「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
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1/31(月) の進歩 カレー
無性にカレーを食べたくなった。自宅ではもっぱら和食なので、作ることがとんとない。弁当持参なので、昼食に食べることもない。最後にカ レーを食 べたのはいったいいつか。今宵はカレーを作ることを決意。
 カレーを作らない最大の理由は、タマネギを買う必要があることなのだ。和食ではあまり使わないから、買っても余らすだけという思いが先に立ってしまうわ けである。ま、日持ちするから、買ってもいいはずなんだけどね。
ひたすらモデル解析をした。おかげで、だいぶ形になってきた。あと一息。
1/30(日) の進歩 寒い
ツル薔薇の誘引をした。超寒い。足指の感覚が無くなってきた。今朝の最低気温は氷点下 7 度だったとか。凍えながら、なんとか作業を終えた。温々の室内に戻り、「あんは楽ちんでいいね」と思うのであった。
 ツル薔薇の誘引は終えた。しかしまだ、他の薔薇の冬剪定・薔薇と樹木への寒肥やりが残っている。この寒さの中でやるのか。かなり憂鬱だ。

ベガルタ仙台の「SOCIO CLUB GOLD 新規3次販売」(案内文)が行われている。第 3 次か。売れ行きが心配である。名称に問題があるようにも思う。「SOCIO CLUB GOLD」と言われても、要は年間チケットの販売であるとわからないであろう。年間チケット購入とファンクラブ入会が込みになったものが「SOCIO CLUB GOLD」なのだ。今季から出来たもので、制度としては良いものと思う。しかし、知らない人には、年間チケットを購入するためには SOCIO CLUB GOLD に入る必要があることが伝わらない(年間チケットのみの購入は出来ない)。何か、もう一工夫が必要である。
1/29(土) の進歩 アジア王者
我らが代表が、オーストラリアを破りアジア王者に輝いた。ほんに、素晴らしいチームだ。
試合は夜中から。午前中に、ツル薔薇の誘引をした。スッポンフックを貼っていたのだけれど、もはや不要になった。ちゃんとしたフックを施工しても らったからである。スッポンフックを外したところ、外壁の塗装が剥がれてしまった。積水ハウスに電話して補修を依頼。残りの誘引作業は明日に持ち越しだ。
 昼食にまる賛に行った。案内された席の隣に見た顔が。なんと、イタポン・こじま・いまひであった。お互いにびっくりだ。店員に、「この方(私;いつも一 人で来る)、知り合いがいるんだ」と思わせることとなった。
 昼食後、「とうほく蘭展&バラとガーデニングフェスタ2011」に行った。鈴木さんに招待券を頂いたのだ。花を見るのもそこそこに飲食売店の試食を食べ回る自分に、何をしに来たのかと思 わないでもなかった。でも、試食一周後は、庭の展示とかをちゃんと見た。
試合が始まった。ちびちび飲みながらの応援であった。オーストラリアの、高さを活かした攻めに危ない場面が何度か。しかし、GK 川島が鬼神の働きであった。とりあえず失点しないことが大切だ。そうすれば必ず好機が来る。両者無得点のまま延長戦へと入った。そして延長後半 4 分。長友が左サイドを突破、センタリングの態勢に入った。オーストラリアの右センターバックはカバーのため、長友に抜かれたサイドへと走った。さらには、 FW 李をマークしていた左センターバックも、李から離れて同じ方へと動いた。一体なんで?  ゴール前でどフリーになった李の元へ正確なセンタリングが通った。それをダイレクトボレーで叩き込み、日本に決勝点をもたらした。「「これを外したらえら いことになると思ったが、『いっちゃえ』と打った」(ス ポニチより)という。それなのに、トラップして落ち着いてシュートするのではなく(どフリーなのだからその余裕十分)、難度の高いダイレクトボレーをしたのがすごい。弓矢のパフォーマンスで喜びを表 現する李。サンフレッチェ広島じゃないぞ、槙野はいないぞ(笑)。
 見事な優勝だった。どの試合でも苦しみ、それでもきちっと勝つところに強さを感じた。これからが益々楽しみになった。
1/28(金) の進歩 帯
100 ページの文章術 〜 わかりやすい文章の書き方のすべてがここに 〜」 に帯を付けることになった。

