海  外  神  社

海外神社

海外神社

海外神社といえば、耳障りは良いが、実態は大日本帝国(国家神道)による海外侵略政策の一環であり、人民教化(皇民化)の一助を担ったカルトの施設である。

2024/08/18追加:
手持ちの書籍で海外神社の記述がないかと探すも、殆ど、取り上げられていない。
唯一、次の図書で取り上げられている。

○「『神道』の虚像と実像」講談社現代新書2109、井上寛司、2011 より
 靖国神社には、本来の日本国民のみならず、朝鮮や中国など植民地から動員された「皇軍」の一員として戦死した人びとも祀られたが、彼らを「帝国臣民」として組織する上において、大正8年(1919)に創建が決定された朝鮮神社(大正14年には朝鮮神宮と改称)を始めとする植民地神社が決定的といってよい重要な役割を果たした。
 台湾・朝鮮・樺太・満州や東南アジア・オセアニアなど・・・これらの地域にも次々と神社が創建され、神社への参拝強制などを通じて現地の人々を帝国臣民として組織していった。これは宮城遥拝・日の丸掲揚・君が代斉唱・日本語常用・「皇国臣民の誓詞」斉唱び強制などと一体の皇民化政策の重要な一環をなすものであったといえる。
 蓋し、妥当な見解と思われる。

○神社本庁のサイト>おまいりする>海外の神社
では
  日本にしかないと思われがちな神社ですが、実は海外にもいくつかの神社があることをご存じでしょうか。
  その多くは、海を渡った日本人が、故郷との縁を繋ぐ心のより所としておまつりしはじめたものです。
とある。
 確かに、630社に及ぶ【神奈川大学「海外神社(跡地)データベース」】の中には
  愛宕神社(旧朝鮮)、京城神社摂社天満宮(旧朝鮮)、京城神社摂社稲荷社(旧朝鮮)、清津金刀比羅神社(旧朝鮮)、清津金刀比羅神社(旧朝鮮)
  営所稲荷祠(旧満洲)、金刀比羅神社(旧満洲)
  大連出雲大社教分祠(関東分院)(旧関東州)、大連金刀比羅神社(旧関東州)、金刀比羅神社(旧関東州)
  稲住稻荷社(旧台湾)、恵比須社(旧台湾)、大林金刀比羅社(旧台湾)、金刀比羅社(旧台湾)、末廣稲荷社(旧台湾)、
  水分社(旧台湾)、台北稲荷神社(旧台湾)、玉井製糖工場 構内稲荷社(旧台湾)、六亀天満祠(旧台湾)
  石鎚神社(ハワイ)、出雲大社教布哇分院(ハワイ)、マラエア恵比須金刀比羅神社(ハワイ)、モイリリ稲荷神社(ハワイ)
などが少数あり、国家神道とは関係のない神社が建立されたことは確かであろう。
 さらに、鹿島、春日、八幡、住吉、大山祇などの社名を冠する神社名も少数あり、これらは神社名だけでは、民間信仰なのか国家神道系なのかは判断できない。つまり、国家神道とか関係ない神社もあると思われる。
 残りの大部分は地名を冠する神社や神社名からその神社の性格の判断を保留せざるを得ない神社であり、神社庁のいうような「故郷との縁を繋ぐ心のより所としておまつり」した神社とは判断できない。
 それよりも、下に掲載する「海外官社の概要」をご覧頂きたい。
ご覧のとおり、海外の主要神社・その地域の中心を担った神社は、官・国家が中心となり、国家神道を弘教したということが歴然ではないか。
官・国家が率先して「現地の人々を帝国臣民として組織」しようとする「熱気」が伝わってくるではないか。
 上記の神社本庁の海外神社に関して云っていることは、嘘であり、何の反省もないと言わざるを得ないと断罪する。


2024/08/16追加:
稲宮康人氏による「海外神社」の紹介

○「日本経済新聞 2024年8月14日 文化36面」 より
 大見出:海外神社 統治の痕跡を撮る>小見出:植民地政策に利用した「負の歴史」13ヶ国・地域の跡地訪ねる◇稲宮康人

明治から創建された海外神社は1750社以上あるとされる。
筆者・写真家稲宮氏は2009年から13ヶ国・地域を訪れ、130カ所の神社を写真に収めてきたという。
海外神社は、日本が植民や統治を企図したアジア各地などに日本の思想を植え付けるために建立したということにある。
現地の人々に参拝を強要したり、彼らにとっては宗教的な聖地である場所を取壊しそこに神社を作ったケースもあったと聞く。
かつての満州にあった海外神社は都市部を除くと分らないことが多い。勿論それは中国共産党政権の人民抑圧政策の影響での取材困難さが付き纏う。
  サイパン島泉神社跡:稲宮康人氏撮影;下掲の「海外神社一覧表」14 or 302にあり
 各地の海外神社の現況
台湾・台中神社跡:倒れた鳥居を遊具として遊ぶ子供たちの姿があった。
  (※下掲の「海外神社一覧表」321)
韓国・朝鮮神宮:ソウルの南山公園では朝鮮神宮が発掘され、それの遺構が展示されるようになった。
  (※下掲の「海外神社一覧表」391)
韓国・光州神社跡:高齢男性に声をかけられたが、逆に問いかけが出来ず、後悔する思い出がある。
  (※下掲の「海外神社一覧表」189)
フィリピン・マニラの比島神社:存在不明であったが再発見
  (※下掲の「海外神社一覧表」にはなし)
フィリピン・ダバオのミンタル稲荷:存在不明であったが再発見(その他の3社も再発見)
  (※下掲の「海外神社一覧表」にはなし)
 著作(日本が行った苛烈な植民地政策の一端を示せたら・・・)
インタビュー冊子「『大東亜共栄圏』の輪郭を巡る旅ー海外神社を撮る」編集グループSURE、2015
写真集「『神国』の残影」国書刊行会、2019
 ※写真家・稲宮康人氏の写真はWEBで検索すれば、多数ヒットする。


2024/08/18追加:
海外官社の概要

 海外には官幣大社6社、官幣中社1社、国幣小社11社が存在した。
 主要出典:Wikipedia

海外官幣大社(6社)

【官大1】樺太神社 (廃社) 樺太豊原市
  明治38年(1905)ポーツマス条約により、南樺太が日本領有となり、その鎮護のため、開拓三神が奉祀せられたこととなる。
  明治44年(1911)鎮座祭・創建。
   本殿・瑞籬・拝殿・祝詞舎・社務所・鳥居等を具備。
  祭神:大国魂神・大己貴神・少彦名命の「開拓三神」、樺太の総鎮守・総氏神とされる。
  戦後:樺太のソ連軍による占領に伴い放棄、後廃社。後にはロシアの戦勝記念の施設とうになっている。
   なお、南西へ約300m離れた地点樺太護国神社(招魂社)があったが、社殿の基礎部分が残る。
    札幌神社改め北海道神宮では、旧樺太神社の例祭の日だった8月23日に樺太開拓記念祭を行っている。

