「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
進行状況ホーム


7/31(土) の進歩 地上デジタル
我が家は、JCOM 仙台というケーブルテレビ局を利用している。「泉ビレジは難視聴地域なので、ケーブルテレビに入っていただきます」と、土地購入時に東急不動産に言われた のだ。実際、テレビのアンテナを立てている家は一軒もない。でも、地デジなら届くのではないかとふと思った(*)。ケーブルテレビをやめることが出来れば これ幸いだ。なにしろ、余計にお金がかかるし、チャンネルの切り替えの反応の遅さも不快である。ヤマダ電器に行ったら、おりよく地デジの相談員がいた。住 所を教えて調べて貰ったところ、「南東 45 度の方向に障害物が無ければ受信可」とのことであった。おのれ、騙されていたのか。UHF アンテナを付けてケーブルテレビをやめてやる。壁付きのアンテナなら、景観を損なうこともないであろう。ここまで憤慨して思い立った。ケーブルテレビ利用 前提で家を建てたので、我が家にはアンテナの配線がないのだ。さてど うしよう。とりあえず、積水ハウスに問い合わせてみるか。

* あとで調べたところ、この認識は間違いらしいことがわかった。

今週も無為に過ごす週末。こんな人生を送っていていいのだろうか。
7/30(金) の進歩 説明のための文章と説得のための文章
今日も、「これから学会発表する若者のために」の文章の分析に勤しんだ。この本では、ほとんどの段落が以下のような形式になっている。