「論文執筆指導のカリスマが書いた本」

という謳い文句入りである。「「カリスマ」とは照れちゃう。出版社が作ったものなので ……」が通常の反応であろう。いや実は、「カリスマと書いて」と私が言ったのであった。
そろそろ花粉症対策の時期である。しかし今年は、薬を飲むのを止めようと思っていた。去年一昨年と飲んだのだけれど、効果があるように思えなかっ たからだ。いや、効果はあるのかもしれないが、薬を飲んだ場合と飲まない場合との比較を同じ年に行うことができないのがいけない。そのため、花粉症の症状 が出ると、「薬の効果無し」と思ってしまいやすいのだ。だが、今年の散布量はすさまじいらしい。効果を疑っている暇があったら薬を飲んでしまえという勢い である。しょうがない、帰りに病院に寄るか。
モデル解析。場合分けが多くて頭がおかしくなる。
1/27(木) の進歩 二度目の重版
これから学会発表する若者のために」の二度目の重版が決まった。2000 部刷って、累計 1,1000 部となる。お買い上げ、誠にありがとうございます。
牧研の佐藤さんの修論審査。発表本番も頑張ってね。
マツハシの論文セミナー。お疲れ様。さ、これからは改訂に没頭し よう。朝から晩まで、改訂のみに集中すべし。他は一切しない。
 会議で片平へ。合同セミナーは欠席。
香川が足の指を骨折だと。さあ決勝で爆発しようというときに ………。「持ってない」なあ。可哀相に。
モデル解析。昨日突き当たった疑問は却下した。却下してしま えばこっちのものよ。
1/26(水) の進歩 三等人生
お年玉年がはがきの三等が当たった。切手(四等)の一つ上である。我が人生、戸隠とろろ蕎麦と引き換えということか。
日本が韓国に勝って決勝進出を決めた。パク=チソンの名演で PK を取られ(あんなチャージで倒れる選手がプレミアリーグで通用するかっていうの)先制されたものの、本田・長友のすばらしい崩しで追いついた。延長前半、 審判からお返しの PK を貰った。これも正直微妙。韓国に PK を与えていたので、こちらも PK にしたのだろう。それを、キッカー本田がはずして細貝が流し込むという芸でリードした。その後の日本はどん引き。10 人になったと錯覚したのかと思うくらいの引き方だった。終了間際に追いつかれて PK 戦にもつれ込んだ。日本の一番手は、試合中に PK を外した本田。ザッケローニ監督、粋なことをする。しっかり決めて、本田は自信倍増したであろう。GK 川島が、韓国の PK を三つ続けて防いで、歓喜の勝利となった。
 決勝の相手はオーストラリアである。オセアニアからやって来て、準決勝を 6-0 で勝ってしまうという無遠慮なチームだ。必ずや勝利してアジア王座を 奪還しよう。しかしやはりわからん。なんで、アジア王座を賭けてオーストラリアと闘うのだ?
モデル解析。昨晩、とある疑問に突き当たった。根幹を崩しかねないものだ。どうしたものかと、うつらうつら考えている。
1/25(火) の進歩 今夜は日韓戦
我らが代表は今夜、アジアカップの準決勝を戦う(日本時間 22:25 試合開始)。相手は宿敵韓国である。すさまじき死闘となるであろう。まともに見ると心臓に悪いので、酒で麻酔をしながら見ることにしよう。
一方、ベガルタ仙台は今朝、鹿児島キャンプへと旅立って行った。鬼のフィジカルコーチによる、超筋肉痛メニューをこなすのであろう。ぞっとする な。
 キャンプ地から、開幕戦の広島に直接乗り込むらしい。ますます逞しくなった選手が戻ってくるのは 3/5 か。
モデル解析がだいぶ進んだ。おかげで形になってきた。図を描いてみたりして、ESS の雰囲気を見ている。
 解析のために、Mathematica ブックを久しぶりに見た。Mathematica の公式マニュアルである。日本語訳されているのだけれど、かなりわかりにくい。私の知識不足もあるのだろうけど ………。しかし、なんなんだ、この訳。

