「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
進行状況ホーム


7/31 (木) の進歩 人生最大の悩み中
プロジェクト K。モリナガと意見交換。4 か 5 か。最初は文句なく 5 のつもりだった。しかしだんだんと 4 という気もしてきた。どちらであるべきか。人生最大の悩みやもしれない。日記のネタを考える余裕がない。人生最大の悩みにしてようやく、ネタ探し の思考が停止するのか。そこまでネタが大切だったとは。

福島県立福島高校のポスターに再コメントした。化学のポスターなので、生物地学選択にはむずかしいわ。
7/30 (水) の進歩 オープンキャンパス
今日明日と、東北大学理学部のオープンキャンパスが行われている。構内には高校生が一杯。みなさん、あちこちを見学しているようだ。しかし内の研 究室は別世界である。オープンキャンパスなど関係なきごとく閑散としている。私の居室にも、生物学科三年生がレポートの提出に訪れるくらいであ る。これで良いのだ。
広島大学ライティングセンターで論文の書き方の講義をすることになった。頑張ります。トマト 30 ケース持っていくからね!
ある科学論文(ただし「元」が付く)の問題点を複数の専門家が検討した行為を「集団リンチ」と非難した方がいるそうだ。「集団リンチ」と いう悪いイメージの言葉を使って、悪行のような印象づけを試みる行為の愚かさは置いておいて。科学論文は出版後、「集団リンチ」を受ける定めにあ る。世界中のあちこちで批判的に読まれ、問題がないかどうかの検討にさらされるのだ。こうした批判的検討に耐え抜いた論文のみが、素晴らしい成果 として評価されようになる。問題がある論文は消えていく。不特定多数による批判的検討は科学の進歩に必須の行為である。

プロジェクト K。ひたすら読書の一日であった。やはりこれ良い本だわ。でも、9 年前に破れてはプロジェクト遂行の意味が無い。

7/29 (火) の進歩 あいつが戻ってくる!
ベガルタ仙台から、笑ってしまう驚くべき移籍が発表された。大宮アルディージャから、DF 村上和弘選手が期限付き移籍してくるというのだ(ベ ガルタ HP より)。なんと! 村上といえば、2001-2006 年に在籍していた元仙台戦士である。左サイドバックのレギュラーとして大活躍した。いや、それは小さなことに過ぎない。村上ほど、私を楽しませて くれた選 手はいなかった。たとえば、親ばかのあまり、もうすぐ一歳になる我が子に、5 月人形と鯉のぼりと柏餅と菖蒲と陣 羽織と烏帽子を着せて写真を撮ったり(2006.5.9 の進歩参照)、2007 年の年明け、仙台から川崎に移籍するときの感動的な挨拶文の最後を、「では、これからは大掃除などに皆さん励んでください!」と締めたり(2007.1.10 の進歩参照)と。今でも、私に深く愛されている選手である。仙台で の活躍(いろいろな筋での)が楽しみだ。
 かたや、レディースの MF 鮫島 彩選手も仙台に復帰することになった(ベ ガルタ HP より)。嬉しい。もっともこれは既定路線である。彩は、この三月にアメリカのチームに移籍したものの、怪我のためにずっと日本でリハビリをしてい た。焦ら ずに怪我を完治させて、仙台で大活躍して頂戴!
博士論文の審査。お疲れさま。発表頑張って頂戴。
本日ついにプロジェクトを始動した。予定よりも 4 ヶ月も遅れてしまった。人生最後の大仕事である。固い決意を胸にまず取り組んだのは、……… プロジェクト名を決めることであっ た。その名 はプロジェクト K! あっさりしている。プロジェクトの成功のためには皆さんの協力が欠かせない。どうぞよろしくお願いします。

7/28 (月) の進歩 誤解なきように
コピーペストで博士論文を作り上げてしまう人が出現する昨今である。学生によるコピーペーストの蔓延は言うに及ばない。何という時代になってし まったのか。
 始めに言い訳をしておくと、「これ論大改訂増補版」を書いた 2005 年当時、コピーペーストによる論文執筆など想像だにしていなかった。当たり前のこととして、著者が苦悩して自分の力で書き上げるものと思ってい た。そうい う若者への助言として、「関連する論文を参考にする」(これ論大改訂増補版 218 ページ)を書いた。「良い手本は、大胆に真似してしまうことである」「構成や文章表現が、他の論文とそっくりな論文になったとしても何ら問題はな い」。こ れらの言葉はむろん、コピーペーストという行為のことなど頭の片隅にもなく書いたのだ。お手本を参考に、自分の力で自分の文章を作り上げる。これ は、他者の文章をコピーしてきて、少々の語句修正をして貼り付けて済ます行為とはまったく異なる。どうか誤解なきよう。コピーペーストは絶対に駄 目である。
東北地方の梅雨明けが発表された。いよいよ、本格的な夏の到来か。実際、ここ数日の暑かったこと。今日は湿度が低くて過ごしやすい。
 日本の夏の何が嫌か。それはもう湿度の高さである。気温の高さよりも湿度の高さに耐えられない。気温は高いけれど湿度は低い地域に行ってみる と、日本の湿度の辛さがよくわかるというものだ。

Mathematica によるシミュレーションが一つ完了していた。休む間もなく、次のシミュレーションを実行させた。かたや、別の Mac 上の Mathematica で別種のシミュレーションをやらせている。これも、思いもよらず良い結果が出ていた。ちょっとほっこり。

7/28 (月) の進歩 梅雨明け
東北地方の梅雨明けが発表された。いよいよ、本格的な夏の到来か。実際、ここ数日の暑かったこと。今日は湿度が低くて過ごしやすい。
 日本の夏の何が嫌か。それはもう湿度の高さである。気温の高さよりも湿度の高さに耐えられない。気温は高いけれど湿度は低い地域に行ってみる と、日本の湿度の辛さがよくわかるというものだ。

博士論文拝読。明日、審査をする。
Mathematica によるシミュレーションが一つ完了していた。休む間もなく、次のシミュレーションを実行させた。かたや、別の Mac 上の Mathematica で別種のシミュレーションをやらせている。これも、思いもよらず良い結果が出ていた。ちょっとほっこり。