形式 1:A である。なぜなら○○だから。

「A である」という結論を述べてから、その理由を説明する形である。これを、

形式 2:a について考えてみる。○○である。よって A である。

というように、「問題提起 --> 論 --> 結論」としてみる。書き換えた文章を読んでみると、けっこう苛つくのだ。「言いたいことをさっさと言え」という感じである。
 ところが学生のレポートの場合、形式 2 でも苛つかない。この違いは何故か。
 思うに、両者の目的が違うからではあるまいか。「これから学会発表する若者のために」は、学会発表の仕方を説明するための文書である。「なぜなら○○だ から」も大切だけれど、読者が本当に知りたいのは「A である」の方だ。これに対しレポートは、ある主張を説得するための文書である。「○○である」の部分をじっくり考えて貰い、「よって A である」と結ぶ。だから、論をじっくりと展開する形式が(も)相応しい。
 実をいうと私は、形式 2 がけっこう好きである。形式 1 が連なる文章は、「こうだ、こうだ」と怒られているみたいで何かいやなのだ(自分でもそういう文章を書くけれど)。だから、形式 2 推奨の機会を窺っているわけである。
 などと、日記の冒頭に真面目なことを書いたのはいつ以来か。
今日は、進化学実習のレポートの締め切り日らしい。三年生が何人もレポートを届けに来ている。締め切りは 7/15 説と 7/30 説があったようだが、皆の結論は 7/30 説みたいである。
7/29(木) の進歩 朴 成鍋
ベガルタ仙台に新加入した FW 朴 成鍋は、高さ・技術・スピードを兼ね備えた逸材とのふれ込みである(7/13 の進歩参照)。しかし、そんな良いことずくめの選手がいるのかと思っていた。先日の試合でわかった。彼は、高さはあるが高さがない。ヘッドが相当 に下手であることが判明したのだ。なにしろ、頭にボールがまともに当たらない。彼の弱点はヘッドだ。高さを警戒する必要はない。と、味方の弱点を宣伝して どうするのか。
デラックスとバラモンの講座セミナーがあった。二人とも、自分の研究の展望を話してくれた。お疲れ様。
 まずはデータ解析。手持ちの物を全部見て、これからの方向性を議論しよう。わからないことは、周りにどんどん質問するように。
学生のレポートの分析に疲れたので、自分の文章の分析をしてみることにした。「これから学会発表する若者のために」を読んで、引っかかるところが 無いか確認していく。引っかかりを見つけたら、どうして引っかかったのかを考える。幾通りにも書き直してみて、どれが一番わかりやすいのかを検討してみ る。引っかかりのない部分も、あえて他の書き方に直してみたりする。こうして、わかりやすい文章の構造を分析していく。正直、疲れる。文章って頭痛の種 だ。その後にまた日記を書かなくてはいけないのだから、つくづく嫌に なりますな。
7/28(水) の進歩 アウェーの洗礼
ベガルタ仙台 1-1 サンフレッチェ広島。勝てる試合だったと思う。1-0 で迎えた後半、立ち上がりから広島が前がかりになってきた。それを凌いで仙台の時間帯となった。この時に追加点を奪えなかったことが響いた。「決定機に決 めれば相手にダメージを与え、自分たちが優位に立つことができたのに」と MF 梁は振り返っている(河 北新報より)。確かに、決定機を幾度も外してしまった。広島は、幾度も幾度 も幾度も幾度も決定機を外したのであるが、それに触れては話が成り立たない。勝利への紙一重が厚い。攻撃の精度を高めないといけない。
 昨日の試合、すさまじきアウェーの洗礼があったらしい。虫がすごくてサッカーどこ ろではなかったそうだ。広島の佐藤寿人いわく、「 サッカーにならないくらいひどかったんです。後半ちょっと落ち着きましたが、 前半はここ(首元を指して)には虫が20匹くらいみんなついている状況で、手にもついてるし、走れば口に入ってくるし」である(J's ゴールより)。ア ウェーの洗礼とはふつう、偏った判定とかサポの応援とかのことである。しかし虫とは、東北の自然が活かされている。自然環境をこれからも大切にし、ユア テックスタジアム仙台の虫の洗礼を浴びせよう。土地の子(仙台の選手)は慣れているので、問題はないはずだ。
成績不振にあえぐ京都サンガ FC が監督を解任。……… い いなあ。
今日明日と、オープンキャンパスが行われている。その一環として、「性の生物学」という模擬授業をやった。途中で 10 人くらい出て行ってしまった。もう、二度とやりたくないと思った。
7/27(火) の進歩 今夜は広島戦
ベガルタ仙台は今夜、ユアテックスタジアム仙台にサンフレッチェ広島を迎え撃つ(19 時試合開始)。我がクラブは現在、9 戦連続勝ち無しと弱り切っている。かたや広島は 6 位。攻撃的サッカーが爆発中である。いじめっ子が塩を塗り込みに来た ………。ところがなんと、仙台は広島に負けたことがない。過去 5 戦して 3 勝 2 分である。今日負けるだけの話じゃんという冷めた見方はやめにして、我がクラブの勝利を信じよう。
 広島には、元仙台戦士の FW 佐藤と MF 中島がいる。二人とも中心選手として活躍中である。佐藤との再会は楽しみだ。仙台で飛躍し、広島で、日本代表にまで上り詰めた選手なのだ。かたや中島は、 仙台を戦力外となった選手である。ほにゃほにゃ走っている感じで、芽が出るとは思えなかった。ところが、ジェフ千葉に移籍し、オシムの申し子と言われるま でになった。今は広島で活躍中である。正直なところ、中島君と J1 で再会するとは思わなかった。も、見返された気分そのものである。
学生のレポートの分析に勤しんだ。今日は、トピックセンテンスについて考え込んでしまった。段落の冒頭にトピックセンテンスが無くてもすんなり理 解できてしまう場合がある。それはなぜか。今だ考え中である。
7/26(月) の進歩 心配
今日は、あんにとって記念すべき日である。生まれて初めて、ケージに入らずにお留守番をしているのだ。これまでは、居間においてあるケージ に入ってお留守番をしていた。ケージ外だと、散歩の犬が通る度に窓に突進して大変なのである。むろん、居間の冷房を入れっぱなしにしておく。そうでないと 熱中症になりかねない。しかし、居間は広いので電気代が馬鹿にならない。今さらながら気づいたのが、二階の書斎でお留守番をさせることである。さほど広く ないし、南向きでもない。だから、冷房を入れっぱなしにしても電気代はさしてかからないであろう。さらには、あんの目の高さでは、窓から外の様子も見えな い(バルコニーの壁があるので)。ならばケージに入れておく必要もないだろう。そう思い、書斎に放してきた。さてどうなっていることやら。
「訳のわからない文章を書いた本人にも出来る改善のコツ」にさらに磨きがかかった。かなり有効と思う。とはいっても、これで完成版として良いのか 不安もある。新たなレポートをいくつか読んでいくと、このコツの改良点が見つかったりするのだ。きりがない気もするが、レポートの分析をもう少し続けるこ とにするか。
7/25(日) の進歩 徳利と盃
NHK の「美の壺」で、「徳利と盃」を見た。目から 鱗が落ちた。徳利の楽しみの一つは、注ぐときの「とくとくとく」という音なのだという。なるほどと思い、我が家の徳利で試してみた。五種類の徳利で注いで みたけれど、どれ一つ音がしなかった。うーむという感じだ。一方、盃の楽しみの一つは、酒を入れて斜め上から覗いたとき(見込み)の美しさなのだそうだ。 酒を入れると、隠れていた色が現れるのだとか。これも、我が家の盃で試してみた。よくわからなかった。でも、見込みを楽しむという行為は気に入った。これ までは、盃の外側ばかり見ていた。酒の入った内側も確かに綺麗だ。
 ついつい、和食器の店を覗きに一番町に出てしまった。「お、いいな」と思う徳利があった。3,7000 円だと。買えるかっていうの。
曇りがちのせいか、今日はまだ過ごしやすかった。それでも、暑くてやる気をなくすことに変わりはないが。
 猛暑のせいで、西洋芝にちょっと枯れが入ってきている。芝刈りを封印しよう(*)。少なくとも今週の芝刈りは中止だ。

