□ 後白河法皇神護寺御幸記(上覚筆)
文治六年二月十六日、後白河法皇が神護寺に御幸された時の上覚の手になる記録。 昼時に後白河法皇が御幸され直ちに御堂参詣、御帳をかきあげて本尊を拝された後、自ら火を打って常灯をともされた。 諸堂参拝の後、御所に帰られた。