「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況
若手研究者のお経
進行状況ホーム
4/30(月) の進歩 理解して闘っているのか?
プレナスチャレンジリーグからプレナスなでしこリーグへの昇
格条件を読んだ(A, B, C は、便宜のために私が付けた)。
A. 「なでしこリーグ」10位チームと「チャレンジリーグ」の1位チームは自動入替となる。
B. 「なでしこリーグ」9位チームと「チャレンジリーグ」の2位チームは入替戦(ホーム&アウェイ)を行い、勝者は「なでしこリーグ」、
敗者は「チャレンジリーグ」となる。
C. 「チャレンジリーグ」において4位以内の成績を収めたチームの中で「なでしこリーグ準加盟」の資格を有するチームを入替の対象チーム
とする。ただし、対象チームがない場合は、決定戦および入替戦は行わず、なでしこリーグ9位チームが残留する。
理解不能である。A と B は素直に読み進めることができる。C
で混乱する。チャレンジリーグには、なでしこリーグ準加盟のチームとそうでないチームとがある。非準加盟のチームが 1, 2
位に入っても昇格できないのはわかる。では、4 位以内の準加盟チームが昇格対象ってどういうことだ? 1,2
位のチームが対象ではないのか? そこで、準加盟のチーム内で 1, 2 位ということかと推察してみる(ならば、A, B
にもそう書けと思いつつ)。この理解で、「対象チームがない場合は、決定戦および入替戦は行わず」のところまではいける。ところが、「なでしこ
リーグ9位
チームが残留する」でまた混乱する。なでしこリーグ 10
位のチームに関する記述がない。ならばひょっとして、「対象チームがない場合は、決定戦および入替戦は行わず」という記述は、なでしこリーグ 9
位のチームに関するものであって、10 位チームに関するものではないのか? 結局のところ、A
の「「チャレンジリーグ」の1位チーム」、B の「「チャレンジリーグ」の2位チーム」、C
の「「チャレンジリーグ」において4位以内の成績を収めたチーム」をどう理解したらよいのか?
こんな訳のわからない文章を書いて、よくも平気でいられると思う。いや、それ以上に心配なのは、各チームがちゃんと理解して闘っているのかとい
うことである。
庭仕事をした。まずは芝刈り。緑の濃い部分と薄い部分とがまだらの状態であるが、濃い部分の伸びは良い。濃い部分を刈ってすっきりさせ
た。ついで、新しいバラを 1 本植えた。3 本枯れてしまったので、3 本新規加入させるつもりである。じっくりと品種を選びたいので、今日は
1 本だけ加入させた。
4/29(日) の進歩 圧勝
ベガルタ仙台レディースの第 4 戦である。松島フットボールセンターで、Japan サッカーカレッジレディースと闘う(13 時試合開始)。
駐車場が狭いというので、9 時半に家を出た。途中で昼食を調達しようとしたのだが、気づくと、建物一つ無い地帯になっていた。10
時半頃にフットボールセンターに到着した。駐車場は確保できた。昼食を買おうとコンビニを探す徒歩の旅に出たのであるが、コンビニの気配無し。や
むなく、
れすとらん海音というお洒落な店に入った。ところが満席であった。試合会場に早く戻りたかったので待つのは嫌だった。そこで、「外で食べさせて下
さい」と頼んだ。店先に座れる場所があったのだ。というわけで、2625
円という豪華弁当を店先で頂いた。入店してくるお客さんにちょい見をされるので、せっかくの豪華弁当も味わえなかった。フットボールセンターに戻
り、1 皿 400 円のカレーを売っていることを知ったと
きの衝撃と
いったらない。「当日会場内飲食売店はございません」とベガルタ公式ページに出ていたのに。ぶつぶつぶつぶつ。
試合会場で、FW 安本 紗和子選手に会った。「今日あたり 1 点」と声を掛けておいた。メンバー外の、GK 天野実咲選手・DF 田中
景子選手・MF 田原 のぞみ選手・MF 今井
さゆり選手が、レディースソシオクラブの入会案内等をしていた。今井選手、明後日に膝の手術をするそうな。田原選手にはサインを貰ってしまった。
試合が始まった。一方的な展開となった。個人能力で圧倒しているし、裏は取り放題だし、二列目からの走り込みでフリーになり放題であった。あれ
よあれよの 8 得点で、8-1 の大勝であった。失点は、GK と DF の連携ミスからのオウンゴールであった。FW 安本がハットトリッ
ク! FW 伊藤も 2 点を取った。
選手が挨拶に来たので、席を離れて最前列に行った。そして安本選手に、「1 点どころじゃなかったね」と声をかけた。
お立ち台で挨拶する FW 伊藤 美菜子選手。この、子どもの運動会のような距離感も良いね。
選手としばし間近で交流し、気分が益々高揚した。
高揚気分のまま帰路に着いた。1
時間ほどで自宅に到着。車を降りようと荷物に目をやった瞬間に、デイパックを忘れたことに気づいた。席を離れ最前列に行ったとき、デイパックは席
に置いた
ままだった。最前列で高揚し、そのまま浮き浮きと車に乗ってしまった。そこに無い物を、確かにあそこに忘れたとわかるときの絶望感。1
時間かけて取りに戻るのか。デイパックの中に、男子の試合の年間券の IC
カードが入っているので、なくしては大変なのだ。「松島に行かぬ馬鹿、二度行く馬鹿」ということわざがあるとか。しかも、一日に二度も行くことになるとは。心で泣きつつ二度目の松島旅行へ。
途上で、松島フットボールセンターに電話を掛け忘れ物をしたと告げた。しかし、試合会場には何も残っていないという。そこで、進路を変え泉パーク
タウン練習場へと向かった。クラブの運営係さんが確保してくれているかもしれない。練習場にいたコーチに事情を話すと、いろいろと確認をしてくれ
た。そして、運営係が 30-40 分後に戻ってくると教えてくれた。結局、待つこと 1
時間。運営係さん、私のデイパックをきっちりと確保してくれていた。デイパックと 3
時間ぶりの再会だ。クラブのみなさん、どうもありがとうございました。
4/28(土) の進歩 勢いありということか
ベガルタ仙台 1-0 アルビレックス新潟。正直、運に恵まれた勝利だ。しかしこれも、今の仙台に勢いありということか。
試合は夕方から。昼は、レディースの練習を見に行った。場所は、ダイナヒルズ多目的運動公園という所である。工業団地の一角にある。とい
うわけで、あんを連れて出発した。コンビニで昼食を買おうと思いつつ工業団地に入った。ところが、コンビニも食堂も、店一軒として無い地域であっ
た。一つ一つが広大な工場が居並ぶばかりで、それ以外の建物がまったくないのだ。社員食堂をうっかり作り忘れた工場があったら、「どうすん
だぁーー」となっていたであろう。やむなく、長々と引き返して食堂を探した。
