの仕方の講演を行う。ここ数日、その準備を続けてきた。内容が多くて時間内 に収まらない気がする。かといって、削れる部分はもうない。これでいってみるか。

Mathematicaのお試し計算が続く。パソコン全体の動きが重くなっている。嫌な感じだ(12/8の進 歩参照)。
12/12(日) の進歩 ツル薔薇 誘引二日目
ツル薔薇の誘引が続く。今日は、家の壁面沿いのを誘引する。大個体ばかりで一番大変な部分である。まずは、昨日の続きの新雪から行った。高い所は 脚立を使っての作業である。スパニッシュ=ビューティーは、ほとんどの枝が葉を着けていてげんなりした。この葉をみんな取るのか。さらには、元気 よく伸びた長枝が多くて逆に困った。多すぎて、壁面に這わす場所が足りない。そんなこんなで本日も夕方まで苦闘した。新雪・つるクリムゾン=グ ローリー・つるレディー=ヒリンドン・ロイヤルサンセット・スパニッシュ=ビューティーを終えた。後は来年だ。

本日も松茸三昧であった。しかし、やはり見切り品、乾いた感じになってしまっていた。それでも美味しかったけれど。
 もしかすると、今年はこれで松茸の食べ納めかもしれない。朝市ではまったく姿を見なかったけれど、イオンでしばしばアメリカ産を売っていた。お かげでけっこう堪能できた。また来年もよろしくです。
週末も続くMathematicaのお試し計算。すこーし、傾向がわかってきた。
12/11(土) の進歩 ツル薔薇誘引一日目
今日からツル薔薇の誘引を行う。古い枝を切り落とし、新しく伸びた枝を、フェンスや家の壁面に結びつけるのだ。そうすると、フェンスや壁面一杯に 花が咲く。ただし、けっこう面倒な作業である。まず、どの枝を切り落とすかの判断が難しい。残す枝は、着いている葉を全て取り去る。害虫の卵が付 着している可能性があるからである。そして剪定をする。ほぼすべての枝に鋏を入れるので、かなり大変なのだ。というわけで、フェンス沿いの薔薇か ら始めていった。新しく伸びた長枝を、フェンスの間を通して道路側に出そうとし、ぽきっと折ってしまうこと3本。とてもがっかりする。毎年こうし て何本か折ってしまっているのだった。朝から夕方まで頑張って5株と半分を終えた。自分用の記録。つるクレムゾン=グローリー・ブラン=ピエー ル=ドゥロンサール・スペクトラ・ルージュ=ピエール=ドゥロンサール・フェリシオを終えた。新雪は半分まで。

今週末は松茸三昧である。イオンで、松茸を見切り品として売っていたのだ。おかげでたくさん買うことができた。松茸の炭火焼きと煮物椀を 堪能す。どちらも美味しい。でも、松茸本体は炭火焼きの方が美味しいかな。かたや、煮物椀の汁がたまらない。鰹昆布出汁に松茸を入れてじわじわと 加温。松茸の旨味を引き出す。最高なり。
あんとのご飯の格闘が今日も続く。これをずっと続けるのか。真剣に、経管栄養を検討しよう(12/9の進歩参 照)。月曜日に病院に連れて行くので、その時に先生と相談してみる。
12/10(金) の進歩 マツハシのセミナー
オンラインでマツハシのセミナーがあった。我が愛弟子のセミナーである。今は雑草の研究をしており、その話を聴かせてくれた。雑草は進化学的にも 面白い。自然淘汰圧と、農地環境といった独自の選択圧の両方が働く。それらにどう反応するのか。新しい分野で活躍中のマツハシに感激した。ますま すの発展を!
気づくと、12月も10日になってしまった。今年もあと21日で終わりか。速い、時が経つのが速過ぎる。こないだ2021年になった気が するのに、もう終わりなのか。
 12月となると気が急く。ツル薔薇の誘引をしないといけない。大掃除をしないといけない。お節料理作りもある。なんか常に、心がさわさわしてい る。

