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人もジュゴンも帰れるところに…

沖縄連帯ジュゴン・アクション9で

 4月17日、「ながさき平和委員会U40+」の呼びかけで、9回目の辺野古に基地をつくらせない沖縄連帯の「ジュゴン・アクション」をハマクロス411前で行いました。この日は、世論に押されてようやく安倍首相が翁長沖縄県知事と会談を行うことになった日でした。

 辺野古を象徴するジュゴンの折り紙に、平和への思いを託したメッセージを書いて青いボードに貼ってもらいます。沖縄ソングを流しながら、ジュゴンやヤンバルクイナの「お面」を着けての宣伝。併設された署名コーナーでは、辺野古のきれいな海や工事が強行されている写真を展示。新基地建設工事の中止と普天間基地の無条件撤去を求める請願署名を呼びかけました。

 金曜日ということもあって、ビラの受け取りはまあまあでした。受け取ってくれて、少し興味を引かれてたそうな雰囲気の方に「辺野古に米軍基地がつくられようとしていること、ご存知ですよね」と尋ね「辺野古で座り込みしている方に応援メッセージを送ってるんです、ジュゴンの折り紙に一言、書いていかれませんか?」とお願いして、多くの方が応じてくれました。

 その中で20代くらいの若い女性が「私、沖縄出身なんです」と言って、ジュゴンも折ってメッセージも書いてくれました。メッセージには「人もジュゴンもちゃんと帰れるところに…」というようなことを書いてくれました。若い高校生たちもしっかりとメッセージを寄せてくれました。

 何をしているのだろうと近づいてくる海外からの観光客も多く、インドの方は趣旨がわかると一言「PEACE」と折り紙に書いてくれました。

 雲仙市から駆け付けた草野友一さんは、初めての参加。沖縄連帯の学習会に参加した経験も語り、「折り紙や署名に多くの人が協力していき、沖縄の問題に関心があって、日本も捨てたもんじゃないと感じた。活動にまた参加したい」と話しました。

 次回は、5月15日(金)に「ジュゴン・アクション10」を行います。この日は「沖縄返還の日」です。奮ってご参加ください。

(2015年4月18日)