【官大2】台湾神宮 (廃社) 台湾台北州台北市
  明治28年(1895)下関条約により、台湾が清朝から大日本帝国に割譲。
   台湾に台湾征討近衛師団長として北白川宮能久親王が出征も、同年、台南で戦病死する。
  明治29年貴族院において「国費を以て台湾に神社を建設するの建議案」が提出、
   衆議院においても「別格官幣社を台湾に建設する建議」が提出される。
  明治30年、日本国内での動きを受け、乃木希典前総督は「故北白川宮殿下神殿建設取調委員会」を設置。
   設置は当初は台北の圓山を予定したが、第4代台湾総督児玉源太郎男爵や後藤新平民政長官の相談の結果、
   基隆河の対岸の剣潭山の地とされる。
  明治32年着工、明治34年社殿竣工。
  明治33年内務省は台湾神社創健を認め、告示する。
   勅使が御霊代とともに東京を出発、能久親王未亡人大妃富子らは、装甲巡洋艦浅間に乗艦し、基隆港に到着。
   文武の高官が出迎え、御霊代及び富子妃の移乗の時、防護巡洋艦須磨を始めさまざまな船舶が満艦飾で奉迎・
   軍楽隊は吹奏し、艦艇は礼砲を放つ。・・・
  同年、官幣大社「台湾神社」の鎮座式を挙行、各界の名士600名余りが参列する中、勅使による鎮座式が執り行われる。
  大正12年皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)が台湾行啓の際、台湾神社へ参拝。
  昭和19年アマテラスの増祀と台湾神宮への改称が、内務省から告示。
  同年台湾神宮のある円山の山頂に旅客機が墜落、遷座予定の新社殿や、鳥居、石燈などを焼失。
  祭神:アマテラス(昭和19年増祀)、大国魂命・大己貴命・少彦名命の開拓三神、北白川宮能久親王
  戦後:廃社、跡地は台湾大飯店(台湾ホテル)となり、昭和27年改築され圓山大飯店となる。

【官大3】朝鮮神宮 (廃社) 朝鮮京畿道京城府
  大正8年(1919)を祭神とする「朝鮮神社」を創立し、官幣大社に列する旨が告示。
   (※詳細な経緯は不明)
  大正9年南山の頂の御用地20万坪、境内7000坪の地に、総工費150万円で殿舎の造営に着手、6箇年で竣成。
   伊東忠太設計の正殿、神庫、祝詞舎、瑞垣門、勅使殿、手水舎、社務所等があった。
  大正14年「朝鮮神社」が「朝鮮神宮」に改称、例祭日が定められ、勅祭社となる。
   また、朝鮮の総鎮守とされる。
  祭神:アマテラス・明治天皇
  戦後:廃社、跡地には南山公園(朝鮮語版)が作られる。
  付記:遷座前には神社人の間ではアマテラスではなく、檀君奉斎論が起こるも、却下される。

【官大4】扶余神宮 (未鎮座) 朝鮮忠清南道扶餘郡
  扶余神宮は、日本統治下の朝鮮・忠清南道扶余郡に創建予定だった神社で、造営途中で日本が敗戦、鎮座できず。
  扶余(古名は泗沘)は、百済の最後の都があった地である。
  朝鮮総督府はこの地に扶余神宮を創建し、扶余を「神都」とすることを企図、昭和14年官幣大社として創立される。
  昭和18年の鎮座を目指すも、社殿の基礎工事がほぼ完了した程度で敗戦を迎える。
  祭神:応神天皇・神功皇后および斉明天皇・天智天皇(白村江の戦い)を予定。
  戦後:当然廃社であろうが、その後の情報なし。
   (注)神奈川大学「海外神社(跡地)データベース」に記載なし。

【官大5】関東神宮 (廃社) 関東州旅順市
  関東神宮は、日本の租借地であった関東州旅順市に所在した。社格は官幣大社。
  昭和13年(1938)創立。
  昭和19年鎮座・創建。
  祭神:アマテラス・明治天皇
  戦後:廃社

【官大6】南洋神社 南洋神社(廃社の後に再建) 南洋庁パラオ・コロール島
  大正11年(1922)南洋庁統治が開始、その後、南洋群島各地に民間有志による神社が創建される。
  しかし、南洋庁所在地のコロールには神社は皆無であった。
  そこで南洋庁では、南洋群島総鎮守たる神社を紀元2600年記念事業の一環としてコロール島に創建することに決す。
  昭和13年に着工、昭和15年竣工。
  同年、官幣大社に指定され、鎮座祭が行われる。
  昭和19年戦局悪化、パラオ本島(バベルダオブ島)のジャングルの中に仮本殿を設置、神体を遷座。
  同年、空襲の至近弾でコロールの本殿は大破。
  祭神:アマテラス
  戦後:奉焼などと云うが、要するに廃社される。
   余談であるが、跡地は民間に払い下げ民有地となり、そこに
   日本のいわゆる右翼団体によって小祠が建てられ、鳥居や狛犬や灯篭が設置される。
   また「旧官幣大社南洋神社再建趣旨」の石碑も建立される。
    ※正気の沙汰とは思えない。
   さらに、2004年越谷市久伊豆神社に、南洋神社を偲び、南洋群島で戦没した日本軍将兵の慰霊のため、
   「旧官幣大社南洋神社鎮座跡地遥拝殿」が建立される。


海外官幣中社(1社)

【官中1】台南神社    (廃社)台湾台南州台南市
  明治28年能久親王は台南の豪族呉汝祥(中国語版)の家で死す。
   ここは北白川宮能久親王の終焉の地である。
   当初、台湾神社(のち台湾神宮)の候補地となるも、同社は台北に創建される。
   その後、当地は台湾神社遥拝所となり、台湾神社が管理した。
  大正9年(1920)台湾総督府はここに社殿建立の工を起し、大正12年鎮祭し、無格社となる。
  大正14年官幣中社。
  祭神:北白川宮能久親王
  戦後:廃社、現在跡地は体育館となる。


海外国幣小社(11社)

【国小1】京城神社    (廃社)朝鮮京城府
  明治25年(1892)頃、漢城(のちの京城・ソウル)居留日本人有志によりアマテラスの遙拝所が設置。
  明治30年日清戦争後、在漢城日本領事と朝鮮政府との間で南山北麓の一部に関する永代借地契約が締結、
   居留地会ではこれを「倭城台公園」と名付けて整備、ここに伊勢神宮内宮正殿を模した神殿を建立。
  明治31年アマテラスを祭神として鎮座式を行い、「南山大神宮」が創立される。
    なお、南山には他に朝鮮神宮と京城護国神社が建立される。
  大正4年神社寺院規則(大正4年朝鮮総督府令第82号)の施行に伴い、改めて神社創立を出願。
  大正5年京城神社の創立が許可
  大正15年氏子総代会の決議により境内の拡張と社殿の造営が企図され、
  昭和4年社殿の完成とともに国土開発の始祖とされる国魂大神、大己貴命・少彦名命が増祀。
  昭和11年国幣小社。京城府民の氏神とされる。
  祭神:アマテラス・朝鮮国魂大神(増祀)・大己貴命(増祀)・少彦名命(増祀)
  戦後:廃社、その後一時期「檀君聖祖廟」になり、現在は崇義女子大学となる。

【国小2】竜頭山神社    (廃社)朝鮮慶尚南道釜山府
  対馬藩(朝鮮との外交窓口であった)は、釜山に「倭館」と呼ばれる日本人居留地を置いていた。
  延宝7年(1679年)「倭館」龍頭山に移転、そこに創建されたのが龍頭山神社である。
  通商船の安全を祈願して、航海の神である金毘羅神が奉斎された。
  大正6年(1915)正式な神社となる。
  昭和11年国幣小社。
  祭神:アマテラス・国魂大神・大物主神(金毘羅神)・住吉三神(表筒男命・中筒男命・底筒男命)
  戦後:敗戦で破壊される。跡地は龍頭山公園となる。

【国小3】大邱神社 (廃社) 朝鮮慶尚北道大邱府
  明治39年(1906)達城山に神殿を造営、皇大神宮の遙拝所とする。
  大正2年大邱神社と改称、大正4年神殿改築、参殿を新築、神社創立を出願、
  大正5年神社寺院規則(大正4年朝鮮総督府令第82号)に基づき、大邱神社の創立が許可。
  昭和11年道供進社(道より神饌幣帛料を供進すべき神社)に指定、
  昭和12年国幣小社。
  祭神:アマテラス・国魂大神(昭和11年増祀)、ほかにスサノヲを祀る。
  戦後:廃社
  
【国小4】平壌神社    (廃社)朝鮮平安南道平壌府
  大正2年(1913)鎮座祭、大正5年正式な神社になる。
  昭和11年新社殿落慶。
  昭和12年国幣小社。
  和20年8月15日の夜、放火により焼失。
  祭神:アマテラス・国魂大神
  戦後:再建されることなく廃社、昭和21年牡丹峰劇場が建設される。