12/9(木)の 進歩 いちおう考えてみる
あんとのご飯の格闘が続く。激しく嫌がり、頸を振って注射器を振り払おうとする。やがて、「あんっ、あんっ」と悲しげに泣き出す。はたから見ると 虐待である。実際、あんにしてみると、とても嫌なことをされているのであろう。これが1日3回ずっと続くのだ。可哀想だし、ストレスにもなってい るのではないか。
 何とかしてあげようと、いちおう考えていることがある。経管栄養というものだ。鼻の穴に管を通したり、食道や胃に外科的に管を繋げたりして、ご 飯を直接に注入する方法である。食べる必要がないので、経口での食事に問題がある子に用いられるらしい。負担もほとんどないという(経鼻の場合 は、違和感を感じる子もいるらしいが)。あんも、食事のストレスから解放されるかもしれない。私の負担も減る。しかし、強制給餌を嫌がるからと いって、安直に行ってよいことなのかどうかわからない。あんの場合、心臓病を抱えているため、外科的処置時の全身麻酔が危険であるという心配もあ る。経鼻だと局部麻酔で済むらしいが、経鼻での給餌はあくまでも一時的な方法のようだ。ちゃんとやるのなら食道か胃らしい。素人が悩んでいても しょうがないので、獣医さんに相談してみることにする。

論文セミナーと研究セミナーがあった。卒論の参考になる論文だね。面白い結果だ。論文にまとめていこう。二人ともお疲れ様でした。
来週の研究セミナーの準備を進めた。おかげでほぼ完成した。
Mathematicaの計算を復活させた。今のところちゃんと動いている。ひとまず安心している。
12/8(水)の 進歩 焦った
このところずっと、Mathematicaで長期計算を行っている。そのMathematica、たまに止まってしまうことがあった。ただしこれ までは、Mathematicaだけに問題が起きていた。しかし今日は、他のソフトも動きが遅く感じた。Mathematicaの計算でメモリー を消費しているためだろうか。あんにご飯をあげた後パソコンに戻った。ところが真っ暗のまま反応しない。マウスをいくら動かしても、キーをいくら 打っても駄目である。ハングしたのだろうと思い再起動した。最初の内は順調に立ち上がっていた。ところがまた真っ暗に。………… どうしたのか。OSがおかしくなった? さまざまな不安が湧き出す。文書が駄目になってしまったらどうしよう。バックアップは取ってあるけれど、ちゃんと復旧しなかったらどうしよう。心 配性なの で余計なことばかり考えてしまう。もう一度再起動してみた。立ち上がったもののまた真っ暗に。復旧策を調べるためにノートパソコンを立ち上げよう とした。と、真っ暗な画面の一角にウィンドウが浮き上がった。そして少しずつ、色々なものが立ち上がっていった。そして平常に戻ってくれた。ほっ とした。しかし、こんな変な立ち上がり方をしていたっけ? 不安になり、Googleドライブにもバックアップを取ることにした。文書の書類をまるごとアップしてやった。

卒研の相談。関数の形を変えてみよう。
パソコンがおかしくなったのはMathematicaのせいかどうかはわかならい。しかしびびってしまい、本日は計算を中止していてる。

12/7(火)の 進歩 宮崎大学工学部向けの講演
今日は、宮崎大学工学部 工学×女子交流会主催の「科学論文を書くためのスキル向上セミナー」でオンライン講演を行う。演題は、「これから論文を書く宮崎大学生のために」である。 卒論・修論・博論の時期なので、執筆の参考になればという講演である。例によって、「なぜ、ベガルタ仙台は強いのか:勝利を呼ぶ牛タン定食仮説の 検証」という架空の論文を用いて説明していく。ずっとこの例を使い続けており、これまでは強引に「強い」を通してきた。しかし今回は ………J2陥落。かといって、「なぜ、ベガルタ仙台は弱いのか:敗北を呼ぶ牛タン定食仮説の検証」では訳がわか らない。そこでこんなスライドを作った。

ますます混乱したかもしれない。
 担当のO先生、お世話になりました。お声がけ下されば、また喜んで講演します。

ご飯を食べさせるためのあんとの格闘が続く。後半になると、「あんっ、あんっ」と泣き出してしまう。そして、頸を振って抵抗する。はたか ら見ると虐待しているようである。実際、酷いことをしているのではないかという思いが消えない。でも、あんのためなのだ。
 泣く時に口を開けるので、その瞬間を狙って口中に注射器を入れてご飯を食べさせる。これ、何かに似ていると思った。そうだ、ゴール前での攻防 だ。守備陣の一瞬の隙間にFWが入り込みボールをゴールに入れる。あんの一瞬の隙間に注射器が入り込みご飯を口に入れる。こう書くとそのままでは ないか。FWの大変さがわかった気がするなんでそうなる?