昼食を終えて練習場に戻ると、自分の車から選手が降りてくるところであった。現地集合らしい。FW 安本
紗和子選手に会い、「こんにちは」と挨拶して貰った。あんを連れて歩いていたら、DF 中村 真美選手と DF
山本りさ選手とがなでなでしてくれた(私ではなくあんを)。その後、練習を見学した。この練習場、柵の高さが 2 m
ほどしかない。シュートをふかしたら外に出てしまうだろう。ならばボール拾いをして進ぜようと、ゴール裏に座った。
コーナーキックの練習。シュートをふかすことを期待しながら見つめる。
しかし、思ったよりも上手いというか、なかなかふかしてくれない。ようやくにして柵を越えたので、大喜びでボールを拾いに走った。そして、「は
い」とボールを返す。まさに、ボール遊びをする犬の心境であった。学生がこの姿を見たら、「情けない」と嘆いたことであろう。練習が終わり、選手
が群がっている側を通って帰ろうとした。と、MF 田原
のぞみ選手が、「ボール拾ってくれてありがとうございます」と声をかけてくれた。この言葉、犬にとってのおやつ以上のものであった。ついで、MF
上辻 祐実選手があんをなでなでしてくれた。「あんです」と名前を教えてあげた。さらには、FW 伊藤
美菜子選手が、「あんちゃんっ!」と駆け寄ってくれた。やった、選手の間にあんの名前が浸透した。伊藤選手のタイツの膝の所に穴が空いているのが
印象的で
あった。
てな感じで、自分自身としてはとても楽しかったのであるが、端から見ると、「この人は大丈夫か」という時を過ごした。
帰宅後、CS で男子の試合を応援した。さすが新潟。強固な守備で仙台を跳ね返していた。そして前半 10
分くらい、新潟のシュートが仙台のゴールネットを揺らした。ところが、オフサイド位置にいた新潟の選手が、仙台 GK
林の視野を塞いだということで得点が取り消された。助かった。正直なところ、オフサイド位置の選手がいようといまいとゴールは決まっていたと思
う。つまり
は、ゴールに関与していないと思う。その後、一進一退の攻防が続いた。これは引き分けかと思った後半 44 分、仙台が PK
を得た。仙台サポ的に見ても、「あれが PK か?」という判定であった。しかし、貰える物は貰っておく。この PK を FW
ウィルソンがきっちり決めて、仙台が 1-0 と勝利した。
勝ちきる強さというべきか。あるいは、勝ってしまう運というべきか。自分で言うのも怖いが、今の仙台には、優勝に向けて突き進む「力」があるよ
うに思う。こういう試合をちゃんと勝っちゃうのだからね。しかしまあ、「優勝」と書くのはおこがましいかも。とりあえずは、一戦一戦の勝利を目指
すことにしよう。
4/27(金) の進歩 明日はアルビレックス新潟戦、明後日は Japan
サッカーカレッジレディース戦
ベガルタ仙台は明日、敵地にてアルビレックス新潟と闘う(16
時試合開始)。大黒柱の梁が戻ってきたと思ったら、エースの赤嶺が負傷してしまった我がクラブである。おまけに、ビックスワンで新潟に勝ったこと
がない。 でもまあ必ずや勝って、景気よく首位を守っていこう!
かたやレディースは、松島フットボールセンターに Japan サッカーカレッジレディースを迎え撃つ(13
時試合開始)。確実に勝たなくてはいけない相手である。そのためにも、一人でも多くのサポが駆けつけて欲しい。スタジアムはちょっと不便な所にあ
るが、そ んなことは物ともせずに皆で応援に行こうではないか!
ベガルタ仙台の白幡社長の嬉しいお言葉。泉パークタウン練習場のクラブハウスを今年中に建て直すそうだ(ス
ポーツ報知より)。このクラブハウスを、今現在、レディース・ユース・ジュニアユース・ジュニアが使っている。ときには 100
人近い選手が同時に使うのだ。二階建てではあるがさして大きくないクラブハウスを見ながら、どうやって着替えているのだろうと思っていた。そして
見るたび に、申し訳ない気持ちになっていた。立派なクラブハウスを建てて、どうか環境を良くしてあげて欲しい。
ワコタンモデルの再解析を進めた。一通り結果は出た。問題は、これで満足するかどうかだ。正直、もう一ひねり欲しい気がする。
イタポンの論文セミナー。お疲れ様。ついで、恒例の卒研談義をした。こうして、少しずつ形にしていこう。
4/26(木) の進歩 新歓花見
昨日は我が家で新歓花見をした。
まずは恒例の刺身おろしの修行。新人の安藤ちゃん(この時点での愛称)に加え、マツハシ・えりちゃん・星野が参加した。刺身おろしの練習の定番
であるアジが手に入らなかったので、イサキ・トビウオ・サヨリで練習した。と、「アジなら得意なのに」と言っている参加者がいた。今度は必ずやア
ジを買ってくるからね。
3
時過ぎに、他のメンバーがやって来た。そして、庭でバーベキューをした。公園の桜の木の真下でやろうかとも思ったが、ご近所さんの窓の目の前という状況に
なってしまう。それは具合が
悪いので、我が家の庭から公園の桜を眺めつつとなった。新人のバッジョ(大場君の愛称;すでに決定済みであった)やみさきちゃん
(バーベキュー時での愛称)も、我が家での初バーベキューを楽しんでくれたと思う。何しろ、ステーキ肉だの豚バラの固まりだのを、いきなり網に
乗っけて焼くんだから。普通とはちょっと違う。
夕刻、室内に入って二次会となった。刺身や小料理をつまみに美味しい日本酒を頂いた。みーちゃん(最終決定愛称)もいける口かも。
とても楽しく過ごしたのであるが、例によって最後の方は記憶喪失してしまった。以下、H 氏の証言である。
「会自体は夜中の 12 時 45 分頃までやっていました。しかし先生は、最後の 30
分ほどは熟睡しておりました。はい、いくら揺すってもまったく起きません。**さんが、先生の右手を高く持ち上げ離しました。と、重力そのままの
勢いで床に激突しました。あ、右手痛くありませんか。帰る頃に突然覚醒されました。」
なんでそんなこと思いついて、しかも実行するのか。
でも、ほんに楽しかった。次はバラの頃にやろう!
悩み解決。このところ苦悶していたワコタン論文。希望の光が見えた。たぶん、いける。
4/25(水)
の進歩 組み合わせ決まる
ロンドン五輪の組み合わせが決まった。
女子 F 組:日本 カナダ スウェーデン 南アフリカ
男子 D 組:日本 スペイン モロッコ ホンジュラス
女子は一位通過が義務でしょう。ただ、強敵(アメリカ・フランス・ブラジルなど)と別組に入ってしまったので、これらの国と決勝トーナメント一回
戦で当たる可能性が高いらしい。難儀ではあるが、ワールドカップでも一回戦の相手はドイツだった。挑戦者の心を忘れなければいけるのではないか。
男子は二位には入りたい。それにしても、スペインがオーバーエイジを使ってきたらどうなっちゃうんだろうね?