【国小5】光州神社    (廃社)朝鮮全羅南道光州府
  大正元年(1912)府内の亀岡公園に皇大神宮の遙拝所を建立。
  大正5年神社創立を出願、大正6年アマテラスを祭神とする光州神社創立許可、鎮座祭。
  昭和11年道供進社(道より神饌幣帛料を供進すべき神社)に指定。
  昭和15年本殿の遷宮祭を執行]。
  昭和16年国幣小社。
  祭神:アマテラス・国魂大神(昭和16年増祀)
  戦後:廃社、跡地には忠霊塔が建てられている。

【国小6】江原神社    (廃社)朝鮮江原道春川郡
  大正2年春川邑内の鳳儀山に神祠を建て皇大神宮の遙拝所とする。
  大正4年神社寺院規則(大正4年朝鮮総督府令第82号)の施行に伴い、廃祠を避けるため要仙堂里に神社を創立することを出願、
  大正7年春川神社の創立が許可。大正8年社殿竣工。
  昭和11年道供進社(道より神饌幣帛料を供進すべき神社)。
  昭和13年原神社と改号。紀元2600年を期して国幣社に列格されるべく社殿その他の整備が進められ、
  昭和16年国幣小社。
  祭神:アマテラス・明治天皇・国魂大神(昭和12年増祀)・スサノヲ(同左)
  スサノヲが配されている理由は、春川の牛頭山が『日本書紀』8段一書第4でスサノヲが天降った
  と記される新羅の曽尸茂梨(そしもり)の比定地の一つであるからである。
  戦後:廃社、その後ここにはホテルが建立、社殿などは朝鮮風であったことから
  ほとんどの建物は破壊を免れ、旧宮司宅・楼門・石段・石畳などはホテルの一部として使用されている。

【国小7】全州神社    (廃社)朝鮮全羅北道全州府
  明治43年(1910)多佳山山頂に鳥居を建設、皇大神宮の遙拝所する。
  大正3年(1914)在住日本人の間で全州神社創立の衆議がなり、道内で寄付を集め、同年社殿竣工。
  大正5年神社創立を出願し、同年アマテラスを祭神とする全州神社の創立が許可。
  紀元2600年記念事業として移転改築の企画は戦局悪化で実現せず。
  昭和19年国幣小社。
  祭神:アマテラス・明治天皇(昭和10年増祀)・国魂大神(同左)
  戦後:廃社

【国小8】咸興神社    (廃社)朝鮮咸鏡南道咸興府
  大正5年(1916)神社寺院規則(大正4年朝鮮総督府令第82号)に基づき創立許可、大正7年伊勢からアマテラスを勧請、遷座。
  紀元2600年記念事業として境内拡張と社殿造営が企図される。昭和19年国幣小社。
  祭神はアマテラス・国魂大神(昭和18年増祀)
  戦後:廃社

【国小9】新竹神社    (廃社)台湾新竹州新竹市
  大正4年(1915)造営開始、大正7年落成、大正9年県社、その後改築、昭和17年国幣小社
  祭神:能久親王・大国魂命・大己貴命・少彦名命
  戦後:廃社、社務所・参道等が残存。

【国小10】台中神社    (廃社):台湾台中州台中市
  明治44年(1911)創建、大正元年(1912)社殿竣工、大正3年県社、昭和17年国幣小社。
  祭神:能久親王・大国魂命・大己貴命・少彦名命
  戦後:廃社、社殿は取り壊し、孔子廟と忠烈祠が建立。

【国小11】嘉義神社    (廃社):台湾台南州嘉義市
  大正4年(1915)日創建。大正6年に県社、昭和17年改築、昭和19年国幣小社。
  祭神:能久親王・大国魂命・大己貴命・少彦名命・天照皇大神
  戦後:中華民国政府によって本殿は忠烈祠として改築され、殉国の兵士を祀っていたが、1994年火災で全焼。
  1998年跡地に原住民の創世神話より射日塔という展望台が作られる。
  社務所・斎館は当時の残存、手水舎・参道・石燈・狛犬なども現存という。


2024/08/18追加:
北白川宮能久親王

 北白川宮第2代当主、最後の輪王寺宮、奥羽越列藩同盟の盟主。維新後は陸軍軍人、最後は近衛師団長として出征中台湾で逝去。
 台湾の約60の神社で祭神として祀られる。
  主要出典:Wikipedia

略歴:
嘉永元年(1848)1歳で青蓮院宮の附弟
嘉永5年(1852に梶井門跡の附弟
安政5年(1858)親王宣下、輪王寺宮慈性入道親王(有栖川宮幟仁親王の弟)の附弟、得度し、公現の法諱を受く
慶応3年(1867)下向し上野寛永寺入寺、寛永寺貫主・日光輪王寺門跡を継承
慶応4年(明治元年)戊辰戦争勃発、京都へ帰還を勧められるも拒絶、彰義隊の敗北により寛永寺を脱出、陸奥を転々とし、白石城へ入り奥羽越列藩同盟の盟主を受諾
仙台藩は新政府軍に降伏し、公現入道親王も降伏文を提出、京都に護送、そこで蟄居の処分を受ける。
明治3年(1869)処分を解除され、・・・・・ プロイセン留学に出立
明治5年留学中に北白川宮家を相続。プロイセン陸軍大学校で軍事を学習。
明治7年陸軍少佐に任官
明治9年ドイツの貴族の未亡人ベルタと婚約、明治政府は結婚の許可を与えず、帰国を命ずる。
 日本に帰国して、婚約を破棄、謹慎の処分を受けるも、3ヶ月後に解除、陸軍で職務を励行
明治11年親王位に復帰
明治17年陸軍少将
明治23年貴族院皇族議員
明治25年陸軍中将、第6師団長、創設された大日本農会の初代総裁
明治26年第4師団長
明治27年日清戦争勃発
明治28年下関講和条約発効、割譲された台湾平定のため、北白川宮能久親王を師団長とする近衛師団を派遣
 北白川宮現地でマラリアに罹患、台南にて死去。
 陸軍大将に叙任、国葬に付される。
 国葬時より神社奉斎の世論が沸き起こり、台北に台湾神宮(台湾神社)、終焉の地には台南神社が創建される。
 また通霄神社をはじめとする台湾各地に創建された神社のほとんどで主祭神とされる。その神社数約60社と云う。
 但し、今次大戦で全て廃社とされ、昭和32年靖国神社に合祀される。


2024/08/16追加:2024/08/18修正:
海外神社(跡地)に関するデータベース より

標記は「神奈川大学 非文字資料研究センタ−」制作:神奈川大学 21世紀COEプログラム第3期課題3 による学術研究の成果である。
ここには海外神社630社について、写真などの情報が集積されている。
 ※稲宮康人氏のいう1750社以上から見れば凡そ1/3強の神社数であるが、おおよその傾向は掌握できると思われる。

標記のデータベース(630社の海外神社)からデータを移行する。

A.所在地別神社数
台湾・朝鮮・樺太・南洋諸島は大日本帝国領、満州は大日本帝国の傀儡であり、関東州は租借地であり、数では圧倒する。
残余の中華民国・タイ・比・シンガポールは旧日本軍占領地、ハワイは日本人移民が多かったのが理由か。

所在地 神社数
1 旧台湾 304
2 旧朝鮮 129
3 旧満州 80
4 旧樺太 33
5 旧南洋諸島 29
6 旧中華民国 21
7 ハワイ 15
8 旧関東州 14
9 タイ 2
10 フィリピン 1
11 アメリカ合衆国 1
12 シンガポール 1

合 計 630



B.海外神社一覧表(630社)

