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長崎空港の米軍利用が過去最小に

2015年(国土交通省調べ)
奄美 62 福岡 59 大阪 38 種子島 38
長崎 33 名古屋 24 釧路 14 大分 14
仙台 13 八尾 10 高松 9 熊本 9
南紀白浜 7 岡南 7 高知 6 三宅島 4
徳之島 3 東京 2 那覇 2 青森 2
新千歳 1 函館 1 中標津 1 合計 359

2015年の米軍の長崎空港利用数は1983年以降、最少の33回となりました。また奄美が初めて第1位となり、長崎は5位まで下がりました。奄美は日米共同演習や米韓合同演習に向かう途中、給油のために沖縄の戦闘ヘリなどが使用。福岡/長崎の役割が減っているものと思われます。事故やトラブル以外ではほとんど公になりませんが、報道された記事からピックアップ。

 青森は米軍三沢基地のF16戦闘機が油圧計の異常で燃料タンクを投棄後に緊急着陸。三宅島は三宅村・御蔵島村合同総合防災訓練で横田基地の空軍ヘリと米補給艦からの陸軍ヘリが物資輸送で着陸。大阪(伊丹)は厚木基地から岩国基地の向かっていた海軍ヘリ3機が緊急着陸。当初は「燃料不足」とされたが「異常な揺れ」と変更され、防衛省は自治体に伝達しなかった。名古屋は米軍ヘリなどが給油で使用しているようだ。

関連資料:米軍の民関空使用状況

(2016年5月12日)