ごあいさつ
本園は、お寺の保育園です。 四百九十有余年の歴史を持つ曹洞宗瑞雲山龍興寺の境内地に、樹齢を重ねた樹木に木陰をいただきながら今日まで七十数年の間に卒園児約二千五百名を送り出すことができました。お釈迦様のみおしえに基づき、生命尊重の保育を推進し報恩感謝の心を育て、いかせいのちの保育をしています。21世紀を担う子どもたちのために、そして働くお母様方、子育てでお悩みの保護者の皆様のご支援ができますように職員一同日夜研究精進に務めています。
園長 渡辺美都子
閑静な住宅街の高台に位置するため騒音も少なく、お寺の境内にはキンカンや梅があり、園庭にはセミやドングリなど、子どもたちに欠かせない四季折々の自然の環境に恵まれています。子どもたちが元気に遊べる環境です。昭和25年4月、地域の皆様のご要望にお応えし、お寺の庫裡の一室で数名の幼児を預かったことから始まりました。昭和45年に建てた園舎は今も昭和の雰囲気を残したままです。どこかほっとするような保育園です。おまごさま、ひまごさまの送迎をしてくれてる元卒園児のおじいちゃま、ひいおばあちゃまもいらっしゃいます。
保育目標
☆心も体も強い子ども
☆周囲の人々に感謝し、思いやりのある子ども
☆言葉で自分を表現して、相手の言葉を聞ける子ども
☆おともだちと親しみ支えてあって、遊んだり、生活のできる子ども
☆自然や社会のできごとを取り入れて遊ぶ子ども
☆感じたこと考えたことを工夫して表現したり、創り出したりできる子ども
園児たちの写真
お寺の敷地内にある保育園です。畑で野菜を作ったり。バッタやセミとりなどの虫とりも園内で楽しめます。虫とり後はまた逃がします。
どろだんごあそび
トマトを育てて食べました。
お寺の境内では梅やキンカンなどが生るので、幼児クラスの子どもたちと担任の保育士やお給食室の調理員さんと一緒に、梅を拾って梅を洗い、梅シロップをつくったり、梅ジュースを飲んだり、梅ジャムやねり梅をつくったりして、お給食やおやつでいただいたりしています。他にも夏みかん拾いをして、オレンジピールをつくったり、ホットケーキに入れておやつにいただいたりキンカンを拾って、キンカンの甘露煮をいただいたりなど、自然な環境のなかで安心安全に食育に取り組んでいます。