生物学科三年生向けの講義をした。「花のジレンマ」というお題で、訪花昆虫を誘引することがもたらすジレンマの話である。面白い話題のは
ずなんだが、今ひとつしらーっとしていた。初回の講義の時に、「始めから寝るつもりなら来ないで。聴く気で来たのだけれどつまらなくて寝てしまっ
たなら、それは私の責任」と話したためか、お墨付きを得たように爆睡してい
る学生もいた。なんつーか、もう少し、討ち死にしたような感じの寝方 ---- 必死に起きようとするも無念の就寝という形相
----- にならぬものだろうか。
質問者御イニシャル K. R. 君・M. W. 君・O. N. 君・Y. K. 君
今日の午後は休暇を取る。我が家で新歓花見をするのだ。隣接する公園の桜を楽しみながら歓迎してしまうわけである。
4/24(火)
の進歩 講演 2 件
論文の書き方・プレゼンの仕方の講演を 2 件行うことになった。1 つは、東京都福祉保険局にて 6/18
に行う。福祉・保険分野の方々が対象である。もう 1 つは、来年の 1/12-13
に開かれる、日本臨床エンブリオロジスト学会にて行う。「産婦人科で体外受精や顕微授精などの不妊治療を行う際の配偶子操作を行う技術者」の方々
が対象だ
そうだ。いずれも、現場の第一線で活躍なさっている方々だ。「ベガルタ仙台がどうしたこうした」とか、「牛タン定食を食べているから強い」とか話
してはいけない気がする。心を入れ替えて一所懸命準備しよう。
日本代表候補の短期合宿が始まった。しかーーし、J1 首位を行くクラブからの選出無しってどういうことよ。
今日は丸一日、ワコタン論文について悩んだ。正直、悩みは深い。
4/23(月)
の進歩 まだ寒い
四月も下旬というのに肌寒い日が続く。自宅の石油タンクが空になったので、石油ファンヒーターをしまってしまったというのに。仕方なく、エアコン
の暖房で寒さをしのいでいる。いい加減、ぽかぽかとした陽気になって欲しい。
数日前の朝日新聞に、太陽の磁場が 4 重極構造になり、そのため地球は寒冷期に入るかもしれないという記事が出ていた。人間活動による温暖化
とキャンセルされて、ちょうどいい具合になってくれんかね。
しんすけの論文にコメントした。頑張って改訂して頂戴。
講義の準備をした。某文章を書いたおかげで、今回は楽であった。この文章に書いたことをいくつか加えて完了なり。
4/22(日)
の進歩 レディースも快勝
ベガルタ仙台レディース 3-0 FC 高梁吉備国際大学
charme。岡山での敵地戦なので参戦は出来なかった。危なげない快勝だったようである。
午前中は街にお出かけした。まずはブルックスブラザーズへ。店員の S
さんにお相手して貰い買い物を楽しんだ。次いで例によって、器の店の鈴喜に行った。その後、鈴喜の地階にある天まつで上天丼を頂くのがお決まり
コースであ
る。しかしふと、餃子の王将のことを思い出してしまった。学生時代によく食べた。懐かしい味を頂くか。などと考えていると、天まつの人が、営業開
始を告げる看板を持って階段を上がってきた。そして、「どうぞ!」と言われてしまった。結局、開店を待っている熱心な客ということになり、天まつに入った。
その後もしばし街をうろうろした。そして携帯で、レディースの試合情報をチェックした。テレビ中継が無いからこうするしかない。早々に 2-0
という情報に気を良くし、余計な買い物までしてしまった。
今季初の芝刈りをした。緑の部分と茶色の部分というまだら模様なのであるが、緑の部分がかなり長くなっている。というわけで、芝刈り機の
登場となった。
去年と一昨年は、芝の生育がかなり遅かった。しかし今年はましなようである。昨秋に大量に目土を入れたのが良かったか?
4/21(土)
の進歩 今日も勝った
ベガルタ仙台 4-0 FC 東京。まさかの 4 得点で勝っちゃった。
試合は夜から。昼間は休日出勤をした。生命科学研究科の説明会があったのだ。定員が不足すると文科省に怒られるので、頼むから大学院に
入って下さいと、全国の大学生を対象に研究科の紹介をする会である。各分野がポスターを貼って、研究内容の説明をする。学生は、説明を聞いて希望
分野を決める。馬鹿らし。ポスターを見て分野を決める学生が
欲しいのか?
これこれの研究をしたいと、始めから強い希望を持っている学生が私は欲しい。ま、「人材」ではなく「労働力」が欲しい研究室は何でもよいわけか。
夕刻、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。入場口付近で、レディースの MF 今井 さゆり選手・MF 田原 のぞみ選手・GK
齋田 由貴選手・FW 小山 季絵がソシオ・レディース入会の宣伝をしていた。今井選手を久しぶりに見た。怪我大丈夫?
田原選手は、私にお辞儀をしてくれた。認識してくれているかも。嬉しい。焦らずリハビリして頂戴。
試合が始まった。両チームともきびきびとした動きで、とても面白かった。白熱した闘いが続いた前半のロスタイム、オフサイドぎりぎりで抜け出し
た FW 赤嶺が、東京 GK 権田と 1 対 1 になり冷静に流し込んだ。東京サポは、「北海道、北海道」の大コール。何で皆で急に北海道に
行きたくなったのかと思ったが、「オフサイド、オフサイド」の聞き間違えであった。確かに微妙であった。後半は仙台のゴールラッシュとなった。
MF 関口のヘッドでのゴールなんて初めて見た気がする。終わってみると 4-0 の大勝であった。
ヤマザキナビスコカップでは不調なので、今日の試合を心配していた。しかしチームは、カップとリーグとは別物と考えているようである。素晴らしい試合内容で 6 勝 1 分の首位だ。
嬉しい出来事もあった。負傷で長期離脱していた MF 梁が戻ってきたのである。後半ロスタイムに 4
分ほど出場した。サポは、万雷のコールで梁を迎えた。
終了後、利久で兄と飲んだ。久しぶりにたくさん話すことが出来た。また飲みましょう!
4/20(金)
の進歩 明日は FC 東京戦、明後日は FC 高梁戦
ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台に FC 東京を迎え撃つ。先日のヤマザキナビスコカップで川崎フロンターレに 1-3
で敗れるなど、このところ守備が崩壊しつつある我がクラブである。5 勝 1
分と首位を保ってはいるが、すでにバブル崩壊しているのではないかという懸念もある。しかしそうあってはならない。MF
梁が復帰する可能性もあるし、景気よく行こう。
明日は、東京サポの兄が来仙してくれる。終了後は利久で祝杯(どっちの?)を上げる。楽しみなり。
レディースは明後日、敵地で FC 高梁吉備国際大学 charme と闘う。昨年の、チャレンジリーグ West
の覇者である。強敵との連戦が続くが、勝利以外の何物も欲していない!