海外神社一覧表
あいうえお順 海外神社名称 所在地
1 ア(阿) 阿緱神社 旧台湾
2 ア(阿) 阿里山神社 旧台湾
3 ア(亜) 亜庭神社 旧樺太
4 アイ・アタ(愛) 愛宕神社 旧朝鮮
5 あき・シュウ(秋) 秋津村社 旧台湾
6 あさひ(旭) 旭社 旧台湾
7 アン(鞍) 鞍山神社 旧満洲
8 アン(安) 安東神社 旧満洲
9 アン(安) 安東八幡宮 旧満洲
10 アン(安) 安蓙祠 旧台湾
11 イ・セイ(井) 井邑神社 旧朝鮮
12 いし・セキ(石) 石鎚神社 ハワイ
13 いず 出雲大社教布哇分院 ハワイ
14 いずみ・セン(泉) 泉神社 旧南洋群島
15 いずみ 和泉神社 旧南洋群島
16 いずみ・セン(泉) 泉社 旧台湾
17 イチ(一) 一心神社 旧台湾
18 イネ(稲) 稲住稻荷社 旧台湾
19 いや・ビ(弥) 彌栄神社 旧満洲
20 いわ(磐) 磐根神社 旧台湾
21 イン(員) 員林神社 旧台湾
22 ウ・からす(烏) 烏樹林社 旧台湾
23 ウ・からす(烏) 烏日社 旧台湾
24 ウライ ウライ祠 旧台湾
25 ウォン・ゲン(元) 元山神社 旧朝鮮
26 ウツ(鬱) 鬱島神社 旧朝鮮
27 え(恵) 恵比須社 旧台湾
28 エ(恵) 恵須取神社 旧樺太
29 え・コウ(江) 江原神社 旧朝鮮 国幣小社
祭神:アマテラス・明治天皇・国魂大神(昭和12年増祀)・スサノヲ(同左)
30 え・コウ(江) 江密峰神社 旧満州
31 エイ(永) 永安神社 旧満州
32 エイ(栄) 栄山浦神社 旧朝鮮
33 エイ(営) 営口神社 旧満洲
34 エイ(営) 営所稲荷祠 旧満洲
35 エイ(英) 英陽神社 旧朝鮮
36 エヌケーケー NKK神社 旧南洋群島
37 エン(燕) 燕岐神社 旧朝鮮
38 エン(圓) 圓山水神社 旧台湾
39 エン(鹽) 鹽水港公学校 校内神社 旧台湾
40 エン・しお(鹽) 鹽濱祠 旧台湾
41 おう・ツイ(追) 追手神社 旧樺太
42 おお・ダイ(大) 大田神社 旧朝鮮
43 おお・ダイ(大) 大石橋神社 旧満州
44 おお・ダイ(大) 大場神社 旧朝鮮
45 おお・ダイ(大) 大山祇神社(旧南洋群島) 旧南洋群島
46 おお・ダイ(大) 大山祇神社(旧樺太) 旧樺太
47 おお・ダイ(大) 大泊招魂社 旧樺太
48 おお・ダイ(大) 大八洲神社 旧満州
49 おお・ダイ(大) 大林金刀比羅社 旧台湾
50 おお・ダイ(大) 大内公学校 校内神社 旧台湾
51 おお・ダイ(大) 大武山祠 旧台湾
52 おお・ダイ(大) 大坂鹿祠 旧台湾
53 おお・ダイ(大) 大南八幡社 旧台湾
54 おか(岡) 岡山神社 旧台湾
55 カ(花) 花蓮港神社 旧台湾
56 カ(佳) 佳木斯神社 旧満洲
57 カ(佳) 佳冬神社 旧台湾
58 カ(嘉) 嘉義神社 旧台湾 国幣小社
祭神:能久親王・大国魂命・大己貴命・少彦名命・天照皇大神
59 カ(樺) 樺太神社 旧樺太 官幣大社
祭神:大国魂神・大己貴神・少彦名命の「開拓三神」
60 カ(樺) 樺太招魂社 旧樺太
61 カ(樺) 樺太護国神社 旧樺太
62 カ(樺) 樺太庁採炭試験所山神社 旧樺太
63 カ(過)  過坑祠 旧台湾
64 カ(鹿)  鹿島神社 旧台湾
65 カ(鹿)  鹿寮社(仮) 旧台湾
66 カ(鹿)  鹿港神社 旧台湾
67 カ(鹿)  鹿野村社 旧台湾
68 カ(加) 加羅山社 旧台湾
69 カ(加) 加走湾祠 旧台湾
70 カ(加) 加路蘭祠 旧台湾
71 ガ(鵞) 鵞鑾鼻社 旧台湾
72 ガ(瓦) 瓦房店神社 旧満洲
73 ガラスマオ ガラスマオ神社 旧南洋群島
74 カイ(海) 海州神社 旧朝鮮
75 カイ(海) 海城神社 旧満洲
76 カイ(海) 海光寺神社 旧中華民国
77 カイ(海) 海南製粉 構内神社 旧台湾
78 カイ(海) 海山神社 旧台湾
79 カイ(海) 海豊産土社 旧台湾
80 カイ(開) 開原神社 旧満洲
81 カイ(開) 開山神社 旧台湾
82 カイ(開) 開城人参神祠 旧朝鮮
83 カイ(价) 价川神社 旧朝鮮
84 カイ(会) 会寧神社 旧朝鮮
85 カウワン カウワン祠 旧台湾
86 ガオガン ガオガン祠 旧台湾
87 カク・つの(角) 角板山祠 旧台湾
88 カク(郭) 郭家店神社 旧満洲
89 かすが・シュン(春) 春日造(『設立許可申請書調整基準』付図) 旧朝鮮
90 カビヤン カビヤン社 旧台湾
91 かみ・シン(神) 神明造(『設立許可申請書調整基準』付図) 旧朝鮮
92 かや・チ(茅) 茅仔寮公学校 校内神社 旧台湾
93 カラベラ カラベラ神社 旧南洋群島
94 かわ(川) 川中島社祠 旧台湾
95 カン・せき(関) 関子嶺社 旧台湾
96 カン(関) 関東神宮 旧関東州 官幣大赦
祭神:アマテラス・明治天皇
97 カン(咸) 咸興神社 旧朝鮮 国幣小社
祭神はアマテラス・国魂大神(昭和18年増祀)
98 カン・ハン(漢) 漢口神社 旧中華民国
99 カン(間) 間島神社 旧満洲
100 カン(寒) 寒泉面神明神祠 旧朝鮮
101 カン(江) 江界神社 旧朝鮮
102 カン(江) 江景神社 旧朝鮮
103 カン(江) 江陵神社 旧朝鮮
104 カン(崁) 崁脚山社 旧台湾
105 カン(官) 官田社 旧台湾
106 カン(観) 観音山社 旧台湾
107 カンケイ カンケイ祠 旧台湾
108 ガン・きし(岸) 岸内社 旧台湾
109 キ(基) 基隆神社 旧台湾
110 キ(基) 基隆仙洞弁天宮 旧台湾
111 キ(基) 基隆高等女子学校 校内神社 旧台湾
112 キ(基) 基隆中学校 校内神社 旧台湾
113 キ(基) 基隆天満宮社 旧台湾
114 キ(奇) 奇密祠 旧台湾
115 ギ(宜) 宜蘭神社 旧台湾
116 ギ(宜) 宜蘭無線電信局 構内神社 旧台湾
117 ギ(義) 義州神社 旧朝鮮
118 きく(菊) 菊元百貨店 邸内神社 旧台湾
119 キタ(北) 北白川宮殿下御遺跡所 旧台湾
120 キツ(吉) 吉林神社 旧満洲
121 キツ・よし(吉) 吉野神社 旧台湾
122 キツ・たちばな(橘) 橘神社 旧南洋群島
123 キュウ(久) 久春内神社 旧樺太
124 キュウ・ウ(九) 九江神社 旧中華民国
125 キョ(居) 居留神社 旧朝鮮
126 キョ(巨) (巨文島)三嶋神社 旧朝鮮
127 ギョ・うお(魚) 魚池神社 旧台湾
128 ギョク・たま(玉) 玉里社 旧台湾
129 きり・ム(霧) 霧ヶ丘社 旧台湾