うーむ、Mathematicaがしばしば、計算中に止まってしまう。学生のMathematicaもそうらしい。このバージョンの問題 か?
12/6(月)の 進歩 泣くから食べさせられる
今日も、あんのご飯に格闘している。最初のうちは大人しいのだけれど、やがて、頸を振って注射器を口から出そうとする。1秒に1回振るというメト ロノーム状態になるので、注射器を口に入れるのが大変である。さらには、「あんっ、あんっ」と泣き出す。あんのためにやっていることなのに、こう まで嫌がられるとは。かなり悲しくなる。でも食べさせないといけない。「あんっ」と泣くと口が開く。そのタイミングを見計らってご飯を注入してみ た。見事口中に入り、ごくごくと飲んでくれた。また「あんっ」と泣き口中に投入。泣くリズムに合わせて食べさせたら上手くいった。泣くと食べさせ られると気づいていないので、当分はこれでいけそうだ。

来週、研究セミナーを担当する。今行っているMathematicaの計算の話をしよう。どんな研究を行いたいのかという研究計画の話で ある。今日から準備を始めた。前の研究セミナーのスライドをけっこう流用できるので、それらを元に作り直していく。
Mathematicaのお試し計算が新しい段階に入った。パラメータの値に依存した変化を見てみよう。どのパラメータの影響が大きいの かも確かめたい。計算を実行させてじっと待つ。
12/5(日)の 進歩 エプロンを作った
あんのご飯に格闘する毎日である。注射器で液状のご飯を飲ませるのだけれど、注射器を口から出そうと抵抗する。そのためご飯がこぼれ落ちてしま う。その対策としてこれまでは、エプロンをしてあんを抱きかかえ、あんの口元にタオルを添えて与えていた。しかしそれだと、こぼれ落ちた液状ご飯 が布に染み込んでしまうのだった。その分だけ、あんが飲む量が減ってしまうことになる。ビニール製のエプロンなら染み込まないだろう。イメージと して、魚屋さんが付けているような前掛けである。イオンに探しに行くもあるはずもなし。そうだ、ブルーシートがあるんだ、あれで作ろうと思い立っ た。ブルーシートを敷いて、その上に今のエプロンを広げた。そして、エプロンに沿ってブルーシートを切っていった。実に簡単に完成した。

ついでに、あんの口元に添えるため、ハンカチほどの大きさのブルーシート片も作った。これらを使えば、液状ご飯が染み込むこともない。こぼれた分 をご飯の器に戻し、与え直すことができる。さっそく試したところかなり良かった。こうして、あんのご飯が進化していく。

ささっと花の植え替えをした。大部分は植え替え済みだけれど、一部残っていたのだ。これにて冬の花は完成である。あとはツル薔薇の誘引 か。これが大変で憂鬱である。
12/4(土)の 進歩 宮城野高校で講演
今日は、宮城県宮城野高校において「性の生物学」という講演を行う。珍しく、副業本業の生物学の講演である。 宮城野高校に出向き担当のN先生らにお会いした。そして、60分の講演を2回行った。同じ内容で2回である。生徒さんは入れ替わっている。講演で は、有性生殖(雌と雄がいる生殖)の進化の話もした。なぜ、有性生殖を行うのかは未解決の大問題なのだ。有力な説として病原体への対抗というもの がある。病原体は進化速度が速く、新しい型が次々と現れる。有性生殖により遺伝子を交換することで遺伝的多様性を保ち、病原体への罹患による絶滅 を防ぐという説である。おりしも、私たちが今現在実体験していることである。デルタ株にオミクロン株にと、次々と新しい型が現れる。生徒さん、納 得しやすかったのではなかろうか。
 N先生を始めとする担当の方々、お世話になりました。

大急ぎで帰宅してあんにご飯をあげた。そして、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。そう、今日がJ1最終戦なのだ。「J1最終戦」は 今季のことなのか、未来永劫のことなのか。対戦相手は鹿島アントラーズである。
 試合が始まった。立ち上がりから鹿島に支配される展開となった。ほとんどが仙台陣内での闘いであった。後半開始からFWフェリペ=カルドーゾが 投入された。そうしたら流れが変わった。カルドーゾがボールを保持してくれるので仙台も攻め込めるようになってきた。しかしシュートが枠に行かな い。どうせふかすのだろうと思ったらその通りなので嫌になってしまう。そして後半28分、とうとうゴールを割られてしまった。結局それが決勝点と なり、0-1で敗戦となった。得点力の無さを立派に示し、今季を締めくくった。
 来季の闘いはすでに始まっている。J2での闘いは相当に厳しいものになるだろう。原崎新監督の手腕に期待するしかない。応援するから結果を出し ておくれ。