今日は休暇だ。そういえば、狂犬病の予防接種(私ではなくあんの)をしていなかった。注射会場の日程を見ると、今日は近くでの開催がな
い。宮城野区ならある。そうか、ではついでに、カリモクのショールームに行って揺り椅子を見てこよう。我が家の揺り椅子は今一つ座り心地が悪いの
で、カリモクのならという思いがもたげていたのだ。というわけで、あんを連れて出かけていった。注射はさっさと終了。ついでショールームに行っ
た。揺り椅子に座ってみたのだけれど、どうも今一つだった。買い換えという無駄遣いをせずに済んだ。
途中、酒類販売の店やまやに寄った。しかも 2
店舗に寄った。レディースの選手が働いている店なので、いるのかなと思ったのである。しかしいなかった。残念なり。
自宅に戻って料理などをした後、レディースの練習を見に行った。冒頭から見るのは久しぶりだ。グラウンドに歩み寄ってみると、「のんちゃ
んっ!」という呼び声が聞こえた。MF 田原のぞみ選手が、練習着姿で立っていた! 先月末に靱帯の手術をして(しかも、昨年に続き
2 回目の靱帯断裂)、全治 6
ヶ月とされていた選手である。楽しそうに他の選手と話をしていた。笑顔一杯だった。良かった。むろん、練習には参加せず、練習開始後にクラブハウ
スへと 去っていった。待っているから必ず復帰をしてくれ。かたや悲報も。このところ姿を見ないと思っていた、MF
今井さゆり選手。コールリーダーさん(レディースの応援を仕切る方)が監督に聞いてくれたところによると、どうも膝の怪我らしい。どうも悪い状態
らしい。 悲し。
本日は、大いなる謎を持ち帰ることとなった。ダッシュや細かいステップなどをする練習の時である。2 列になって、2 人 1
組で走り出す。でも別に、その 2
人で何かをするわけでもなく、同時に走っているだけである。選手は奇数人であった。と、正木コーチが、千葉幸子トレーナーを加えさえ偶数人にした
のであ る。1
人で走る組があってはならんらしい。選手と一緒に黙々とダッシュ・ステップ練習をするさっちゃん(トレーナーの愛称)。選手のスピードには全然か
なわぬも のの、懸命にステップを刻んでいた。哀愁に満ちたステップを見ながら、「なぜだあ!」と悩んだのであった。
4/19(木)
の進歩 また代休かよ
今週の土曜日に、例によっての生命科学研究科の説明会がある。その代休を来週の月曜日と申請しておいた。そしたら今日になって、「代休は今週でな
いと駄目」と連絡があった。ならもう明日しかないではないか。というわけで明日は代休だ。
それにしても、休暇は有り余っているのだから代休などいらん。休日出勤手当が欲しい。代休の押しつけはやめて欲しいもんだ。ちり紙交換で、ポ
ケットティッシュが使い切れないほどに貯まっていくのと同じである。ちなみに、我が家の化粧室の棚の引き出し一段は、ポケットティッシュで満杯と
なっている。欲しい人にあげるから申し出てくれ。
マツハシの論文セミナーがあった。お疲れ様。5 世代でってすごい。
その後みなで、安藤さん・大場君の卒研テーマ談義をした。図鑑を見たりしながら、わいわいと言い合った。今月中が目標。
しんすけの論文読み。来週頭にはきちっと返答したい。
4/18(水)
の進歩 講義二回目
生物学科三年生向けの講義をした。出席者は 24
人。いきなり減りすぎだ。生物学演習のマクロ分野の登録も少なかったし、今年はマクロ生物学の志望者が少ないのか。
講義中、「質問はありませんか?」とたびたび訊ねた。ところが全く無し。今年の学年は大人しいのか。ところが、講義が終わった途端に 4
人も質問に来てくれた。どうもありがとう。でもどうせなら、講義中に質問してくれる方がありがたい。そうすれば、皆で質問を共有できるし、講義も
盛り上が ると思う。
質問者御イニシャル I. K. 君・K. R. 君・O. N. 君・S. H. 君。
つづいて学生実習をした。野外に行ってカタクリのマーキングをするのだ。私が前もって言っておかなかったのがいけないのだが、どう見ても
野外不向きな服装の女子がたくさんいた。藪をちょっと漕いで歩き、斜面で作業をする予定であったのだが、それをやらせると極めて評判が悪くなりそ
うだ。そこで、とっさの判断で、道路沿いで楽に作業できる場所を設定した。そして、一昨年(去年はこの実習をやらず)までは、わざわざ難儀な場所で作業をさせていたわけだと納得したのであった。
作業自体は、早い班で 40 分ほど、もっともかかった班でも 1 時間半ほどで終わってしまった。いくら何でも、午後 2
時過ぎに帰宅させては申し訳ない。来年は実習内容を考え直そう。
うー、駄目だったことが今ごろ判明した。腹立つ、腹立つ。
4/17(火)
の進歩 つくづく素晴らしい
一昨日の試合の横断幕、あんな素晴らしい物はない。
「サッカーを続けてくれてありがとう」「仙台で俺たちと歴史を築こう」
写真はこれ。この横断幕を掲げた方に深く深く感謝すると共
に、同じ思いであることを伝えたい。この横断幕を見たとき、レディースを何があっても応援し続けるという決意を新たにした。
そういえば我が家に、37 インチのテレビ(地デジ対応)が放置されている。現在未使用だ。寝室においてあって、たまに、吉田都のバレエレッスンを見るのに使っていた。寝る前にちょっととテ
レビを付けたら、たまたまこの番組を放映していて、はまってしまったの
である。震災後に帰宅したら、棚から落ちて床にガツンとぶつかっていた。壊れたかもと思い、それ以来一年以上も棚の裏に置いておいた。正常に動作
するのなら提供するか。
今日はひたすら、某文章の某章の執筆に勤しんだ。非常に面白い問題について書いていると思っている。しかし、まだまだ未解決の問題であ
る。はたしてどこまで書けるのか。
4/16(月)
の進歩 facebook
実は私は facebook
を利用している。拙著の悪口を言っている奴がいないか調査しようと思い、アカウントを取ったのである。動機が不純なので、ほとんど放置していた。
しかしなぜか気分が変わり、ぽちぽちと書き込みをするようになった。今日も、昨日の日記(4/15
の進歩)とほとんど同じ内容を書き込んでみた。しかーし。この日記は、そこはかとないウケを目指して書いている。同じ内容なのに、
facebook で読むと、それがまったく欠落した感じになるの
は何故 か? 昨日の出来事をただ単に綴っているだけで、書き手の感情が伝わってこない。読む側の気持ちの問題か?
