「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
進行状況ホーム


3/31(土) の進歩 4 連勝!
ベガルタ仙台がセレッソ大阪に 2-1 で勝った。強さを感じさせる試合運びだった。これで 4 連勝!  首位も堅持した。
 試合は午後から。それまでは庭仕事をした。まずは、花壇にワスレナグサをてんこ盛りで植えてやった。全部で 22 株なり。バラが 7 本植わっている花壇なので、背景をかたどって貰うのだ。次いで、池の様子を調べた。なんと、早くもアオコが発生している。池を作り変えた時に、水 も全部入 れ替えたというのに。いったいどこから侵入したのか。すくい取ってみるも、埒があかなかった。そこで兵糧攻めにしてやることにした。池全体を黒い シートで被い、光合成できなくしてやることにしたのだ。試しに一週間被ってみよう。中にメダカもいるはずだが、どうなるかが気がかりではある。い やしかし、凍り付いてみんな死んでしまったとも思う。この冬、この池は派手に凍結したのだ。
 試合が始まった。敵地なので CS で応援だ。仙台は立ち上がりから、快調に攻め立てた。高い位置でボールを奪い、素早く攻めに転じる。今年から取り組んでいる戦術がはまった。そし て前半 34 分、新外国人選手 FW ウィルソンに待望の初得点が生まれた。後半 6 分には FW 赤嶺が頭で押し込んで 2-0。これで楽になっ た。その後はブロックを敷いて守るという去年の戦術に切り換えた。そしたら 1 失点というのは笑えないでもないが、2-1 で逃げ切ることができた。
 なんか、本当に強いかもしれない。春の快進撃は恒例であるが、今年はこのまま突っ走ってしまうかも。

新しい料理本を二冊買ったので、さっそく作ってみた。どちらも、本格的な日本料理の本である。おかげで、料亭っぽい品ができた。嬉しい。 これからもたくさん作ろう。
3/30(金) の進歩 明日はセレッソ大阪戦
ベガルタ仙台は明日、敵地でセレッソ大阪と戦う(15 時試合開始)。向こうも好調。おまけに、類い希なる攻撃力を持っている。なにしろ清武がいるし。しかしこちらとて好調だ。セレッソから移籍してき た上本 は、「カップ麺は、3 分半待ってからにしたかった」と訳のわからぬことを言って燃えているし(古巣との早過ぎる激突を勿体ながっているらしい)。しかし、良き料理とは もっと時 間がかかるもの、3 分半なんて待つ時間に入らない。上本の喩えは意味をなすのか?などと無意味に突っ込んでいる暇はない。明日も勝利して、気持ちよい週末を過ごそ う。
 明後日には、ユアテックスタジアム仙台で、なでしこ対アメリカの W 杯決勝再現がある(19:30 試合開始)。券はまだ弱冠残っているようだ。みんなで駆けつけて、満員の観衆でなでしこを後押ししよう。仙台サポとしては、レディーズの MF 上辻・DF 長船が出場することを期待したい。
 それにしてもなでしことアメリカ、昨日も練習試合をしたそうである。明後日に激突するというのに、訳のわからないことをやっているねえ。

バラモンと研究相談をした。今にしてこの話をするのをほんに済まなく思う。ごめんよーー。
ワコタンの論文の図を二つ清書した。ついで今度は、論文本文への数式の書き込みに着手した。これが大変だ。ただでさえ面倒なところに、 Mathematica が、こちらの意図するような形で数式を簡略化してくれないのだ。自分でいちいち簡略化しないといけない。頭がこんがらがる。

3/29(木) の進歩 泳ぎながら見られる
川崎フロンターレが、ホーム等々力競技場を遊園地型スタジアムに改修するらしい(デ イリースポーツより)。楽しい仕掛けを色々と盛り込むとか。しかし、「 建物の中にプールがあり、泳ぎながら試合を見られる」って?  泳ぎながら見てどうするのかと思う。
 しかし私の意見では、観客席とピッチの距離を近くすることが一番大切だ。陸上競技場は、サッカーを見る場所としては極めて不適なのだ。今回の改 修で、ピッチ距離の改善は図られるのだろうか?
 柏レイソルは一時、陸上競技場である柏の葉を主ホームにしようとしていた。日立柏サッカー場という、観客席からピッチが間近のホームがあるの に、なんでだろうと思っていた。しかしこのところは、日立柏サッカー場が主ホームの状態に戻った。どころか、柏の葉ではまったく試合をしていな い。戻るべき所に戻ったということか。
バラモンの論文のアブストがようやく完成した。遅い!  さっさと英文校閲に出すべし。

ワコタンの論文執筆を進めた。今日は、Mathematica のファイルを睨み、使用する図を決めた。明日には清書してしまうか。それ にしても、Mathmetica で作った図を PowerPoint で修正することがえらく困難になってしまった。どうにかして欲しい。

3/28(水) の進歩 仕上げるぞ
自分の論文を英文校閲に出して一段落した。密かに実行中の計算は、またしても週単位の実行時間となっている。ならば今こそ、ワコタンの論文を仕上 げよう。というわけで、ワコタンから貰った Mathematica ファイルの見直しを始めた。学会で頂戴したコメントを参考に、モデルの微修正もした。ますます美しくなった。こまかい証明も確認した。今週中に、 論文用の 図の清書を仕上げてしまいたい。
 この年度末(から新年度にかけて)、私の計算では、9 本の論文が投稿されるはずである。あくまでも私の計算上のことであるが、諸氏のあとほんの少しの努力で実現するはずだ。みな、頑張るようにね。本 当に大変 なのは、投稿してからだからね。
今季初めて、これは花粉症という症状が出た。目がしょぼしょぼする。鼻はそうでもないが。今年は花粉症はなしかと期待していたのに、とて も残念に思う。
ついつい、東北大学の給与改定の説明会に参加してしまった。公務員でもないのに人事院勧告に従う組織。かといって、公務員のような身分保 障もない。でも、説明会の雰囲気でわかった。こりゃ、完璧にお役所の世界だ。独自の道を歩もうという気概もなく、お役人の発想で動いている。ちな みに、 独立行政法人(国立大学もこれにあたる)の給与に関して、「法人の業務や運営のあり方等その性格に鑑み、法人の自律的・自主的な労使関係の中で、 国家公務員の給与見直しの動向を見つつ、必要な措置を講ずるよう要請する」という閣議決定がなされているそうである。普通の人は、「必要な措置を 講ずる = 給与を上げるもあり、維持するもあり、下げるもあり」と理解する文書だ。しかし、「公務員とまったく同じ率で下げる」と理解するそうな。2 年間の 10 % 削減については検討中という。しかし言葉の端々から、必ずやると読み取れた。