*西洋芝は高温多湿に弱い。体力を付けさせるため草丈を高く保つことが、夏越しの技の一つである。
7/24(土) の進歩 苦杯
ベガルタ仙台がアルビレックス新潟に 2-3 と逆転負けしてしまった。これで 9 戦連続勝ち無し。
試合は夜から。それまでは室内で凡庸に過ごすことにした。何しろ、暑くて外に出る気が起きないのだ。朝、庭に水やりをしただけで、くらくらしてし まった。というわけで、だらだらとテレビを見て過ごした。アンデルセンの足跡を追った番組とか、「こんな童話のどこが面白いのか?」と憤然としながら見て やった。
夕方、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。夕食に久しぶりに牛タン定食を頂き、スタジアムへと入った。
 今日の試合から、アウェーサポの席割が変わっていて、南側ゴール裏の大きな一角がアウェー用となっていた(これまでの 3-4 倍の広さ)。要するに、アウェーの集客にも期待することにしたわけである。アウェー席を埋め尽くした新潟サポを見て、すごいと思うと共に悔しい気持ちに なった。本来なら、あそこも仙台サポが埋め尽くさなくてはいけないのに ………。
 試合が始まった。立ち上がり 10 分ほどは、新潟の潰しに為すすべがなし。しかし、だんだんとボールが回るようになってきた。そして前半 36 分、高橋の流したボールに 朴 成鍋が抜け出して GK と一対一に。GK もかわして先制した。さすが。N 君 s (中島 裕希・中原 貴之)にあれは出来ない。そのまま 0-1 で前半を終了、これはいけるかもと思った。ところが後半開始早々に PK を取られ、マルシオ=リシャルデスに冷静に決められてしまった。これが痛かった。さらには後半 23 分に、マルシオ=リシャルデスに FK を直接決められた。ゴール右上の角にぴしゃりと入るというすごさ。GK 林一歩も動けずだった。気落ちすること 3 分、エリゼウが CK のボールを頭で流し込んで同点に追いついた。引き分けかと思われたロスタイム、マルシオ=リシャルデスに CK を直接に決められて 2-3。悪夢の敗戦となった。PK・FK・CK でハットトリックを達成したマルシオ=リシャルデス。珍しい記録だけど、何も貰えないっつーに。
 手倉森監督は、「勝ちのところまで紙一重にきたことは感じています」と語ったそうだ(ベ ガルタ公式ページより)。それを言うなら、「引き分けのところまで紙一重に きた」が先ではないか。勝ちまでは紙幾重あるのやら。気づくと、残留争いに向けてまっしぐらである。とりあえず、次節の広島戦に勝たないと 真剣にまずい。
7/23(金) の進歩 明日は新潟戦
いよいよ J リーグ再開である(先日の山形戦は無かったと いうことで;7/17 の進歩参照)。ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台にアルビレックス新潟を迎え撃 つ(19 時試合開始)。リーグ 8 戦勝ち無しの仙台と 7 戦負け無しの新潟という、似たもの同士の闘いである(いろいろ続いているという意味で)。新潟の攻撃力はすさまじいらしいが、ホー ムで負けるわけにはいかない。というか、負けるとまずい。サポの後押しで必ずや勝利しよう。
 明日は、新加入 FW 朴成縞が先発するらしい。ところがどうも、調子はまだまだのようである(河北新報よ り)。 「本番になればやってくれるのが韓国人(選手)。期待している」と手倉森監督は語っている(同紙よ り)。先日の山形戦にも出場したものの全然駄目だったことが脳裏をよ ぎるのであるが、「山形戦は無かったということで」と、監督と意見が一致しているみたいである。
「訳のわからない文章を書いた本人にも出来る改善のコツ」の完成版が出来つつある。いろいろなレポートで試しているけれど、使える物に仕上がって きた。もっと試してみて、最終版を仕上げよう。
 それにしても ………。まがりなりにも東北大の学生だろう。こんな訳のわからない文章を書く学生がいるなんて信じられない。自分で読み返してみて、理解できているのであ ろうか。
今日学んだこと。阿武隈川って宮城にも流れているんだ。福島の川かと思っていた。これからは、福島の川とは言わせないという気持ちになった。
7/22(木) の進歩 あん眠妨害
あまりの暑さに、エアコンの除湿をかけて寝るようになった。おかげで良く眠れている。なんといっても、湿度が低いと体感的に楽である。さら には、「あん眠妨害」も無くなった。エアコンをかけずに窓を開け放して寝ていたときは、外の物音に「わんっわんっわんっわんっ!」と飛び起きる生命体に悩 まされていたのだ。一晩に何度もなので堪らなかった。窓を閉めていれば物音も聞こえにくい。「あん眠妨害」が減って極楽である。
シモンの論文セミナー。丁寧に読み込んでいた。自分の研究の参考にもなったと思う。お疲れ様。
「訳 のわからない文章を書いた本人にも出来る改善のコツ」の試作品が出来上がった。その有効性を、訳のわからないレポートを使って確かめている。今のところ、 上手く改善出来ている。本人に改善させてみたいけれどそうもいかない。仕方ないから、内の学生を使って試してみるか。「ちょっとお願い」と私が寄って来た ら、「訳 のわからない文章を書いた本人」に匹敵すると評価されていると思って頂きたい。
7/21(水) の進歩 試験終了
生物学科三年生向け講義の試験を終えた。講義室に入ると人が一杯。久しぶりに皆が集まっていて、同窓会のようであった。試験終了後、さっそく採点を始めた。答案をお返しするの で、私の部屋まで取りに来て頂戴。先着 5 名様に特典なし。
 これで今期の講義が終わった。一年で一番ほっとする日である。今宵は自分にご褒美を授けよう。
 いつの頃からか私は、講義の中身よりもプレゼンの姿勢を伝えることの方が重要ではないかという疑惑に囚われている。その思いは伝わっているようで、講義 の感想としてプレゼンに触れている人が多かった。ありがとう。
今日も、学生のレポートに挑んだ。先日、訳がわからないと絶句したレポートに再挑戦である。これをネタに、改善の仕方のコツを研究するのだ。「訳 のわからない文章を書いた本人にも出来る改善のコツ」みたいなものが発見できれば画期的である。
7/20(火) の進歩 生き甲斐との共存について
いやー、生き甲斐っていいね。生き甲斐を得た私は生き生きしている。「目から鱗を落としてやる」を目標に、学生のレポートの分析に勤しんで いる。
 そんな時、衝撃的なことが起きた。そのとき私は、シモンから貰った論文をホッチキスで留めようとしていた。ところが、