7/27 (日) の進歩 完敗
ベガルタ仙台 0-3 FC 東京。なすすべなし完敗。
試合は夜から。午前中はまず、SSH 全国生徒発表会でポスター発表する、福島県立福島高校のポスターにコメントした。毎年、プレゼンの講義をしに行っているので、全面的に応援してい るのだ。 立派な発表をして頂戴! その後、ダイシン幸町店で行われているダイシン祭りに行った。ベガルタ仙台レディースの選手のサイン会があるのだ。こういうの、ついつい行きたく なる。し かし、サインを貰う物の方が枯渇してきた。あちこち探したらベガルタの帽子が見つかったので、それを持って行った。帰宅後は、料理をしたり、庭仕 事をしたりして過ごした。庭仕事には疲れまくった。
 本日の庭仕事、一つ感動した。鎌だ。隣の空き地が、高さ 1 m ほどの草ぼうぼうの状態になっていた。見苦しいし、我が家の綺麗な庭を隠してしまっている。我が家沿いの部分だけでも草を刈ってやろうと思い、鎌 を買って きた。「草を掴んで鎌で刈る」という状況を想像していたのであるが。掴む必要なし! 草むらに鎌を射し込みぐいと引くだけで面白いように刈れた。草をいちいち掴まなくてよいので効率が良い。20 分位で、2 x 8 m ほどの範囲を刈ることが出来た。すっきりした。

試合が始まった。敵地なので、晩酌をしながら CS で応援した。昨日仙台駅ですれ違った選手達の活躍を期待したのであるが ………。前半だけであれよあれよの 3 失点。仙台はまったく駄目。何一つ良いところがなかった。東京は、なんとも楽に試合を進めたと思う。そもそもランクが違う闘いというか。W 杯準決勝の、ブラジル対ドイツ戦を思い出してしまった。我がクラブ、ブラジルに喩えられるとは成長したものだ。と、あらぬ方向に話を進め、筆を置 きたい。

本日の肴。夏らしく涼やかに。

枝豆のすり流し。冷やすと美味しいよ。


かぼちゃの皮を剥いて彩り鮮やかに。トマトの赤も欠かせないだろう(笑)。

7/26 (土) の進歩 残念な引き分け
ベガルタ仙台レディース 1-1 岡山湯郷ベル。内容では圧倒していたのに!
 試合は 15 時から。午前中は、部屋の掃除をしたり、夕餉の肴を作ったりして過ごした。そして 13 時過ぎに、仙台陸上競技場へと向かった。
 仙台駅の構内を歩いていたら、前方から、スポーツ選手らしき体格の人々がこちらに向かって歩いて来た。一瞬の間をおいて、ベガルタ仙台 FW ウィルソンであることに気づいた。その後ろには DF 鎌田が。さらに後ろにもたくさんの選手が歩いていた。そうか、これから東京に遠征するのか。選手達、会話をまったくしていない。ベガルタのレプリ カを着て いる私に気づき、私もまた選手らに視線をやっていたのであるが、お互いにそれだけであった。暗い。でも、DF 角田とは軽く会釈をしあった気がする。
 14 時過ぎにスタジアムに着いた。熱い。こんな中で試合をする選手が可哀想に思えた。でも、彼女たちはプロ(身分としてはプロではないが)。90分を 全力で駆 け抜けるであろう。
 試合が始まった。2位の強敵を恐れていたのであるが ………。ちょっと拍子抜けするくらいに、仙台が一方的に支配する展開となった。岡山はプレスが緩いみたい。次々とボールを奪って攻め込むも、ゴー ルは遠 い。そして、CK からの一撃で失点してしまった。前半を 0-1 で終えた。後半になっても、仙台が支配する展開が続いた。そして後半 4 分、MF 上辻 佑実選手がミドルシュートを決めて仙台が追いついた。これで逆転と思ったのであるが。終了前の 10 分間はまさに猛攻の時間となった。しかし決まらない。結局、1-1 の引き分けに終わってしまった。絶対に勝てた試合だけに、なんとももったいな い引き分 けとなった。残り 3つ。3 連勝しかない!
 仙台駅からスタジアムへの行き帰りのこと。スタジアムに向かって宮城野通りを歩いていたら、歩道の端に小さな噴水池がある場所に出た。3 歳くらいの女の子が、裸足にサンダル履きで池の中に入って遊んでいた。側で母親が見守っていた。まあ、普通のほほえましい光景であった。試合を終 えた帰り 道、同じ場所にさしかかった。と、同じ女の子が池につかっていた。あれから 3 時間経っているぞ。その間ずっと遊んでいたのか? 高さ 1 m にも届かない噴水があるだけの、ただの小さな池である。どうやって 3 時間遊んでいたのかビデオを見てみたい。

7/25 (金) の進歩 明日は岡山戦、明後日は東京戦
ベガルタ仙台レディースは明日、仙台市陸上競技場に岡山湯郷ベルを迎え撃つ(15 時試合開始)。4 試合を残して、4-7 位までが勝ち点 23 で並んでいるという激戦のなでしこリーグである。仙台は 5 位につけている。6 以内に入って優勝決定リーグに進むためには、もはや一戦も落とせない。岡山は、現在 2 位につけている強敵である。しかし、そんなことに構って いる場合ではない。必ずや勝利して、順位を一つでも上げよう。
 男子は明後日、敵地で FC 東京と闘う(18:30 試合開始)。リーグ戦 7 戦無敗ではあるが、天皇杯やヤマザキナビスコカップを数えると、実は負けが一杯はさまっている我がクラブである。先日の名古屋戦も、3 度引き離して 3 度追いつかれるという、七転び七起きな試合であった。明後日こそはサポをすっきりさせて欲しい。