我が家の庭のバラが芽吹いた。その結果、二株が枯死、二株が半枯れであることがわかった。枯死した株の一つは、この冬に 6800
円で買ったものである。6800
円もどぶに捨ててしまった。イギリス王家に災いが降りかからないことを祈りつつ、立腹している。ウィリアム・アンド・キャサリンという、ウィリア
ム王子と キャサリン王妃の名を冠したバラなんだよ。
講義の準備をした。「花の生態学」というお題である。新しい研究を二つ加えた。時間が足りるのかちょっと心配である。
4/15(日)
の進歩 悔しい引き分け
ベガルタ仙台レディース 1-1 常磐木学園。勝てただろーー。
待ちに待った日が来た。レディースがついに、黄金のユニフォームを着てホームに立つ。我がクラブへの移管が決まったときから、この日を心
待ちにしていた。朝から、志望大学に受かって入学式に出るような気分であった。11 時前に、身支度を調えて家を出た。
牛タンの利久で昼食を頂くと、店員さんに、またしても、ニュース映像で私を見たと言われてしまった。皆さんよくご覧になっている。
利久を後にし、ユアテックスタジアム仙台に向かった。入り口付近で、GK 齋田 由貴選手と FW 小山
季絵選手とが、ソシオクラブレディースの入会勧誘をしていた。齋田選手に、「いつもありがとうございます!」と挨拶されてしまった。嬉しい。練習
場に通っている甲斐がある。
選手が入場してきた。
ベガッ太に肩に手をかけられ萎縮する DF 下小鶴 綾選手(3 番)と、無視している MF 嘉数 飛鳥選手(14
番)、その様子を見つめる MF 上辻 佑実選手(8 番)。
とうとうこの姿を見ることが出来た。スタンドには、「サッカーを続けてくれてありがとう」「仙台で俺達と一緒に歴史を作ろう」の横断幕が。この横
断幕を見た GK 天野 美咲選手は、「
私たちこそ感謝の気持ちでいっぱいです。"サッカーを続けさせてくれてありがとう"」と twitter
でつぶやいた。
試合が始まった。
【先発:4-1-4-1】
伊藤
安本 小野 上辻 嘉数
下小鶴
山本 長船 坂井 中村
天野
仙台が試合を支配するも、得点を奪うことが出来ない。絶好機にシュートを空振りしたりとか。と、後半開始直後にまさかの失点をしてしまった。その
後しばらくは常磐木学園が勢いを増すも、やがてまた仙台ペースとなった。常磐木学園が、自らのゴールに蹴り込みそうになり、それを他の選手が辛う
じてかき出すこと三度。盛り上げてくれるのだが、最後の所で
の守備がすごかった。ようやくにして後半 22 分、DF 下小鶴のシュートのこぼれ球を、FW
伊藤が蹴り込んで追いついた。両手を広げ、パパ(千葉監督)の元に一直線に駈けていく伊藤。その割には、一瞬あっさりと抱き合うだけなので、よく
わからん 行動だと思った。
【後半 23 分から:4-1-4-1】
伊藤
井手上 小野 上辻 安本
下小鶴
山本 長船 坂井 中村
天野
左利きの井手上を投入し、安本が右に回った。攻撃が右サイドに偏っていたので、左を強化したのだろう。しかし追加点を奪うことが出来ない。
【後半ロスタイムから:4-1-3-2】
伊藤 田中
井手上 上辻 安本
下小鶴
山本 長船 坂井 中村
天野
長身 DF 田中を FW 投入してパワープレーを狙った。しかし時間なし。1-1 で残念な引き分けとなった。
シュート数は、仙台の 17 本に対して常磐木学園は 7
本。試合を支配していたのに勝ちきれなかった。クロスの精度が低く、シュートの決定力もない。攻撃は、右からのサイド攻撃ばかり。ホーム初戦とい
うことで 堅かったのか?
本日の観客数は 6532
人であった。これだけ多くの人々が、レディースのために駆けつけてくれた。これから、もっともっと盛り上げていこう!
4/14(土)
の進歩 柏を突き放す
ベガルタ仙台 3-2 柏レイソル。取られたら取り返す。取られなかったら取り返さない。てな感じで勝利。
試合は昼から。午前中は、ザ・ガーデンで草花を買うなどした。店員さんに、仙台レディース敵地開幕戦のニュース映像で私を見たと言われて
しまった。そう、観客席にいた私が写っていたのだ。ほんの数秒の流し映像というのに、よく気づいたね。帰宅後、ぱぱっと庭仕事をした。雑草があち
こちに出没していて、「これも春なり」と思いながら退治していった。
今日は、12 時からレディースの練習が、13
時から男子の試合がある。レディースの練習を見に行きたいという思いが募っていたのであるが、今日の練習場は、いつもと違って遠い所である。だか
ら、見に
行っては男子の試合に間に合わない。CSは録画機に繋がっていないので、試合の方を録画しておくことも出来ない。裏技として、スカパーe2
の無料お試しに入り、e2
の方の試合映像を録画するということも考えた(こちらは録画可)。しかしそこまですべきか。「練習なんていいじゃん」と自分に言い聞かせたら、
すーーっと恋が冷めたような気分になり、見に行くのを止め
た。
というわけで、CS で男子の試合を応援した。前半 2
分に早々の先制。大いに楽になった。しかし後半に、フリーキックを直接決められて追いつかれた。GK
林が壁の位置の指示をしている最中にシュートを打たれてしまうという失態であった。しかしその 1 分後に関口が取り返して
2-1。これで決まったかと思いきや、またしても集中を欠いたプレーで追いつかれてしまった。GK
林、ボールがゴールラインを割ったと思い込むという失態であった。本日は林の日にあらず。でも、12 分後に赤嶺が取り返して
3-2。ようやくにして勝負が決まった。
取られたら取り返す。というか、必要最小限しか取らない。そんな、ある意味余裕の展開で昨年の覇者を敵地で破った。5 勝 1
分と無敗で首位である。これは、その気になっちゃって良いのであろうか?
4/13(金)
の進歩 第 24 刷出来
『これから論文を書く若者のために 大改訂増補版』の第 24 刷が出来した。新たに
2000 部刷って、初版との累計が 4,5475 部となった。お買い上げ、誠にありがとうございます。
今週末もてんこ盛りである。
男子は明日、敵地にて柏レイソルと闘う(13
時試合開始)。去年の覇者対今年の首位という決戦である。柏は、今ひとつ本調子ではないようではある。しかしその底力は言うまでもない。挑戦者の
気持ちで 挑み、きっと勝利をしてくれ。ちなみに我がクラブは、守備の要の MF 角田が、イエローカード 4
枚の累積で出場停止である。開幕してまだ 5 戦しかしていないというのに、しかも、(1 試合に 2 枚は貰わずに)ばらけて 4
枚貰うとは器用なやつだ。
女子はいきなり、常磐木学園との頂上決戦である。常磐木学園は、チャレンジリーグ East を 2 連覇中である。リーグ初戦も 7-2
と派手に勝っている。レディースの選手たちも、一番の強敵と口を揃えていた。正直、どんな試合になるのかわからない。何としても勝って、自信を深
めたい。 というわけで、
ベガルタ仙台レディース - 常磐木学園
4/15 13時より ユアテックスタジアム仙台にて
入場無料なので、皆で応援に行こう!
安藤さん・大場君と卒業研究の相談をした。来週も相談しよう。焦らずに、少しずつ進んでいけばよいのだ。
それにしても、二人の愛称はどうなっているのか。昔の私は、「しんすけ」とか「てつみち」とか「退助」(*)とか「友蔵」と「りんか」とか「ち
の」とか、学生の愛称を勝手に決めていた。構造改革に挑む若手政治家のようであった。しかしその若さを失った。自然に決まるのを待っているのだ
が、どういう動静なのか?
*「退助」とは?
