第14番 盛寿山 延命院常楽寺(じょうらくじ)
                

                          常楽寺近辺地図
                      
                              JR府中(こう)駅から徒歩約30分

                            常楽寺境内 配置図
                            

                     
                           山門はない。石柱に寺名等が刻まれている。         

                    
                                        本  堂

              
                       弘法大師像                         大師堂

                      
                              御本尊                納 経
                         

山 号  盛寿山 延命院
 寺 号  常楽寺(じょうらくじ)
 本 尊  弥勒菩薩
 開 基  弘法大師
 宗 派  高野山真言宗

                        〒770−3128 徳島県徳島市国府町延命606
                        電 話  088−642−0471

                 御真言 おんまい たれいや そわか
                 御詠歌 常楽の 岸にはいつか いたらまし 弘船に 乗りおくれずば

 常楽寺略縁起等(抜粋)
 弘仁6年 弘法大師が、当地で修業され、弥勒菩薩を彫って、本尊とする。
また、この地で妙法の宣説を賜ったといわれ、特別に大師との因縁の深い
所である。
 御本尊の弥勒菩薩は、天正の長宗我部以来、数度の火災にあいながらも、
安泰であったといわれ、霊験のあらたかさを物語っている。

*大師様縁りの霊木・アララギ(イチイの木)で有名な常楽寺は、境内が露出
した自然岩に覆われている。
 恵まれない子供のために、養護施設を営むこの寺の前には、春になると、
見事なほどに桜の花が咲き乱れる。
 四国霊場唯一、弥勒菩薩を御本尊にしている。
         
*(百万人に、お遍路を伝える会:四国遍路広報誌から登載)
 
 
13番大日寺:奥の院建治寺から(約やく7km)14番常楽院まで歩く。ただし、
休息・休息・休息等の連続でした。
 本日は更に15番国分寺、16番観音寺まで、歩きました。

                       
               
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     第14番 常楽寺  奥の院慈願寺(じげんじ)

   
   第14番上「常楽寺から 徒歩約1分

 
 第14番常楽寺 奥の院 慈眼寺 本堂  十一面大悲の扁額
 
    大師堂                        弘法大師の扁額

 
  生木地蔵堂                       生木地蔵尊の扁額

生木地蔵尊の由来(説明掲示板より)
 当地地蔵菩薩は、昔、越中の国 高岡の住人:田中喜八が四国巡礼当時に通夜
の砌 修業大師が顕われ、本堂前の檜に地蔵尊を勧請せよ。「祈願する者には必ず
一願をかないしめん」との夢告げがあり、即時、斎戒沐浴して、之を彫刻して安置し、
爾来祈願成就する者 跡を絶えなんだのである。

  然るに、不幸にして昭和29年9月台風の被害を受け、古檜は裂け倒れてしまったが、
尊像のみは鍛もなく原存して、霊験は益々新たかである。
  当時、倒木片付けの際、霊感に触れて、熱病に犯された程の霊験不思議な仏様
である。