復元写真
爪切りで留めようとしていたのだ。うっかり爪切りを掴んだだけならよ い。そうではなく、爪切りを取り出し、開いて、論文に添えるところま で行っていたのである(ボケの三段攻撃)。こういう状況で生き甲斐を持つと、何とかの冷や水となるのか。生き甲斐との共存について考えさせられた。
というわけで、これ以上衰えぬ内に立派な本を書いてしまいたいという思いが募っている。レポートの分析は順調なり。
7/19(月) の進歩 自宅で仕事
三連休らしいけれど、行くところもなければ遊ぶこともない。正直暗い。今日は、自宅に籠もって仕事をすることにしよう。まずは、論文の校正 をちゃちゃっとやった。昔と違って、誤綴りだの誤植だのはまず無いから楽である。ついでレフリーをした。こちらもごりごりと進めた。
数日ぶりに、学生のレポートの分析を再開した。先日来、わかりにくい原因と改善策を研究しているのだ。「これからレポート・卒論を書く若者のため に」の第三部に書いたようなことを再探求することが目的である。今回は、気合いの入り方が尋常ではない。何しろ、生き甲斐を見つけないとやってられない人 生である。形となる物を残すは生き甲斐の常道、「あなたにも作れる生き甲斐」「初めての生き甲斐」などと言われている(* 1)。かの名画「生きる」においても、 「命短し  恋せよ乙女  黒髪の色  褪せぬ間に  心の炎  消えぬ間に  今日は再び  来ぬものを」と唄いながら公園を作っておられた。ただし私は、身体的には健康(のはず)である(* 2)。

*1 「「これ論」を残したからもういいじゃない」という指摘ははっ 倒す方向で。
*2  「生きる」の主人公は、自分が癌であることを知ってしまった。一時は絶望するも、公園作りに生き甲斐を見出すようになった。偉い。

 それにしても、わかりにくさと改善策の研究は難しい。一読してさらっと理解できたつもりの文章でも、どこかに引っかかりを感じることがある。その原因は 何か。気づくと、500-600 字ほどの文章に一時間も向き合っていたりする。文章を真剣に解剖することが如何に大変なことか。普段は読み流しているだけだと痛感してしまう。
今日は真面目に休肝日。祝日といえど、月火は肝臓の祝日だ。
7/18(日) の進歩 ジャイアントキリング
NHK BS2 で、ジャイアントキリングというアニメを一挙放送していた。弱小プロサッカーチームの闘いを描いたものである。何気なく見てみたのだけれど、はまってし まった。サッカーをきちっとリアルに描いている。荒唐無稽なプレーが登場する「サッカー SF」とは大違い。プレーも戦術も現実そのままだ。だから、見ていて勉強にもなる。「弱小チーム」という点も身につまされる。開幕から五連敗しサポの怒り は頂点に。どこかでよく目にした光景ですな。「8 試合で 1 点しか取れない FW なんて」と自分を責めているけど、それを言うなら我がクラブ の(以下自粛)。サポの楽しさを感じさせてくれるアニメでもある。これから毎週見ることにしよう。

梅雨が明けた。何なのか、いきなりのこの暑さは。仙台の本日の最高気温は 31.6 度だそうだ。平年よりも 6 度高い。
 そんな暑さの中、庭仕事に精を出してしまった。三日間家を空けただけなのに、薔薇の花がらが溜まっていたし、西洋芝も伸びている。昨日購入したシャリ ファ=アスマの植え付けもしなくてはいけない。炎天下の中、開き直って作業を進めていった。昼前に終え、シャワーを浴びてすっきりとした。
 今年は猛暑になるという噂である。とほほだ。西洋芝が無事に夏を越してくれるのか心配だ。