3/27(火) の進歩 まだまだ風邪
まだまだ風邪である。朝起きてみると、昨日の起床時と体調が大して変わらない気がした。しかし今日も休むのかよ。さすがにと思って、気にせずに研 究室に出てみた。そうすると、本当に気にならなくなった。万全ではないのだけれど、普通に過ごせている。これがもし自宅療養をしていたら、「風邪 が治らない」と嘆きながら過ごしたことであろう。研究室に来たので直った(気になっている)?  病は場からと思ったのであった。
あまりにも可哀想で涙が出る。ベガルタ仙台レディース MF 田原が、右膝前十字靱帯断裂で全治 6 ヶ月だそうだ(仙 台公式ページより)。いや、これだけでも酷なのだが ………、彼女は実は、去年も同じ怪我をして懸命にリハビリ中だったのである。ボールを使った練習も始めていて、もうすぐ復帰と思っていた。ところ が、ある 日の練習を覗いてみると、歩くだけの訓練に逆戻りしていた。どうしたのだろうと心配していたのだが、まさかまた同じ怪我とは。もう一度振り出しに 戻されてしまった彼女の心境を思うと、天を思い切り恨みたくなる。それに比べるとつくづく、論文のリジェクトなんて大したことではないと思う。

かたや私は、レジェクトされる準備をちゃくちゃくと進めた。先週末に仕上げた論文を読み直し、これでよしと判断したのだ。そしてさっそく 英文校閲に出した。来週には、リジェクトされるために投稿してくれるわ。
3/26(月) の進歩 まだ風邪
まだ風邪が治らん。相変わらずの微熱である。研究室に出る気にもなれず、自宅療養となった。仕事を持ち帰っておけばよかったのであるが、生憎であ る。ま、いいやと、アマゾンから届いた料理本を読んだり、録画しておいたテレビを見たりして過ごした。ああ、何するでもなく、時間だけが過ぎてい く。
なでしこは今日から、宮城県内で合宿中のはずである。しかし、どこで合宿しているのか、いっこうに報道がない。オリンピック予選前の岡山 合宿は、場所も大々的に報道されていたというのに。これでは練習見学も出来ない。ほんと、どこで合宿をしているのだろう?  ひょっとしてユアテックスタジアム仙台か?  などと悩んでいたら、夕方のニュースで、松島フットボールセンターと言っていた。一般見学は可能なのだろうか?  一度くらい見てみたい。 なお、3/31 には、ユアテックスタジアム仙台で前日練習を行うそうである。
3/25(日) の進歩  今日も風邪
今日も風邪だ。微熱が続く。追いコンがあるのだけれど、やむなく欠席とした。デラックスを始めとする追われる皆さん、ごめんなさいね。

寝込むほど悪くもない。かといって外に出る気にもなれない。自宅でまったりと休養して過ごす一日。普段激しく働いている方は、「たまには こういう日もいいなあ」と思うのであろう。私の場合、「しょっちゅうにはこういう日もいいなあ」と不自然な日本語となる。
ベガルタ仙台レディースは、今日で関東遠征を終える。その間に練習試合を 5 回やった。なでしこリーグのチームとの対戦は、2 勝 2 敗であったようだ。まずまずの成績というべきか。こちらには、連戦での疲労という不利な面もあったであろうし。

三日連続の蒸し野菜。だって、あまりに美味しいんだもん。それと、蒸し器をしまうのがおっくうということもある。かなり大きいので、洗っ てしまい込むのが面倒なのだ。
3/24(土) の進歩  大宮に逆転勝利
今日はホームでの大宮戦である。当然のこと参戦するつもりでいたのだが ………。朝起きてみると、風邪を引いていた。昨日の朝のぽかぽかに騙されたようだ。夕刻には冬に逆戻りしていて、薄着が堪えた。しばし静養して様 子を見る も、昼までに直る気がしない(そりゃそうか)。やむなく、自宅で応援することにした。仕事でも無いのにホーム参戦しないのは初めてである。
 というわけで CS で応援した。ユアテックスタジアム仙台の映像を生で見るのは、すごく変な気分であった。ずる休みをしているみたいで、居心地が悪かった。試合の方 もそんな 感じで、前半の仙台は良いところがなかった。CK から決められて 0-1 で折り返した。正直なところ、今日は負けたと思った。ところが、後半から生まれ変わったようになった。セカンドボールを拾えるようになり、大宮陣 に次々と 攻め込んだ。そして立て続けの 4 得点。途中出場の FW 武藤、まさに斬り込み隊長だね。
 なんと開幕 3 連勝である。もちろん首位だ。例年も出だしは良いのであるが、今年は「本物さ」を感じる。我がクラブ、強いかも。

先日に吉兆で頂いた、「蒸し野菜」という料理を紹介しよう。あまりの美味しさに吉兆にメールして、調理法の概要を聞いてしまった。なお、 あらかじめ断っておく。料理のコツは手間を惜しまぬことである。ちっともコツになっていないが。

*調理法の概要を聞いただけなので、細かい所は私の推測である。
【野菜】
1. 食べたい野菜を用意する。大根とか菜の花とか人参とか、好みと季節を考慮して。
2. 根菜は下ゆでする。
3. それぞれを薄味で煮る。根菜なら、「出汁+薄口醤油+味醂」、葉物なら塩ゆでが基本か。その野菜を煮物にするようなつもりでよいのではあるまいか。あんを 付けて頂くので、ちょっ と薄味にした方が良いと思うが。
4. 蒸し上がった蒸し器で 5 分ほど蒸す。
【生姜あん】
1. 「出汁+薄口醤油+酒」を一煮立ちさせる。
2. 水溶き片栗粉を加えとろみをつける。
3. 火を止めて、生姜の絞り汁を加える。

