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ヘリ空母「いせ」佐世保配備へ

護衛艦「くらま」が退役

  3月22日、佐世保配備のヘリ搭載護衛艦「くらま」が退役しました。01年に旧テロ対策特別措置法に基づき、初めてインド洋に戦時派遣された護衛艦でした。09年には関門海峡でコンテナ船と衝突事故を起こし艦首を大破。その修理を長崎港で受けました。

 くらまは退役後、演習で沈められる標的艦となる予定。代替として佐世保基地にはヘリ空母「いせ」が配備されます(写真)。

 「いせ」は「ひゅうが型」2番艦で、艦首から艦尾まで全通飛行甲板となっています。オスプレイの離発着、収納が可能で、通常の護衛艦のミサイル、魚雷も装備されています。LCAC搭載の輸送艦とともに「水陸機動団」の出撃プラットフォームとなります。

 すでに1番艦「ひゅうが」は米軍との水陸両用作戦と熊本震災支援で米軍のオスプレイを離発着させています。

(2017年3月23日)