7/17(土) の進歩 完敗
ベガルタ仙台がモンテディオ山形に 1-3 と完敗した。監督の力量差ありあり。

試合は夜から。出張で疲れたので、ぐだぐたとして過ごした。本当にぐだぐだ。もう嫌になる。
試合が始まった。敵地に乗り込みたかったのだけれど、チケットがあっという間に完売してしまった。よって、残念ながら CS で応援である。
 開始 3 分。「えっ?」というミドルシュートを決められてしまった。しかしその後は仙台がボールを支配していた。そして前半 13 分、FK を梁が決めて同点に追いついた。仙台が押し気味のまま前半を終えた。正直、勝てると思ったのだが。後半になると、山形が積極的に出てきた。仙台の右サイド を狙われ、あっさりと 2 失点。慌てて朴・中原を投入するも、ちぐはぐな攻めを繰り返すばかりであった。1-3 で、屈辱の敗戦となった。
 しっかりとゲームプランを立ててきた、山形の小林監督。後手後手の采配の手倉森監督。負けるべくして負けたのかもしれない。はあ。

7/16(金) の進歩 帰仙
今日は仙台に戻るのみである。それにしても首都圏は暑い。岡山はもっと暑かったけれど。仙台に辿り着き、こっちも暑いことに驚いた。嫌にな るね。
仙台に戻って最初にしたことが薔薇の購入だ。さっそくかという感じ。ジェフ=ハミルトンがカミキリムシの幼虫にやられてしまったので、新戦力とし てシャリファ=アスマを購入したのだ。それにしても、昨年は、ジェフ=ハミルトンのすぐ側に植わっていたブールドゥ=ネージュがカミキリムシにやられた。 この場所、カミキリムシの産卵場所になってしまっているのか。
7/15(木) の進歩 岡山一宮高校で講演
今日は、岡山一宮高校で、「これからポスター発表する高校生のために」という講演を行う。河川の増水のために山陽新幹線が止まっているとい う情報に、行き着けるのかと心配した。しかし、飛行機で行くので関係ない。と いうのは嘘で、東海道新幹線の中でやきもきしたのだ。やがて、止まっているのは広島以西ということが判明、無事に岡山に着くことができた。昼食後、一宮高 校へと向かった。教頭先生・担当の O 先生らにお会いし、しばしお話。会場となる体育館へと向かった。

これって「とめはね」?
プロジェクターを映してみると、ちょっと暗い感じがした。暗幕を閉め切り館内を暗くして貰っ た。暑いけれど仕方がない。やがて、二年生 320 人が入場して来た。そして全員が床に座った。なかなか壮観であった。講演が始まった。一人壇上に立ち熱弁を振るった。暗くしているために生徒の様子がわ からない。反応が掴めないのでやりにくかった。おまけに、ポスター一枚を丸まる映したスライドは、ほとんど読み取れなかった。ポスターを映して説明しなが ら、「これは全然伝わりませんな」と達観したのであった。その気持ちをパソコンが察したのか、ポスターを映したスライドへの切り替え(別ファイルに入れて いた)が出来なくなるというトラブルを起こしてくれた。やむなくその後は、ポスターは映さずに説明していった。さすが我がパソコン。見えないスライドを映 しても意 味がないと、態度で示してくれた。一時間半ほどで講演を終えた。正直、高校生にどれだけ伝わったのか不安である。「「自分の興味」を「聴衆の興味」にす る」ということだけでも伝わっていたらと思う。このことを理解できていれば、プレゼンは半分以上成功したようなものである。

7/14(水) の進歩 講義最終回
「これから論文を書く若者のために」の講義をした。論文のイントロを読ませ、意義を理解できるかどうか実体験して貰った。「わかっていない から」というだけの理由でやるのは駄目だと言いたいのだけれど ………。そもそもその研究に興味がある場合は、「わかっていない」という説明から意義を読み取ってしまうこともある。初めから「著者の立場」に立てるとい うわけだ。でも、そうやって読み取ってくれる読者は少数。幅広く読者を惹き付けるためには、そのことをやる意義をきちっと説明しないといけない。そういう ことだよね。
 これで今季の講義を終えた。やはりほっとする。今宵は祝いたい。