蒸し上がった野菜を生姜あんに付けて頂く。熱々の野菜はまさに絶品である。
 一度煮た野菜(つまり火が通っている)をなぜまた蒸すのか?  それは第一に保温のためだそうだ。たしかに、あの熱々感は煮ただけでは無理と思う。第二に、野菜から立ち上がる湯気を味わうためだそうだ。視覚で も楽しむ というわけだ。

3/23(金) の進歩  明日は大宮戦
ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台に大宮アルディージャを迎え撃つ(13 時試合開始)。開幕 2 連勝と最高の出だしの我がクラブである。ホームの勢いで明日も勝ち、J1 首位を突っ走ろう!
 大宮は、その攻撃的サッカーをますます進化させていると聞く。大宮の攻撃陣を仙台の守備陣が如何に抑えるか、そしてどれくらいボールを支配でき るのかが鍵となろう。頑張って頂戴よ。
 嬉しい知らせも届いた。仙台レディースの DF 長船と MF 上辻がなでしこジャパンに選出されたのだ。4/1 のアメリカ戦と 4/5 のブラジル戦への招集である。我がクラブは 2 部リーグ所属というのに凄いではないか。しかもアメリカ戦を私は生観戦の予定である。二人が出場したら、川澄そっちのけで応援するであろう。これ は楽しみ が増えた。

黒川の論文の原稿が来た。材料と方法の章に加え、結果の章も入っていた。頑張っているね。さっそく読んで返送した。
iPhone には、Siri という機能が付いている。音声を認識して応答してくれるというものだ。いじっていたら Siri の画面になったので、試してみることにした。ちょっと虫の居所が悪かったので、「おまえデベソだな」と言ってみた。そうしたら、「そんな風に型にはめられるのはあまり嬉しくないですね」と応答され た。機械の癖にと、ますます虫の居所が悪くなった。
かたや、自分の論文の執筆も進めた。苦手な考察も書き終え、本日なんとか一通りの完成を見た。来週見直して、早々に英文校閲に送ろう。
3/22(木) の進歩  疲れた
朝一番で、ドックハウス花にお泊まり中のあんを迎えに行った。久しぶりの対面というのに、あんは、平日昼間のお留守番程度にしか再会を喜ばなかっ た。以前は、鯉の滝登りのように何度も飛び付いて喜んでくれたのに。あんも 6 歳、犬生経験を積んだということか。
 その足で研究室へと出た。そして、留守中のメール処理等のこまごまとした仕事をした。あんを車内に残したままなので、午前中で撤退した。午後は 休暇だ。ゆっくりして学会疲れをとろう。

そんな訳で午後は、自宅でのんびりと過ごした。のはずであったのだが、庭仕事の血が騒いでしまった。ローンスパイクという道具を使って、 芝生の根切りをしてしまった。芝生に刃を突き刺して根を切り、活性化させるのである。こうすると生育が良くなる(はず)。しかしこれが大変な作業 であった。けっこう汗をかきながら、2 時間ほども没頭してしまった。ゆっくり休むつもりが、かえって疲れた。
3/21(水) の進歩  学会最終日
学会も今日で最終日である。研究室の学生の発表もなし。そのせいか気合いが入らない。

せっかく京都に来たのだからと買い物もした。有り次(包丁を中心とした、調理器具の店)に行ったのだ。中程度の大きさの抜き型を買うこと が目的だ。抜き型とは、野菜を、梅や桜の花などの形に切り抜く道具である。珍しい道具ではないので、仙台でも普通に売っている。しかし、大(直径 35 ミリくらい)と小(直径 22 ミリくらい)しか売っていないのだ。中(直径 30 ミリくらい)が無いのがすごく腹立つ。たとえば、人参を輪切りにして抜き型で切り抜くとする。軸方向に沿って、人参の直径が 40 ミリから 20 ミリに連続変化していくとしよう。輪切りにしたものの直径も、40 ミリから 20 ミリに連続変化する。切り抜くときは、端切れを出来るだけ出さないようにしたい。しかし、この連続変化を、直径 35 ミリと 22 ミリの二つとで代表させるなど無理なので ある。だから中が欲しかった。しかし仙台では、どの店にも大と小しか置いていない。40 〜 20 ミリの連続変化問題に気づいていないのか?  本場京都の有り次なら中があるだろうと思い、行ってみたのだ。そして見つけた。も、何年越しの恋が叶ったのかという感じであった。
ついつい、足裏マッサージも受けてしまった。普通は、明るい部屋で椅子に座って受ける。しかしここでは、薄暗い部屋で、椅子のリクライニ ングを完全に倒した状態(ほとんど寝た状態)で受けた。そのせいもあり、気持ちよくて熟睡してしまった。そのため、気持ちよいことがわからなく なった。ちょっと損をした気分になった。
仙台空港に降り立った。と、懐かしい香りが漂ってきた。牛タン定食 の香りだ。ああ、仙台に戻ったと思った。
3/20(火) の進歩  ワコタンのポスター発表
今日はワコタンのポスター発表がある。四年生だし、最初で最後だし、気が気でしょうがなかった。イタポンも発表していたけれど、 こちらは経験豊富だ。というわけで、ワコタンの様子を常に気にしつつ、ポスター会場をうろうろとした。でも、案ずることはなかった。大変盛況だっ たようである。自家不和合性研究のばりばりや、理論生物の大御所にも聞いて貰えた。みな、面白がってくれたようだ。よかった、お疲れ様。
 ワコタンはこれで、名実共に卒業となった。四月からは東京で働く。だからこの場でお別れだ。必ずや論文になるであろう研究成果を出してくれた。 明るい性格で研究室の雰囲気も良くしてくれた。ワコタンの笑い声、いつまでも忘れない。社会人としての活躍を祈っている。それに、実家は仙台なの だから、いつでも遊びに来て頂戴。