卒業生のデラックスが挨拶に来てくれた。この春、修士論文の仕事が見事に論文となって出版された。その投稿や改訂をやったのは確かに、 みっちーと私であった。だからお礼を言ってくれた。どういたしまして。しかしデラックス、自分が一番頑張ったことを忘れているぞ。 その粘り強い調査がなかったら決して論文にならなかったのだ。誇りなさい。
日本代表の監督に、メキシコ人のアギレ氏が就任することになった。ザッケローニ監督が咲かせて枯れさせた花 を大輪にしてくれるであろう。大いに期待したい。
遅々として進む Mathematica シミュレーション。3-4 日で一回か。レフリーに一万回やりなさいと言われたら逃亡するであろう。

7/24 (木) の進歩 クロークに預けるものか?
ベガルタ仙台レディースは 8/3 に、アルビレックス新潟レディースと敵地で闘う。むろん私も参戦する。あんをどうしようか。帰りは 11 時位になってしまうだろう。車で連れて行ったとしても、車中に置いておいては熱中症になってしまう。ならばと、試合中だけ預かって貰おうと、スタ ジアム近 くのペット屋さんに電話してみた。そして、「一時預かりをお願いします」と訊ねてみた。ところが「???」であった。そして、「クロークです か?」と聞き返してきた。クローク???。「一時預かり」とはっきり発音してみるも、やはり「???」となった。もしかしてと思い、「クロークと は一時預かりのこと?」と確認してみた。「そうです」とのことであった。なんと、ペットを預かって貰うことをクロークと呼ぶとは。ものすごい違和 感である。あんを抱えてホテルのクロークに行き、「お願いします」と渡して番号札を貰う状況を考えてみよ。ちなみに「クローク」は 和製英語で、米語だと cloakroom らしい。その意味は、"a small room where you can leave your coat" である(ロングマン英英辞典より)。"a small room where you can leave your dog"とあったらびっくらしたと思う。
 「一時預かり」に対して「???」であったことも衝撃だ。「一時預かり」という日本語がわからなかったのだろうか?
今日も元気にシミュレーション中。他の Mac を立ち上げて、そちらでもシミュレーションを始めた。ただしこちらは別の解析である。

7/23 (水) の進歩 今夜は名古屋戦
ベガルタ仙台は今夜、ユアテックスタジアム仙台に名古屋グランパスを迎え撃つ(19 時試合開始)。なぜか名古屋とは相性が良い我がクラブである。しかし名古屋には、柏からドミンゲスが加わった。ドミンゲスをいかに抑えるか。チー ム一丸と なって闘おう!
生物学科三年生向けの講義の試験を終えた。みなさん、お疲れ様。
 今年は、答案にコメントを付けて返すことを復活させた。以前はやっていたことなのであるが、震災の年にやめてしまっていた(やめた理由は忘れ た)。しかし今年から復活させることにした。私に出来ることはやっておきたいから。というわけで、明日以降、私の部屋まで取りに来て頂戴。試験の 時は明後日以降といったけれど、採点が完了しちゃったのだ。

突然、"1620" などとしゃべる Mathematica。シミュレーションの進行状況をしゃべらせる設定にしておいたのだ。2000 まで行ったら終了である。しかし、単純に数字をしゃべらせるのは芸がなかった。連歌にすればよかった。「ときは今  1620 」「天が下しる 1640」「五月かな 1660」とかなら、ずーっと続いていく状況に対応出来る。

7/22 (火) の進歩 秋田県立衛生看護学院で講演
今日は丸一日、秋田県立衛生看護学院で文章技術の講演を行う。学生が対象ではない。看護実習の指導を行う方々が対象である。到着していきなり、 やってしまったことに気づいた。参加者にあらかじめ小論文を送って貰っていて、講義終了後に、その直しをして貰う予定であった。全参加者の小論文 を私が取りまとめて担当の方に送っていた。ところが、2 名分が欠落していたという。うー、確認はしたのだが。猛省。いきなり謝罪しつつ、講義を始めた。昼休みを含めて 14 時前まで、私がみっちりと話をした。その後、小論文をお互いに添削し合って貰った。各自 2 名分の小論文を読み、コメントを付けるという実習であった。その後、コメントを参考に小論文の書き直しをして貰った。私の取りまとめからご自分の 小論文が 欠落していた方には、えらくご不便をおかけしてしまった。申し訳ありません。実習時間に関しては、今年は十分に取ることが出来た。昨年は時間が足 りなくなったので、私の講義内容を減らしたのが功を奏した。16 時に実習を終えた。みなさん、お疲れ様でした。
 担当の S さん、お世話になりました。お呼び下さればまた伺います。

19 時半に帰宅。火曜日は本来なら休肝日なのだけれど、慰労の晩酌をしてしまった。しかしあまり飲めなかった。昨日、焼き鳥をつまみにたくさん飲んだ から か?  おかげで、寝込むこともなく普通に布団に入ることができた。

7/21 (月) の進歩 横手へ
今日は横手に移動する。その前に研究室に出て来て、Mathematica の長期計算の様子を確認した。思った通り、シミュレーションが一つ終わっていた。結果も良好なり。さらなるシミュレーションを実行させて、研究室 を後にし た。このシミュレーション、帰宅時は終わっていないであろう。
 今日は、横手に着きさえすればよい。ならばと寄り道をして、須川温泉に入ってしまった。高山帯の光景を目の前にしながら、広々とした湯につかれ る露天風呂がある。大のお気に入りなのだ。その後、栗駒高原フーズにも寄り、日本一美味しいソフトクリームを頂いた。ソフトを一人で食べるのは気 恥ずかしい年頃であるが、ここのなら躊躇いがない。
 17 時前に横手に着いた。温泉付きのホテルなので、さっそく入浴。しかしまあ、須川温泉と比べてはいけない。その後、整体マッサージを受けた。これも 旅の贅沢 というものか。40 分で頼んでいたところ、開始直前に、「60 分でどうですか?  頭マッサージとかつきますよ」と言われてしまった。そしてついつい 60 分にした。結果として、この延長分は大して気持ちよくなかった。失敗。
 夜は、同心という焼き鳥屋に行った。店主愛想無し。しかし美味しかった。20 本くらい頂いてしまった。

7/20 (日) の進歩 芝刈り出来た
昨日からずっと雨である。花を植えたり芝刈りをしたりしたいのに出来やしない。ちょっといらいらしていたら午後になって雨が上がった。さっそく芝 刈り。

