「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況
若手研究者のお経
進行状況ホーム
6/30(土)
の進歩 やってられない
なんなんだこの暑さは。いきなり夏になった。やってられない。
腱鞘炎のレーザー治療を受けるべく、形成外科に行った。ひたすら待たされ、治療を終えるまでに1時間半かかってしまった。しかも、出来れば毎日
来て欲しいのだという。そんな暇あるか。やってられない。
おまけに、右の股関節も痛くなってきた。右足を動かすのが辛い。なんでこう満身創痍なの。やってられない。
二人の英雄がワールドカップから去った。アルゼンチンのメッシとポルトガルのクリスチアーノ=ロナウド。残念。とくにメッシ。あのパスの
正確さは驚異だ。もっと見たかった。
かたや、すごい選手が現れた。フランスのエムバペ。なんなんだあのスピード。自陣のペナルティエリア付近でボールを獲ったら、その瞬間に最高速
度のドリブルに入った。50m疾走して相手のペナルティエリアに突入。アルゼンチンDFはたまらず倒してしまった。決定力もありそうで、2得点の
活躍であった。しかもなんとまだ19歳。末恐ろしい。
壁撤去工事の様子を見に研究室に出た。ちょうど作業完了するところだった。広々としてる。良いね。私の居住部分の間仕切り設置は7/23
の予定。それまでしばらく同居させて。
6/29(金)
の進歩 決勝トーナメント進出!
昨夜、我が代表が決勝トーナメント進出を決めた。やった、2大会ぶりの快挙である。
まず驚いたのは、先発を6人も入れ替えたことだ。まだ、決勝トーナメント進出を決めているわけではないのに。なのに次を見据えての采配に、西野
監督のすごさを感じた。
試合が始まった。立ち上がりは日本が良かったと思う。しかし段々と互角の展開になってきた。暑さのせいなのか、両チームとも切れに欠ける感じで
あった。日本は、コロンビア戦の闘い(内容は悪かった)に戻ってしまったようだった。そしてセットプレーから失点。このままではグループリーグで
敗退である。日本は追いつかないといけない。そこへ、同時刻に行われていたセネガル対コロンビア戦で、コロンビアが得点を上げたとの報が入った。
状況が一変した。両試合ともこのまま終わると、日本が決勝トーナメント進出である。そして西野監督は、MF長谷部を投入した。普通ならば、追いつ
くために攻撃的な選手を入れるところである。なのに長谷部とは。西野監督の意志がはっきりと示された。私は、セネガルが追いついたらどうするんだ
と思ったけれど。日本は、自陣でパスを回すだけで攻め込まない。ポーランドもボールを取りに来ない。ただ時間が過ぎるのみである。この状況を見て
私は、自分の人生で初のことをした。日本戦のチャンネルを変えたのだ。セネガルの試合が気になってしかたなかったから。結局、セネガルも追いつく
ことがなかった。薄氷の思いをしながら、日本が決勝トーナメント進出を決めた。
勝負師西野監督。凄みさえ感じた。セネガルが追いつけないと見切り、0-1で負ける闘いを選択した。これが出来る人はそうそういないであろう。
おまけに、主力を温存してやってのけたのだから。
「絶対に負けられない闘いがそこにはある」、「そんなことねーー」という歴史を刻む一日となった。しかし次からは、絶対に負けられない闘いであ
る。西野監督の采配が楽しみになってき た。
今日は、岩手大学において文章術の講演を行う。サンプリングをする学生と一緒に出発した。途中、植物が生えていそうな場所へ。ちゃんと生
えていた。昼前に岩手大学に着き、工学部食堂の名物という焼きカレーを頂いた。美味しかった。そして13:15から講演を始めた。会場にびっし
り、80人位の方が参加して下さっていた。15時前に講演を終了。担当のK先生、お世話になりました。お声がけ下されば、また喜んで伺います。
今日から、私の部屋と学生の部屋の間の壁の取り壊しが行われる。朝、業者の方とご挨拶。夕刻に戻ってみると、壁が無くなって広々としてい
た。壁のあった位置の両脇には養生のビニールが。全体に埃でもやもやしていて廃墟のようであった。と、ビニールの向こうに動く影が。幽霊かと思っ
たよ、イタポン。
6/27(水)
の進歩 やはり私が正しかった
このところ、Mathematicaシミュレーションの新しいバージョンを作っていた。実は不景気なメールが来て、「モデルで仮定している遺伝構
造が特殊だからだ」などと言うのである。前回の不景気メールと同じコメントであった。というか、同じレフリーに当たってしまった。遺伝構造が特殊
だとは思わないし、そもそも、この遺伝構造のせいでこの結果が出るわけではない。どんな遺伝構造を仮定したってこの結果が出るのだ。そう説明した
のに、納得する気がないらしい。頭に来たので、「特殊ではない」遺伝構造のモデル(現バージョンとは遺伝構造がまったく異なる物)を作ってシミュ
レーションをしてみせることにした。バグ取りに苦労したけれど、昨日ようやく完成した。実行して帰宅し、本日確認したところ私の完勝であった。
ワールドカップ決勝で10-0で勝ったごとくである。遺伝構造はまったく関係ない。再投稿するときに、このシミュレーション結果を付録しとして付
けてやろう。ーーーーー