夜は、またしても会席料理を頂いてしまった。今宵行ったのは吉兆(京都駅にある支店の方)である。この店の場合は、茶懐石と書くべきか。 一連の豪華な料理は、お抹茶を頂くために供される。私のような不作法者には、料理が主でお抹茶はおまけに見えてしまうのだが、お抹茶が中心なのだ そうだ。
 私の隣の席に、母娘連れが座った(娘さんも立派な成人)。コース料理なのだし二人とも同じ値段のものを頼むのかと思いきや ………。母 1,5000 円コース、娘 1,0000 円コースであった。 厳しい親子だねえ。しかし幸いでもあった。私の頼んだコースとも値段が違う。つまりは、3 種類のコースの中身を比較できるのであった。というわけで、密かに観察しつつ(何やってるのか)料理を頂いた。

わかったこと。
・料理の内容がまったく異なる品は一つくらいしかなかった。
・高いコースの方が、質は変わらずに量が増えている感じだった。安い方のコースで、「A という料理一ヶ、B という料理一ヶ」が一つの皿に盛られて「一品」として供されるとする。高い方のコースでは、「A という料理二ヶ」「B という料理二ヶ」それぞれが別々の皿に盛られ、別々の品として供される。つまり「二品」である。

印象としては、安いコースの方が費用対効果が良いように思えた。同時に、なんとみみっちい観察かと思った。でも、料理内容のあの違 いで 5000 円も違うんだもん。
 料理はすごく美味しかった。一昨日行った菊の井よりもずっと美味しかった。大いに刺激を受け、自分でも美味しい日本料理を作ろうと燃えたぎっ た。以前は、学会に来たら、自分も良い研究をしようと燃えたぎったの であるが、ずいぶんと変わったものである。

3/19(月) の進歩  ポスター賞 2 つ
今日は、ミッチー・マツハシ・デラックスがポスター発表をした。みな盛況だったようである。とくにマツハシは、今までで一番来客が多かったとい う。そし て、マツハ シとデラックスがポスター賞を頂いた。おめでとう。昨日の日記でポスター賞の批判をしたことを深く悔いたい。あ、とはいっても、審査員の方々の優 秀さと、 英語のポスターを義務づける問題とは無関係なことである。みな、きちっと評価されての受賞と思う。
私自身の口頭発表もした。3/9 にファイルを登録してから、すっかりほったらかしにしてしまっていた。京都に来て、ファイルのコピーも持たずにいることに気づいた。見直しのしよ うもな い。どんなファイルを作ったのかさえうる覚えである。その場で思い出しつつ、ぶっつけ本番でやるしかあるまい。我ながら、ここまで危うい状態は初 めてで あった。で、それなりにこなせてしまうのだから、私って偉いのかなあーー。いや、偉くない。すくなくとも、昨日の日記に何 を偉そう なことを書いたのかって感じ。ワコタンに、「颯爽とこなし ていましたね」と言ってもらえたし。でも次回からは、もっときちっと準備するか、『これから学会発表する若者のために』の著者であることを秘匿す るかのど ちらかにしようと思った。

夜は、富山大の石井研(と書くと格好良いが、要はしんすけの研究室)の人々と酒井研の人々と土松とで飲みに行った。しんすけも土松も、飲 むのは久 しぶりである。楽しかった。これから益々交流しよう。
3/18(日) の進歩  菊乃井へ
京都に来る一番の楽しみは京会席を頂くことであった。それが今宵実現した。京料理の名店である菊乃井に行ったのだ。一ヶ月も前に予約しておく張り 切りよう であった。ご主人の村田さんが有名人で、料理本も書いている。だから行ってみたかった。18 時くらいに早々に店に着き、会席料理を頂いた。一品一品が磨かれていて、とても美味であった。隣の方とも打ち解けてしまい、盃も重ねてしまった。 またして も、気づくとホテルの部屋で寝ていた。せっかくの美味しい料理なのだから、もっと記憶に刻み込むように頂けばよいのに。アホだねえ。
バラモンがポスター発表をした。どんな具合であったのか。
今年のポスター発表は様変わりをしている。英語のポスターがすごく増えたのだ。聞くところによると、英語で発表しないとポスター賞の対象 にならな いそうだ。このようにした理由は、日本生態学会を国際化することと、若手に、英語発表の訓練の機会を与えるためだそうである。前者はともかく後者 は ………。ご丁寧に、「質問者も発表者も英語で行って下さい」というアナウンスが流れていた。はっきり言おう。不真面目である。学会発表は、自分の研究成果を伝える真剣勝負の場 だ。発表者 は、聴衆に理解して貰うために最善の努力をしないといけない。そういう場を「訓練の機会」にするとは。発表者も聴衆も日本人なのだから、日本語で やりとす ることが聴衆に対する気遣いである。そういう「プレゼンの根本」を無視して、プレゼン能力を審査するポスター賞ってありか?  当然私は発表者に、「日本語でお願いします!」と言ってから話を聞いた。
3/17(土) の進歩 単独首位
ベガルタ仙台 2-0 横浜 F マリノス。開幕 2 連勝で、なんと単独首位に立ってしまった。この順位表をご覧あれ。ベガルタ仙台の名が 一番上にあるであろう。反対側の端っこに鹿島アントラーズだのガンバ大阪だのがあるので、この順位表はどっちから見るのかと思われるかも知れないが。
 この試合、後半ロスタイムが告知より長かったらしい。「早く笛を吹け」と仙台サポが苛々していたその時に、仙台 FW 武藤が PK を獲得した。そのおかげで 2-0 となり、得失点差で首位となったのである。何が幸いをもたらすのかわからぬものだ。
 奇っ怪な噂も流れている。仙台ペナルティーエリア内で仙台が反則らしきことをし、それに対して主審が、アドバンテージの動作をして流したというのだ。事実なら、あまりにも 画期的な判定である。PK よりも有利な状況ってどんなよ。いや実は、反則をしたのは横浜側であったのかも知れぬ。その場合も、エリア内なので、反則を取って試合を止めてく れた方が 良かったのではあるまいか。真相は闇の中だ。