夏に備えて刈り高を高めにしている。
綺麗でうっとりする。これぞ西洋芝である。和芝ではこうはいかない。

ベガルタ仙台レディース 1-0 伊賀フットボールクラブくノ一。苦手な相手に敵地で勝った。これで 5 位に浮上である。ただし、4 - 7 位までは勝ち点 23 で並んでいるという大混戦だ。残り 4 戦、6 位以内に入るために一つも落とせない闘いが続く。
 MF 井手上 麻子選手が、短い時間ながら今季初出場を果たした。次からはもっと!
祝杯をあげながら、テレビを見て過ごした。中国大返しが始まった。それにしても勘兵衛、すっかり「悪」になったね。大河ドラマの主人公が 悪と は。でも、変に美化するよりもよほど面白い。食彩の王国ではオコゼを取り上げていた。何度か、自分でさばいて食べたことがある。この魚、背びれに 毒があるので、背びれを取ってから調理をする。でも、当時の私はそのことを知らなかった。背びれごと唐揚げで食べたけれど、平気で あった。

明日から横手に出張する。秋田県立衛生看護学院で文章術の講義をするのだ。明後日帰宅予定なり。
7/19 (土) の進歩 守りきった
ベガルタ仙台 0-0 柏レイソル。守りきって勝ち点 1 を獲得。

試合は夜から。庭仕事をしたいのだけれど雨が降り続けている。ならばと街に出かけた。久しぶりに天松で上天丼を頂き、実に久しぶりに、ブ ルックスブラザースで買い物をした。親しくしていた店員さんが退職してしまい、すっかり足が遠のいていたのだ。酔ってすっ転ぶなどしてズボンを台 無しにすること何度か。いい加減に補強が必要となっていた。というわけで、定番のチノパンを買った。考えてみると、過去に二度、これとまったく同 じ品を購入した気がする。一つは現在、庭仕事用の作業ズボンに転職している(酔って転んでぼろくしたため)。もう一つはどっかに消えた(経緯失 念)。三代目は大切にしたい。
19 時に試合が始まると思いきや、激しい雷雨のために 20 時に繰り下げとなっていた。CS ではそれまで、解説者の玉乃さんのブラジル W 杯話で繋ぐのであった。夜中のホテルでごく普通に騒ぎまくる外国人サポや、「サンバが始まるよ」と、夜中の 2 時にわざわざ起こしに来るホテル従業員に、自分の小ささを痛感したそうである。ふーん。
 試合が始まった。ピッチには所々水が溜まっており、お互いに難しい展開となった。そのせいなのか、前半は互角であった。後半になってピッチ状況 が良くなってくると、柏に攻め込まれる展開が続いた。仙台守備陣は必死になって守りゴールを割らせない。結局、0-0 のまま試合を終えた。
 敵地で強敵から勝ち点 1。これは良しとしよう。順位も 11 位に上がった。これから、一歩ずつ階段を上がるべし。

7/18 (金) の進歩 J1 再開
「J1 再開」と打とうとして「J1 最下位」と誤変換する縁起の悪さ。ワールドカップを終え、J1 の闘いがいよいよ再開する(一部の試合はすでに行われた)。ベガルタ仙台は明日、敵地で柏レイソルと闘う(19 時試合開始)。天皇杯で、5 部リーグ相当の奈良クラブに敗れ、残留を争っていたのだという初心を取り戻した我がクラブである。実は、降格圏まで勝ち点 3 の差しかないのであった。必ずや勝ち点を取り、少しでも上に行こう。
 レディースは明後日、敵地で伊賀フットボールクラブくノ一と闘う(15:30 試合開始)。6 位以内に入るためには、絶対に勝たなくてはいけない闘いである。FW が軒並み離脱中という噂もあるが、元気な選手がやってくれるに違いない。個人的には、MF 井手上 麻子選手の爆発を期待したい。一昨年は主力として大活躍したのに、去年から出場機会を失ってしまっている麻子である。今季も未だ出場していない。 でも力は 十分。有り余ったパワーを伊賀にぶつけてやってくれ!
バラモンと、昨日のセミナーの内容について話をした。調査期間中に、最終方針を決めるように!
サイバーサイエンスセンターの Mathematica を使うべく立ち上がった。昨年の暮れに何度か試しており、繋げる方法はわかっていた。後で思い出そうにも必ず忘れているタイプの人なので、これで もかとい う詳細なメモを残しておいたのだ。ところが、完璧なる自信を持って挑むも、なぜかエラーが出た。センターの方で設定が微妙に変わっているためらし い。さらには、Mac OS 10.9 のパソコンだとパスワードが通るのに、Mac OS 10.6 のパソコンだとパスワードがはねられるという怪奇現象も現れた。同じユーザー ID で同じパスワードというのになぜ? ま、この問題はなんとか解決したが。しかし結局 Mathematica には繋がらず。現在、サイバーサイエンスセンター方が原因を調べて下さっている。よろしくお願いします。
今宵は、講義終了祝いで陸女寿司に行く。牧も一緒だ。久しぶりに楽しもう!
7/17 (木) の進歩 食あたり
昼の 2 時くらいに突然気持ちが悪くなってきた。そして食あたりの症状が出た。苦しい。何か悪い物を食べたのか?  実は心当たりがある。

朝食の卵ロールと海老カツロール。昨日の朝食で頂こうと一昨日買ったものである。しかし昨日食べ忘れ、今朝頂くことになった。変な味はしなかった のだが。

昼のお弁当の卵焼き。実はこれは、二番出しで作った品であった。そのためか不味かった。そこで、「卵焼きを二番出しで作ってはならぬ」を教訓とし た。しかし、「不味い」のか「変な味」なのかわからなくなってきた。

昼のお弁当のもやしゴマ和え。これは確かにちょっと変な味がした。昨晩作ったばかりなので大丈夫と思っていたのだが。室温に一晩おいておいたのが いけなかったか?