しかし、付録としてそれなりの形にするにはシミュレーションを数十回はする必要がある。最低1ヶ月かかるか。なんで、こんな苦労をしなくてはいけ
ないの か。勝つための努力とは違うことをやらされている思いがぬぐえない。
生物学科三年生向けの講義をした。「食害に対する対抗戦略」というお題であった。
質問者:H君。
学生と一緒に、砂を買いにダイシンにお買い物に行った。ベガルタ仙台レディースのDF千葉 梢
恵選手が働いている店舗である。店に着き探すも見当たらない。購入の書類を作って貰いながら、「千葉選手は本日出勤ですか?」と訊いてみた。出勤
という。
しかしその時、書類作成が終わった。ここで、学生を待たせて探しに行ったら私らしいが教員らしくないと思い、密かに我慢して研究室に戻った。
6/26(火)
の進歩 空豆に捧げた左親指
左手の親指の付け根がずっと痛いので、観念して形成外科に行った。腱鞘炎であった。普通は利き手がなるという。利き手ではない左手がなるとは
………。やはり、空豆が原因か?(6/3の進歩参照)。空豆の薄皮はけっこう硬い。茹でるときは、先端部分を
少し向いて、種子の本体(薄皮に包まれた部分)を部分的に露出される。このとき、角と呼ばれる器官を綺麗に残して剥くことが大切である。左手の親
指をくいくいっと動かして剥くのだ。この作業を続けると、親指がけっこう痛くなる。空豆を剥いて腱鞘炎になるとは、自分を天晴れと
褒めたい。
今週末に、岩手大学において文章技術の講演を行う。今日はその準備に勤しんだ。頑張った甲斐あって完了した。配付資料をさっそく送信。よ
ろしくお願いします。
Mathematicaシミュレーション。今朝確認したところ、まったく進んでいなかった。さすがにおかしいので実行を中止した。またバ
グを探すのか。泣きたい気分になって、とりあえず簡単な数値でシミュレーションを実行してみた。と、ちゃんと動いた。昨日の数値でもう一度試した
ところ、今度は正しく実行している。???。バグは無いけれどハングはあったということか? とりあえずほっとした。
6/25(月)
の進歩 眠くない
昨日は、試合後のインタビューもたっぷり見たので、寝たのが2:30くらいだった。起きたのが6:30くらい。しかし眠くない。気が立っているの
であろう。我が代表の躍進にアドレナリン噴出の模様である。
論文原稿が送られてきた。待っていた! さっそくコメント。初めてというのに、驚くほど良く書けている。感心した。
宮城県仙台第三高校において課題研究の仕方の講演を行った。理数科の1,2年生が対象である。2年生は課題研究を始めたところ、1年生は
まだらしい。課題研究を行う目的、意義のある問題に取り組むことの大切さ、研究の進め方などを話していった。皆が、元気よく挨拶してくれて気持ち
良かった。
というわけでK先生、またお声がけ下されば喜んで伺います。
Mathematicaシミュレーションのバグ取りに励んだ。1カ所見つけていたので、そこを修正した。他の部分も慎重に見ていった。そ
して、もはやバグは無いと確信。満を持してシミュレーションを実行した。と、計算に異様に時間がかかっている。途中経過を出すようにしているのだ
けれど、それもまったく出ない。どうなっているのか?とりあえず、放置しておくしかあるまい。
6/24(日)
の進歩 前進!
日本代表 2-2 セネガル代表。決勝トーナメント進出に向けて前進した。
試合は午前0時から。21時までに晩酌を終え、イングランド対パナマの試合を観戦しながら酔いを覚ます予定であった。21時までに飲み終えたの
は予定度取りであったが、イングランド対パナマはワープ。気づくと終わっていた。ぐっすり寝たおかげで、酔いが覚めた状態で応援することが出来
た。
試合が始まった。今日の日本、とても力強い。コロンビア戦に比べても、闘いぶりがぐっと良くなっている。しかし前半11分に、ミスから失点して
しまった。GK川島、なにアシストしているんだ。日本は慌てることなく試合を進めた。そして前半34分、MF香川が左サイドを切り裂き、最後は
MF乾が綺麗に流し込んだ。後半になっても日本の優勢は変わらなかった。決定機をいくつか作るも決めきれない。この点は相変わらずであった。そし
て後半26分に失点。これは見事にやられた。日本は、MF本田・FW岡崎を投入して巻き返しをはかった。その本田が、後半33分に同点弾を上げて
くれた。FW岡崎も潰れ役として絡んでいた。その後も攻め込むも得点を奪うことはできず。2-2で笛が鳴った。
勝てた試合だった。決めるときに決めていれば。しかし、勝ち点1を取ることが出来た。これは大きな前進である。
その後の試合で、ポーランドがコロンビアに0-3で敗れた。ポーランドは予選敗退。最終節は、日本(勝ち点4)対ポーランド(勝ち点0)、セネ
ガル(勝ち点4)対コロンビア(勝ち点3)である。日本は、引き分け以上で、決勝トーナメント進出が自力で決まる。セネガル対コロンビアは死闘と
なろう。かたや日本は、予選敗退が決まっている相手とやれる。絶対に勝利して、すっきりと決めよう!
心臓の検査のため、あんをエビス動物病院に連れて行った。状態はあまり変わっていないらしい。咳はするけれど元気だしね。それよりも、肝
臓の数値が上がっているのが心配だ。今度検査をすることにしよう。
6/23(土)
の進歩 紗央里が戻って来た!