質問者御イニシャル F. Y. 君・Y. R. 君

明日は、岡山一宮高校でポスター発表の仕方の講演を行う。スーパー=サイエンス=ハイスクールというものに指定されている高校で、科学教育を積極 的に行っているらしいのだ。その一環として招かれたわけである。ポスター発表に関する講演は初めてなので、反応が楽しみだ。
 最近では、高校生によるポスター発表の場を提供している学会が多い。今年の生態学会でもやっていた。岡山一宮高校の生徒さんも参加していたので、発表を 聴いてみた。「この夏に講演に行くから」と話したら、「是非来て下さい」と喜んでくれた。でも、その生徒さんらは今は三年生、講演対象は二年生である。 ま、仕方ない。
 大雨なので、交通機関の乱れが心配である。無事に辿り着けるのか。予定通りにいけば、次回更新は今週の金曜日の夜か土曜日の昼となる。
7/13(火) の進歩 朴を獲得
さあ皆さん、現実に戻ろう。さっそくの補強話である。ベガルタ仙台が、韓国人 FW 朴 成鎬を獲得した(ベ ガルタ公式ページより)。身長 191 cm と高さがある上、足元の技術とスピードもあるらしい。FW として言うことがないではないか。どこか足りない部分があるんだと逆に思ってしまうが、まずは素直に期待しよう。 さて、出場はいつから?
 我がクラブには、同姓の朴 柱成がいる。朴朴というテレビゲームがあったような気が。選手としては朴 成鎬の方が先輩であるけれども、「朴」という呼び名は譲るようだ。「「成鎬(ソンホ)」と呼んで」とのことである。
今日も、文章の分析に悶々とした。学生のレポートを読んで苦悶。ついで、自分の文章を読んで苦悶した。トピックセンテンスについて、悩んで しまったのだ。
生物学科三年生向けの講義の準備をした。いよいよ明日で最終回。恒例の、「これから論文を書く若者のために」という話をする。私の講義の中で一番 大切な話題と思うので、出席して頂戴ね。
7/12(月) の進歩 神々の祝祭終わる
録画しておいて、情報を遮断し、生中継気分で見ようと思っていた。起床後に再生すると、試合前の前座番組だけで終わってしまった。なんと、 試合を録れていなかった。呆然。やむなく、8 時からの CS の再放送を見ることにした。情報を遮断するため、テレビも付けずにネットも見ずにいよう。芝刈りをしたり、日記を書いたりして過ごした。
 放送が始まった。ところが、閉幕式をやっている。ひょっとして試合の再放送は終わってしまったのか。そんな馬鹿なと悩んでいると、試合の前に閉幕式をや ることが判明した。そんなものなのかね。
 ようやく試合が始まった。美しく繋ぐスペインと、激しく潰すオランダ。決勝に相応しいぶつかり合いだった。延長も後半に入り、これは PK 戦かと思った。しかし、スペインのイニエスタがついに均衡を破った。これが決勝点となり、スペインがワールドカップを手にした。
 素晴らしい 120 分だった。四年に一度の祭典の決勝という場。FIFA アンテムが流れる中、選手を待ち受けるスタジアムが映し出されたときは、その荘厳さに感動した。そして、最高の技術を持った選手達が全霊を賭けて戦ってい た。ワールドカップを高々と掲げるスペインの選手達。敗れたオランダの選手達は花道を作り、表彰を終えて降りてくるスペイン選手を祝福していた。ただ、オ ランダのファンマルウェイク監督は川崎フロンターレの真似(*)をしたので、いけないんだと思った。

* 準優勝のメダルをかけて貰ったのに、表彰台から降りたらすぐに外してしまった。

 神々の祝祭が終わった。改めて、サッカーって素晴らしいと思った。世界中がこれだけ熱狂する祭典。ボールが世界を一つにする。
 むろん、サッカーはこれからも永遠に続く。選手達はリーグに戻る。私たちもそうしよう。今週末、J リーグ再開である。ベガルタ仙台も、残留へ向けての戦いを始める。現実に戻るわ けだ。
冨里の初論文セミナー。頑張って準備をしてくれた。お疲れ様。コントロールと人工授粉比較の意義が、わかったようなわからないような。どうもすっ きりしない。
7/11(日) の進歩 記憶に残るでこ
地上波が三位決定戦を放映しないという暴挙が判明。CS を見るしかない。しかし我が家の DVD は、CS を録画することが出来ない(DVD の差し込みが足りないので繋げることが出来ない)。事態に気づいたのは昨夜の 11 時過ぎ。既にかなり飲んでいた。午前三時に起きる気もせず、自棄になって寝てしまった。でも今朝になって、CS で 8 時から再放送があることに気づいた。よかった。おまけに、まだ結果も知らない。生中継気分で見ることが出来た。ドイツもウルグアイも伸び伸びと闘ってい て、とても面白かった。ドイツ 3-2 ウルグアイで迎えた試合終了間際、ウルグアイが絶好の位置で FK を得た。蹴るのは名手フォルランだ。この日も、芸術的なシュートを決めている。ウルグアイが追いつくかと固唾を飲んで見守った。鋭いシュートが放たれたと 思った次の瞬間、バーに当たって弾き返された。そしてそのまま試合終了となった。なんということか。記憶に残るでこ(*)となった。

*我が家では、ゴールのバーのことを「でこ」と呼んでいる。ポストは「耳」である。
参議院選挙に行った。選挙前に増税の話をする姿勢を評価したい。選挙が終わってから突然増税の話をしだしていた人々とは大違いだ。でも、増税には 反対だけどね。
今宵も、全局が選挙速報に励んでいた。前にも書いたことだけど、他の番組を流す方が視聴率を取れる局もあるんじゃないの?
7/10(土) の進歩 ビオラ粛正
暑い。なんなんだこの気温は。こんな日は粛正してすかっとしよう。というわけで、主庭のビオラを一掃することにした。ガーデンガーデンに 行って後任を物色。花手鞠とサマーラベンダーを購入した。帰宅後、ビオラを全部抜いてやった。ついでに、サルビアと思われる芽生えも抜いてやった。色がど うも好みではないのだ。すっきりした花壇に、花手鞠とサマーラベンダーをバランス良く植えていった。お洒落に咲くように。さらには、花手鞠が越冬するらし いことにも期待したい。うまく育てば、年を経るごとに豪華に咲き乱れてくれるであろう。
イシカワという住宅会社の展示場に行った。むろん、三軒目を立てるため ---------- の訳がない。大抽選会のチラシが来て、「一等 iPad」に欲が眩んだのだ。「四等のホームカラオケが当たっちゃったらどうしよう」などと、すっかりその気であった。しかし、クジを引いた瞬間に現実を 見た。こんなの当たるわけがない。ガソリン代を無駄にしてしまったぜ。
7/9(金) の進歩 乗ってきた
学生のレポートの分析を再開した。今日は、段落の構成に特に注目した。各段落に、「何について」「何を言いたいのか」が無くてはいけない。 そして「何について」は、前の段落の「何を言いたいのか」を受けていないといけない。たとえばこんな感じだ。

