第61番栴檀山 教王院香園寺(こうおんじ)
        

                 香園寺近辺地図
              
                         JR伊予小松駅から 徒歩約10分


                               香園寺境内 配置図  
                            

                   
                                    第61番香園寺

                   
                                     本堂内陣

            
                 大日如来 左脇 不動明王像             右脇 行動大師像

                  
                          御本尊                   納 経
 

 山 号   栴檀山
 院 号  教王院
 寺 号  香園寺(こうおんじ) 
 本 尊  大日如来
 開 基  聖徳太子
 宗 派  真言宗御室派

                    住 所  〒799−1102 愛媛県西条市小松町南川甲19
                             電 話 (0898)72−3861

 香園寺略縁起等(抜粋)

  縁起によると、用明天皇(在位585〜87)の病気治癒を祈願して、皇子である
聖徳太子が建立したと伝えられている。

  この時聖徳太子の前に、金の衣を着た白髪の老翁が飛来して、本尊の大日
如来像を安置したとも伝えられている。また、天皇から「教王院」の勅号を賜った。


  行基菩薩は、天平年間(729〜749)に訪れている。

  弘法大師は、大同年間(806〜810)に訪れている。ある日、身重の婦人が苦
しんでいた。大師は
栴檀の香を焚いて加持、祈とうを行った。その結果、無事
男児を出産した。

   
  大師は、唐から持ち帰った小さな金の大日如来像を本尊の胸に納め、栴檀の
香を焚いて安産・子育て・身代わり・女人成仏を祈る「四誓願」の護摩修法をされ、
この寺を霊場と定められた。
以来、安産・子育てを祈願する信者は多く、七堂伽藍を整えた寺として栄えた。

  しかし、「天正の兵火」で焼失する。寺運は、明治・大正になって復興する。



               右のアイコン(写真)  をクリックしてください。
              biglobeウェブリアルバム
(香園寺写真)にリンクします。

       

                                      
                  第60番横峰寺へ    第62番宝寿寺へ

                                   四国霊場(総括)