なでしこリーグカップの予選グループの試合があった。ベガルタ仙台レディース 0-1
INAC神戸レオネッサ。負けたけれど内容は良かった。それに、とても良いことがあった。
試合は13時から、利久さんで牛タン定食を頂いてから、ユアテックスタジアム仙台に入った。監督に復帰した千葉さんがベンチ前に立っていた。見
慣れた懐かしい光景なり。試合が始まった。立ち上がりは神戸に支配される展開となった。そして前半7分に早々に失点してしまった。「これは大量失
点?」とも思ったのであるが。仙台もだんだんと盛り返し、後半はむしろ仙台の方が優勢となった。しかしゴールを奪うことができない。仙台は、攻撃
的選手を次々と投入して攻勢を強めた。後半38分には、あの選手が投入された。FW有町
紗央里選手である。昨年の3月に怪我をし、それから1年3ヶ月もの間、リハビリに励んできた紗央里である。去年を丸々棒に振ってしまった。そして
ついに 戻って来た! 積極的なプレーでFKを得るなど、これからを期待させる活躍を見せてくれた。
敗れたけれど内容は良かった。これならば大いにやってくれるであろう。それと紗央里、復帰おめでとう! 待っていたよ。
町内会の避難訓練があった。役員に当たっているのでしぶしぶ参加。安否確認の白布を玄関前に出すようにとの謎の指示があった。無事な場合
に出すの? 無事でない場合に出すの? どちらの場合にも出すの?
6/22(金)
の進歩 牧研との合同セミナー
今年度から、牧研との合同セミナーを定期的に行うことになった。共に植物の進化を研究しているということで、刺激になること疑いないのだ。今日
が、記念すべき第一回である。というわけで、植物園講義室でセミナーを行った。発表者は、牧研のH君と酒井研のA君であった。H君の発表は、私自
身がここ最近積極的に研究しているテーマに関するものであった。なので、大いに興味を持って聴かせて貰った。A君のはモデル研究である。牧研の皆
さんが積極的に質問してくれた。かくして2時間半、実に充実した時間を過ごした。
終了後、懇親会をした。テレビ出演情報を入手。これは見逃せない。楽しみにしよう。
本日は、車ではなくてバスと地下鉄で研究室に来た。セミナーと懇親会の時間が近く、車を置きに帰宅する余裕がなかったからである。バスに
乗ってから1時間10分ほどで着いた。思ったほど面倒ではなかった。東京なら、1時間10分の通勤時間なんて当たり前だし。これからも、必要に応
じてバス・地下鉄通勤をしよう。
6/21(木)
の進歩 改修案決定
酒井研居室の改修案がついに決定した。
私の居室と学生部屋との間の壁を部分的に取り払い一部屋にする。私の居住部分(左下の丸テーブルがある所)を間仕切りで仕切り、私が目につきにく
くなるようにする。これにより、学生が使うことが出来る空間が増える。現在は下図の状態なのだから、だいぶ広くなるであろう。
現在の学生部屋。この図の下に私の居室があり(上図の、右下の出っ張り部分)、私が一人で使う状況である。
広々とした部屋で伸び伸びと研究をして頂戴。
生物学科二年生向けの講義をした。「性の生物学」というお題であった。ウケ狙いのスライドもいくつか仕込、それなりにウケた。しかし少し
改良する必要を感じた。ウケの方ではなく講義内容の方である。と、めずらしく真面目に。
論文セミナーがあった。そのものずばり、自分の研究材料を使った論文を紹介してくれた。お疲れ様!
Mathematicaプログラムのバグがなくなったと思ったので、とりあえずのシミュレーションをしてみた。その結果
……………、物の見事に期待に反する結果が出た。消沈。プログラムがおかしいに違いないと思い直し、部分ごとに実行させながら確認した。そうした
らバグを 発見!
やった。とりあえず、「やった!」という感じである。しかし実行してみないと。今現在、次のセネガル戦で勝ち点を取らないと意味がないという状態
にある。
6/20(水)
の進歩 激勝
日本代表 2-1 コロンビア代表。引き分けなら上出来と思っていたので、もう嬉しくてしかたない。
試合はいきなり動いた。前半3分、FW大迫がうまく身体を入れ替えてボールを奪取、GKと1対1になった。放ったシュートは弾かれたものの、こ
ぼれ球をMF香川がシュートした。GKは前に出ていてゴールは無人。ところがなんとエリア内で、コロンビアのC.サンチェスが手に当てて弾き出し
た。当然のごとく、一発退場のPKである。試合終了間際にやるのならまだわかるが、開始早々にやるとはまさに愚行。そのおかげで日本は、先制点を
取るは数的優位になるはと、非常に有利になった。その後コロンビアは、引いて守って出て来なくなった。日本も慎重になり過ぎ、ボールを保持するも
なかなか好機を作ることができない。たまに作った好機も、決定力の無さで潰してしまっていた。前半39分、MF長谷部が相手に倒された、と思った
ら、主審はなんと長谷部の反則を取った。完全な誤審。そこからのFKを直接決められ追いつかれてしまった。後半になると、日本が一方的にボールを
持つ時間が続いた。しかし得点を奪えない。状況を打破するべく、MF香川に替えてMF本田が投入された。交替時、ゆっくり歩いて外に出る香川。走
れ、時間を無駄にする気か。その3分後のコーナーキックからFW大迫が綺麗に流し込んで、日本が再びリードした。その後は、ばてばてのコロンビア
をきっちり抑えて日本が勝利した!
まさに、「やったっっっっっっっー」という快挙である。期待度が低かっただけに喜びが10倍増だ。ワールドカップで、南米勢に初めて勝利した!
