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高雄山神護寺 寺宝紹介

□ 二荒山碑文

 下野芳賀の人、勝道上人が、神護景雲元年四月、前人未到の補陀落山(日光二荒山)の登攀を試み、天応二年三月遂に山頂に達した次第を述べ、神宮寺を建て、延暦年中(782〜806)、桓武天皇より上野国講師に任ぜられ、また都賀郡に華厳寺を建立したことなど、二荒山を開いた勝道上人の精進修行のことや山上の景観を述べている。
 空海自筆のものは当然依頼主に渡されたと考えられるので、その写本に当たると考えられ、今日では二荒山神社、ならびに日光の最古の資料となっている。

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