今日はバラモンのセミナーがあるのだが、辛いし、セミナーの間中無事に座っていられる自信がなかった。バラモンに断って帰宅してしまった。

午前中は、Mathematica でのシミュレーションに取り組んだ。サイバーサイエンスセンターの Mathematica を使うことを思い出し、その検討もした。

7/16 (水) の進歩 講義最終回
生物学科三年生向けの講義の最終回をした。恒例の、「これから論文を書く若者のために」という話であった。論文の読者を説得するためには、「どう してやるのか」の説得が大事。情報発信は何のためにするのか、それは、「わかって貰うため」「意義を認めて貰うため」である。こうしたことを伝え たいと思って、毎年最後にこの話をしている。ほとんどの学生にとって、私の生物講義よりも論文のイントロダクションの書き方の方が、イントロの書 き方よりも、何のために情報発信をするのかということの方が大切であろう。こんな感じ;私の生物講義 <<<<<<< イントロ < 情報発信の意義。私の思いがどれくらい伝わったのかと微妙に不安を覚えつつ、この最終回を終えた。「私の生物講義 <<<<<<<」の部分は良く理解出来たとしたら、それはそれでちょっぴり悲しい。

御質問者;S さん。

この三日間、Mathematica で長期シミュレーションをやらせている。計算が終わったら、その結果を図にしようと思っていたのであるが ………。作図するためには、パラメータの書式をちょっとだけ変えておかなければならなかったことに気づいた(詳細省略)。すなわち、この計算が終 わっても作 図は不可能なのであった。計算を中止するか。しかしここまで計算したのだから、最後の結果も見ておきたい。葛藤の末、 明日までは計算 させてみることにした。合掌。
 かたわらで続く論文執筆。考察もだいたい終わってしまった。残りは、表とアブストラクトくらいである。原稿の執筆に比べるとシミュレーション は、1000 周ほどの周回遅れという状況である。

7/15 (火) の進歩 計算も出来ないのか
来週の秋田出張のため、あんを一泊二日でお預けする。いつも利用しているところが駄目だったので、新しい所に電話をかけてみた。そして、21 日の午前中に預け、22 日の夕方に引き取りたいと告げた。1 泊 2 日の計算になるのかと思いきや、その料金計算がなんとも怪奇であった。たとえばこんな感じである。24 時間で 4000 円、24 時間 30 分だと 8000 円だそうだ。30 分増えただけでどうして倍になる? この奇問の正解は、24 時間単位の預かりのためであった。24 時間を少しでも超えると、24 時間の預かり料金をまるまる取るそうである。24 時間の世話賃と 30 分の世話賃が同額ということだ。こんなの初めて聞いた。悪徳なのか、計算が出来ないのかのどちらかであろう。時間割りにするのは良い。なら、10 分単位とか 30 分単位とかにしなさい。これらの計算方法がわからないのなら教えてあげるよ。
 あったま来たので、むろん断ってやった。次の店に電話をしたら、そこも同じ料金計算であった。この 2 軒は、通りを挟んでほぼ向かい合っている。あの一帯に、計算の出来ない者が集まっているということか。

秋田県実習指導者講習会において行う文章技術の講義の準備を終えた。配付資料を先方に送付。よろしくお願いします。
朝来て Mathematica のシミュレーションの様子を見ると、未だにてんで終わっていなかった。激しくショックである。こんな調 子で大丈夫なのか。架空の計算(= シミュレーション)もほどほどにと言いたくなる。私がやらせているのだけれど。
 待っている間、論文の考察を書き進めた。時間がたっぷりあるので、かなり進んでしまった。残るはほぼ、シミュレーションの結果が出ないと書けな い部分だけという状態になってしまった。残された膨大な時間をどう有効に使うか。これが問題である。いい加減に向き合おうか。と、 謎のひと言。

7/14 (月) の進歩 ドイツが世界王者に
ドイツ 1-0 アルゼンチン。素晴らしい試合だった。どちらも譲らず。解説のお二人も言っていたとおり、瞬き一つ出来ぬ展開が続いた。瞬 きせぬかわりに眠ってしまうということもあったが。いや、どうしようもない睡魔と闘う時間帯もあったのだ。延長も後半に入り PK 戦かと思われた時間、目の覚めるようなボレーが決まった。やはり、王者となったのはドイツだった。その王冠に相応しいサッカーをしたと思う。フィ ジカルも強い選手達が華麗に繋ぐパスサッカー。こりゃ、無敵である。
 神々の祭典が終わった。充実した一ヶ月だった。開幕戦が遠い昔のことのようである。日本が敗退してからも、随分と長く神達の乱舞を見ていた気が する。それもとうとう終わってしまったか。-------------- 次のワールドカップに向けての闘いが始まった。

今月 22 日に、秋田県実習指導者講習会において文章技術の講義を行う。新人看護師を指導する方々が対象である。今日からその準備を始めた。昨年もやったの だけれ ど、時間が足りなくなって困った。今年は内容を削らないといけない。「心がまえ」や「タイトルの付け方」を削ることにした。
おやつのソーセージを前に「待て」をする犬たち。とてもお利口である。と思いきや、こんなことを企んでいる子が混じっていた! この衝 撃映像

最後の難関であるシミュレーションを始めた。「こんなに時間がかかったっけ?」というくらい、Mathematica のだんまりが続いている。真剣にどうしよう。

7/13 (日) の進歩 期待通りの大勝
ベガルタ仙台レディース 8-0 吉備国際大学。得失点差をばっちり稼いだ!

