第15番薬王山 金色院国分寺(こくぶんじ)
             

                     国分寺近辺地図

                                           

                               国分寺境内 配置図
                           

                  
                               第15番 国分寺 山   門

                  
                    国分寺:本 堂 重層の入母屋造り、文化・文政年間に再建された。
                           聖武天皇、光明皇后の位牌が祀られている。
           
                 山門の桐・菊のご紋                   見事な本堂 鬼瓦

           
                  「七重の大塔」の礎石                 「旧大師堂」跡の礎石

                    
                          御本尊                   納 経
                       

 山 号  薬王山 金色院
 寺 号  国分寺(こくぶんじ)
 本 尊  薬師如来
 開 基  行基菩薩
 宗 派  曹洞宗

                     〒779−3126 徳島県徳島市国府町矢野718−1
                      電 話  (088)642−0525


                御真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
                御詠歌 薄く濃く わけわけ色を 染めぬれば 流転生死の 秋のもみじ葉

 国分寺 略縁起(抜粋)
 国分寺は、第14番 常楽寺の北 約600mに所在している。

  聖武天皇(在位724〜749)は、天平13年に国家の安穏、五穀豊穣、政教一致、
地方文化の向上、天下泰平などを願iい、勅命で諸国に68ヶ所に建立した国分寺、
国分尼寺の一つである。、奈良:東大寺は、その総国分寺ともいわれている。

 阿波国分寺は、聖武天皇から釈迦如来の尊像と大般若教が納められ、本堂に
は光明皇后のご位牌が祀られていると伝えられている。
 開基は、行基菩薩で、自ら薬師如来を彫り本尊としている。

 創建当時は、奈良の法隆寺、薬師寺、興福寺と同じ南都の学派に属する法相宗
であり、寺領は、2町4方におよび、金堂を中心に七重塔等壮大な七堂伽藍が整った
大寺院であった。

 この寺域の近い田んぼから、七重塔の礎石が掘削され、徳島県の史跡に指定さ
れている。(山門を通った左側に置かれている。=上記写真参照ください。=)
  
 天正の大火で、お堂や塔は、ことごとく焼かれたが、弘法大師が刻まれたという
鳥瑟沙摩明王堂だけが焼け残ったと言われている。
 弘法大師彫刻の鳥瑟沙摩明王像は、不浄除けの仏様であり、眼病・下の病など
に霊験があるといわれている。
 その後、寺は、江戸時代に再建され、現在に至っている。

 
本堂の左右に庭園がある。非公開が、非常に残念でした。
桃山時代(1573〜98)の作庭といわれている。築山、泉水及び枯山水、高さ4m
の巨岩が組み合わされており、平成12年に国の名勝に指定された。
                   (本堂 左横から、少し垣間見ることができる。)

 
14番常楽寺から15番国分寺まで約700m 体調も整い、ほっとしました。


      
          
          
            
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