これで、決勝トーナメント進出の可能性が高まった。次のセネガル戦でも必ずや勝ち点を取り、決勝トーナメントをたぐり寄せよう。
生物学科三年生向けの講義をした。「植物と動物の共進化」というお題であった。「祝 激勝 日本代表 2-1
コロンビア代表」というスライドも出して、会場、じゃなくて講義室の盛り上げをはかった。
質問者:E君・F君・Mさん。
とりあえずのシミュレーションをするべく、Mathematicaプログラムのバグの解消に取り組むことにした。もう、他に手立てなしで
ある。地道に地道に、プログラムを解読していった。それなりに快調に進んだところで謎の命令文に出会い停滞。これ、自分で書いた命令文なんだけ
ど。プログラムとはこういうものである。ちょっと時が経つともうわからなくなる。ああ、書いた時の自分に戻りたい。
6/19(火)
の進歩 ついにこの日が来た
日本代表対コロンビア代表。日本時間21時試合開始。ついにこの日が来た。これ以上は書かない。我が代表の勝利を信じるのみである。
朝は卒研のお手伝い。午後も、果実採集のお手伝いに行った。果実はこれにて完了。データ解析を頑張ってね。
生物学科三年生向けの講義の準備をした。ホットな分野なので新しい論文が多い。その割りには、紹介したい論文があまりなかった。でも一つ
だけ、新規に紹介することにした。講義ノートをプリントしてみるとかなりの分量になっている。絶対に時間が足りない気がする。
6/18(月)
の進歩 凝ってしまう
私の居室と学生の居室の間の壁を取り払い、一部屋として使うことが決定した(6/15の進歩参照)。壁撤去
後の部屋の配置をどうするか。私の居住部分をどこに置き、間仕切りをどう配置するか。私の出入り口はどこにするか。今日は、こうしたことに没頭し
てしまった。こういうのを考えるのが大好きなので、止められないのだ。A案・B案・C案・D案を作り皆に見て貰い、A案・C案・D案を新しいもの
に差し替えもう一度見て貰い、さらに、C案を密かに差し替えた。どれにするか。基本的には皆の意見に従いたい。しかしこの場合は、「皆」の中に私
も入れて欲しい。私の居住分の窓の有無・エアコンの有無・出入り口の場所は、私の生活にも激しく影響するので。そうして、皆が一番と思う案に決め
よう。
生物学演習があった。今日も一人で頑張ってくれた。前回よりも難しい論文だったけれど、きちっと読み込んでいた。あと3回、頑張って頂
戴。ただし、私の担当は今回で終わり。
解析的に解くことをひとまず中断して、シミュレーションを試してみることにした。バグの解消は諦めて裏技で挑んでいる。計算に時間がかか
ると覚悟してはいたが、こうも遅いとは。今夜は放置して、明日の朝に諦めることにしよう。
6/17(日)
の進歩 ワールドカップを堪能中
ワールドカップを堪能している。だいたい、一日に3試合見ている。もっとも、飲みながら見ているので半分寝ているけど。そして、どきどきも高まり
つつある。19日には日本の初戦。何としてでも勝ち点を取ってくれ。
発作的に蔵王に行った。曇り空で気温も低かったので、あんを連れて行った。ところが、峠を越えて山形側に出ると天気であった。直射日光が
暑い。車内が暖まってしまうので、あんを車に残すことができない。昼食も摂れない、露天風呂にも入れない。このまま帰ろうかとも思った。しかし何
とか、日陰に車を駐めることができた。おかげで、空腹に苦しむこともなく、露天風呂を堪能することもできた。帰路は、蔵王エコーラインを通って宮
城側に抜けた。この道が恐かった。宮城側は完全に雲の中で、視界が10mもなかった。恐る恐る運転して、どうにか帰り着いた。
6/16(土)
の進歩 生澤
本日、「白百合学園・ベガルタ仙台連携協定【人工芝グラウンド新設セレモニー】」というものが白百合学園において行われる。ベガルタ仙台レディー
スと白百合学園が提携して、学園内に人工芝のグランドを作った。レディースのジュニアユースが練習場として使い、学園も運動場として使うというも
のである。その式典に浮き浮きと参加した。何しろ、かの、澤 穂希さんのトークショーがあるのだ。Jリーグ副理事長の原
博実さんの講演もある。会場の白百合学園は豪華だった。立派なホールに吃驚。そこで式典が行われた。澤さんが出て来て、「おお、生の澤さんだ」と
思った。
仙台在住なのであるが、街で会ったことはない。そして、楽しくためになるお話を聞かせてくれた。質問時間に、レディースのジュニアユースの選手
が、緊張しつつサッカーのことを訊ねていた。それに丁寧に答えてくれる澤さん。あなたは女神様です。原さんの講演はかなり過激だった(笑)。書い
ちゃっていいのかわからないので書いておくが、「西野監督にしたのに反対」と宣言していた。そして、ワールドカップでの日本の闘いに相当な不安を
抱いていた。でも、ロシアに応援にいくそうな。講演終了後、新グランドでの、ジュニアユースの練習お披露目があった。そこへ澤さんと原さんが登
場。整列して迎えた選手に言葉をかけ、一人一人と握手をした。選手達は、「もう、手を洗えない」と感激していた。ほんにそうだろう。今日の感激を