これは、イタポン(その名字は板垣)が入ってきたときに、「板垣だから」という理由で付けた愛称であった。あまりの無関係さに、一週間で消えた。
4/12(木)
の進歩 容量が一杯になっていた
ここ数日、biglobe ホームページにファイルをアップできないという現象に悩まされていた。これが最初に起きたのは、4/8 に写真をアップしようとしたときである。何度試してもうまくいかない。結局あきらめて、
「けっこうごみごみした所だった。温泉に入ったあと、試合会場に入った。
絶景であった。目の前に富士山の巨大な姿が。晴れている時に撮
ればその美しさが伝わったであろう。」
と、今ひとつ意味のわからない記述で知らんぷりした。実際には(4/8 の進歩参照;写真アップ済み)、この
二文の間に、雲に隠れた富士山の写真があったのだ。雲一つかかっていない時もあったのに、その時には写真を撮らず、雲がかかってから撮ったことを伝えたかったわけである。昨日も、ファ
イルがアップできなくなり困った。そしてようやく、利用可能な容量を超えていることに気づいた。容量なんて無限にある気がしていた。しぶしぶ、
50 Mb 増量の手続きをした。
某文章の執筆を再開した。担当部分が増えちゃったのだ。書き進める内に、悶々とした悩みに包まれてしまった。
4/11(水)
の進歩 第 11 刷と第 3 刷とが出来
『これからレポート・卒論を書く若者のために』の第 11 刷と、『100 ページの文章術 〜 わかりやすい文章の書き方のすべてがここに 〜』の第
3 刷とが出来した。前者は累計 1,9683 部、後者は累計 1,2054 部となった。お買い上げ誠にありがとうございます。
生物学科三年生向けの講義をした。出席者は 31
人。初回ということで、基本概念を復習しつつ講義内容の紹介をした。学生に質問しながら講義を進めたのだけれど、答えのレベルが高くて感心した。
基本概念 の復習には、「今さら」という空気が漂っていたし。来週から本格的にやるので、どんな反応が来るのか楽しみだ。
というわけで、皆さん積極的に質問して頂戴。講義が盛り上がるかどうかは皆さんにかかっているのだ。
アルガルベ杯とキリンチャレンジカップとで素晴らしい闘いを見せたなでしこ。かたや、開幕から 4 勝 1
分と強さを見せつけているベガルタ仙台。でも両者とも、何かを忘れていないか。両チームとも、大黒柱を欠いてあの強さだったのだ。なでしこには澤
が戻って
くる。仙台には梁が戻ってくる。二人が戻ったらどうなっちゃうことやら。いや梁の場合、ポジションがあるのかどうか。赤嶺・ウィルソン・太田・関
口という絶好調の攻撃陣に割って入れるのかと思ってしまう。澤は確実にボランチに戻ると思うが。
4/10(火)
の進歩 講義の準備を始める
明日から、生物学科三年生向けの講義が始まる。今年話す内容を決めようと、昨年の講義アンケートを集計してみた。評判の悪い話題は J2 落ち話すのを止めるのであるが
………。今年は去年よりも講義回数が 2 回も多い。よって、なし崩しで全話題が残留となった。さらには、4 季ぶりの J1
復帰という話題も加わった。さて、学生をどれくらい寝かすか。昨日の実習の時、わずか 2 分の説明中に寝ていた人がいたので、今年も手強いかもしれない。
正直なところ、「寝るつもりなら講義に来ないで、試験さえ出来れば単位はあげるから」と、「寝るつもりなら講義に来ないで、試験が出来ても単位
はあげないから」のどちらにすべきか迷っている。
ワコタン論文執筆のための文献解読にふけった。極めて重要な論文が 4
つある。一時は、既にやられてしまっていると嘆いた。しかし、よーく分析すると、そうではないことがわかってきた。今は、ワコタン論文のウリが見
えつつあ る。もう少し解読して、ウリを明確にしよう。それにしても、モデルの論文って解読が大変で困る。
4/9(月)
の進歩 学生実習
学生実習があった。今日はアオキの性比の調査をして貰う。薬用植物園のアオキ林に行って 40 m x 10 m
の調査区を作った。一昨年までとは形が違う。アカマツノの丸太置き場が出現していたので、それを回避したらこうなったのである。けっこうな急斜面
が調査区
内となったのだが、「やるの学生だし」と思うと気が楽であった。今年は開花が遅く、蕾を開かないと性を確認できない。非常に小さいので大変そう
だったが、みんなちゃんとやってくれたようである。頑張ってくれた甲斐あって、4 時前には作業を終えた。お疲れ様でした。
学生が作業をしている間に私は、顔写真を元に名前を覚えることに務めた。「この学生は誰か?」とじーーと見つめるので、相当に怪しく思われたと
思う。でもおかげで、だいぶ頭に入ってきた。
昨日の試合のヒロインは DF 坂井であろう。INAC
神戸レオネッサから移籍してきた選手だ。神戸では出場機会に恵まれなかったので、相当な決意で来たと思う。そして見事に先発を勝ち取った。プレー
ぶりも 堂々としていた。何しろスピードがある。相手 FW
を追い抜いてボールを取ってしまうのだ。当たりも強く高さもある。これからは、長船とセンターバックを組むのではあるまいか。
神戸時代は川澄の妹分だったらしい(ス
ポーツ報知より)。「
大人サイズのお子様ランチが食べたい」とおねだりしたそうである。気に入った。
4/8(日)
の進歩 ほっとした
ベガルタ仙台レディース 1-0 JFA 福島アカデミー。なかなか点が入らずにどうなることかと思った。ほっとした。
宇都宮を発って東名の裾野インターへと向かった。良く晴れ渡り、富士山が綺麗に見えた。10
時半頃に時之栖に着いた。とりあえず様子を見ようと、あんを連れて敷地内を歩いた。広々とした高原を想像していたのだけれど
………、けっこうごみごみした所だった。温泉に入ったあと、試合会場に入った。
絶景であった。目の前に富士山の巨大な姿が。晴れている時に撮
ればその美しさが伝わったであろう。私は堪能したけどね。しかし試合会場は、練習場みたいな所であった。ロッカー室もない。選手は、どこか他の場
所で着替えたようである。選手入場口もない。ベンチ前でコートを脱いでユニフォーム姿になった選手たちは、中央部の通路にいったん入り、回れ右をして選手入場してきたのであった。何やってるんでしょう。
駆けつけた仙台サポは 200 人に達するか? 初戦ということもあり、報道陣もたくさん詰めかけていた。
試合が始まった。仙台の布陣はこんな感じ(レディースの情報は少ないので、わざわざ書いておく)。日本代表の MF 上辻と DF
長船は控えに回っていた。
【前半:4-2-3-1】
安本
嘉数 伊藤 中原
小野 下小鶴
井手上 山本 坂井 中村
天野
相手は高校生チーム。ちっちゃいね。仙台がボールを支配するも、なかなか形を作ることができない。大量点かと思っていたのだけれど、そうでもない
みたいである。機能していないと見た千葉監督は、後半立ち上がりから上辻を投入した。
【後半:4-4-2】
上辻 伊藤
嘉数 小野 下小鶴 中原
井手上 山本 坂井 中村
天野
上辻はさすがであった。余裕でボールを納めていた。しかし点が入らない。ここで引き分けている暇はないというのにどうなることか。後半 38
分、コーナーキックを得た。蹴るのは上辻。DF
坂井の頭にぴしゃりとあって待望の得点が生まれた。選手たちも、喜んだというよりほっとしたみたいである。私もだ。実は昨日に練習を見学したとき
に、セッ トプレーの上辻のキックの精度の低さに驚き、「セットプレーから点が入る気がしない」とこの日記に書こうと思ったのである。しかし、試合を見てからのまとめ書きのおかげて書かずに済んだ(4/7,8
の日記を 4/9 に執筆)。その後、DF 長船と MF 高橋を投入。
【後半 42 分:4-4-2】
上辻 伊藤
嘉数 山本 下小鶴 中原
井手上 長船 坂井 中村
天野
【後半 44 分:4-4-2】
上辻 高橋
嘉数 山本 下小鶴 中原
井手上 長船 坂井 中村
天野
きっちりと試合を締めた。
試合内容は悪かった。決定機は 1
回しかなかった。その決定機で点を取らずコーナーキックから取るところはお茶目かも。しかし初戦なのだし、勝つことがなによりも大切であった。こ
れからど んどんと良くなってくれると期待しよう。
15
時過ぎに出発、事故渋滞にあうなどし、21時半に家に辿り着いた。疲れた。でも、すごく楽しかった。またアウェー遠征しちゃおっと。
4/7(土)
の進歩 追いついた!