カタカナ語の氾濫を嘆く日々は続く。今日は、「フラワーアレンジメント」について考えさせられた。「活け花」と呼べばよいと単純に思った のであるが、花の飾り方が活け花とはかなり違いそうだ。だから確かに、違う名称で呼ぶべきであろう。ならば和訳してくれよう。「フラワー」は 「花」でよいであろう。「アレンジメント」は、「配列」「序列」などといった意味合いだ。「花」に「配列」「序列」を組み合わせると ………、「花序」はどうかと思ったのであった。と、植物の研究者 にしか通じにくいオチ。

3/16(金) の進歩 5 回目の重版
ありがたいことが三日も続いた。『これからレポート・卒論 を書く若者のために』の 5 回目の重版が決まった。新たに 2000 部刷って、第 11 刷となる。お買い上げ誠にありがとうございます。

ベガルタ仙台は明日、敵地で横浜 F マリノスと闘う(14 時試合開始)。開幕戦で鹿島を倒した我がクラブである。その勢いで強豪との敵地戦に臨み、勝っちゃいでもしたら、ますます勢いに乗るであろう。だ から勝っ て欲しい。少なくとも負けないようにお願いしたい。
 かたやレディースは、大崎八幡宮で必勝祈願をしたあと、9 日間の関東キャンプへと向かう。女子チームとの対外試合が主目的である。9 日間で 5 試合も行うのだ。仙台だと、女子チームの対戦相手は限られてしまうので、ここでいっぱい闘っておこうという作戦である。しかし怪我をしないように 注意して 欲しい。何しろ、選手 20 人のうち 3 人が怪我で離脱中だ。フィールド選手は 14 人しかいない。あと 1-2 人離脱でもしたら、メンバーを組むのも大変となる。9 日間での 5 試合を、フィールド選手は14 人で回すという強行日程に、ちょっと不安を覚えてしまう。

明日から生態学会だ。さ、行ってくるか。
 困ったことが一つ。学会に持って行こうと思っているノートパソコンが、未だに一所懸命にお仕事中なのである。Mathematica のモデル計算をやらせているのだけれど、もう一週間も計算中のままだ。このまま学会に連れて行くのかい。メモリを異様に消費しているだろうから、 バックグ ラウンドで作業をしようとすると、動作が遅くてやっていられないと思う。作業といってもこの日記書きが主だから、親身に心配して貰えないとも思う。

3/15(木) の進歩 10 回目の重版
昨日に続いてありがたい話である。『これから論文を書く若 者のために:大改訂増補版』の 10 回目の重版が決まった(初版を合わせると 17 回目)。新たに 2000 部刷って、第 24 刷となる。お買い上げ、誠にありがとうございます。

祝オリンピック出場決定。U23 日本代表がバーレーンを破り、オリンピック出場を自力で決めた。目出度し。
 試合は、拍子抜けするほど、日本が圧倒的にボールを支配する展開となった。しかし慎重になり過ぎたのか、決定機をなかなか作ることなく前半を終 えた。後半になっても同じような展開が続いた。と、緊急地震速報が流れ、テレビの画面も揺れ出した。千葉で震度 5 強、試合会場の国立も震度 3 だったそうだ。この揺れにバーレーンの選手たちが、「ニッポン、フジヤマ、ジシン」とびびったのかどうかは定かではない。しかし、地震後数分で立 て続けに 2 点を取ってしまった。これで勝利がほとんど確定した。欲を言うならばもう 2-3 点は取って欲しかったのであるが、今日のところは目をつぶろう。本大会で大爆発するように。

論文の考察書きを進めた。生態学会に行く前に仕上げたいのだけれど、無理かな。
 文献を読むために北青葉山図書館に行った。地震被害のため、3 階は立ち入り禁止になっていた。しかし読みたい文献は 3 階にある。受付にそのことを告げると、3 階への特別立ち入り手続きをしてくれた。ノートに氏名・所属・職員番号を書き、立ち入り許可の札を首から提げた。氏名等をきっちり書かせるとは、 万一の事 故の時に身元を調べるためかも。いったいどういう状況になっているのかと恐れながら 3 階に上がった。しかし綺麗になっていて、被害の痕跡もなかった。さらには、掃 除のおばさんたちが普通に談笑していて、「立ち入り許可証の権威は ……」と、首に提げたそれを見つめたのであった。

3/14(水) の進歩 初の重版
100 ページの文章術 〜 わかりやすい文章の書き方のすべてがここに 〜』の初の重版が決まった。初版で 1,0000 も刷ったので少々時間がかかったが、発行一年にして重版となった。お買い上げ、誠にありがとうございます。
 この本の発行日は、2011 年 3 月 11 日である(形式上の刊行日は 15 日)。奇しくも、私たちが決して忘れることがないであろう日だ。この日の朝刊の一面下段に、この本の宣伝が掲載された。共立出版の Y さんが下さったので、その日の新聞が私の手元に今もある。この新聞を鞄に仕舞い込み、仙台に帰るために千歳空港へと私は向かった。そして、搭乗の 1 時間ほど前に、東日本の大地が狂ったように揺れた。この新聞が、「普通の日常」を伝える最後の号となってしまったのだ ………。改めてこの新聞を見返すと、「普通の日常」を伝えていることが何とも奇妙に見える。
 話を突然変える。どこの誰が借りたのか知らないが、東北大図書館から借りだした『100 ページの文章術 〜 わかりやすい文章の書き方のすべてがここに 〜』が、学生机の上に乗っていた。著者がすぐそこにいるっつーのに、図書館から借りるでない。著者割り にするから買って頂戴よ。
ワコタンの机が綺麗真っ白になっていた。昨日までは、学会発表のポスター作りを頑張っていたのであるが。ポスターも完成して卒業研究生活 も完了、新たな一歩へと踏み出したわけだ。切り換え見事なり。
 入れ替わるように、来年度の卒業研究生の安藤さん登場!  さっそく、ワコタンが使っていた机を予約してあげた。ワコタン同様に頑張って、実りある研究室生活を送ってね。

自分の論文書き、微速前進。
3/13(火) の進歩 雪と朝日
起きてみるとまたしても雪が積もっていた。まだ薄暗い庭を見ながら、雪景色はやはり綺麗だと思う。やがて、 庭の照明が朝の光に自動反応して消えた。そして、雪景色の向こうに朝焼けが見えた。綺麗だなあと思い、また後で見ることが出来たら嬉しいと思い、 つい写真を撮ってしまった。