130 キン(錦) 錦州神社 旧満洲
131 キン(錦) 錦水神社 旧台湾
132 キン(金) 金州神社 旧関東州
133 キン・コン・コト(金) 金刀比羅神社 旧関東州
134 キン(金) 金泉神社 旧朝鮮
135 キン(金) 金堤神社 旧朝鮮
136 キン(金) 金瓜石社 旧台湾
137 ク(久) 久須乃木社 旧台湾
138 ク(久) 久須乃木祠 旧台湾
139 ク(久) 久良栖祠 旧台湾
140 クスクス クスクス祠 旧台湾
141 グン(群) 群山神社 旧朝鮮
142 ケイ(京) 京城神社 旧朝鮮 国幣小社
祭神:アマテラス・朝鮮国魂大神(増祀)・大己貴命(増祀)・少彦名命(増祀)
143 ケイ(京) 京城神社摂社天満宮 旧朝鮮
144 ケイ(京) 京城神社摂社八幡宮 旧朝鮮
145 ケイ(京) 京城神社摂社稲荷社 旧朝鮮
146 ケイ(京) 京城神社摂社乃木社 旧朝鮮
147 ケイ(京) 京城神社龍山御旅所 旧朝鮮
148 ケイ(鶏)  鶏冠山神社 旧満洲
149 ケイ(渓) 渓州社 旧台湾
150 ゲツ・つき(月) 月眉社 旧台湾
151 ケン(建) 建功神社 旧台湾
152 ケン(建) 建国忠霊廟 旧満洲
153 ケン(建) 建国神廟 旧満洲
154 ケン(建) 建国廟 旧満洲
155 ケン(兼) 兼二浦神社 旧朝鮮
156 ゲン(元) 元山神社 旧朝鮮
157 ゲン・はら(原) 原洲神社 旧朝鮮
158 コ・つぼ(壺) 壺蘆島神社 旧満洲
159 こ・ソ・ショウ(小) 小鹿島神社 旧朝鮮
160 コ・とら(虎) 虎山社 旧台湾
161 ゴ(五) 五間厝神社 旧台湾
162 ゴ(護) 護國神社(台中分屯大隊営内神社) 旧台湾
163 ゴ(後) 後壁林社 旧台湾
164 コウ・え(江) 江原神社 旧朝鮮
165 コウ・え(江) 江密峰神社 旧満州
166 コウ(江) 江界神社 旧朝鮮
167 コウ(江) 江景神社 旧朝鮮
168 コウ(江) 江陵神社 旧朝鮮
169 コウ(光) 光州神社 旧朝鮮 国幣小社
祭神:アマテラス・国魂大神(昭和16年増祀)
170 コウ・たか(高) 高雄神社 旧台湾
171 コウ(公) 公主嶺神社 旧満洲
172 コウ(公) 公州神社 旧朝鮮
173 コウ(公) 公州公園靖国神社 旧朝鮮
174 コウ(興) 興安神社 旧満洲
175 コウ(恒) 恒春神社 旧台湾
176 コウ(洪) 洪城神祠 旧朝鮮
177 コウ・わん(湾) 湾裡社 旧台湾
178 コウ(侯) 侯峒神社 旧台湾
179 ゴウ・ハ(哈) 哈爾濱神社 旧満洲
180 ゴウ・ハ(哈) 哈爾濱護国神社 旧満洲
181 コク(黒) 黒台神社 旧満洲
182 コン(金) 金刀比羅社 旧台湾
183 ことぶき・ジュ(壽) 壽社 旧台湾
184 コン・コト・キン(金) 金刀比羅神社 旧満洲
185 コン・コト・キン(金) 金刀比羅社 旧台湾
186 サ(佐) 佐久間神社 旧台湾
187 サ・シャ(沙) 沙河口神社 旧関東州
188 サ(沙) 沙鹿社 旧台湾
189 サ(沙) 沙汝湾祠 旧台湾
190 サ(嗄) 嘮吧湾社 旧台湾
191 サイ(彩) 彩帆神社 旧南洋群島
192 サイ(彩) 彩帆八幡神社 旧南洋群島
193 サイ(済) 済州島 神明神祠 旧朝鮮
194 さかえ(栄) 栄浜神社 旧樺太
195 さき・キ(崎) 崎頂神社 旧台湾
196 サツ(札) 札塔恵比寿神社 旧樺太
197 サビキ サビキ祠 旧台湾
198 サン・やま(山) 山路神社 旧満洲
199 サン(三) 三崁店社 旧台湾
200 サン(三) 三間屋祠 旧台湾
201 サン・みつ(三) 三越京城支店稲荷社 旧朝鮮
202 サン・ひる(蒜) 蒜頭社 旧台湾
203 サンサン サンサン祠 旧台湾
204 サンティモン サンティモン祠 旧台湾
205 サン(三) 三嶋神社(巨文島) 旧朝鮮
206 シ(四) 四平街神社 旧満洲
207 シ(芝) 芝山岩神社 旧台湾
208 シー・セイ(西) 西安神社 旧満州
209 シオ(汐) 汐止神社 旧台湾
210 シキ・しす(敷) 敷香神社 旧樺太
211 シキ(織) 織羅社 旧台湾
212 シキクン シキクン社 旧台湾
213 シャ(射) 射馬干祠 旧台湾
214 シャカロ シャカロ祠 旧台湾
215 シャ・サ(沙) 沙河口神社 旧関東州
216 しげ・モ(茂) 茂山神社 旧朝鮮
217 シャン・ジョウ(上) 上海神社 旧中華民国
218 シャン・ジョウ(上) 上海護国神社 旧中華民国
219 シュ・て(手) 手巾寮天満宮 旧台湾
220 ジュ・ことぶき(壽) 壽社 旧台湾
221 シュウ・ひで(秀) 秀水神社 旧台湾
222 ジュウ・すみ(住) 住吉神社 旧南洋群島
223 ジュウ(十) 十八兒祠 旧台湾
224 シュツ・で(出) 出水坡祠 旧台湾
225 シュン・かすが(春) 春日造(『設立許可申請書調整基準』付図) 旧朝鮮
226 シュン(春) 春日社 旧台湾
227 ジュン(順) 順天神社 旧朝鮮
228 ジョ(徐) 徐州神社 旧中華民国
229 ショウ・まつ(松) 松島神社 旧朝鮮
230 ショウ・まつ(松) 松楠神社 旧台湾
231 ショウ・ソ・こ(小) 小鹿島神社 旧朝鮮
232 ショウ(承) 承徳神社 旧満洲
233 ショウ(昭) 昭南神社 その他(シンガポール)
234 ショウ(彰) 彰化神社 旧台湾
235 ショウ(彰) 彰化女子高等女学校 校内神社 旧台湾
236 ショウ(彰) 彰化第一公学校 校内神社 旧台湾
237 ショウ(昌) 昌図神社 旧満洲
238 ショウ(昌) 昌南社 旧台湾
239 ショウ(招) 招魂社概念図 旧満洲
240 ショウ(礁) 礁渓公学校 校内神社 旧台湾
241 ショウ(尚) 尚農社 旧台湾
242 ショウ(少) 少年刑務所 構内神社 旧台湾
243 しょう・ソウ(荘) 荘河神社 旧満州
244 ジョウ・シャン(上) 上海神社 旧中華民国
245 ジョウ・シャン(上) 上海護国神社 旧中華民国
246 ジョウ(城) 城津神社 旧朝鮮
247 ジョウ(城) 城津松興温泉神社 旧朝鮮
248 ジョウ(城) 城子河神社 旧満州
249 ジョウ・つね(常) 常磐社 旧台湾
250 しる(知) 知取神社 旧樺太
251 シン(新) 新化神社 旧台湾
252 シン・にい(新) 新高祠 旧台湾
253 シン・にい(新) 新高神社 旧台湾
254 シン(新) 新京神社 旧満洲
255 シン(新) 新京稲荷神社 旧満洲