胸に、ねでしこリーグの選手になることを目指してね。
久しぶりに庭仕事をした。まずは3週間ぶりの芝刈り。伸びている部分と伸びない部分の差が激しい。その後、薔薇の花がら取りをした。は
や、二番花が咲きつつある。
6/15(金)
の進歩 壁の取り壊し決定
私の妄想がついに実現することになった。私の部屋と学生部屋との間の壁を取り壊し、一部屋として使うというものである(6/7
の進歩参照)。私の居住部分を間仕切りで囲い独立性を確保する。そうすれば学生も、さほどに気詰まりではないであろう。そう思いつ
つ、取り壊すかどうかの判断は学生に任せた。そして本日、取り壊すということに決まった。ただし、意外な提案付きであった。私の居住部分を変え、
原案とは違う部分に居住するというものである。この案を私も検討したのであるが、パソコン机を置く場がなくなるということで諦めていた。しかし改
めて検討すると、小さなパソコン机なら置けそうだとわかった。私にとって良いことに、居住部分内にエアコンも入る。原案では、エアコンが居住部分
外にあったので、扉を開け放してエアコンの空気を導き入れるしかないと思っていた。しかし学生案なら、まさにエアコン付きの生活となる。というわ
けで、皆の提案を元に新たに描いた配置図と、元々の案の配置図とを示した。どちらかに最終決定してね。
研究セミナーがあった。研究計画について話してくれた。みっちりと2時間の議論。とても充実していた。研究、頑張ってね。
ついにロシアワールドカップが開幕した。ロシア 5-0
サウジアラビア。地元の勝利で、ワールドカップが益々盛り上がるであろう。かたやサウジは、アジア予選で日本と死闘を演じた相手である。そのサウ
ジが血祭 りになるとは。アジア勢が惨敗した前回の大会を思い出し、不安がよぎってしまった。
解析的に解こうとするも、悶々として進まず。とりあえず、以前作ったプログラムを走らせて、シミュレーションをしてみることにした。ので
あるが、プログラムにバグがあるようで上手くいかない。泣ける。以前に作ったものなので、命令文の意味をほとんど忘れている。これを解読してバグ
を修正しなくてはいけないのか。
6/14(木)
の進歩 ワールドカップ開幕
いよいよ今夜、ロシアワールドカップが開幕する。開幕戦は、深夜0時開始のロシア対サウジアラビアである。これから1ヶ月間、世界中が狂乱するこ
とになる。生で見られる試合は生で見て、他の注目試合は、情報を封印して録画で見ることになるであろう。楽しみなり。
日本の初戦は、19日21時開始(日本時間)のコロンビア戦である。前回のワールドカップで、こてんぱんにやられてしまった相手だ。なんとか
して勝ち点を取りたい。早くもどきどきしてきた。
生物学科二年生向けの講義をした。4人で行う進化学の講義で、私は、「最適戦略とゲーム理論」「性の生物学」という2回分を担当する。今
日は、私担当の1回目だった。皆、熱心に聴いてくれたと思う。頷きながら聴いてくれる学生さんがいて、とても元気が出た。ウケ狙いのスライドも受
けたので爽快である。来週も頑張ってウケを取る、じゃなくて講義をするぞ!
講義前に、ささっと卒研のお手伝い。車で送ってあげた。終了後も回収を手伝った。
解析的に解くことを試みている。しかし遅々として進まず。そもそも、何を求めれば良いのかがわからない。悶々とするのみであった。
6/13(水)
の進歩 期待度が増した
日本代表 4-2
パラグアイ代表。華麗に崩した3得点(1点はオウンゴール)を見ることができて、久々にすかっとした。とくに乾が良かった。柴崎も良かった。香川
も、凡ミ ス部分を除けば良かった。これで、この所の沈滞した雰囲気をいくらか払拭することができた。ワールドカップに向けての期待が高まった。
それにしても、控え組(?)に、乾・柴崎・香川などといった名が出てくるのだから日本代表はやはり豪華だ。
生物学科三年生向けの講義をした。訪花昆虫の行動というお題であった。訪花者の行動を理解して貰うために、「行列が出来ている店と出来て
いない店のどちらで食事を頂くか?」という話をした。並んで待つ時間は十分にあり、ネット情報ではどちらも似たようなことが書いてあるとする。
1) どちらも知らない店である場合(旅先で見つけた店とか)と、2)
どちらも美味しいと知っている店(地元の店とか)の場合とで判断が異なることを期待した。どちらも知っている店の場合は、全学生が行列のない方を
選んだ。
かたやどちらも知らない場合は、ほとんどの学生が行列のある方を選ぶことを期待していた。しかし意見はほぼ半々に分かれた。そうか。そこまでして
美味しい物を食べたいのかということだね。コストをことを考えなくてよいようにしないといけない。
質問者:F君。
ここ数日の雨模様のうっぷんをはらすようにすかっと晴れた。湿度もなくて気持ち良い。そんな中で、回収のお手伝いに行った。一つだけ残し
て全部回収した。あとは来週か。
解析的に解くことを試み中。しかし、どうも上手くいかない。どこがいけないのか?