【注;Show という命令文での option の使い方の説明】
Show[plot, option -> value] オプションを値に変更しプロットを再表示する

「オプションを値に変更し」って?  しばしして気づいた。「値」は、命令文中の "value" を日本語にしたものらしい。脱力。"Show[plot, option -> kaede]" という命令文を私が打ったとすると、「オプションを楓に変更」になるのか。

Show[plot, option -> value] オプションを "value" に変更しプロットを再表示する

とかして統一しなさい。
1/24(月) の進歩 ごはんを二度食べる方法
あんが、朝ご飯を食べた一分後に、全部吐いてしまった。またしても十二指腸に何かを詰まらせたのかと青くなった。しかし、健康的なうんちを したばかりであることを思い出した(とりあえず、腸が通じているということ)。それに、消化不良で吐くには早過ぎる。では、なんで吐いたのだろう。ともか くも、これではお腹が空いて可哀相だ。そこでもう一度ご飯をあげた。目を輝かせて二度目のご飯に向かう姿を見て、お腹の具合は大丈夫と確信するとともに、 「得したな」と思ったのであった。
バラモンと研究方針の相談をした。二面作戦で進むことになった。
三年生の Y 君が研究室見学に来てくれた。来週にはもう、卒業研究をする研究室を登録するのか。今週来週が佳境だな。
モデル解析を進めた。だいぶ形になったので、細かい証明に着手した。一つ一つ丁寧に、起こりうることを考えていかないといけない。
1/23(日) の進歩 棘の一分
今日も、つるバラの誘引に勤しんだ。いつものことながら、棘をなんとかして欲しいと思う。手には刺さるし、服には引っかかる。棘のせいで、 一分に一回は作業を停止する感じであった。私を引っかけて何の得があるというのか。棘としての意地か?  棘の一分(「いちぶん」と読む) ?  などと憤然としつつ、本日は 6 株を終えた。朝からやったのではかどった。