日が長くなり、家を出る前に日の出を見られるようになった。
このまま雪見酒をしたい気分となったが、朝からそれをやってはねえ。でも、帰宅時にはかなり溶けているだろうと残念がるのであった。

ワコタンの、学会発表用ポスター完成! 隣で先輩が奇声を上げていた(<--- 自分のポスター完成まで先は長いみたい)

自分の論文の考察書きを始めた。まずは簡単なところから。考察の最後には、モデルの検証方法も書かないといけないだろう。これにいつも苦 労する、検証不能なモデルばかり作っているので。
3/12(月) の進歩 卒論発表会
マクロ系研究室合同の卒業研究発表会があった。総勢十数名が、一年間の研究成果を発表してくれた。震災のせ いで大変だったであろう。みなさん、お疲れ様でした。ワコタン、とくにお疲れ。良い成果を出してくれてとても嬉しいよ。

自分の論文の考察を書こうと、文献読みに勤しんだ。はざま論文というか、実は関連論文が少ない。楽とも言えるし、逆に大変とも言える。

またしても陥っている計算地獄。週明けには終わっていると祈りきや、まだ健気に計算中であった。頑張って頂戴。
3/11(日) の進歩 一年
震災から一年が経った。私の生活はすっかり元通りとなっている。あの日々をずいぶんと前のことと感じてしま う。しかし実はそうではない。原発は放射能を出し続けている。津波災害からの復興も見通しが立たない。あの日を境にすっかり変わってしまった日本 が残っている。以前の暮らしを取り戻すために、一歩一歩進んでいかないといけない。3.11 を迎えるごとに、日本に笑顔が少しずつでも戻っていることを。

庭仕事をした。玄関周りの鉢を植え替え、春らしく綺麗にしてやった。茶色く立ち枯れた草本の地上部も刈り取った。なんで、自主的に枯れ落 ちないのだろうねえ。ブナの枯れ葉も、落ちることなく枝に着いたままだし。なんか、適応的な意義があるのかね。
晩酌をしつつテレビを見た。と、明日にかけて大雪と予報していた。外を見ると確かに雪が降っていた。明日の朝は雪で大渋滞?  なら、今宵も酒を過ごして、明日の午前中は家でぐだぐだと過ごしてしまうか。いや、いつも通りに早起きすれば、渋滞を回避できる?  などと葛藤して過ごした。しかししばらくすると、雪が小止みとなった。ちょっと残念に思いつつ、いつも通りに早起きすることにした。

3/10(土) の進歩 鹿島に快勝
ベガルタ仙台が鹿島アントラーズに 1-0 で勝利した。試合内容も良かった。
 またしても雪である。我が家の庭には 3-4 cm ほど積もっていた。こんな状況でまともな試合ができるのか。さすがにもう雪は飽きた。などと憤慨しつつ、満員予想ということもあり、試合開始 2 時間半前に家を出た。しかし、いつもの駐車場はすでに満車であった。やむなく、イトーヨーカドーの前の駐車場に駐めた。そして 2217 円の買い物をして、3 時間無料を獲得した。利久で牛タン定食を頂き試合に備える。馴染みの店員の A ちゃん、2 回連続で姿を見ないのだがどうしちゃったのだろう?
 スタジアムに入ってみると、雪は綺麗に消えていた。後で聞いたところ、関係者・サポが雪かきをしたらしい。仙台すばらし。試合が始まった。鹿島 相手ということもあって不安を抱いていたのであるが、やがてそれも消え去った。互角以上に渡り合っている。見ていて、強さを感じてしまった。新外 国人 FW ウィルソンも、前評判通りであった。そして後半 17 分、MF 太田のコーナーキックを FW 赤嶺が綺麗に折り返した。この折り返しで勝負ありであった。DF 上本がヘッドで流し込み仙台が先制した。その後、鹿島 FW ジョルジーニョのヘディングシュートを GK 林が神がかり的に弾き出すなどし、一致団結でゴールを守りきった。
 良い試合だった。昨季は、格下が強者を倒すという雰囲気であったのだが、今日の試合は堂々の勝利であった。しかも、大黒柱の梁ぬきである。今季 の闘いがますます楽しみになった。

勝利の祝いと、修論・博論指導の慰労を兼ねて、牧といっしょに陸女寿司に行った。なんと、隣の座敷に荒川 静香が来ていた。明日の日テレの番組の打ち合わせを兼ねているようだ。ちらと姿を見てしまったよ。
3/9(金) の進歩 いよいよ開幕
いよいよ明日 J1 が開幕する。日本中がまた熱狂に包まれるわけだ。20 年目の J リーグが、震災から 2 年目の年を迎える日本を元気づけてくれる。
 我らがベガルタ仙台は、ユアテックスタジアム仙台に鹿島アントラーズを迎え撃つ(14 時試合開始)。震災で大きな被害を受けた街のクラブ同士の対決である。両サポが、愛するクラブの闘いを熱く後押しすることであろう。何としても勝 利して、 幸先の良い一歩を踏み出したい。
 仙台は、大黒柱の梁を負傷で欠く。替わりに太田が出場するらしい。絶好調と聞く。きっとやってくれるであろう。ツートップには赤嶺とウィルソン とか。噂のウィルソン、仙台に初見参である。名刺代わりに点を取って頂戴。

卒業研究の発表会があった。みんな、お疲れ様。一年間頑張りました。
 ワコタンも立派に発表してくれた。個人的には、「この研究を続けられるなら ………」という発言に一番反応した。是非、続けさせてあげたいと思う。
仙台レディースは関東遠征へと旅立っていった。レディースとして初の遠征である。明日に早稲田大学と、明後日に日テレベレーザと闘う。な でしこリーグの強豪とどこまで闘えるのか注目すべきところだ。なのに、新幹 線で行ったのか貸し切りバスで行ったのかが気になって仕方がない私は的を外しているかもしれぬ。

昼休みにぱぱっと確定申告に行った。昨日の帰りに仙台北税務署に寄ったのだけれど、「震災で大変なので、震災関係の申告のみを受け付けま す」と張り紙してあった。「せっかく来たというのに上等ではないか、確定申告しなくていいんだな」と啖呵を切ったのであるが、「一番町の三越前の 確定申告会場へ」という看板もでかでかと置いてあった。おまけに、「平日の16 時まで」だと。仕方ないので昼休みに行ってやったのさ。