12/3(金)  手倉森院政
なんと、原崎暫定監督が来季も監督を務めることになった(ベ ガルタ仙台公式サイトより)。手倉森前監督の下でヘッドコーチを務め、クラブをJ2に降格させた人物である。普通ならば更迭だ。なの に監督に昇任とは。かたや手倉森前監督は、フロント入りしてクラブ強化と育成の任を担うことが決まっている(ベ ガルタ仙台公式サイトより)。つまり、降格させた二人がポストを一つずつ上げるのだ。組織として正常に機能していると 思えない。手倉森院政が始まる。我がクラブ、どうなってしまうのか。
いよいよ明日、J1の最終戦が行われる。ベガルタ仙台は、ユアテックスタジアム仙台に鹿島アントラーズを迎え撃つ(14時試合開始)。 J2降格が 決まっている我がクラブである。つまり、明日を最後に、いつJ1で闘えるのかわからないのだ。皆でスタジアムに駆けつけ、J1で闘う我がクラブの 姿を目に焼き付けよう。
 明日予定されていた仙台レディースの試合は延期となった。いつ開催されるのかは未定である。明日の試合を最後に冬の中断に入る予定だった。中断 後に組み込むのか、中断期に行うのか。真冬は避けて欲しいので前者を希望。

卒研相談をした。二人とも、解決すべき点が絞れてきている。完成まで頑張って行こう!
あんのご飯を腎臓病用のに変えて4日目である。相変わらずあばれるものの、ちゃんと飲んでくれる。そのおかげなのか、脱水状態も良くなっ てきている。ネットで調べた方法で確認しているのだけれど、今日は脱水していない気がするのだ。昨日は脱水気味だったけれど。体重減少も止まっ た。そして今日はたくさんうんちをしてくれた。これからどんどん良くなって欲しい。
 ただし、目の具合が心配だ。膿みたいな物がたくさん出ている。病院で診て貰うか。

Mathematicaのお試し計算を続けている。パラメータの値を変えると結果が大きく変わる。その理由がわからない。謎だ。
12/2(木) の進歩 次節のWEリーグ延期
12/4に予定されていたWEリーグの試合が延期になった。オランダ遠征から帰国した代表選手達が14日間の待機をすることになったためである。 当初は、待機することなく4日の試合に出場出来るはずだった。しかし、オミクロン株が出現し水際対策がまた厳しくなった。想定外のアクシデントで ある。
 14日の待機とは大変そうだ。後半は自宅での待機となるらしい。一人暮らしの選手が多いだろうに、買い物とかどうするのだろう?

月初めの談話会があった。気づくと今年最後の談話会である。速い、速過ぎる。みんな、最後の一ヶ月を頑張って行こう! 修論頑張れ。

Mathematicaのお試し計算を続けている。計算時間を短くする工夫である。とりあえず、パラメータの値をまたまたいじってみた。 そうしたら速くはなったと思う。しかし結果がどうなるのか、それが問題だ。
12/1(水) の進歩 注射器を毎回出す
相変わらず、強制給餌によるあんのご飯に格闘中である。あばれるし、ちゃんと飲んでくれないしで大変なのだ。強制給餌のコツがあるのかと思い You tubeを見てみた。そうしたら、口内にご飯を入れたら、注射器を口から抜くとあった。動物は、口を閉じないと物を飲み込めない。口内に注射器が 入ってい ると口を閉じにくいのだという。なるほど。口を閉じないと飲み込めないというのは、自分で唾液を飲んでみて確認出来た。これまで私は、注射器を口 中に入れっぱなしにしていた。それで飲みにくかったのか。苦しかったのか。ごめんよう、あん。今日の食事でさっそく試してみた。ご飯を入れたら注 射器を抜く。そうすると、ごくごくと飲んでくれた。これを繰り返すことでちゃんと飲んでくれるようになった。それでも、口からこぼれ出てしまうこ とはあった。これは、私の技術を上げることで解消できると思う。頑張ろう。

案の定、オランダ遠征から帰国したなでしこの選手達が14日間の待機となった。4日のWEリーグの試合に出場出来ない。4日の試合を延期 すべきではないか。
投稿中の論文が戻って来た。これまでに2回改訂し、どちらも完璧に対応したつもりのものである。アクセプトか小改訂だと思っていた ら、……… なんとリジェクトだった。「わかりにくい」のひと言であった。そんな馬鹿な。なんでここまで来て。
 憤然とし、すかさず他誌に投稿した。投稿してすっきりと言いたいところだが、マイナスをゼロにしただけである。憤然たる思いはまったくもって消 えない。