【ゴキブリの話】
第一段落 何について:なぜ、家に侵入できるのか
     何を言いたいのか:身体の構造に秘密がある
第二段落 何について:その秘密とは
     何を言いたいのか:扁平で弾力性に富むことである
第三段落 何について:そのおかげで通れる隙間の幅は
     何を言いたいのか:5ミリという、家内にいくらでもある隙間である

 当たり前のことを指摘している気もするけれど、これを認識できたことが本日の収穫だ。
三年生の Y さんが、実習のレポートについて質問をしに来てくれた。頑張ってるね。
 レポートの締め切り日について、7/20 説と 7/30 説があるという。「どっちですか?」と訊ねられた。私に聞かれてもわからん。ま、 好きな方にして頂戴。
レフリーをした。ああいうアプローチって重要だと思う。
7/8(木) の進歩 タコの運命は
スペイン 1-0 ドイツ。タコの予想が当たった(昨日の進歩参照)。そうしたら、 「フライやバーベキューにしてしまえ」「切り刻んでシーフードサラダやパエリヤに混ぜてしまえ」という意見が殺到しているという(時事ドットコムよ り)。なんと ………。ドイツ人がタコを食べるとは知らなかった。
 それにしても、予想が当たったから食べるなんて酷い。予想した時点で食 べるべきだろう。
 決勝はオランダ対スペインとなった。攻撃的なチーム同士の対戦である。これは楽しみだ。

黒川の初論文セミナー。一所懸命に読み込んでくれていた。論文の質が低かったのが可哀相。でも、自分の実験のヒントは得られたのではないか。
レフリー中。難しい論文でまいる。
7/7(水) の進歩 準決勝二試合目
明日未明(日本時間 8 日午前 3:30)、準決勝第二戦のドイツ対スペインが行われる。どっちが勝つのかさっぱりわからない。ドイツのタコ占い(*)によると、スペインが勝利するとの ことである(日 テレより)。日本でこんな予想をしたら、「そんなタコは刺身にしてしまえ」となるであろうが、ドイツ人はタコを食べない(よね?)ので命拾いだ。

*ドイツの国旗と対戦相手の国旗を張った箱(貝入り)を並べ、どちらの箱の貝を食べるかで勝敗を占う(食べた国が勝つ)。これまで、ドイツ戦を五戦全部的 中させたそうだ。しかし、食べ「られた」ので負けと考える方が自然ではないのか。そのため、疑惑の判定だ、「タコの手」だと批判されている(私に)。
バラモンと研究相談。テーマは固まった。あとは材料決めだ。

生物学科三年生向けの講義をした。「変動環境における適応」という、少々理屈っぽい話であった。寝ている人も多かったが、ちゃんと聴いている人も 多かった。

質問者御イニシャル:N. A. 君
昨夜、「えっ?」とも「けっ!」とも思うメールが来てしまった。憤然。さっそく今日、再投稿に向けて準備をした。
7/6(火) の進歩 明日未明に準決勝
明日未明(日本時間 7 日午前 3:30)、準決勝第一戦のオランダ対ウルグアイが行われる。だんぜん、オランダを応援する。そもそもオランダの攻撃サッカーが好きだし、あんなハンド(7/3 の進歩参照)をするチームが勝ち抜いて欲しくない。とはいえ、ウルグアイも強そうだ。
いよいよ、新しい本の構想を練り初めた(3/25 の進歩参照)。まずは、学生のレポー トを読んで、どういう問題点があるのか分析することにした。分析が目的なので、「わかりにくい」のひと言で済ませたりはしない。どうしてわかりにくいの か、その原因を追及していった。最初の 3 本は良かった。レベルもそれなりなので、わかりにくい部分の原因もはっきりしていた。4 本目で打ちのめされた。本人は読み直しをしたのか?  それとも、こんな文章で平気な頭脳を持っているのか?  投げ出したいのを我慢して、なんとか最後まで分析を続けた。……… 疲れ果てた。もう今日は何もする気が起きない。頭の体力をここまで奪い尽くすとは。訳のわからない文章の恐ろしさを垣間見た時であった。
レフリーをした。トンデモ論文ということに決定した。神様がそう囁いたので。
7/5(月) の進歩 中休み
ワールドカップも、準々決勝を終えて準決勝への中休み中だ。私も一時的に普通の起床時間(5:30)に戻っている。睡眠不足に慣れたせい か、就寝時間がけっこう遅くても平気に目覚めることが出来た。
生物学演習をした。昆虫の論文なのだから、独身の雄という言 葉は出てこないと思うよ。やっぱ「単一の雄」(single male)でしょ。でも、「この雄は独身、この雄は既婚」とかがあっても面白いか。
日本学士院賞の受賞記念講演会に出席した。東北大学大学院理学研究科という良き時代を担った西平先生の講演である。ああ、あの頃に戻りたい。会場 で、「生命科学研究科は今」とかいうパンフレットを貰った。生命科学研究科では教授しか存在が認められていないことが確認できた。何なんだ、あの名簿 (怒)。
論文を一つレフリー中。すごい論文なのかトンデモな論文なのか区別がつかない。さいころで決めるか。
7/4(日) の進歩 アルゼンチンも負けた
ドイツ 4-0 アルゼンチン。こんな大差がつくとは。統制されたサッカーが奔放なサッカーを圧倒した。
 スペイン 1-0 パラグアイ。PK が二つ。しかも二つとも失敗という珍しい試合であった。スペインのサッカーはやはり楽しい。