うっかり引き受けてしまったレフリーをささっとやった。舐めたモデルであった。万一にもこんなモデルが通ったら、レジェク トされた私のモデルたちが不憫でならぬ。
3/8(木) の進歩 素晴らしかった
なでしこの昨夜の闘い(というかアルベルガ杯での闘い)は素晴らしかった。前半の前半こそ押し込まれたけれ ど、以降は試合を支配していた。そしてきっちり追いついた。終了間際の同点劇で PK 戦に突入していたら最高だったけれど、やむをえまい。海 掘〜〜、ミスるな。オリンピックに向けて、ますます期待が高まった。
超吉報。
我が家の庭も春らしくなってきた。雪が消え、スノードロップの咲いている姿が現れた。チューリップも芽を出してきている。クロッカスも、 突然蕾姿になっていた。雑草も生えてきた。これは余計なり。これから、庭の変化を楽しむことにしよう。

黒川の論文にコメント。頑張っているねえ。
 ついで、自分の論文の考察の執筆に入った。とはいっても今日は、構想を練るだけで終わった。いったい何を書くべきなのか。いつもながら考察は嫌 いだ。結果と結論だけで十分と思うのだけれど、なんで考察なんてあるのか。

3/7(水) の進歩 今夜はドイツ戦
決戦の夜である。なでしこは今夜、アルガルベ杯の決勝をドイツ代表と戦う(22:10 試合開始)。昨年の W 杯のときに、丸山のゴールで 1-0 と粉砕した相手である。おかげでドイツは、ロンドン五輪に出られなくなってしまった。だからすごく怒っていると思う。若いのをたくさん連れてきて (= 若返り)お礼参りに燃えているらしい。しかしそんな相手こそやりがいがある。ねでしこらしいサッカーでしっかり勝って、今年最初のトロフィーを手 にしよう。
 澤はまたしても欠場するらしい。体調不良ということのみで、関係者が言葉を濁していることが気になる。

またしても、無限の計算地獄に陥ってしまった。待つ間、他の論文の執筆を進めている。今日はイントロを書き終えた。明日にいよいよ考察に 突入しよう。
確定申告の書類書き。納税額にげんなりする。あ、でもそれは、皆様が拙著をお買い上げ下さったおかげです。どうもありがとうございます。
3/6(火) の進歩 アメリカに快勝
なでしこがやった。ついにアメリカに勝った。26 戦目にして初めてアメリカに勝った(W 杯での PK 勝利は、記録としては引き分け)。試合内容でも決して引けをとっていなかった。むしろ、なでしこの時間帯もかなりあった。しかも、謎のお病気で澤 を欠いての試合である。これは、オリンピックがますます楽しみになった。
午後は休暇を取った。ちょっと早いホワイトデーということで、ちほ・マツハシ・ワコタンをカフェにお連れしたのだ。泉ビレッジにあるノートル・シャンブルに行こうと思ったのだけれど、あいにく今日はお休 み。ならばと、同じく泉ビレッジにあるア ンソレイユに行った。あんの散歩コースにある店で、開店した頃からずっと外から見てきた。最初の頃は お客も多いとは言えず、「今日は客がいるかな?」と心配しながら様子を覗ったものだ。しかし、ぐいぐいと人気急上し、「北のアンソレイユ、南の ノートル・シャンブル」と、カフェっぽくない威名を馳せるようになった。そんなわけで、お茶とケーキをいただきました。美味しかったよね。
ワコタンの卒研発表のファイルと、学会発表のポスターにコメントした。前者はもうすぐ完成であろう。何しろ明後日が本番だし。
 ついで、みっちーの投稿論文のアブストにもコメントした。
 さらにはマツハシのために古新聞を持って行くのであった。変化に富む一日である。

生態学会の口頭発表用ファイルを登録した。果たして、何分で話すことが出来るのか。いつも博打である。
3/5(月) の進歩 またしても
朝起きてカーテンを開けて吃驚した。雪が 10 センチ以上積もっている。そういえば雨という予報であったが、雪に変わったのか。しかしまたしても雪とは。せっかく除雪をした泉パークタウン練習 場が真っ 白になっている様を想像し、げんなりとなった。レディースの選手たちも辟易しているであろう。ただし今日は練習お休みである。
 この雪の中、研究室に出るべきか。道が大渋滞していることは疑いない。戦意を喪失して、とりあえず自宅で出来ることを始めた。ワコタンの Mathematica ファイルを読んだり、ポスター発表用の原稿を読もうとしたり。土日の日記も更新しよう。しかしここでちょっと萎えた。自宅のパソコンは動作が遅 く、イライ ラが募るのだ。そして気力を振り絞り、研究室に出ることにした。直 接の動機 が日記更新とは、尊敬されそうにない。

もちろん、仕事もばりばりしたぞ。まずはワコタンとお話。図の仕上げにかかって貰った。ついで、生態学会の口頭発表用のファイル作りをし た。頑張った甲斐があって一通り出来上がった。明日もう一度見直すことにしよう。そしてさっさと登録してしまおう。
今夜は W 杯決勝の再現である。なでしこがアメリカ代表と闘うのだ(23:10 試合開始)。正直、アメリカの方が強いと思う。しかし負けるわけにはいかない。アメリカのエースであるワンバックを抑え、なんとしても勝利して欲 しい。ち なみに、W 杯のときにワンバックをマークした熊谷は、 「ボールがないところで、ちょっかいを出したら嫌がっていた」と語っている(ス ポニチより)。「ちょっかいを出した」って、おめえ、試合中に何してたんだ?
3/4(日) の進歩 寒肥
庭にはまだ雪が残っている。しかし強引に、バラに寒肥をやることにした。もうそろそろ根が動き出すだろうか ら、これ以上先送りできない。というわけで、雪を除けて土を出し、寒肥をやるという作業を続けた。
 ついでに非情なことも考えた。元気のないバラを育て続ける意味があるのかということである。バラというものは、そのうちに元気が出たりはしない ようなのだ。元気のないものは何年も元気がないままである。ならば新しいバラに植え替えてやろう。というわけで久しぶりに新しいバラを買った。そ して元気のない子を戦力外にしてやった。合掌。
 庭の樹木にも寒肥をやった。こちらは徹底していて、好きな樹種にしか寒肥をやらない。自分の庭というのに依怙贔屓なのである。