試合は午後から。起床後、情報を封印して三位決定戦を見た。開始早々にオランダに PK の判定。しかしあれはロッベンのダイブだろう。ただでさえ弱っているブラジルがいきなりの失点で、興をそぐ展開となってしまった。正直その後は、 準決勝の 惨劇の繰り返しとならないことを祈りながら試合を見た。ブラジルが同情されてしまうとは。王国はどうなった?  ムツゴロウの動物王国もどうなった?
 その後、庭仕事をした。ビオラを粛正し、カトレアを植えてやった。相変わらず、血塗られているわ。でも、玄関周りが生まれ変わった。
雨が降り出した中を、仙台市陸上競技場へと向かった。駐車場が無いらしいので、辿り着くのがちょっと大変であった。近くて遠いという感じ である。
 試合が始まった。立ち上がりから仙台が一方的に支配する展開となった。そして前半 23 分、FW 小山 季絵選手が大量得点の口火を切った。得点後、観客席に向かって手を振る季絵。その後も、得点した選手の多くが観客席に手を振っていた。観客席に、 靱帯断裂 した FW 安本 紗和子選手がいたらしい。18 日に手術だそうである。紗和子を励ますために手を振っていたんだって。そう、手術は大成功するさ。
 得失点差を 8 も稼くことができた。勝ち点も、6 位の INAC 神戸レオネッサと並んだ。残り全勝して、必ずや 6 位以内に入ろう!

7/12 (土) の進歩 久々に自宅で過ごす週末
なんか、週末を自宅で過ごすのは久々の気がする。実際には二週間ぶりであるが。今日はまず、ベガルタ仙台レディースの練習を見に行った。別メ ニューが三人。ありゃりゃりゃ。ついでちょっくら街へ。久々に、天松で天丼を頂こうと思うも、なぜか臨時休業であった。残念。朝市に寄り、刺身や 野菜・果物を購入して帰宅した。
 それにしても暑い。いきなり夏である。庭仕事をしたかったのであるが、この暑さではとても。というわけで、料理をして過ごした。今宵はしっぽり と晩酌をするのだ。
 夕刻、涼しくなったので芝刈りをした。このところ芝の生育が良い。目土を入れたのが効いたのかもしれない。芝が綺麗だと気分が良い。刈ってすっ きり。ますます綺麗になった。

とても簡単なクイズ。天皇杯二回戦で、5 部リーグ相当のチームに負けてしまった J1 チームがあります。「ベ」で始まるチームです。ど こでしょう? まったく。

7/11 (金) の進歩 明後日は吉備国際大学戦

ベガルタ仙台レディースは明後日、仙台市陸上競技場に吉備国際大学を迎え撃つ(15 時試合開始)。最下位の相手であり、勝利は当然だ。大量点差で勝ち、得失点差を積み上げることにしよう。6 位以内に入る(*)ためには、得失点差も重要である。

*なでしこリーグは今季から制度が変わった。2 回戦総あたりを行い、上位 6 チームと下位 4 チームと別れる。前者は優勝争いをし、後者は降格回避の闘いをする。なんで素直に、4 回戦総あたりにしないんだろね。
昨日ほったらかして帰宅した Mathematica 計算が終了していた。超長期計算を覚悟していたのでちょっと驚いた。さっそく、計算結果を元に作図をした。ついで、最後の計算に入った。これもま あ長期計 算であったのだが、昼過ぎに終了してしまった。やった! さっそく作図した。これにて長期計算は完了である。あとは、最大の超長 期計算を残 すのみとなった。さあどうするか。知らんぷりして健やかに過ごすか。しかしそれでは論文にならない。来週から頑張る。

昼過ぎに、福島県立福島高校に行った。プレゼンの仕方の講義をするのだ。今年で三回目である。というわけで、1 時間半の講義をした。時間をちょっと超過してしまった。終了後、SSH 生徒研究発表会でポスター発表をする生徒さんに会い、ポスターをどう直すかについて助言をした。頑張って、良き発表をして頂戴。
 世話役の H 先生、お世話になりました。お呼び下さればまた伺います。

7/10 (木) の進歩 矛と盾
朝から素晴らしいものを見せて貰った。アルゼンチン 0 - 0 (PK 4-2) オランダ。得点が入らなかったのに、こんなにも面白いとは。「必ず点を奪う」という矛と「決して点を与えない」という楯に、両チームが、好守の立 場が入れ 替わるごとに成りあっていた。「矛盾」をサッカーで表現したかのような闘いだった。どちらも勝者たるべき闘いは、神に結末を決めて貰うしかなかっ た。結局、神が振ったさいころは、アルゼンチンが決勝に行くことを決めた。
 ドイツ対アルゼンチンの決勝か。すごい。ものすごく楽しみである。今から浮き浮きしている。

ちろちゃんの講座セミナーがあった。データ面白い。色々調べてみたいね。お疲れ様!

Mathematica での計算を進めた。さくさくと計算が進んでいたところ、最後の 1 点の計算で大長考に入ってしまった。終わる気配無し。明日までほっておいてみるか。

7/9 (水) の進歩 驚き
朝から驚いた。ドイツ 7-1 ブラジル。準決勝でこんな点差になるなんて。あのブラジルが 7 失点するなんて。6 点差で負けるなんて。しかもホームだぞ。何がどうなっちゃったのやら。王国はこれからどうなるやら。
生物学科三年生向けの講義をした。「変動環境における適応」という話であった。話の内容に自信があったので、今日は元気よく進めることが 出来た。皆も、概ね熱心に聴いてくれたように思う。
 今日の話題は、何年か前は、「つまらない」と評価されることが多かったものであった。そのため一時は戦力外(講義メニューから外す)とした。し かし、それではいけないと工夫を重ね、うけるように話を練っていった。ウケ狙いのネタを入れたという意味ではない、この話題 に関しては。そうして、それなりにうけるようになった。やはり、こうした努力が大切だよね。

今日も、Mathematica での計算と作図を進めている。昨日一枚描いたのだけれど、もう一枚必要であることが判明した。こちらの計算はけっこう時間がかかっている。こ りゃ、2-3 日かかるかもしれない。

今週の金曜日に、福島県立福島高校でプレゼンの仕方の講義をする。昨日今日とその準備をした。SSH 生徒研究発表会(全国のスーパーサイエンスハイスクール指定校の生徒さんが一堂に会する研究発表会)で発表予定のポスターにもコメントをした。優 秀賞を取れるように力添えしたい。
 今月 22 日には、秋田県立衛生看護学院で文章術の講義を行う。受講生の皆さんに小論文を書いて頂いた。講義内容を練るために、小論文を読み進めている。来 週中には 準備を終えないといけない。