256 シン(新) 新城社 旧台湾
257 シン(新) 新竹神社 旧台湾 国幣小社
祭神:能久親王・大国魂命・大己貴命・少彦名命
258 シン(新) 新郷神社 旧中華民国
259 シン・かみ(神) 神明造(『設立許可申請書調整基準』付図) 旧朝鮮
260 シン(神) 神祠 旧朝鮮
261 シン(新) 新月里神祠 旧朝鮮
262 シン(新) 新港祠 旧台湾
263 シン(新) 新亀山発電所 構内神社 旧台湾
264 シン(新) 新豊社 旧台湾
265 シン(新) 新武呂祠(仮) 旧台湾
266 シン(新) 新営神社 旧台湾
267 シン(新) 新町稲荷社 旧台湾
268 シン(晋) 晋州神社 旧朝鮮
269 シン・ま(真) 真岡神社 旧樺太
270 シン(震) 震洋八幡神社 震洋神社 旧台湾
271 シン・ふか(深) 深堀祠 旧台湾
272 ジン(仁) 仁川神社 旧朝鮮
273 ジン(仁) 仁川大神宮 旧朝鮮
274 ズ・ト(図) 図們神社 旧満洲
275 スイ・みず(水) 水原神社 旧朝鮮
276 スイ・みず(水) 水里社 旧台湾
277 スイ・みず(水) 水分社 旧台湾
278 スイ(水) 水天社 旧台湾
279 ズイ・みず(瑞) 瑞穂神社 旧朝鮮
280 ズイ(瑞) 瑞穂祠 旧台湾
281 すえ・マツ(末) 末廣社 旧台湾
282 すえ・マツ(末) 末広祠 旧台湾
283 すえ・マツ(末) 末廣稲荷社 旧台湾
284 スボン スボン祠 旧台湾
285 すみ・ジュウ(住) 住吉神社 旧南洋群島
286 セイ・チン(青) 青島神社 旧中華民国
287 セイ(清) 清水神社 旧台湾
288 セイ(清) 清州神社 旧朝鮮
289 セイ(清) 清津神社 旧朝鮮 397と重複か
290 セイ(清) 清津金刀比羅神社 旧朝鮮 388と重複か
291 セイ(清) 清豊面神明神祠 旧朝鮮
292 セイ(清) 清瀧神社 旧台湾
293 セイ(成) 成歓神社 旧朝鮮
294 セイ(成) 成廣澳祠 旧台湾
295 セイ・シ(西) 西安神社 旧満洲
296 セイ・イ(井) 井邑神社 旧朝鮮
297 セキ(石) 石家荘神社 旧中華民国
298 セキ・いし(石) 石鎚神社 ハワイ
299 セキ・いし(石) 石寧埔祠 旧台湾
300 セン(尖) 尖石祠 旧台湾
301 セン(尖) 尖山埤神社(仮) 旧台湾
302 セン・いずみ(泉) 泉神社 旧南洋群島
303 ゼン(全) 全州神社 旧朝鮮 国幣小社
祭神:アマテラス・明治天皇(昭和10年増祀)・国魂大神(同左)
304 そ(蘇) 蘇澳金刀比羅社 旧台湾
305 そ(蘇) 蘇澳神社 旧台湾
306 ソ・コ(小) 小鹿島神社 旧朝鮮
307 ソ(曾) 曾文神社 旧台湾
308 ソウ・しょう(荘) 荘河神社 旧満洲
309 ソウ(雙) 雙城神社 旧満州
310 ソウ(總) 總爺社 旧台湾
311 ソウ・くさ(草) 草屯公学校 校内神社 旧台湾
312 ソン(松) 松江神社 旧中華民国
313 タ(田) 田中神社 旧台湾
314 ダ(打) 打狗金比羅神社 旧台湾
315 タイ(台) 台湾神宮 旧台湾 官幣大社
祭神:アマテラス(昭和19年増祀)、大国魂命・大己貴命・少彦名命の開拓三神、北白川宮能久親王
316 タイ(台) 台湾神社 旧台湾 昭和19年台湾神宮へ改称か
317 タイ(台) 台湾護国神社 旧台湾
318 タイ(台) 台北稲荷神社 旧台湾
319 タイ(台) 台南故北白川宮殿下御遺跡所 旧台湾
320 タイ(台) 台南神社 旧台湾 官幣中社、祭神:北白川宮能久親王
321 タイ(台) 台中神社 旧台湾 国幣小社
祭神:能久親王・大国魂命・大己貴命・少彦名命
322 タイ(台) 台東神社 旧台湾
323 タイ(台) 台東稲荷社 旧台湾
324 タイ(台) 台中稲荷社 旧台湾
325 タイ(台) 台中第一中学校 校内神社 旧台湾
326 タイ(台) 台北第三高等女学校 校内神社 旧台湾
327 タイ(台) 台湾繊維恒春工場 構内神社 旧台湾
328 タイ(台) 台湾電化 構内神社 旧台湾
329 タイ(台) 台灣化成工業 構内神社 旧台湾
330 タイ(太) 太平神社 旧台湾
331 タイ・テ(大) 大邱神社 旧朝鮮 国幣小社
祭神:アマテラス・国魂大神(昭和11年増祀)、ほかにスサノヲを祀る。
332 タイ・おお(大) 大田神社 旧朝鮮
333 タイ(泰) 泰仁神社 旧朝鮮
334 タイ(太) 太原神社 旧中華民国
335 タイ(太) 太平祠 旧台湾
336 タイ(太) 太巴塱祠 旧台湾
337 ダイ(大) 大連神社 旧関東州
338 ダイ(大) 大連出雲大社教分祠(関東分院) 旧関東州
339 ダイ(大) 大連金刀比羅神社 旧関東州
340 ダイ(大) 大八浪神社 旧満州
341 ダイ・おお(大) 大石橋神社 旧満洲
342 ダイ(大) 大石頭訓練所神社 旧満洲
343 ダイ・おお(大) 大場神社 旧朝鮮
344 ダイ・おお(大) 大山祇神社(旧南洋群島) 旧南洋群島
345 ダイ・おお(大) 大山祇神社(旧樺太) 旧樺太
346 ダイ(大) 大港口祠 旧台湾
347 ダイ(大) 大安公学校 校内神社 旧台湾
348 ダイ・おお(大) 大山神社 旧台湾
349 ダイ(大) 大湖底神社 旧台湾
350 ダイ(大) 大湖神社 旧台湾
351 ダイ(大) 大崙社 旧台湾
352 ダイ(大) 大渓社 旧台湾
353 ダイ(大) 大埤湖社 旧台湾
354 ダイ(大) 大南社 旧台湾
355 ダイ(大) 大湳祠 旧台湾
356 ダイ(大) 大武社 旧台湾
357 ダイ(大) 大原祠 旧台湾
358 ダイ(大) 大原祠 旧台湾
359 ダイ(大) 大竹高祠 旧台湾
360 ダイ(第) 第一陣神社 旧満洲
361 ダイ(第) 第五部隊 営内神社 旧台湾
362 ダク(濁) 濁水祠 旧台湾
363 たか・コウ(高) 高雄神社 旧台湾
364 たか・コウ(高) 高雄港築港出張所修理工場 構内神社 旧台湾
365 たか・コウ(高) 高砂社 旧台湾
366 タガハン タガハン祠 旧台湾
367 たけ・チク(竹) 竹山神社 旧台湾
368 たけ・チク(竹) 竹崎遙拝所 旧台湾
369 たちばな・キツ(橘) 橘神社 旧南洋群島
370 タツ(達) 達城神社 旧朝鮮
371 タツパン タツパン祠 旧台湾
372 タバカス タバカス祠 旧台湾
373 たま・ギョク(玉) 玉里社 旧台湾
374 たま・ギョク(玉) 玉井社 旧台湾
375 たま(玉) 玉井製糖工場 構内稲荷社 旧台湾
