第21番舎心山 常住院太龍寺(たいりゅうじ)
               

                太龍寺近辺地図
               
                     (1) jR桑野駅から  バス 丹生谷方面行き   約15分
                                   阿瀬比停留所下車 徒歩 約2時間
                     (2) JR徳島駅から 徳島バス 川口行き  約1時間10分
                        和食東停留所下車・・・(太龍寺ロープウェイ乗り場)

                             太龍寺境内 配置図 
                            

                    
                                   道の駅「鷲の里」
                            第21番 太龍寺へ・・・ ロープウェイ乗り場

             
                  所要時間約10分「定員101名」            階段を登れば、太龍寺本堂です。

                     
                                  第21番太龍寺 本  堂

              
                       弘法大師像                     雨中に霞む 山  門

              
                         龍天井                    龍天井下に置かれた龍の彫刻 

 山 号   舎心山
 院 号  常住院
 寺 号  太龍寺
 本 尊  虚空蔵菩薩
 開 基  桓武天皇
 宗 派  高野山真言宗 

               住  所  〒771−5173 徳島県阿南市加茂町龍山2
                         電 話  (0884)62−2021

          御真言  のらぼう あきゃしゃ きゃらばゃ おん ありきゃ まりぼう そわか
        
御詠歌  太龍の 常に住むぞや げに岩屋 舎心聞持は 守護のためなり

 太龍寺略縁起(抜粋)
  太龍寺は、徳島県那賀町の東北に聳える海抜600mの太龍寺山の山頂近くに在り、
古来より「西の高野」と呼ばれています。
   
  延暦12年(793)19歳の弘法大師空海が、太龍嶽(舎心嶽)
の上で、百日間にわたり、
「虚空蔵求聞持法」を修法なされたことは、大師24歳の時に著された「三教指帰(さん
ごうしいき)
の中に、「阿国太龍の嶽のぼりよじ土州室戸の崎に勤念す。谷響を惜しまず明星来影
す」 と記されています。
つまり、太龍寺と室戸岬は、青年期の弘法大師の思想形成に重要な役割りを果たした修業地
であることがうかがわれます。


  その後、桓武天皇の命を受けた阿波国司藤原朝臣文山(ふじわら あそん ぶんざん)
が伽藍整備を行い、以来歴代藩主の手厚い保護を受け、「虚空蔵求聞持法」根本道場・
虚空蔵十三詣り等、真言宗の寺院の中でも、ひときわ輝かしい法灯を維持してきました。

太龍寺の寺領は、霊山の名にふさわしく、樹齢数百年を算する巨杉・大檜の覆われ、
本堂・大師堂・多宝塔・求聞持堂・鐘楼門・本坊・護摩堂・六角経蔵等が点在し、四国
霊場の中でも、群を抜く壮大なスケールを誇ります。
(太龍寺パンフレットから記載)

  太龍寺は、阿波難所の一つだった。
  一に焼山(第12番札所)・二にお鶴(第20番札所)・三太龍(第21番札所)と言われ、
四国霊場八十八ヶ所では、特に険しい難所の札所であった。
しかし、現在では、西日本一といわれるロープウェイ(全長2775m)が設置され約10分
で、本堂の麓まで運んでくれます。
 

    ー参考ー 第66番雲辺寺への ロープウェイは、全長2594mとのことです。



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