7/8 (火) の進歩 ちょっくら失踪
朝から、Mathematica に再計算をさせた。論文の図を描き直すためだ。これで 3 度目の書き直し。もっと深く考えてから始めればこんなことはなかったかもしれない。しかし後悔先に立たずだ。論文をよくするためと言い聞かせ、再 計算を進 めた。と、悲壮に書いてみたのであるが、再計算も再作図も半日ほどで済んだ。そ、半日で済んだ。ちょうどよく区切りがついた。区切りがついた。
 やむなく午後は休暇を取り、夢メッセ宮城で行われている焼き物市に出かけた。全国の窯元が集まる市である。毎年行っていて、異様な真剣さで食器 を買っていた。今年は 4-8 日の開催で、土日がちょうど出張と重なってしまったのだ。平日の昨日か今日に行ってみるべきかと悩んでいた。そこへ、計算の区切りが見事についた ので、行っ ちゃうことにした。やはり、行って良かった。場内を 4 週ほどして何度も確認。先週の出張で散財したので、絞りに絞って一点だけ購入した。使う のが楽しみなり。同じ失踪でも、病院に幽閉されるのとは大違いなり。
 というわけで、昨日の夕方に日記が更新されなかったことを気にして下さった方。こんなことをしてそのまま帰宅していたのであった。

7/7 (月) の進歩 聞いていない
実は今日の午前中に、大腸の内視鏡検査を受けた。先月に大腸のレントゲンを撮り異常なしであった(6/5 の進歩参照)。ただし、「レントゲンでは見えない部分があるので、もう一つ検査をする必要がある。今度は簡単」と言われていた。だか ら気楽に行ったのであるが ………。先月の検査よりえらく辛かった。検査後も、昼過ぎまで辛さが続いた。こんなの聞いていない。簡単と言っただろうに。そうか、簡単と楽は違 うのか。 帰るときに看護士に渡された注意書きの紙に、「帰宅後、腹部がとても痛かったら電話を下さい」という主旨のことが書いてあった。「今とても痛いで す」と訴えると、「帰宅後に痛い場合です」と言われてしまった。なんだそれは、鬼なのか? 検査結果に異常はなかった。良性の小さなポリープがあるけれど、まったく問題ないという。ただし 3 年後に再検査しておく方がよいとのことで、「平成 29 年」と書かれた予約表を渡されてしまった。早過ぎる。

論文コメント。頑張れ。
7/6 (日) の進歩 7 戦ぶり勝利
ベガルタ仙台レディース 2-1 AS エルフェン埼玉。7 戦ぶりに勝った!
 宿を出て、試合会場の川越運動公園に向かった。小江戸と言われる川越である。しかし今日は試合会場に直行した。観客席に入ってしばらくうだうだ していた ら、色々な人を発見してしまった。元ベガルタ選手の中村 真美さん(久しぶりに会った!)・元トレーナーの千葉 幸子さんなど懐かしい方々。元なでしこの磯崎さんもいた。他にも、他チームの元選手がたくさんいたように思う。
 試合が始まった。立ち上がりから仙台が優勢に進めた。そして早々に、FW 小山 季絵選手が先取点をあげた。やった、復活のゴールである。靱帯断裂で昨季を棒に振った。その季絵がついに!  その後追いつかれるも、FW 小野 瞳選手が得点して突き放した。後半の後半は埼玉の猛攻に曝されたけれど、全員一丸となってゴールを守りきった。久しぶりの歓喜となった。
 試合終了間際、FW 小野 瞳選手が足を負傷して交替してしまった。先週の試合で、FW 安本 紗和子選手が靱帯を切ったばかりである。激しく心配になり、試合そっちのけで瞳の治療の様子を見ていた。ぱっと見、重傷そうではなかった。とりあ えずは良 かった。
帰宅後、録画していたアルゼンチン対ベルギー戦を見ながら祝賀会をした。やはりメッシ凄い。ボールを持つとわくわくする。
7/5 (土) の進歩 日本サッカーミュージアム
大分での講義は昨日で終わった。ベガルタ仙台レディースの試合は明日である。今日は一日空く。そこでまずは東京に出た。そして、前から行ってみた かった所 に行ってみた。日本サッカーミュージアムである。文字通り、日本のサッカーに関する色々な展示をしている所だ。
 中に入るといきなり、ザック監督がいた。本人ではなく、あまりにも精巧な人形であった。そして館内は、ワールドカップを戦う日本代表応援ムード に溢れて いた。正直、うーむという感じではあった。しかし、タイムスリップした気分にもなれた。ワールドカップに挑む選手の決意の言葉を読むと、ちょっと 可哀相な 気にもなったが。女子ワールドカップのトロフィーも飾られていた。背景には、トロフィーを掲げて喜びに沸く選手達の写真が。


部分図

このハレの舞台に。お前はアホか?

いやー、充実していた。ここに、男子のワールドカップトロフィーが並ぶのはいつの日か。

夜は、魚旬という店に行った。昼は魚屋、夜は魚居酒屋という店である。北陸の魚を卸している魚屋らしく、北陸の地物がとても充実してい た。種類も 豊富なら、一品の量も多かった。満腹した。
7/4 (金) の進歩 講議二日目
今日も、大分県農林水産研究指導センターでプレゼンの仕方の講義を行った。まずは私が、プレゼンで心がけること・わかりやすいスライドの作り方の 話をし た。以降は参加者に、模擬発表用のスライド作りをして貰った。そして、 2 時半から模擬発表をして貰った。皆さん、とてもわかりやすかった。4 時過ぎに終了。お疲れ様でした。
 担当の E さん、お世話になりました。お呼び下さればまた喜んで伺います。

衝撃。ベガルタ仙台レディース FW 安本 紗和子選手が、靱帯断裂で全治 6 ヶ月だと。先日の日テレ戦でやってしまった。自力ではまったく歩けなくなっていた姿を見て、靱帯が無事であることを全力で祈っていた。しか し、………… 神様出て来い(怒)! 紗和子、待っているから焦らず直して頂戴。
 それにしても、チーム発足 2 年半で 5 人も靱帯断裂である。何か抜本的な対策が必要なのではあるまいか?