376 タン(丹) 丹光稲荷神社 旧満洲
377 タン(淡) 淡水神社 旧台湾
378 チ(千) 千振神社 旧満州
379 チ(千) 千歳社 旧台湾
380 チ・いけ(池) 池上祠 旧台湾
381 チ(知) 知本祠 旧台湾
382 チク・たけ(竹) 竹東神社 旧台湾
383 チク・たけ(竹) 竹南神社 旧台湾
384 チク・たけ(竹) 竹仔門発電所 構内神社 旧台湾
385 チャカクライ チャカクライ祠 旧台湾
386 チャカン チャカン(知亞干)遙拝所 旧台湾
387 ちゅう(中) 中壢神社 旧台湾
388 チュウ(忠) 忠州神社 旧朝鮮
389 チュウ(忠) 忠魂堂、営内神社 旧台湾
390 チュウシンロン チュウシンロン祠 旧台湾
391 チョウ(朝) 朝鮮神宮 旧朝鮮 官幣大社
祭神:アマテラスと明治天皇
392 チョウ(長) 長春神社 旧満州
393 チョウ・なが(長) 長政神社 タイ
394 チョウ・なが(長) 長承裏神社 旧樺太
395 チョウ・しお(潮) 潮州神社 旧台湾
396 チョン・セイ(清) 清州神社 旧朝鮮
397 チョン・セイ(清) 清津神社 旧朝鮮 288と重複か
398 チョン・セイ(清) 清津金刀比羅神社 旧朝鮮 290と重複か
399 チン(鎮) 鎮海神社 旧朝鮮
400 チン(鎮) 鎮江山八幡宮 旧満洲
401 チン(鎮) 鎮南浦神社 旧朝鮮
402 チン(珍) 珍内神社 旧樺太
403 チン・シン(晋) 晋州神社 旧朝鮮
404 チン・セイ(青) 青島神社 旧中華民国
405 つぼ・コ(壺) 壺蘆島神社 旧満州
406 ツイ・おう(追) 追手神社 旧樺太
407 ツウ(通) 通化神社 旧満州
408 ツウ(通) 通霄神社 旧台湾
409 テ・タイ(大) 大邱神社 旧朝鮮
410 テイ(鄭) 鄭家屯神社 旧満洲
411 テツ(鉄) 鉄嶺神社 旧満洲
412 テン(天) 天仁安神社 旧南洋群島
413 テニアン テニアン校奉安殿 旧南洋群島
414 テニアン テニアンの神社 旧南洋群島
415 テン(天) 天津神社 旧中華民国
416 テン(天) 天安神社 旧朝鮮
417 テン(天) 天地神壇 旧朝鮮
418 ト(都) 都洛神社 旧南洋群島
419 ト(都) 都鑾祠 旧台湾
420 ト(都) 都歴祠 旧台湾
421 ト・ズ(図) 図們神社 旧満州
422 ト(斗) 斗六神社 旧台湾
423 トア トア祠 旧台湾
424 トアバル トアバル祠 旧台湾
425 トウ(東) 東山神社 旧朝鮮
426 トウ(東) 東萊神社 旧朝鮮
427 トウ(東) 東勢神社 旧台湾
428 トウ(東) 東面神明神祠 旧朝鮮
429 トウ(東) 東邦金屬製鍊会社 花蓮港工場 構内神社 旧台湾
430 トウ(統) 統営神社 旧朝鮮
431 トウ(桃) 桃園神社 旧台湾
432 トウ(荳) 荳蘭社 旧台湾
433 トウ(東) 東石神社 旧台湾
434 トウ(洮) 洮南神社 旧満州
435 トウ・かしら(頭) 頭分神社 旧台湾
436 ドウ(銅) 銅門祠 旧台湾
437 ドウ(同) 同福面神明神祠 旧朝鮮
438 ドウ(道) 道岩面神明神祠 旧朝鮮
439 ドウ(道) 道谷面神祠 旧朝鮮
440 トク(徳) コ文社 旧台湾
441 トク(徳) 徳高祠 旧台湾
442 トフヤ トフヤ祠 旧台湾
443 とよ・ホウ(豊) 豊原神社 旧樺太
444 とよ・ホウ(豊) 豊田神社 旧台湾
445 トン(敦) 敦化神社 旧満州
446 な(那) 那拔林神社 旧台湾
447 なか(中) 中川神社 旧満州
448 なが・チョウ(長) 長政神社 タイ
449 なが・チョウ(長) 長承裏神社 旧樺太
450 ながれ・リュウ(流) 流造(『設立許可申請書調整基準』付図) 旧朝鮮
451 ナン(南) 南洋神社 旧南洋群島 官幣大社、祭神:アマテラス
452 ナン(南) 南洋コーヒー神社 旧南洋群島
453 ナン(南) 南興神社 旧南洋群島
454 ナン(南) 南山神社 旧関東州
455 ナン(南) 南陽神社 旧南洋群島
456 ナン(南) 南京神社 旧中華民国
457 ナン(南) 南京護国神社 旧中華民国
458 ナン(南) 南原神社 旧朝鮮
459 ナン(南) 南面神明神祠 旧朝鮮
460 ナン(南) 南靖神社 旧台湾
461 ナン(南) 南投神社 旧台湾
462 ナン(南) 南投稲荷社 旧台湾
463 ナン(南) 南木社 旧台湾
464 ナン(南) 南安公学校 校内神社 旧台湾
465 ナン(南) 南澳祠 旧台湾
466 二(二) 二西面神明神祠 旧朝鮮
467 ニ(ニ) 二崙社 旧台湾
468 にい・シン(新) 新高祠 旧台湾
469 にし・セイ(西) 西山神祠 旧台湾
470 にち(日) 日月社 旧台湾
471 にち(日) 日月潭玉島社 旧台湾
472 ニチ(日) 日本アルミニウム株式会社 花蓮港工場 構内神社 旧台湾
473 ニチ(日) 日本アルミニウム株式会社 高雄工場 構内神社 旧台湾
474 ニヤウチナ ニヤウチナ祠 旧台湾
475 にん・ジン(仁) 仁服稲荷 旧台湾
476 にい・シン(新) 新高神社 旧台湾
477 の・ヤ(野) 野田神社 旧樺太
478 の・ヤ(野) 野田稲荷神社 旧樺太
479 のう(能) 能高神社 旧台湾
480 ハイ(海) 海拉爾神社 旧満洲
481 ハ・ゴウ(哈) 哈爾濱神社 旧満洲
482 ハ・ゴウ(哈) 哈爾濱護国神社 旧満洲
483 ハ・ゴウ(哈) 哈達河神社 旧満洲
484 バ・ま(馬) 馬山神社 旧朝鮮
485 バ・ま(馬) 馬太鞍遥拝所 旧台湾
486 バ・うま(馬) 馬武窟祠 旧台湾
487 ハク(白) 白玉山納骨祠 旧関東州
488 ハク(白) 白玉山納骨神社 旧関東州
489 ハク(泊) 白浦(ウズモーリエ)神社 旧樺太
490 ハク(泊) 泊居神社 旧樺太
491 ハタ(旗) 旗山神社 旧台湾
492 ハタ(旗) 旗尾社 旧台湾
493 ハチ(八) 八幡神社 旧南洋群島
494 ハチ(八) 八仙山社 旧台湾
495 バツ(拔) 拔子社 旧台湾
496 バヤバス バヤバス神社 フィリピン
497 バヤパス バヤパス大和神社 ハワイ
498 ハラワン ハラワン祠 旧台湾
499 ハワイ ハワイ大神宮 ハワイ
500 ハワイ ハワイ出雲大社 ハワイ
501 ハワイ ハワイ石鎚神社 ハワイ
502 ハワイ ハワイ金刀比羅神社ハワイ大宰府天満宮 ハワイ
503 ハン(范) 范家屯神社 旧満洲