二日連続の肉体労働で疲れきった。それでも、週日の弁当のおかず作りをしたり、夕餉を調えたりしないといけない。自分にむち打って頑張っ た。入浴後にビール。美味かった。労働後だと、染み込む量が違う感じである。
3/3(土) の進歩 ベガルタ仙台レディース 11-3 常磐木学園
朝起きて外を見た。一面真っ白で溶ける気配もない。ベガルタ仙台レディースの練習試合は大丈夫か。ちょっく ら情報を調べてみよう。いやその前にやることがあった。ユアテックスタジアム仙台で 4/1 に行われる、女子日本代表対女子アメリカ代表の試合の券を獲得するのだ。というわけで、発売開始の 30 分前にサークル K にいった。でも、誰も並んでおらず拍子抜けだった。10 時きっかりに操作を開始するも、機械がアホで余計な時間を使ってしまった。そしてあっという間にカテゴリー 1 が売り切れとなった。ここでもまた機械がアホで、売り切れというのに残席ありの表示になっていた。このフェイントに騙されまたしても時間を消失。 そんなこ んなで、カテゴリー 2 は獲得できた。
 帰宅後、レディースの練習試合の情報を探した。と、夢蹴球さんのブロ グで、練習場の雪かきをサポがしていることを知った。慌てて駈けだしたよ。ここで手伝わなかったらサポの名折れなりだ。そんなわけで 1 時間半ほど、泉パークタウン練習場の雪かきをした。他人様のために働い たのって何年ぶりであろうか。人工芝を初めて踏んだけれど、なんか微妙な感触であった。
 いったん帰宅した後、試合をみるために練習場に戻った。レディース初の、女子同士の試合である。対する常磐木学園は天下の強豪といえど、1-2 年生しかいない上に、主力 7 人を東北代表の遠征で欠いていた。そんな状況だったこともあり、仙台レディースが圧倒的に支配し、11-3 の圧勝となった。
 今日わかったこと。守備の要は下小鶴、中盤の要は上辻、攻めの要は伊藤なり。この他に、長船・中村・山本・嘉数・安本あたりがレギュラー当確で あろう。
 良いことにも気づいた。高校生チームは毎年選手が入れ替わるので、新年度早々はチーム作りが不十分であろう。だから、4/8 に JFA 福島アカデミー(これも高校生チーム)、4/15 に常磐木学園と当たるというのは、強くならない内にやっつけてしまえるわけで、大変都合の良い日程と言える。

男子の方も、いよいよ来週が開幕となった。このところレディースのことばかりで、男子の方は、「もうお兄ちゃんなんだから」とほったらか し状態であった。しかし来週開幕と思うと、なんか緊張してきた。
3/2(金) の進歩 またしても大雪か
午後から雪が降り始めた。もう、一面が真っ白だ。明日の朝にかけて大雪の予報という。先週末に続けて(2/25 の進歩参照)今週もか。しかし今週は、1 勝 2 敗と大雪の分が悪い。1 勝は、雪見酒が出来る嬉しさである。今夜は、こんこんと降りしきる雪を見ながら楽しめるであろう。1 敗目は、またしても寒肥やりが出来なくなりそうなことだ。ちょっと苛々が募る。2 敗目は、明日予定されている、ベガルタ仙台レディース対常磐木学園の試合への影響である。先週は、大雪のために練習試合(対ベガルタユース)が中 止になっ てしまった。明日もまた中止となると、強化予定が狂うのではないか。それに明日は、レディース初の女の闘いとなるはずであった。これまでの練習試 合の相手はすべて男子だったのだ。そういう意味でも楽しみにしていたのだが。夜更けまではしんしんと積もり、明日の朝にさっさと溶けるという奇跡 を祈りたい。

ワコタンの卒研発表ファイルにコメント。あと少し直して頂戴。
生態学会の口頭発表用のファイルを作り始めた。3/9 の 17 時までに登録する必要があるのだ。口頭発表予定者はお忘れなく。ファイル作りは、乗るまではちょっと苦労する。しかし乗り出したら快調にいける。 今日一日 かけて、半分は出来たと思う。
 ファイルを作るときは、去年や一昨年の発表ファイルを参考にする。久しぶりにこうしたファイルを見ると、作っていた時の情熱が思い出される。 「面白い発表になる」と、浮き浮き楽しみながら作っていたっけ。今振り返ってみると、なんとも色あせて見えるのはなんな訳よ。<--- これ、いつものこと。自分自身が飽きただけなのか、客観的な評価に辿り着いたのか微妙なところである。

3/1(木) の進歩 開放感は投稿してから
月初めの談話会があった。修論・博論発表を終えたので、異様に開放感の溢れるものとなった。そもそも、「談 話会やるの?」というところから盛り上がっていたらしい。当然やるさ。私の理解では、修論・博論は大学に提出する「レポート」である。研究成果と して世界に発表されるものではない。だから、これらを投稿論文にする必要がある。学術雑誌に掲載されて初めて、世界に発表されたことになるのだ。 そのためにも、開放感に溢れる者たちを「締めたろ」と思っていた。もっとも、「レポート」などと敢えて書くと、本当にそうだと思って、講義レポートと同程度の努力で臨まれる危険も あり、話の加減が難しい。というわけで、修論・博論生はみな、学会前に投稿するように。
長らくやっていたモデル計算がやっと終わった。2 週間かかってしまった。詳しく言うと、グラフに描き込む 11 個の点の値を計算するのに 2 週間かかったのである。本来ならば、点の数をもっともっと増やして滑らかなグラフにしたいところだ。しかしそんなことを試みたら、このグラフが出 来上がる のは来年となる。それに、もう 2-3 個グラフを描く必要がある。それぞれの計算に 2 週間かかると思うと、今から激しくげんなりである。