ようやくにして、我が家の西洋芝が綺麗になってきた。先週に肥料を撒いたのが良かったのか?  芝が綺麗だと豊かな気持ちになれる。かたや薔薇は、一番花が終わった静寂に包まれている。二番花を咲かせ始めた品種がいくつか。戦力外となって移籍した公 園で健気に咲く品種も。
錦市場のテレビを見た。私はこういう番組が好きだ。市場の木綿豆腐を使って、京の料理屋が揚げ出し豆腐を作る場面が出てきた。その作り方に驚い た。揚げる前に豆腐を煮込んでいたのだ(普通は、こんなことをせずに豆腐をいきなり揚げる)。豆腐に味を付けてから揚げるとは。今度やってみよう。
テレビで「涙そうそう」が流れていた。この歌を聴く度に、「実は灘の校歌ではないか」と思ってしまう。「君への想い  灘こうこう」って感じ。
7/3(土) の進歩 ブラジルが負けた
オランダ 2-1 ブラジル。ブラジルが負けてしまった。ドゥンガ監督・ジョルジーニョコーチという磐田・鹿島コンビを応援していたのだけれど。でも、オランダが勝ったこと も嬉しい。
 ウルグアイのスアレスが、ガーナのシュートをGK のように手で弾き出してしまった。時は延長後半ロスタイム。ガーナのシュートがまさにゴールに入ろうとしていた。確かに、この時間帯にゴールを決められた らほとんど終わりであろう。だからといって手で弾き出すとは。一発レッドで PK となったものの、その PK をガーナが外してしまった。さらには、PK 戦でウルグアイが勝った。おかげで、歴史の汚点となるハンドとなった。でも、こういう人、たまにいるんだよね。ブランメル仙台時代にシュミットという選手 がいて、彼もゴールを手で弾き出した。しかも審判はハンドを取らず。などと、故郷自慢みたいに突然ローカルな話をする私。
蒸し暑い。庭に出る気が起きない季節の到来となった。それでも頑張って、門柱まわりの花壇に花を植えたりした。
 このところずっと機会を伺っているのが、主庭の花壇に植えているビオラの粛正である。春の低温のため、今年はまだ鬱陶しい大きさになっていない。でもも うビオラの季節ではないだろう。近所を調査すると、残っている庭もあれば消えている庭もあった。来週あたり粛正するか。
論文が Journal of theoretical Biology に通った。

Sakai, S. With whom is the gene in conflict in offspring production?: synthesis of the theories of intragenomic and parent-offspring conflict.

嬉しい。
7/2(金) の進歩 代表チーム帰国
我らが代表チームが帰国した。記者会見では、今野が 闘莉王の真似をしたり、森本が南アフリカの歌を絶叫したりと、ちょっとあれであったという。戦士の休息だ。
 駒野がきりっと上を向いていてほっとした。
今夜からいよいよ準々決勝が始まる。

オランダ対ブラジル
ウルグアイ対ガーナ
アルゼンチン対ドイツ
パラグアイ対スペイン

というすごい組み合わせだ。こんな豪華な対戦を楽しめるとは。どこが勝ち残るのか予想もつかない。

ポスター発表の仕方の講演準備が終わった。ポスター発表に関する講演は初めてなので、もっと時間がかかると思っていた。しかし、こんなに早く終 わってしまうとは。目標を失った感じである。これから私は、どうやって生きていけばよいのか。
生き甲斐探しの第一弾として、Journal of theoretical Biology から返ってきてきた論文を返送した。私の勘違いのために、レフリーの方に手間を取らせてしまった。申し訳ない。
7/1(木) の進歩 綾瀬はるかなり
生命保険会社の営業の女性が来て、手書きのプロフィールを置いていった。書道をやっていたらしく、達筆な縦書きであった。好きなことば「綾 瀬はるかなり」とあった。好きなタレントではなく言葉?  変わった言葉が好きだなと思った。よくみたら、「継続は力なり」だった。
酒井研暗黒談話会があった。今回も真っ黒に充実していた。
今日も、ポスター発表の仕方の講演準備をした。おかげで目処が立った。あと数日で仕上げてしまおう。