もやしの消費が続く。昨日今日と、昼食に、「うどん:もやし=6:4」の焼きうどんを作った。朝食にも夕食にももやしを頂いた。しかしまだ、道半 ばである。この道、いったい何のために進むのか?
今宵もとりあえず、大河ドラマ「江」を見た。あまりの馬鹿らしさに、「なんでこんなものを見なくてはいけないのだ」と毒づきながらであった。ほん と、なんであんなのを見なくてはいけないのか。あと 2-3 回は我慢をして、同じような調子だったら見るのをやめよう。
1/22(土) の進歩 つるバラ誘引
ようやくにしてつるバラの誘引を始めた。通常は 12 月に行う作業である。誘引のためのフックを外壁に付けるように積水ハウスに頼んだと ころ、一昨日やっと工事を終えたのだ。というわけで、今日の午後から誘引を始めた。けっこう大変な作業で、3 株しか終わらなかった。こりゃ、三日くらいかかるかもしれない。
朝市で昨日、もやしの大袋が 150 円で売られていた。安さに釣られ購入。しかし、袋を手に取りちょっと後悔した。もやし 2 kg 入りであったのだ。ちょっとした米袋である。しかも、賞味期限が 1 月 23 日とな。三日間でもやし 2 kg を消費とは、どういう家庭を想定しているのか?  ずっしりと重量感のあるもやしを見ながら、もやしパーティー貧しそうで も開くかと思った。
昨日、日本がカタールに逆転勝ちした。しかも、退場で 10 人になってから引っ繰り返した。たくましい。香川が爆発したのも嬉しい。
1/21(金) の進歩 予約始まる
100 ページの文章術:わかりやすい文章の書き方のすべてがここに』が、ア マゾンbk1 で予約受付状態になっていた。いよいよ出版という雰囲気である。売り切れないように早めに予約をしてしまおう!
今夜は、アジアカップ準々決勝のカタール戦である(22:25 試合開始)。カタールは地元のうえ、2022 年のワールドカップ開催地だ。そのためか、実情以上に強敵に思えてしまう。しかし、我らが代表は必ずや勝利してくれるであろう。ちびちびと飲みながら、応 援しよっと。
新しいモデルの解析を進めた。なんか、良くも悪くも先が見えた感じだ。面白いんだか詰まらないんだか。当人がこう悩むときは、確実に詰まらないん だろうな。
1/20(木) の進歩 再校を終えた
100 ページの文章術:わかりやすい文章の書き方のすべてがここに』の再 校を終えた。久しぶりに読み直すと気になるところが見つかり、どうしても直してしまいたくなる。今回も、ウケ狙いの文章を修正したりした。おかげでウケやすくわかりやすくなったと確信している。
三年生の S 君・T 君が研究室見学に来てくれた。またいつでもどうぞ。先輩の話を聞くのもいいと思うよ。いろいろな意味で。
イタポンの論文セミナー。著者等のデータ解釈にどうも納得がいかなかった。釈然としない。
 ついで、バラモンとデラックスの合同セミナー。お疲れ様。宿題も出した。以下の、イントロの骨子を書くというものだ。

何を前にして
どういう問題に取り組むのか
どうして取り組むのか
どういう着眼で
何をやるのか

各項目を1-2行の長さで書く。それよりも長くしてはいけない。骨子の要を理解できているのなら、短くまとめることが出来るはずである。だから 1-2 行だ。しかししまった。1 行の長さを言わなかった。1 行 1000 字くらいで書いてきたらどうしよう。
1/19(水) の進歩 税込 1050 円(本体 1000 円) 3 月 9 日刊行
100 ページの文章術:わかりやすい文章の書き方のすべてがここに』の価 格と刊行日が決まった。税込 1050 円(本体 1000 円)で、3 月 9 日の刊行である。本体価格でいうと 1 ページ 10 円という安さだ。みなさま、ぜひお買い上げ下さい。
 再校ゲラも届いた。さっそく目を通している。明日には終えるであろう。