6/12(火)
の進歩 カツ丼
私はかなりカツ丼が好きである。高校時代くらいから、昼の外食の選択肢の三傑に入っていたと思う。定食屋に入ると、かなりの頻度でカツ丼を頼んで
いる。しかし、現在の私の行動圏(通勤路や、ユアテックスタジアム仙台への道など)には、カツ丼を出すような定食屋がない。なので、何かの折にカ
ツ丼を求めてしまう。かといって、トンカツ屋に入るとヒレカツ定食とかを頂きたくなってしまう。色々なカツ定食が居並ぶ専門店で、カツ丼を頼む気
概がないのだ。自分、弱い。
そして昨夜、そうだ自分で作れば良いのだと気づいた。今ごろ気づくかとも思ったが、ともかく試してみた。思ったよりも簡単だった。しかしきっ
と、奥が深いのであろう。また挑むことになるであろう。
卒研のお手伝いで川内に行った。この花序、面白い。別の方向にも興味が湧いてきた。
うむ、その方向で解析しみよう。
新たなパラメータ値の下でシミュレーションを試してみた。結果は変わらないようだ。良かった、ほっとした。シミュレーション、まだ終わっ
てはいないけれど。
シミュレーションを待つ間に何をしようか。講義の準備はすでに、26日までの6回分を終えてしまっている。ならばと、7/10に秋田県立衛生看
護学院において行う文章術の講義の準備を始めてしまった。早過ぎるとも思ったが、けっこう準備が大変なのだ。というわけで今日は、昨年の受講者に
提出頂いた小論文を読んで過ごした。例として使わせて頂き、講義を進めるのだ。
6/11(月)
の進歩 いよいよワールドカップ
ワールドカップの週となった。6/14の深夜(日本時間)にロシアワールドカップが開幕する。1ヶ月間、世界中が熱狂と歓喜と悲哀に包まれるであ
ろう。寝不足との闘 いの1ヶ月でもある。生活リズムがかなり崩れるであろうが、4年に1度なので気にしない。
それにしても、ブラジルワールドカップからもう4年も経ったのか。時の流れが速すぎる。日本代表のメンバーを
見て、大して時が流れていないと思ってしまうのは良いことなのか?
生物学科三年生向けの生物学演習をした。英語の論文を読む講義である。いくつかの分野の演習が同時開講され、三年生は好みの分野を選択す
る。今年はなんと、私の分野の受講者は1人だけだった。史上初である。一人で全文を訳すことになり大変であった。でも、とても優秀で、立派にやり
遂げてくれた。お疲れ様。この状態があと4回続くけど(1分野が5回行う)頑張ってね。
モデル解析。期待する結果が出ない。どこがおかしいのか?
どうしてもわからない。そうこうする内に、シミュレーションで用いたパラメータの値に問題があるのかもという気がしてきた。真っ青になって、新た
な値の下 でシミュレーションを試している。
6/10(日)
の進歩 梅雨入り?
今日も卒研のお手伝いである。と思ったら雨が降っていた。曇りの予報であったのに。やむおえず、出来る調査だけをやって終了となった。
明日も雨らしい。台風が接近しているせいかと思ったが、梅雨前線のせいのようだ。ということは、東北ももうすぐ梅雨入りか?
昼過ぎに帰宅をした。庭仕事をしたかったのだけれど、相変わらずの雨である。やむなく、ぼうっとして過ごすことにした。あ、でも、週日の
弁当のおかず作りとかはした。
それにしても寒い。春先に後戻りである。ついつい、晩酌に鍋を頂いてしまった。昨日の午前までは夏のような暑さだったのに。仙台はこれか
らどんどん寒くなるであろう。そういう土地なのだ。
6/9(土)
の進歩 大勝
今日は、ベガルタ仙台レディースの、監督交替後の初の試合である。千葉監督になってから3日目。正直、大きな変革をする時間はない。どんな闘いを
するのかと思っていたら ………。試合結果を見て吃驚した。ベガルタ仙台レディース 5-1
ノジマステラ神奈川相模原。得点力の無さに苦しんでいた我がクラブがいきなり5点である。ポジションを弱冠入れ替えたようである。ボランチに田原
のぞみ選手が初先発。右のMFだった安本 紗和子選手とFWだった井上 綾香選手のポジションを入れ替えた。左のMFに高卒新人の高平
美憂選手が。これで爆発したのか。それに加え、監督交替が大きな刺激となったのだろう。
これで、プレナスリーグカップB組の2位に上がった。1位のINAC神戸レオネッサとは勝ち点1の差である。その神戸と次節に直接対決する。必
ずや勝利して1位に上がろう。
今日は朝から卒研のお手伝い。青葉区の方が、草刈りをせずに調査植物を残してくれた。ありがとうございます。さっそく、ビデオ撮影等を
行った。
向こうの方に東北大のテニスコートが見えた。若々しい声も響いてくる。公式テニス部(Sちゃんがマネージャーをしている)はどのコートで練習を
しているのだろう。つい、見に行きたくなった。午後、ビデオの撤収をしていたら、「こんにちは!」といきなり声をかけられた。練習帰りらしい。お
疲れ様。
American Journal
Expertsという会社に頼んでいた英文校閲が戻って来た。とても丁寧に、びっしりと直してあった。良い感じである。この会社、良いかもしれな
い。次回 も頼むことにしよう。
6/8(金)
の進歩 ちょっと悩んだ
調査許可を貰うべく青葉区役所に行った。道路工事の現場ということで道路課の許可が必要という。とても丁寧に対応して下さり、発注元という仙台市
道路課の方に案内された。そこでお話。調査をして良いという承諾を得た。ただし、その辺りをアスファルトで舗装する予定という。植物が生えている
部分も舗装するのかどうかは、直接の担当者でないとわからないとのことだった。その方から連絡を頂くということで、その場を辞した。帰りながら、道
路工事とアスファルト舗装は違うのかと悩んだのであった。
研究セミナーがあった。自分のモデルを目一杯紹介してくれた。時間もたっぷり2時間。充実していた。次回も頑張ってね。
生物学科三年生向けの、生物学へのアプローチという講義をした。毎週行っている私の講義と異なり、必修の講義である。各教員が45分ず