一人グルメの旅三日目の夜である。昨日は「いかしょう」に行って、関アジの活け作り(丸々一本!)を一人で頂いてしまった。今宵はどうす るか。豊 後牛にしようかなとも思ったけれど、やはり足は、寿司の「ちはる」へと向いた。親方、一年ぶりの私のことを覚えていてくれたようである。思い切り 頂いてし まった。美味しかった!
7/3 (木) の進歩 大分県農林水産研究指導センターで講義
今日明日と、大分県農林水産研究指導センターでプレゼンの仕方の講義を行う。初日の今日は、午前中に、心がまえ・序論で述べること・演題の付け方 の話をし た。事前にお送り頂いた発表用ファイルを題材に、序論の問題点を指摘することもやった。とはいっても、素晴らしい発表ファイルもあって感激した。 序論も完 璧だし、 内容もとてもわかりやすかった。拙著「これから学会発表する若者のために」を参考にして下さったとのことである。ありがとうございます。
 午後は、序論の骨子および演題を考える実習をして貰った。そして、出来た人から発表して貰った。皆、立派な骨子・演題を作っていた。どれもすっ きりして いた。最後に、材料と方法の説明・結果と考察の述べ方の説明をして、本日の内容を終えた。お疲れ様。明日もよろしく!

STAP 細胞の論文が取り下げられた。これに関して、気になることが二つある。
 第一に、STAP 細胞の存在が「白紙に戻った」という報道がなされていることである。白紙に戻ったというのはおかしい。そうではなく、「STAP 細胞は無い」ことになったのである。研究成果は、論文として発表されて始めて世に出るのだ。だから、論文がなくなった時点で STAP 細胞も消える。これは、PRINCESS 細胞・SOREHANANNDA 細胞・ベガルタ最強細胞・牛タン魔法細胞が無いことと同様である。これらは、存在することを示した論文が出ることによって「ある」ことになる。そ れまでは 誰も、これらの細胞があるなんて思わないのだ。STAP 細胞も同じである。
 第二に、理研による検証で「ある」ことが実証された場合のことである。もし実証されたとして、それだけで、STAP 細胞があるとしてしまうつもりなのだろうか? もしそれで許されるのなら、世の中は「大発見」に満ちあふれるであろう。上述のように研究成果は、論文を出すことによって始めて世に出る。論文を 投稿し て、その科学的正しさを第三者が審査する。この審査をパスしたものだけが、論文として世に出るのだ。論文として出るまでは、どんな立派な研究成果 も妄想の 段階である。STAP 細胞も、理研が「ある」ことを実証するだけでは駄目だ。論文を投稿して第三者の審査を受ける。これにパスして論文が出ることで始めて、「STAP 細胞がある」ことになる。このことを理解しているのか大いに気になる。

7/2 (水) の進歩 城下鰈
生物学科三年生向けの講義をした。「生活史戦略の進化」というお題であった。例年、あまり受けない話題である。今年は別の話題に入れ替えようと 思っていた のであるが、気づくと準備期間がなくなっていた。よって今年もやった。学生の反応はというと、思ったよりも悪くなかった気もする。寝ていた人が多 かったこ とも確かだが。ともかくも、自分で自信なげに話してはいけないことを痛感した。反省。

講義を終え、大分へと出張した。広島上空でマツハシを見かけたんなわけないので手を振った。素通りは寂し いが、空 路ではしかたがない。
 新幹線・飛行機の中でずっと悩んでいたのが、今宵はどの店に行くかということであった。寿司のちはるか、鮮魚の魚勝か。鮮魚のいかしょうも急浮 上した。 城下鰈に関サバに関アジに。悩みすぎて頭がおかしそうになった。そして、「選択に失敗したっていいじゃない。失敗しただけじゃん」と自分を慰めて みるので あった。これ、何かに似ている。そうだあれだ。日本代表の試合に緊張するあまり、「負けたっていいじゃん。負けただけじゃん」と気持ちを落ち着か せるやつ だ。そこまで深刻に悩んでいたのであった。
 結局、魚勝に行った。大成功! 城下鰈美味しかった!

7/1 (火) の進歩 大分、講義とグルメと早朝観戦と敵地戦の旅
明日の昼から大分に出張する。3, 4 日に、大分県農林水産研究指導センターでプレゼンの仕方の講義をするのだ。みっちり二日間、頑張るぞ。夜は一人グルメとなる。寿司「ちはる」と鮮 魚の店 「魚勝」に行くことは決めている。しかしもう一泊分ある。どうしようかと悩んだ挙げ句、豊後牛の鉄板焼きも良いかなと閃いた。しかしやはり、鮮魚 系三連発も良いかもしれない。あいや去年は、鶏料理の夜を入れていたな。悩む!
 もう一つの悩みは、5, 6 日の深夜と早朝にワールドカップの準々決勝があることである。自宅では録画しておいて見ているのだけれど、旅先でそれは不可である。1 時からの試合と 5 時からの試合を両方とも生で見るのは無理であろう。酔っていて辛いだろうけど、どちらかだけでも見るように頑張るか。
 と、講義は 3, 4 日なのに、5, 6 日の試合のことを悩んでいることに気づいたあなた。その通り。6 日に川越で、ベガルタ仙台レディースの敵地戦があるのだ。この偶然なわけなかろを看過するわけにはいかない。この 試合に参戦して、6 日の夜に仙台に戻るのであった。

月初めの談話会があった。調査に出ている人が大半なので、出席者は 3 人しかいなかった。しかし議論はたっぷりとした。バッジョだけで 1 時間強。研究で大切なのは執念である。上手くいくまで徹底的にやる。ちょこちょこやっただけで成功する研究などないのだ。絶対に諦めない決意でと ことん挑 み、それで駄目だったら諦めてよい。

今日も論文書きを進めた。と、またしても改良点に気づいてしまった。確かに、こうした解析がある方が議論はしやすくなる。しかしまた再計 算か。とりあえず、空いている Mac で予備的な計算をやらせてみた。その結果、この解析の必要性が確信された。どうしてもっと早く気づかなかったのかと、とほほである。