ベガルタ仙台の、開幕戦と第二戦の相手が決まった。

3/5(土) サンフレッチェ広島 広島ビッグアーチ
3/12(土) 名古屋グランパス ユアテックスタジアム仙台

早くも胸がどきどきしてきた。
 我がクラブにはいきなり暗雲である。練習場である泉サッカー場が 6 月上旬まで使えないというのだ(河 北新報より)。昨夏の猛暑で芝がぼろぼろらしい。まったくもう。クラブも仙台市も、対応がぬるい。
1/18(火) の進歩 帰宅
朝風呂に浸かった。ただし、地階の内湯である。本日風強く、露天風呂はついに閉鎖だそうである。朝食後、車中泊のあんのところへ行った。 ケージの扉を開けると、嬉しそうに出てきたのでほっとした。
 宿を後にし酒田へと向かった。途中、初孫の酒造元に寄り酒を買った。ついで、鮮魚センターに行ってみた。名物の寒鱈がどかどかと置いてあった。こんなに 大きなもの食べきれない。鰺と小鯛を買って、今宵のおかずとした。
 相馬樓という所に行ってみた。酒田の料亭文化を今に伝える建物だそうだ。「酒田舞妓」がいて、踊りなどを披露しているらしい。なんで、酒田で舞妓なのか とも思う。でも、本場京都の祇園の舞妓も、京都でもなければ関西でもない地の出身者が多いらしい。(出身は)「山形どす」などと言っているのを聞いて、「どす」かよと憤慨したもんだ。それはともかく、酒田舞妓の踊りは見なかったけ れど、売店で土産を売っている姿は見た。綺麗な舞妓が三人も売店の中にいる姿は斬新であった。
 昼食に、「寿司政」という店で寿司を頂いた。とても美味しかった。今旅行で一番美味しい食事だった。
 昼過ぎに帰途についた。4 時過ぎに帰宅。これにて、何もかも忘れる旅を終えた。はぁーー、楽しかった ………。
1/17(月) の進歩 湯野浜温泉へ
久しぶりの温泉旅行だ。あんを連れ、車で、山形の湯野浜温泉へと向かった。雪が心配ではある。このところ連日のように、「明日の明け方まで の積雪量は日本海側で 50 cm」とか予報しているので、この調子では 5 m くらい積もっているのではないかと思ったのだ。しかし、関山峠も無事に越えることが出来た。鶴岡市内も、ぱっと見で 30 cm くらいの積雪であった。
 昼食に海鮮丼を頂いたあと、鶴岡市内を観光することにした。「普通の観光客がすることをする」が私の信条であるのだ。そういうわけで、致道博物館という ところへ行ってみた。ものの見事につまらなかった。ここで信条が揺らぎ、さっさと湯野浜温泉の宿に行くことにした。
 宿は、海の目の前、というか砂浜に建っていた。海からの強風が、強弱をつけることなく常に最大速で吹き続けている。