ベガルタ仙台 2-2 ジュビロ磐田。終了間際に追いついて引き分けに持ち込んだ。
試合は午後から。午前中は、仙台レディースの練習を見に行った。いよいよ明日が開幕戦。フォーメーションとかを見ておきたかったのだ。あ
んと一緒に見学し、明日の健闘を祈った。練習終了後、DF 中村 真実選手と MF 嘉数 飛鳥選手とがあんをなでなでしてくれた。ナンパ成功!
選手たちはその後、練習着姿のまま各自の車で練習場を発っていった。私も、ユアテックスタジアム仙台に向かうことにしよう。と、私の車の前に
MF 小野 瞳選手の車が、後ろに、GK 齋田 由貴選手と DF 坂井 優紀選手とが相乗りした車がついた。嬉しくなって、途中までついていってしまった。その結果、セントラルフィットネスク
ラブで入浴し、そこで着替えて遠征に向かうものと推察された。
男子の試合が始まった。さすが首位決戦。気迫に満ち満ちた素晴らしい闘いであった。すごく面白かった。仙台が優勢に進めるもののゴールが
遠い。そんな中、後半 13 分に「あれっ?」と失点してしまった。ボールがゴールに入ったかどうか微妙なところで、GK
林が、普通にキャッチをした顔をしてごまかすものの通用しなかった。しかし後半 30 分に、FW ウィルソンの落としたボールに走り込んだ
MF 関口が同点弾を叩き込んだ。関口、実に 1 年 8 ヶ月ぶりの得点である。これで落ち着いたと思ったのも束の間、MF
富田のボールを奪われて失点。正直、これはきつかった。しかし。ロスタイムも消化しもう駄目かと思った最後のプレーで、FW
ウィルソンが執念のゴールを決めた。
無敗は守った。首位も守った。その昔、仙台スタジアム(現ユアテックスタジアム仙台)には魔物が棲むと言われたことがあった。魔物様が、数々の
逆転劇をもたらしていたのだ。ひょっとして、魔物再来かもしれない。次の試合が楽しみになった。
4/6(金)
の進歩 明日は磐田戦、明後日はレディース開幕
てんこ盛りの週末である。男子は明日、ユアテックスタジアム仙台にジュビロ磐田を迎え撃つ(14
時試合開始)。首位仙台と二位磐田という首位決戦だ。それに加え、いろいろと因縁のある対決である。たとえば 2008
年に、両者は入れ替え戦で闘った。磐田の松浦にやられた悔しさを忘れることはできぬ。明日はしっかり勝って、この悔しさを晴らそう。
そしていよいよ、プレナスチャレンジリーグが 8 日に開幕する。我らがベガルタ仙台レディースは、御殿場の時之栖サッカー場で、JFA
福島アカデミーと闘う。ベガルタ仙台レディースとして初の公式戦である。ついに、仙台レディースの正式ユニフォームを着て闘うのだ。マリーゼから
移籍して
きた選手たちにとっては、実に一年半ぶりの公式戦となる。万感の思いを込めて、仙台戦士として闘ってくれると思う。もちろん、私も参戦する。記念す
べき初戦を応援せずにおけるか。
以下、私の予定である。
7 日 9:30 あんを連れて出発。10
時から行われるレディースの練習を見守る。あんを連れているので、「かわゆーい」と選手の瞳を釘付けにする。
12:00 泉中央に移動し、利久で牛タン定食を頂く。
14:00 男子の試合を応援する。
16:00 仙台を出発して宇都宮へ。宇都宮泊。美味しい会席料理を頂く。あんは車中泊。
8 日 7:00 宇都宮を出発。
9:30 時之栖到着。あんを連れて散歩。選手に遭遇し、「かわゆーい」とあんがなでなでされる。
11:00 時之栖の温泉に入浴。
13:00 試合開始。仙台が快勝。
15:00 時之栖を出発し仙台へ。
21:00 帰宅。祝杯をあげる。
9 日 13 時から学生実習。運転疲れで、史上初の学生実習休講が実現するか?
というわけで、来週の月曜日に学生実習をするのだ。カタクリを使った実習をする予定ではある。しかし、今年は季節が遅く、開花しているの
か心配であった。そこで、実習場所に確認に行った。その結果、月曜日の実習
は不可能と判明した。やむなく、アオキの実習を先にしようと、調査場所に下見に行った。アカマツノ倒木の切り株置き場にされていた。アオキが無残に踏みつぶ
されていて、まともなデータが取れそうにない。これは本気で学生実習取りやめか。しかしなんとか調査場所を探した。規模を縮小してやるしかあるま
い。
ワコタンの論文執筆のための文献読みを続けた。うーむ、方針を転換しないといけないか。
4/5(木)
の進歩 月初め談話会
新年度初の月初め談話会があった。新卒業研究生の安藤さん・大場君も参加してくれた。二人のテーマ決めのために、先輩たちがいろいろと助言してく
れた。先輩たち自身も、自身の研究を明るく語ってくれた。ほんに、明るく希望に満ちた会であった。
昨日の試合は楽しかった。試合ももちろんだが、ベガルタ仙台レディースの選手たちがいつ現れるのかとそわそわしてしまった。ハーフタイム
に登場することは知っていたのだが、その前に観客席に来るだろうと思っていたのだ。試合を楽しんでいる姿をなぜか見たくなり(*)、観客席を何度
も確認してしまった。しかし彼女らの姿を捉えることはできず。残念。
試合終了後に出口に歩いて行ったら、レディースの GK
天野がいた。そして、レディース宣伝の小冊子を配っていた。ここぞとばかり、「御殿場(開幕戦の会場)に応援に行きます!」と話しかけた。「あり
がとうご ざいます!」と喜んでくれた。他に誰かいるかと辺りを見回すと、FW
安本が「こんにちはー!」と私に笑いかけてくれた。激励会の会場で話をしたので覚えていてくれたみたい。嬉しい。というわけで、御殿場まで、記念
すべき初 戦の応援に行くのだ。
*ちょっと怪しい雰囲気なので注意書きしておく。これは、ベガルタ仙台の一員になっている姿を確認したかったためである。男子チームを応援してい
る姿を見て、彼女たちも我がクラブの一員となったことを確認したかった。
ワコタン論文執筆のための文献集めを続けた。けっこうあるねえ。これを全部読まないといけないのか。いつものことながら、最初はちょっと
萎えるな。
4/4(水)
の進歩 今夜は鳥栖戦
今夜、ヤマザキナビスコカップの第 2 戦がある。ベガルタ仙台は、ユアテックスタジアム仙台にサガン鳥栖を迎え撃つ(19 時試合開始)。第
1 戦の浦和戦を落としているので、絶対に勝たなくてはいけない。
鳥栖には、元仙台戦士の DF 木谷・磯崎・MF
高橋がいる。しかし、三人とも怪我で欠場の模様だ。木谷・磯崎という懐かしい選手に会いたかったのだが、残念である。それにしても、木谷が可哀想
でなら ぬ。かつて彼は、大宮と仙台とで J1 昇格を経験した。しかし、昇
格と共 に二度とも戦力外となり、そのたびに J2 へと移籍した。つまりまだ、J1
で闘った経験がないのだ。昨季、鳥栖で三度目の J1 昇格を成し遂げた。戦力外にもならず、ついに J1
の舞台に立つと思ったら、開幕前に大けがをしてしまった。そういう運命なのかと悲しくなる。しかし、怪我を治せばきっと、念願の J1
で大活躍してくれるであろう。木谷の春をみたい。
今日の試合のハーフタイムに、ベガルタ仙台レディースが登場するらしい。仙台サポへのお披露目である。盛大な声援を送って、我らがレディースを
奮い立たせてあげよう!
