第22番白水山 医王院平等寺(びょうどうじ)
             

                平等寺近辺地図
               
                               JR新野駅から 約20分

                              平等寺境内 配置図
                            

                    
                                   第22番 平等寺 仁王門

                    
                            階段を登れば本 堂   右の建物は、納経所

              
                                    本堂内 天井画

 山 号   白水山
 院 号  医王院
 寺 号  平等寺
 本 尊  薬師如来
 開 基  弘法大師
 宗 派  高野山真言宗 

                  住  所  〒779−1510 徳島県阿南市新野町秋山177
                           電  話 (0884)36−3522

               御真言  おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
           
御詠歌  平等に へだてのなきと 聞く時は あら頼もしき 仏とぞみる

          
平等寺略縁起(抜粋)
         弘法大師が、延暦11年(792)41歳のとき、厄除け修業のためにこの地を訪れ、
        母が厄歳に当たるため、厄除祈願していた。すると空中に瑞雲がたなびき、その
        中に金色に輝く梵字が現れた。大師が、その梵字に祈りをささげると、薬師如来
        が現れたので、この地に寺を建立することを決意された。
  
         そこで大師は、加持水を求めて井戸を掘ると乳白色の水が湧き出たという。
        その霊水で身を清め百日間修業し、薬師如来を刻み本尊とし、お堂を建てて安置
        されたとのことです。

         大師はこの白い水に因んで白水山、人々が平等に救済されますようにと寺号を
        平等寺と号して第22番の霊場に定められたという。

          その後、七堂伽藍が建ち寺運は栄えたが、長宗我部軍の兵火により焼失した。
          現在の堂塔は、江戸時代中にの再建されたとのことです。

        
開運鏡の井戸
        本堂へ登る石段の左下に、万病に効くという「白水の井戸」がある。今なお水は湧
       き出ている。現在では、白色でなく無色透明となっている。
        「弘法の霊水」として知られているこの井戸には、薬師如来と地蔵菩薩の御真言を
       書いたお札が貼られている。

        
本堂の天井画
        本堂に入って天井を見上げると、草花を描いた天井画を見ることができる。
        長い年月を経た現在でも見事で鮮やかな色彩画に感動しました。
  
       


  
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