寒い。トイレをさせるためにあんを連れて歩いた。風上に向かうと、強風に体毛が吹きつけられてしぼみ、あんの体積が半分くらいになった。ほうほうの体であ んを車に戻し、私は宿へと入った。「今日は穏やかでよいです」という仲居さんの言葉に脱力。これよりすごいのってどんなのだろう?
 休息後、宿自慢の露天風呂に行ってみた。屋上に、海を臨む露天風呂があるのだ。「20 分が限界」とか「心臓が悪い方はおやめになった方が」などといった言葉に覚悟を決めた。確かにすごかった。脱衣場から湯船まで、冷たい強風の中を早足で歩 いた。湯船に浸かってしまえば大丈夫と思っていたのだが、顔に吹き付ける風が辛い。おまけに湯が熱い。たまらず湯船から出ると、5 秒で身体が乾いてしまう。寒いのでまた浸かる。熱くて出る。自分は寛いでいるのか?  それでも、日本海の眺めを楽しみながら、20 分は頑張った。もう 3 分入っていたら、どうなったかわからぬ。
 車中泊のあんの様子を見に車に行った。防寒のため、ケージの外側を毛布でぐるぐる巻きにしている。さらには、センター試験監督者控え室からかっぱらってきた使い捨てカイロを、ケージ内の クッションに貼ってあげた。頑張って寒さに耐えてね。
 夕食はまあ美味しかった。でも、楽しみにしていた刺身がさして新鮮ではなく悲しかった。サウジアラビアをちんちんにする日本を楽しみながら、ちびちびと 酒を飲んだ。4 点目までは覚えているけど、5 点目は記憶無し。
1/16(日) の進歩 センター試験二日目
今日も苦行である。東北大の井上総長から、監督者に対して感謝の言葉があったらしい。そんな言葉をかける暇があったら、お前も監督をしろ。
明日明後日と、休日出勤の代休を取る。久しぶりに、温泉に一泊してくる。何もかも忘れてしまいたい。みなさん、明日明後日は、どうか私を探して下さい。
1/15(土) の進歩 センター試験一日目
センター試験の一日目である。大荒れの天気で、「受験生は余裕を持って会場へ」などとニュースで言っている。監督者にもそういう優しい言葉 をかけて欲しいものだ。というわけで、苦行の一日。ただひたすら、時間が経つのを待つ。辛いったらありゃしない。
1/14(金) の進歩 「これ論」の原型
懐かしいものを見つけてしまった。日本生態学会関東地区会会報に掲載された「これから論文を書く若者のために」である。このページの、1994 年 43 号をクリックすると PDF をダウンロード出来る。「これ論」の原型となった文書だ。もう 17 年も前のことなのか。「生態学の将来について書いて欲しい」という依頼を受け、そんな難しいこと書けるかと思った。替わりに勝手に「これから論文を書く若者のために」を書いて送ったのだから、出 来るというべきか否か。私にも書けそうな依頼(「関東地区会の想い出」とか)だったなら、「これ論」が生まれたかどうかわからない。
 地区会の原稿を元に本を書き始めたのが 2001 年(出版は 2002 年)。大改訂増補版を書き始めたのが 2005 年(出版は 2006 年)。第三版を書くかどうか知るよしもないが、書くならば、馬鹿にならないうちに 書いてしまいたい。脳が衰えつつある自覚少々。
日本 2-1 シリア。録画しておいたものを、情報を遮断して見た。審判酷い。明確なオフサイドというのに、PK にした上に GK 川島を退場させてしまった。「これだから」と言いたくなる。何はともあれ勝ってよかった。
モデル解析をした。前進はしたのだけれど、どうもすっきりしない。モデルが簡単過ぎるからか。
明日と明後日は苦行。ひたすら耐えるしかない。
1/13(木) の進歩 腕時計
腕時計をした。私にとっては画期的なことである。ひょっとして 10 年ぶりくらいやもしれない。装着感が気になるので、あまり好きではなかった。そのため、携帯電話があれば時間がわかることもあり、とんとしなくなってい た。でも、時間を知るのに、携帯電話を取りだしてかぱっと開けることもまた面倒である。実はこれが微妙なストレスであった。先週末の説明会で、「携帯電話 の電源は切っておくこと。時計の時刻を合わせておくこと」と言われ、腕時計をするかという気になった。腕を見れば時間がわかる。当たり前のことやもしれな いが、今の私はこのことに感動している。
 それにしても、「腕時計をする」って変な表現だ。「腕時計」を「する」って、よくよく考えると、どんな行為なのか。
月初め談話会があった。来年度に私の研究室に入る W さんも参加してくれた。こうして、少しずつ慣れていくことだよね。さ、皆さん、学会に向けて準備をしっかりと。
1/12(水) の進歩 おめでとう!
がんちゃんの博士論文発表会があった。林木育種センターで行ってきたアカマツの遺伝子流動の研究を、ものの見事な博士論文にまとめ上げたの だ。がんちゃんが私の研究室で行った研究は、ツリフネソウの花の大きさの集団間変異に関するものであった。過去を振り切りこの研究を複雑な経路を経てアカマツ研 究に発展させたということにしよ。がんちゃん、おめでとう。これから益々、自分の研究を発展させていってくれ。
終了後、私御用達の「魚がし」で打ち上げをした。川渡のトミーも参加してくれた。隣で、合コンらしき人々が異様に盛り上がっていた。こいつら馬鹿かと思った。
新しいモデルの解析を本格的に始めた。場合分けがたくさんあり過ぎて頭がおかしくなる。こういう面倒なこと嫌い。
1/11(火) の進歩 明日
明日はがんちゃん(岩泉 正和)の博論発表会の日である。どうぞお忘れ無く。

1/12(水) 15 時より
東北大学理薬キャンパス・生命科学研究科生物棟・生物地学共通講義室にて
演題(発表は日本語):Simultaneous evaluations of paternal and maternal gamete-based gene flow in Pinus densiflora dispersed seeds: contributions of the biparentally heterogeneous genetic compositions to within-population genetic variability.
マツハシ・デラックス・冨里の講演要旨完了。本番に向けて頑張れ。
 講演要旨のパターンの一つ。

