水陸機動団の第１連隊は長年、米海兵隊によって鍛えられてきた西部方面普通科連隊が母体。各地から異動してきた隊員で編成された第２連隊も米軍との共同訓練を開始した。
6月27日〜8月2日、ハワイとその周辺海域で行われた米海軍主催の環太平洋合同演習では1カ月にわたって水路侵入、着上陸、敵制圧の訓練を行った。
10月5日〜19日まで種子島とその周辺海域で米海兵隊と実動演習を実施。12日〜15日の間、旧種子島空港跡地が米軍に提供された。偵察用ボートで海岸に上陸後、約３キロ先の占拠された旧空港まで移動。確保された陣地に輸送ヘリが降り立ち、米海兵隊と機動連隊隊員が小銃などで敵を制圧しながら前進し、奪回するという設定。
続く18日～20日の統合水陸両用訓練では長浜海岸などで水陸両用強襲車などを使った着上陸訓練を行った。
（2018年10月21日）