504 ハン・カン(漢) 漢口神社 旧中華民国
505 バン(盤) 盤龍神社 旧朝鮮
506 ハンセン ハンセン病療養所楽生院院内神社 旧台湾
507 ヒ(豼) 豼子窩神社 旧関東州
508 ヒ(卑) 卑南祠 旧台湾
509 ヒ(埤) 埤頭埧公学校 校内神社 旧台湾
510 ひ(日) 日之出神社 旧南洋群島
511 ひ(日) 日の出社 旧台湾
512 ビ・いや(弥) 弥栄神社 旧満洲
513 ビ・はな(鼻) 鼻子頭社 旧台湾
514 ヒャク(百) 百草溝神社 旧満洲
515 ビョウ(苗) 苗栗神社 旧台湾
516 ビョウ(苗) 苗栗稲荷社 旧台湾
517 ピョン(平) 平壌神社 旧朝鮮 国幣小社
祭神:アマテラス・国魂大神
518 ヒロ ヒロ大神宮 ハワイ
519 フ・プ(扶) 扶餘神宮 旧朝鮮
520 フ(普) 普蘭店神社 旧関東州
521 ハワイ 布哇大神宮 ハワイ
522 フ(富) 富貴稲荷神社 旧台湾
523 ブ(武) 武津社 旧台湾
524 ブ(撫) 撫順神社 旧満洲
525 ブ(撫) 撫順桜ヶ丘大神宮 旧満洲
526 ブセガン ブセガン祠 旧台湾
527 ブタイ ブタイ祠 旧台湾
528 プリル プリル・アカリズ 旧南洋群島
529 フン(奮) 奮起湖社(仮) 旧台湾
530 ブン・ふみ(文) 文山神社 旧台湾
531 ブン(汶) 汶水社 旧台湾
532 ペ・ホク(北) 北京神社 旧中華民国
533 ヘイ(平) 平壌神社 旧朝鮮
534 ヘイ(平) 平壌大神宮 旧朝鮮
535 ヘイ(平) 平安神社 旧朝鮮
536 ヘイ(平) 平林祠 旧台湾
537 ペリリュウ ペリリュウ神社 旧南洋群島
538 ホ(浦) 浦項神社 旧朝鮮
539 ホ(埔) 埔里稲荷社(仮) 旧台湾
540 ホ(歩) 歩兵第二連隊 営内神社 旧台湾
541 ボ(牡) 牡丹江神社 旧満洲
542 ホウ(奉) 奉天神社 旧満洲
543 ホウ・とよ(豊) 豊原神社 旧樺太
544 ホウ・とよ(豊) 豊田神社 旧台湾
545 ホウ(澎) 澎湖神社 旧台湾
546 ホウ(鳳) 鳳山神社 旧台湾
547 ホウ(鳳) 鳳電社(仮) 無線電信所 構内神社 旧台湾
548 ホウ(鳳) 鳳林公学校 校内神社 旧台湾
549 ホク・ぺ(北) 北京神社 旧中華民国
550 ホク(北) 北辰神社 旧樺太
551 ホク(北) 北票神社 旧満洲
552 ホク(北) 北安神社 旧満洲
553 ホク(北) 北面神祠 旧朝鮮
554 ホク(北) 北斗神社 旧台湾
555 ホク(北) 北港神社 旧台湾
556 ホク(北) 北門神社 旧台湾
557 ホク(北) 北絲鬮社 旧台湾
558 ホク(北) 北投社 旧台湾
559 ホノルル ホノルル大神宮 ハワイ
560 ホン(本) 本渓湖神社 旧満洲
561 ま・バ(馬) 馬山神社 旧朝鮮
562 ま・バ(馬) 馬太鞍遥拝所 旧台湾
563 ま・シン(真) 真岡神社 旧樺太
564 マイ(埋) 埋伏坪祠 旧台湾
565 マウイ マウイ神社 ハワイ
566 マカズン マカズン祠 旧台湾
567 マカザヤザヤ マカザヤザヤ祠 旧台湾
568 マシトバオン マシトバオン祠 旧台湾
569 マーシャル マーシャル神社 旧南洋群島
570 まつ・ショウ(松) 松島神社 旧朝鮮
571 まつ・ショウ(松) 松尾神社 旧台湾
572 マラエア マラエア恵比須金刀比羅神社 ハワイ
573 マン(満) 満州諏訪神社 旧満洲
574 マン・バン(萬) 萬大発電所 構内神社 旧台湾
575 み(三) 三嶋神社(巨文島) 旧朝鮮
576 み・サン(三) 三笠祠 旧台湾
577 み(三) 三嶋神社(巨文島) 旧朝鮮
578 みず・スイ(水) 水原神社 旧朝鮮
579 みず・ズイ(端) 瑞穂神社 旧朝鮮
580 ミツ(密) 密陽神社 旧朝鮮
581 ミツ(密) 密山神社 旧満洲
582 みつ・サン(三) 三越京城支店稲荷社 旧朝鮮
583 ム・きり(霧) 霧ヶ丘社 旧台湾
584 モ・しげ(茂) 茂山神社 旧朝鮮
585 もと(元) 元泊八幡宮(神社) 旧樺太
586 もと・ゲン(元) 元長公学校 校内神社 旧台湾
587 モイリリ モイリリ稲荷神社 ハワイ
588 ヤ・の(野) 野田神社 旧樺太
589 ヤ・の(野) 野田稲荷神社 旧樺太
590 やま(山) 山神社 旧樺太
591 やま(山) 山神社 旧台湾
592 やま・サン(山) 山路神社 旧満州
593 やま 大和神社 ハワイ
594 ユ(諭) 諭達山神社 旧朝鮮
595 ユウ(雄) 雄基神社 旧朝鮮
596 よし・キツ(吉) 吉野神社 旧台湾
597 ラ(羅) 羅州神社 旧朝鮮
598 ラ(羅) 羅宗神社 旧南洋群島
599 ラ(羅) 羅南神社 旧朝鮮
600 ラ(羅) 羅東神社 旧台湾
601 ライ(雷) 雷公火祠 旧台湾
602 ララチ ララチ祠 旧台湾
603 ララウヤ ララウヤ祠 旧台湾
604 ラン(蘭) 蘭泊神社 旧樺太
605 リ(里) 里港神社 旧台湾
606 リ(里) 里都神祠 旧台湾
607 リ(里) 里壠社 旧台湾
608 リ(裡) 裡里神社 旧朝鮮
609 リ(梨) 梨陽面神明神祠 旧朝鮮
610 リキリキ リキリキ祠 旧台湾
611 リュウ(龍) 龍頭山神社 旧朝鮮 国幣小社
祭神:アマテラス・国魂大神・大物主神(金毘羅神)・住吉三神(表筒男命・中筒男命・底筒男命)
612 リュウ(龍) 龍尾山神社 旧朝鮮
613 リュウ(龍) 龍城山神社 旧朝鮮
614 リュウ(龍) 龍川神社 旧朝鮮
615 リュウ(龍) 龍巖社 旧台湾
616 リュウ・ながれ(流) 流造(『設立許可申請書調整基準』付図) 旧朝鮮
617 リョウ(遼) 遼陽神社 旧満洲
618 リョウ(綾) 綾州面神明神祠 旧朝鮮
619 リュウ(溜) 溜川神社 旧中華民国
620 リュウ(柳) 柳樹屯稲荷神社 旧関東州
621 リン・はやし(林) 林口神社 旧満洲
622 リン(林) 林内神社 旧台湾
623 レン(連) 連山関神社 旧満洲
624 ロ(呂) 呂家祠 旧台湾
625 ロク(六) 六亀天満祠 旧台湾
626 ロサンゼルス ロサンゼルス稲荷神祠 アメリカ合衆国
627 ロタ ロタ神社 旧南洋群島
628 ワ(和) 和順面神明神祠 旧朝鮮
629 ワ(和) 和美公学校 校内神社 旧台湾
630 わた(渡) 渡邊神社 旧台湾

  ※2神社が重複していると思われる。


2024/08/16作成:2024/08/18更新:ホームページ日本の塔婆祭神種類