「よって○○であると結論した。今後は△△を調べる必要がある。」

そして発表本番では、△△を調べた結果も載せている。「頑張ったんだね」と好印象を与えやすい。でも、本番までに△△を新たに調べることは季 節的に無理(*)なので、ちょっと不思議かも。

*「冬というのに春のお花が咲いたの?」というイメージ。

良くない例
「今のところ○○である。現在、△△について解析中である。」

岡嶌さんの博士論文を面白く読んだ。面談して議論をしよっと。
Mathematica のプログラムを書いている。しかし集中できない。暗い思いに心が閉ざされるばかりなり。
1/10(月) の進歩 温泉
本当に、温泉でも行こうかという気分になってきた。冬の日本海の荒波を見ながら湯に浸かり、新鮮な魚介類を頂けば心もすさむであろう。というわけで、ネットで温泉宿をいろいろと検索してみた。 こういう時にいつも疑問に思うことがある。旅行社のページから予約するのと、宿に直接予約するのとではどちらがお得なのかということだ。旅行社ページのも のと宿のページのものとでは、プランや値段がけっこう違うんだよね。宿は旅行社に手数料を払っているはずなので、その分だけサービスを落としている気もす る。いや、旅行社ページで信用を落とすと大変なので、むしろ力を入れているかもしれない。こういう所の内幕を知りたい。

冨里の学会発表要旨にコメント。だいたい良いけれど、あとちょっと。
昨秋に録画機能一体型のテレビを買った。本日始めて、ハードディスクに録画した物をブルーレイディスクにダビングしてみた。さーっとやってくれる と思いきやそうではなかった。等速で再生しながらダビングしていた。「ダビング時間=録画時間」である。これはかったるい。
1/9(日) の進歩 地球システム・地球進化ニューイヤースクールで講演
地球システム・地球進化ニューイヤースクールで論文の書き方の講演を行った。会場は、国立オリンピック記念青少年総合センターという所で あった。行ってみると、建物がいくつも並んでいて、部屋もたくさんあった。いろいろな催しが同時に行われているようで、人もわんさかであった。実は、どの 部屋で行うのか知らなかったので、会場にたどり着けるのか不安になった。とりあえず食堂で昼食を摂った。そして、ニューイヤースクールの名札を付けた人を 探した。幸いにして発見できたので、会場を訊くことが出来た。そして平然と会場入りし、講演を行った。30 分という短い講演だったので、序論の書き方に話を絞った。ま、受けてくれたと思う。参加者の方々が、若きエネルギーに溢れていて好もしかった。

大河ドラマ「江」を見た。うーー、どうしてこう、「作者の勝手な物語世界」になってしまうのだろう。自分がそういう風に描きたいのなら、自分だけ が見るためのドラマでも作って喜んでいればよいではないか。こういう物をみるたびに、史実を重厚に描いた小説を書きたいという思いを新たにするのであっ た。「これ江」でも書くか。<-- 略称のみで、書名が決まっていない。

日本 1-1 ヨルダン。試合終了間際のヘッドで追いついた。一時はどうなるかと思った。

1/8(土) の進歩 年間チケット発売
ベガルタ仙台の年間チケットが発売されている(仙台公式ページより)。 SOCIO CLUB ゴールドというものに入ると、年間チケットも付いてくるという仕組みである。というか、年間チケットが欲しければこれに入るという仕組みだ。ホーム全試合 を格安価格で見ることが出来るのだ。絶対お得である。皆で購入して、我がクラブの熱き闘いを後押ししよう。
友蔵、大丈夫か?  肩こりで救 急車で運ばれるなんて画期的すぎる。カナダには整体マッサージはないのか?  私は先日、整体マッサージ 40 分コースを受けたけれど、極楽であったぞ。
泊まりがけで温泉に行きたい。もう何年も、出張以外の旅行をしていないから。6 年前に草津温泉に行ったのが最後か?  だから久しぶりに出かけたい。何もかも忘れて、温泉に浸かって美味しいものを食べたい。
1/7(金) の進歩 モデル化
新しいモデルの構想が出来たので、Mathematica で計算プログラムを書き始めた。ある程度は複雑な計算になるであろう。でも、解析的に解けるかもしれない。そう期待しつつ、地道にプログラムを書き上げて いこう。

