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米軍機の長崎空港利用数が3倍増

2020年(国土交通省調べ)
長崎 153 熊本 45 奄美 35 福岡 25
名古屋 19 種子島 14 仙台 7 釧路 5
南紀白浜 3 岡南 3 宮崎 2 那覇 2
新潟 1         合計 314

 2020年の米軍機の民間空港着陸回数が明らかとなりました。総数は前年よりも12回少ない314回でした。

 その約半数が長崎空港で、前年の48回から3倍増です。長崎空港は佐世保基地の人員の輸送の役割を担っているとみられますが、急増の理由は不明です。また九州での利用の比率が87%と以上に高くなっています。

 この1年、報道になった着陸はわずかでした。嘉手納基地のKC135空中給油機が1月30日と4月13日、基地周辺の強風のために那覇空港に緊急着陸。2月10日、北海道で行われた日米合同訓練に参加した普天間基地のオスプレイ1機が戻る途中で「凍結警告灯が点灯した」として仙台空港に緊急着陸。1月に大矢野原演習場で行われた日米合同演習にオスプレイ2機が参加。前2回は岩国基地経の由飛来でしたが今回は熊本空港を発着しました。

関連資料:米軍の民関空使用状況

(2021年5月15日)