つ、自分の分野の研究を紹介するというリレー講義だ。正直言って、この講義が苦手である。私の講義を取っている学生と取っていない学生が混ざって
いるので、知識の温度差が大きい。私の分野を知りたければ、毎週の私の講義を聴けばよい。同時進行で行っているので、改めて分野紹介をする意義も
薄い。でも、やるからには頑張ろうと思うのだが、今年も、失敗感が一杯の講義に終わった。
シミュレーションモデルを解析的に解くことを試してみた。出来るのやら出来ないのやらわからない。ややこしいことは確かである。もう少し
頑張ってみるか。
6/7(木)
の進歩 再発
酒井研居室改造の妄想が再発した(5/14の進歩参照)。私の居室と学生部屋を仕切る壁
を取り払い一部屋状態にするというものである。見積もりを取ったところ、壁の撤去費用が思ったよりもかなり安かった。となると、私の居住部分を間
仕切りで囲う工事も出来そうだ。そうすれば私との隔絶感も出来て、気まずさもなくなるのではないか。間仕切り設置費用は思ったよりも高かったが、
実行可能な範囲内であった。というわけで、最終案を皆に提示した。決行するかどうかは皆の意向次第である。
月初めの談話会があった。皆、調査研究の真っ盛りに突入しつつある。大変だけれど頑張っていこうね。
終了後、次の調査植物の様子を見に行った。こんな身近にあるとは知らなかった。しかし、惜しくも東北大の敷地外ということで、青葉区の許可が必
要となった。明日一緒に区役所に行こう。
避難訓練があった。放送と共に皆、ヘルメットを被って避難場所へと歩いて行った。私も被るか。しかし、かつてウケ狙いで「中核」と書いた
物しかなかった。白のヘルメットだったので、ぴったりと思ったのである。私は、こういうのを書くキャラではあるが被るキャラではない。でも何故
か、被って避難場所へ行ってしまった。かなり受けている人と、見ぬふりの人と、意味のわからぬ人がいた。学生時代は毎日のように目にしたヘルメッ
トである。京大キャンパスは今どうなっているのだろうと思いをはせた。
6/6(水)
の進歩 越後監督辞任
驚きの報せが。ベガルタ仙台レディースの越後監督が成績不振の責任を取って辞任した(ク
ラブ公式サイトより)。確かに、1勝3分5敗の8位(10チーム中)とふるわない今季である。しかし、これから良くなると思ってい
た。これで辞任するのなら、どっかの国の総理や財務大臣は100回くらい辞任しないといけないと思うが。でも、本人の意志とのことなので、残念だ
が仕方ないか。後任には、2012-2016に指揮を執っていた千葉さんが復帰する(ク
ラブ公式サイトより)。それは嬉しい。チームのことを良く知っているしね。期待している。
さっそくの采配は、6/9のノジマステラ神奈川相模原戦である。準備期間は西野監督よりも短いが、きっとやってくれるであろう。
「これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」の価格と印刷部数が決まった。定価2700円(税別)である。絶対
にお買い得価格と思うよ。印刷部数は6000である。先着6000名様ということなので、奮ってお買い上げ下さい。
生物学科三年生向けの講義をした。自殖の生物学というお題であった。自殖には未解明の問題が多い。面白いところだよ。
論文にさっそくコメントした。データ面白い。来週中の英文校閲を目指そう。
生物学科二年生向けの講義の準備をした。性の生物学というお題である。最新の論文を二つ見つけたので、新たに紹介しようと思った。………
のであるが、内容がずれている気がした。考えた挙げ句、ぎりぎりの判断で、どちらも紹介を取り止めた。結局、ウケ狙いの写真を1枚入れ替えて準備
を終えた。結果だけ見ると、「それが講義の準備なの?」というものになってしまった。
6/5(火)
の進歩 7月の方が大変だった
昨日、6月は大変だと書いた。しかし実は、7月の方が大変だった。
3日 生物学科三年生向け講義
10日 東京都立墨田川高校で講演
11日 生物学科三年生向け講義
12日 研究室セミナー担当
13日 秋田県立衛生看護学院で講演
16日 東京都生物教育研究会で講演
18日 生物学科三年生向け講義
20日 研究室セミナー担当
30日 胃の内視鏡検査
10, 13, 16日と続く出張が辛そう。出張先で飲んじゃうのでますます大変。でも頑張りま
す。
論文を英文校閲に出した。SpringerNature発行の雑誌に掲載予定なので、この出版社と提携しているところに出してみた。スタ
ンダードの校正でも、"Language editing by an expert in your
field"と書いてある。これに対して先日失望させられたところは、「ネイティブエディターによる徹底的な英文のチェック」である。ネイティブ
としか書 いていない。実際、校閲内容に苦情を言ったところ、"our editors are not scientific
experts"としゃあしゃあと答えていた。今度のところは期待できるかもしれない。
今日はまずは、生物学科三年生向けの講義と二年生向けの講義の準備をした。二年生向けの方では、ウケ狙いの写真を探して1時間放浪してし
まった。こんなことに時間を潰しているから、6,
7月を生き延びる可能性が下がるのではあるまいか。しかし、ひとたび思いつくと、理想の写真をどうしても求めてしまう。
その後は自分の研究について考えた。もう1年以上続けてきたMathematicaシミュレーションについてである。ここに来て、ひょっとして
解析的に解けるのではないかという気がしてきた。もし解けたら嬉しいが、1年以上費やしたシミュレーションは何だったのかと、あんを連れて旅に出
て帰ってこないであろう。
6/4(月)
の進歩 日本代表が一次リーグを突破するのと、私が今月を突破するのとどちらが大変か
6月の講義講演:
生物学科三年生向けのいつもの講義(4回)
生物学科三年生向けの、生物学へのアプローチという講義(1回)