午後から、某説明会。今年は DVD 付きであった。来週末は地獄の時間となる。

はあぁ。も、やだ。
1/6(木) の進歩 博士論文発表会のお知らせ
私の研究室の出身者で、森林総合研究所・林木育種センターの岩泉 正和くんが博士論文を提出している。その発表会を下記の日程で行う。来聴自由なので、奮ってご参加いただきたい。

1/12(水) 15 時より
東北大学理薬キャンパス・生命科学研究科生物棟・生物地学共通講義室にて
演題(発表は日本語):Simultaneous evaluations of paternal and maternal gamete-based gene flow in Pinus densiflora dispersed seeds: contributions of the biparentally heterogeneous genetic compositions to within-population genetic variability.

終了後、打ち上げも予定している。打ち上げへの参加希望者は私まで連絡を下され。当日の飛び入りでも大丈夫とは思うけれど、事前連絡を頂く方が助かる。

新しいモデルについて考えた。一時、根本的な勘違いをしていることに気づき焦った。でも、なんとか持ち直した。
1/5(水) の進歩 お節づくし
本日の弁当はお節づくしであった。朝昼夜と食べ続けないと消費できそうにないのだ。お節をおかずにご飯を食べるのって、何か変な感じだ。今 宵は休肝日なので、夕食もそうなるが。
1/11 が生態学会の講演要旨の登録締め切りである。黒川が、要旨を書いて送ってくれたので、いろいろコメントした。結論を明確にすること、それに基づいて問題を 設定することなどを伝えた。もうちょい頑張ってね。
研究に埋没するしかあるまい。昨年末から考えていたことをモデル化しよう。そう思い、メモを読み直しながら考えを練り直した。無理しても集中する こと。そうしないと、すぐに「はあぁ」になってしまう。それにしても、これのモデル化って相当に難しそうだ。出来るのだろうか。
1/4(火) の進歩 はあぁ
研究室に出る気になれない。朝から、テレビをだらだらと見て過ごした。定年後はこんな日々を送るのだろうか?  意味あるのかね。
せめて表面的には元気なふりをしよう。気力を振り絞ってネタ。

散歩に連れて行こうとするも、飼い主の手袋を咥え込んで動かないあん。
こうなるまでの経緯
私:散歩に連れて行こうと、上着を着て手袋をはめる。
あん:ゴミ箱に体当たり。こぼれ落ちたティッシュを咥え込む。
私:ティッシュを奪おうと、あんの口の中に強引に手を入れる。
あん:取られまいと、歯を食いしばって頑強に抵抗。
私:あんの口を力尽くで拡げ、どうにかティッシュを取る。
あん:ともかく頑強に、口中にある物を取られまいと歯を食いしばる。当初の物と変わっていても全く構わない。
1/2-3(日月)
最悪の正月。何もする気が起きない。
1/1(土) の進歩 明けましておめでとうございます
2011 年が明けた。みなさま、本年もよろしくお願い申し上げます。
 平成でいうと 23 年である。昭和は遠くなりにけり。

加茂神社に初詣に行ってみた。詣でることにさして興味はないが、話の流れでそうなったのだ。参拝するのに 200 m ほどの行列が出来ていた。吃驚。並ばないと拝むことも出来ないとはねえ。

昼から、新年の祝いをした。これが今年のお節料理だ。

全 20 品くらい。

あんのお節料理
ゆっくりと語らいながら味わった。しかし、すぐに満腹になってしまい、全然減らない。困りましたな。