ワコタン論文の結果の章を書き終えた。ついで、ワコタンが残してくれた文献リストを元に、参考文献を集めていった。さりげなく、似たよう
なことをやっていそうに見える論文があった。よってただ今あせり中である。明日、じっくりと読むことにしよう。
4/3(火)
の進歩 謎の構造物
我が青葉山キャンパスに謎の構造物が出現した。元は放棄地だったような所が、震災のために地割れが出来て立ち入り禁止になっていた部分である。長
い間土木工事をしていた。そして突如、その全容が姿を現した。
写真の中央部分を横切るように道路のような構造物が出来ている。一見して、構外の道路と繋げる(裏口となる)のかと思った。ところが数々の疑問が
ある。そもそも、構外の道路と繋がっていない。白い柵があり、侵入を明確に遮っているのだ。さらに謎なことに、構内の道路とも繋がっていない。右
端も左端も、茶色い土のままであることがわかるであろう。これから繋げるというのはあまりに不自然だ。その気があるのなら、始めから繋げていたは
ずである。この謎解きの鍵は、左上に写っている構造物やもしれぬ。ひょっとして東北大は、震災からの復興工事で馬場を作ったのか?
それならば、すべてが合理的に解釈できる。第一に、舗装をしていない。砂のようなもので固められている。第二にこれだ。
拡大図
厩舎周辺の白い柵。ようわからんが、お馬さんのためみたいである。
もし本当に馬場となるのなら、馬の様子を眺める楽しみが出来るというものだ。一方、ただでさえ狭い我がキャンパス。研究棟とか実験棟とか実験圃
場とか何とか研究施設とかの様々な利用候補がありえた気がする中で、馬場が
認められたというのもすごいと思った。
朝一番に、論文を快調に投稿した。うまくいきますように。
ついで、ワコタン論文の執筆を進めた。結果の章をなかば書き終えた。明日には出来るだろう。そうしたら、イントロを書くための文献読みに移るこ
とにしよう。
4/2(月)
の進歩 新年度
新年度が始まった。新しい四年生がやってきて、初々しい雰囲気が満ちあふれている。一緒に頑張って、充実した研究室生活を送ろうね。まずは木曜日
の談話会で、どういう研究に興味があるのかを話して欲しい。具体的である必要はないので、熱い思いの丈を語っておくれ。
昨日の試合、ベガルタ仙台レディースの監督・選手もスタジアム観戦をしたようである。長船・上辻が出ることを願っていたであろう。ほん
に。佐々木監督、空気を読んで、数分でもいいから出してくれたらよかったのに。
論文の英文校閲に行った。単数形と複数形の不一致を直したりと、こまごました作業を進めた。-----------
いつも思うのだが、単数と複数に対する英語の拘りって何なんだ?
何の意味があるのかさっぱり理解できない。たとえば、「種子の大きさ」と言いたいとする。日本語なら、「種子の大きさ」という表現で十分だ。しか
し英語だ と、"the size of a seed"や"the size of seeds"や"the sizes of
seeds"などで悩むことになる。この三つを区別することにどんな意味があるというのか(確かに、三つ目の表現はニュアンスが違う
が)? こういうことに悩むたびに、時間を無駄にしていると思ってしまう。
4/1(日)
の進歩 なでしこ強し
キリンチャレンジカップのなでしこ対アメリカの試合を見に行った。1-1 と引き分けたものの、なでしこの強さを実感できた。
試合は夜から。午前中に、自宅の 5 年点検があった。はや 5 年か。すっかり住み慣れてしまった。
その後は、庭仕事を少々したものの、基本的には室内でうだうだと過ごした。なにしろ寒い。これが春かよという寒さである。というわけで、弁当の
おかず作りをしたり、土鍋でご飯を炊いたりして過ごした。ちなみに、土鍋で炊くようになってから、ご飯炊きは一大行事となった。じっと見張ってい
ないといけないので、「炊くぞ」という気概なしには出来ない。「気軽にスイッチぽんでほったらかし」という世界とは大違い無いのだ。
二時間半前にユアテックスタジアム仙台へと向かった。馴染みの牛タン利久に行くと、「先週来なかったので、どうしたのかと思いました」と心配さ
れてしまった。風邪で自宅観戦したのだ。名前ももちろん覚えてくれているし、ありがたやである。
一時間前にスタジアムに入った。すでに日本選手はピッチで練習をしていた。さっそく双眼鏡で確認した。むろん、川澄とかを探しては仙台サポの名
折れとなる。我らがレディースの DF 長船と MF
上辻の姿を探したのだ。いた。練習に混ぜて貰えているのかちょっと心配していたのであるが、杞憂であった。その後たっぷりと川澄を観察。生で見るのは二回目である。先発選手が
発表された。淡い期待も虚しく、長船・上辻とも控えであった。でも、二人に対する拍手が一番大きかった。
試合に先立ち、陸上自衛隊の音楽隊が登場した。生演奏とは豪華だ。ついで、FIFA
アンテムと共に選手が入場した。ただし、自衛隊の音楽隊は直立不動のまま。アンテムは CD の音であった。音楽隊がいるのに CD の音が流れるという光景の新鮮さに感動し
た。ついでに書くと、男女のアメリカ兵 2
人が斉唱したアメリカ国歌がとても綺麗だった。日本国歌の独唱も、あれくらい綺麗にすればよいのに。ただし本日は、自衛隊音楽隊が国歌演奏した。
そうでな かったら、入場するものの何も演奏せずに退場する音楽隊の姿に
さらに感動したことであろう。
試合が始まった。なでしこが、小気味よくパスを繋げていく。いったい何本繋げるのだろというくらいの驚きであった。そして、FW
川澄の技ありのラストパスから DF 近賀が押し込んで先制した。前半のなでしこのサッカーは、うっとりするほどであった。正直なところ、DF
矢野と MF
田中の不出来を密かに期待していた私である。そうしたら、長船と上辻が投入されるかもしれないから。しかしそんな期待も見事に裏切られた。矢野・
田中、レ
ギュラーでいける。後半になり、選手交替の動きがあるたびに、双眼鏡で投入選手を確かめた。しかしついに、長船・上辻は出場せずに終わった。出場
した選手の顔ぶれを見ると、佐々木監督はすでに、選手を試す段階を終えていると感じた。内の二人は入っていないみたい、残念だけど。
試合は結局 1-1 で終わった。失点はミスからなので修正できるであろう。次のブラジル戦も楽しみだ。