生物学科三年生向けの生物学演習(2回)
生物学科二年生向けの講義(2回)
全学一年生向けのレポート作成法の講義(2回)
岩手大学での出張講義(1回)
仙台三高での講演(1回)
準備が間に合うのかと、こう並べただけで挫けそうになる。おまけにワールドカップがある。今月を無事に生き抜くことが出来るのかど
うかが今年の鍵と思う。
というわけで今日は、生物学科三年生向けのいつもの講義と生物学へのアプローチの準備をした。
卒研のお手伝いで果実の定期観察。いつ裂開するのかどきどき。
6/3(日)
の進歩 またしても勝てず
ベガルタ仙台レディース 1-1 日体大FIELDS横浜。最下位に引き分けてしまった。
今日は、レディースのジュニアユースの前座試合がある。ジュニアユースの発足は2014年。めきめきと強くなり、先日の全日本女子ユース宮城県
大会を、5試合合計 56-0
で制した。どんなチームになったのだろうと、興味津々で観戦した。HFTペアーズを相手に、30分の試合を2-0で勝った。10,
11番の選手が上手かった。来年にはユースが発足する。現3年生がみんな上がるのだろう。そしてゆくゆくは、ジュニアユース・ユース出身者がレ
ディースの トップに上がる。楽しみなり。
レディーストップの試合が始まった。立ち上がりから仙台が優勢であった。しかし決定力に泣いた。点を取れずに前半を終えてしまった。1点欲し
かった。後半18分、日体大にエリア内に侵入されてしまった。しかしDF奧川
千沙選手が、見事なタックルでボールを奪い取った。相手にはまったく触れず。ところがなんと、主審が、これに対してPKを与えた。絶句。信じられ
ない誤審 である。PKを決められて0-1。その後我がクラブは、FW浜田 遙選手を投入して反撃。その1分後に、MF市瀬
菜々選手のスルーパスにFW井上
綾香選手が抜け出した。綺麗に流し込んで同点に。その後も攻め込むもゴールを奪うことができず。1-1で引き分けてしまった。4月29日以来勝利
がない。
これでリーグ戦の半分を終えた。再開は9月である。その間に行われるリーグカップ戦で立て直し、一つでも上に行きたい。
このところずっと指が痛い。左の親指の付け根がとくに痛い。どうしてだろう。
ところで私は、筍主義者であり(売っている限り茹でる)、鰹の叩き主義者であり(手に入る限り、藁火で叩きにする)、空豆主義者である(売って
いる限り白和えにする)。本日も空豆が手に入ったので、白和えにすることにした。そのため、空豆の薄皮を剥いた。そのときに左の親指に激痛が走っ
た。なんと、薄皮を剥く時の親指の動作が、まさに痛みを生み出していた。空豆の薄皮を剥いた筋肉痛か?
あんまり信じられなかったが、他に考えられない。空豆の季節ももうすぐ終わる。それと共に痛みが消えたら信じるしかない。
6/2(土)
の進歩 祝アクセプト
やった、かえちゃん論文がPlant Ecologyにアクセプトされた。
Wakabayashi, K., Oguro, M., Itagaki, T., and Sakai, S. Floral
induced and constitutive defense against florivory: comparison of
chemical traits in 12 herb species. Plant Ecology in press.
食害に対する花の防御を調べた論文である。花では誘導防御が起こりにくいことを示した。花の防御をこれだけ多数の種で調べた論文はないと思う。暑
い中を毎日毎日調査に励んだりと、かえちゃんを始めとする皆の努力が実った。おめでとう!
「これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術
第2版」の校正を終えた。共立出版さんにさっそく返送。これにて、私がやるべきことはすべて終えた。昨年の9/15に改訂を決意。10月から本格
的に取り 組んで来た。長い間頑張ったプロジェクトが遂に完了した。今宵は自分に乾杯。
あんを、エビス動物病院に連れて行った。大繁盛の病院なので、朝一番に行くか、むしろ診察終了頃に行くかである。と思い込んで11時過ぎ
(午前診察は12時まで)に行ったら、なんと3時間待ちだった。いつ行っても大混雑の病院になったのか。結局、13時位の診察となった。あんに、
注射を2本ぶすーっ。
6/1(金)
の進歩 日本代表発表
ワールドカップの月になった。我らが代表は昨日発表された。23人の戦士よ、あなた達にすべてを託す。日本に栄冠をもたらしておくれ。
「これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」の校正を進めた。読み返してちょこっと思ったこと。研究例として、
スペインリーグのFCバルセロナとレアルマドリードの選手に牛タン定食を食べさせるという実験を登場させた。食べ出したら試合成績が上がったとい
う設定である。国際的な研究になったと喜んでいたのであるが ………。両クラブは、いわずと知れた超強豪だ。そもそも強いのだから、牛タン
定食を食べても成績は大して変わらないのではないか。実験として不自然と突っ込まれそうな気がしてきた。そもそも、どのクラブにせよ、牛タン定食を食べさせる実験が出来るということ自体が不自然と反論するか。
ベガルタ仙台レディースは明後日、ユアテックスタジアム仙台に日体大FIELDS横浜を迎え撃つ(13時試合開始)。これまで、1勝2分
5敗の8位と苦しんでいる我がクラブである。日体大は最下位の10位。絶対に勝たないと、降格圏が見えてきてしまう。すかっと勝利して、降格圏を
はるか下に見おろす位置に上がろう。
不景気なメールが来た。私の意見を吟味することなく、一方的に決めつけている。頭が固いのだろう。腹立つ。
生物学科三年生向けの講義の準備をした。来週から週二回の講義が続くので、準備が間に合うのかと追い詰められた気分になっている。馬車馬
のごとく進めるしかない。