派兵命令を撤回せよ
ついに、戦後初の戦時派遣が強行される!
とうとう、戦後初の戦時派遣のため、佐世保からは護衛艦「さわぎり」(3550トン、約200人乗り組み)が、25日午後3時インド洋にむけて出港していきました。
自衛隊が普通の国の軍隊に変質した
このことについて、前田哲男さん(東京国際大教授)は「自衛隊は戦時に戦闘地域近くに派遣され、”普通の国”の軍隊に変質した。憲法に基づくこれまでの自衛隊運用の解釈と国民合意をねじ曲げた格好だ」(26日付、長崎新聞)と批判されています。
佐世保市民もまた、多くの批判の声
また同新聞ではたくさんの佐世保市民の声を紹介しています。「出港したことで佐世保がテロの標的にならないように祈る」(主婦)、「テロ方成立過程については疑問が残る。乗組員家族の心境を思うと、市民としてつらい」(会社員)「テロ撲滅が目的とはいえ、戦争参加には変わりなく平和憲法に抵触する。自分の家族が派遣されたらと思うと胸が痛む」(販売員)、「今回の派遣は次への地ならしに思える。テロ根絶への協力は不可欠だが、意見のおそれがあるまま、派遣するのは問題」(無職)、「自分が自衛隊員だったらつらいと思うし、なかなか踏ん切りがつかないと思う。軍事的な国際貢献はしてほしくないし、すべきでない」(高校生)などです。
市民的議論をおこそうではありませんか
このまま、日本が「再び戦争する国」へつきすすんで言って良いのでしょうか。是非、今の段階で市民的議論をおこしていくことが必要なのではないでしょうか。
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